赤坂に「ティーヌン」というタイ料理レストランがあります。今でもあるのでしょうか。赤坂で勤務している頃、よくそのレストランに、ランチタイムに訪れました。
タイレストランなので、タイ料理のメニューはいろいろ取り揃えてあるのですが、ランチタイムに赤坂界隈のサラリーマン、OLが注文するメニューは、ほぼほぼ「ガパオライス」です。
それだけ日本人はガパオライスが好きなのです。で、タイに来た日本人が本場のガパオライスを食べようと思って、レストランとか屋台とかで「ガパオライス」と言っても通じません。
それもそのはず、まず、「ガパオ」とはタイのバジルです。
そう。
ガパオライスだと、この葉っぱのライスになってしまいます。
では、あの肉と一緒に炒めてあるものは、
鶏肉なら、
「パットガパオガイ」
豚肉は
「パットガパオムー」
になります。
パット 炒める
ガパオ タイバジル
ガイ 鶏肉
ムー 豚肉
たまに、肉ではなくて、イカとかシーフードなどでもできるらしいので、その時には、例えばイカなら、ガイとムーの部分をイカ(プラームック)というタイ語に変えるだけです。
それだけでは終わりません。「ご飯にかける」と言わないといけないのです。
ラートカーオ
ラート かける
カーオ ご飯
さらに、目玉焼きを載せる時
カイダーオドゥーアイ
カイダーオ 目玉焼き
ドゥーアイ 添えて
さらに、目玉焼きではなくて、卵焼きが好きな方は、
カイジャーオドゥーアイ
カイジャーオ 卵焼き
さらに日本人で辛いのが苦手な方も沢山いますよね。今はコロナであれですけど、タイ旅行にバンバン来ていた頃は、よく日本人の女子旅行者が辛くて食べられなかったりすることがあります。
そういう時には、「唐辛子ぬき」とか、「唐辛子少しだけ」と言えるようにするよ良いです。
マイサイクリップ 唐辛子を入れない
マイ しない
サイ 加える
クリップ 唐辛子
サイクリップニノーイ 唐辛子を少しだけ入れる
ニノーイ 少し
でも結構日本人にとっては、少しでも辛いです。そういう時は、「本当に少し」みたいに言えると良いかも。でもそんな面倒な注文を忙しい屋台で聞いてくれるかはわかりませんけど。
サイクリップノイノイ
ノイノイ 本当に少し
さあ。では、注文してみましょう。ガパオライス、チキン、唐辛子入れない、目玉焼き付きは。
パット ガパオ ガーイ マイ サイ クリップ ラート カーオ カイダーオ ドゥーアイ
ですね。