2023年11月21日火曜日

Omakaseって意味わかってる?

デュシタニのホテルが京都に


できたらしい。まあ、自分は日本でわざわざタイのホテルには泊まらないとは思う。そもそも高級ということで話題にもなっていたりするので、自分ごときが’お呼びでもないだろう。




レストランも話題で、高級なomakaseディナーみたいなのがあるとか。どんだけ高級なんだろう?と思って。まあ、少し見てみたけど、Omakaseディナーが27800円。もちろん自分にとっては高級な値段だけど、かといって、銀座とかの寿司よりは安いのか。

で、値段のことを考えていたら、ふと、思うところがある。

その前に、デュシタニについて

デュシットインターナショナル(英: Dusit International)は、タイ企業、デュシタニ・パブリック・カンパニー・リミテッド(Dusit Thani Public Company Limited)傘下のホスピタリティ事業グループである。主にアジア諸国と中東の15か国で、6つのホテルブランド(デュシットテワラナ、デュシタニ、デュシットD2、デュシットプリンセス、デュシットレジデンス、ASAI)による約40のホテル、リゾート、サービスアパートメントおよびテワランスパなどを展開している。

で、話戻って、思うところだけど、27800円のおまかせコースは、すごくお得だと思わざるを得ない。

素晴らしいホテル。高級。清潔。美味しい。日本基準。

そう、日本の水準で、27800円のおまかせコースは、めっちゃお買い得!なぜなら、タイでは、実は高級な寿司屋は7000バーツとか、8000バーツとか元々するところもある。そういう店に行ったことはないけど、実際にあるのは知っている。しかもタイ人板前が寿司を握るのだ。客はもちろん、富裕層。

タイでは、ココ最近、おまかせという言葉が一人歩きして、何やら高級な和食のことをOmakaseと思っている人々がかなりの確率でいる。和食通といえども日本語の意味までわかるわけではないので、Omakaseという言葉の使い方を勘違いしたままになっている。別にタイ人富裕層客は日本語を覚えたいわけでもないので、そこは問題ない。ただ、彼らにとって、高級な和食、人に話したくなるような和食のことをOmakaseという感じになっているのだ。

で、その、例えば8000バーツのOmakaseというのが、タイにはある。もちろん、庶民には手が届かない。日本人でさえそうそう行かないような店である。

話戻すと、何が言いたいかといえば、何しろ円安なのである。

何しろ円安。

今、1バーツは4.2円である。

ということは、8000バーツのタイクオリティの和食のOmakaseの値段は、

8000×4.2=33600円!!

まじか?
もちろん、タイでも高級な店ではあるが、まあ、京都のデュシタニから見れば、タイの少し高級ななんちゃって日本食レストランであろう。その店が、なんと、京都デュシタニよりも高いのである。

なんだか、複雑な気分である。こんな感じになっているのか、今は。と、再認識する思いだ。
京都デュシタニのOmakaseよりも、バンコクのそこら辺のタイクオリティの和食のOmakaseの方が高いなんて。。。

タイ人富裕層のボンボンのイラッとするような会話が聞こえてきそうだ。

「京都デュシタニ行こうよ。Omakase安いよね。お得だわ。」

「そうだね、バンコクの方が良いだろうけど、まあ、京都デュシタニに行って見ても良いよね。」

日本のことを完全に上から見たような、会話が聞こえてきそうだ。

もちろん、ディナーは勝ち負けとかではないけど、ちょっとバンコクのそこら辺の高級和食の方が高いなんて。

もちろん、味とかクオリティは絶対に京都の方が上である。行ったことはないけど、そんなのは行かなくてもわかる。

ということは、タイ人富裕層にとっては、味もクオリティも良くて、尚且つタイよりも安いということになるのだ。

今、日本って、グローバルでそういうイメージだよね。

安くて美味い。コスパ最高みたいな。

いつから日本はそうなってしまったのだろう???

2023年11月8日水曜日

タイの謎のsimカードでwi-fi爆速

タイの謎のsimカードについて、色々と語りたいなと思う。

その前に、タイのsimカード事情についてご案内しなければならないかと思う、まあ、この手の界隈は、ぶっちゃけ日本よりも進んでいるだろう。

進んでいるというのはテクノロジーという意味ではなくて、感覚的なものである。simカードというものが、日本よりも身近な存在なのだ。

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謎sim

つまり日本よりも、simカード自体に対する感覚が身近であるとも言える。

例えば、タイ人は、中古のスマホをどこかその辺の市場とか屋台みたいなところで購入して、コンビニでプリペイドのsimカードを購入して、それを差し込めば、OKみたいな感覚でいる。

実際OKである。

チャージが無くなれば、コンビニの外にある自販機みたいなので、電話番号とか暗証番号とかを打ち込んで、お金を入れてチャージ。

スマホは正規店から電気店などあらゆるところで売っていて、中古品も相当出回っていて屋台とかでも売っている。

筆者がタイに来た当初は大体Androidで、今もAndroid主流ではあるが、iPhoneもここ数年でだいぶ増えてきた。なにしろ、アップルストアがバンコクにもできているし。

タイには日本によくある、キャリア会社との契約で月々払うみたいな仕組みが少ないので、iPhoneとかAndroidのスマホを購入することになる。なので、iPhoneは日本円で10万円は余裕でするので、まだまだ若い人や、一般の人には、よくわからないアンドロイドが普及している。

筆者も日本にいた頃は断然iPhoneユーザーだったけど、バンコクに来てAndroidに変わった。そもそも、日本で使っていたiPhoneはsimロックかかっているし。バンコクに来てからも暫くの間ソフトバンクと契約していたけど、いよいよバンコク生活が長くなることになり、契約を辞めたのだ。その時に、iPhone本体代みたいなのの差額かなんだかよくわからないお金を取られた。

元々iPhoneの方が絶対に良かったと思っていたけど、タイに来るとそういうのはどうでも良くなった。

かくして、筆者もそこらへんで中国製の安いスマホを買って、simカードを挿入して使う派になったのだ。流石に、そこらへんの屋台とかではないけど、普通にモールにあるショップでギャラクシーを買って、普通にキャリア会社でsimカードを買って使っている。


で、タイではsimカードといえば、wi-fiにもよく使う。家でインターネットを使いたい時、また、カフェを経営していて、wi-fiを設備に取り入れたい時などは、ルーターに差し込むsimを用意するのだ。このwi-fi用のsimも例えばAISとかtrueといった、キャリアショップで購入できるが、キャリアショップで売っているsimは、ほとんどが契約型で、月々料金が発生するものである。それでも良いのだが、例えば安くても月々300バーツはかかる。年間で言うと3600バーツである。

そこで登場するのが、この謎のsimなのであるが、それはキャリアショップで売っていないのが謎である。一応、trueとかDtacとか、正規のキャリアショップ製なのであるが、街のショップで売っていない。そして値段が、筆者が使っているのは年間1600バーツ。契約するよりもはるかに安いのだ。速度も十分である。筆者は、自宅で、ネットテレビ、パソコンの動画、全て不自由なくサクサク観れるのである。

この謎simの使い方だけど、まず、通販で買う。通販サイトは、まあ、大体ていうか、2個しかない。LazadaとShopee。で、筆者はLazadaで、購入数の多そうなショップを選んでそこから購入するのである。

タイにはAmazonはない代わりに、LazadaとShopeeになる、Lazadaでの購入に関して、ペイメントもモバイルバンキングで完結できるのがすごいところだ。購入の時にPayment Methodをクリックすると、モバイルバンキングを選べるようになっていて、directionに従えば、簡単に完結する。いやあ、タイはモバイルバンキングが進んでいるわ。。

で、その謎のsimカードを選んだら、それを実はキャリアショップに持参する。その時にパスポート原本を忘れずに。キャリアショップでは、簡単である、ただ、「アクティベート」と言えば、そのsimをアクティベートしてくれるのだ。そう、そのsimは届いたままでは使えず、必ずキャリアショップでのアクティベートが必要である。そのアクティベートの日から、1年使えるということなのだ。

アクティベートしたら、wi-fiルーターに差し込めば、これで、自分の家のwi-fi設定完了である。工事もいらないのだ。

アメージングタイランド!!

2023年11月2日木曜日

意を決して初めての病院に入った【バンコク】

ルワムジャイラック病院



ついにこの日が来た。それは3週間前。

子供が風邪をひき、高熱を出したのだ。

全ての子供が風邪をひくだろう。うちの子も然りだ。なので、高熱を出したことは、まあ、さほど慌てることもない。
ただし、以前のようにサミティベート病院に徒歩で行ける場所に住んでいれば。

タイに来て5年間、プロンポン、トンローという所謂日本人エリアに住んでいた。子供が風邪をひけば、サミティベート病院に徒歩でも行ける距離に住んでいたのだ。まあとにかく、日本人にはフレンドリーな病院である。

諸般の事情により、今の所に引っ越して3年経つ。トンローまでBTSで30分くらいかかる。ウチのドアからサミティベート病院はなんだかんだで50分くらいかかるかもしれない。駅まで歩いたり、トンロー着いてもタクシー拾ったり、道が混んでたりする。

引っ越してきて、はっきり言って、場所はものすごく気に入っている。同じバンコクで、中心から少ししか離れていないのに、何かゆったりしている。通りとかのスペースも広い。気に入った店とかも結構見つけた。

ただ、病院は遠くなったなあ。

子供が熱でも出したらどうしよう?

あるいは自分がインフルエンザにでもなったらどうしよう。。。?

という懸念が、常に薄々頭の片隅にありながら生活をしてきた。

幸いにも、今まで、急に病院に行くなんていうことがなく過ごしてはきたのだが、ついに、その懸念が現実のものとなったのだ。

子供を病院に連れていかなければならない。

頑張ればサミティベート病院に行けないわけではない。が、ものは試しということで、近くの、初めて行く病院に行くことにした。バンコクには実は病院は結構ある。ただ、タイ語だし、タイ人向けで、日本人には特段フレンドリーな設定がしてあるわけではない。ただ、医師は英語はわかるし、この際、意を決して行ってみる事にした。

その病院の名は、ルワムジャイラック病院といい、スクムヴィット62にある。バンチャック石油から高速道路の入り口に向かう途中の左側にある。

とてもとても大きくて綺麗な病院で、しかもウチからは近い。今の場所に引っ越してからは、何かあったらこの病院に来ようと、薄々決めていた。

ただし、サミティベートのように日本語通訳がいるわけでもない。ドクターは英語はわかるだろうけど、受付その他の人々は英語もわからないだろう。自分も、アメリカの大学に行っていたとは言え、それも昔の話。英語がペラペラなわけではない。ましてや、病気のこととか、医療の専門用語の英語なんて、わかるわけがない。

でも、もう、決めなければいけないのだ。これが海外に住んでいるということなのだ。

意を決してGrabを呼んだ。
すぐに病院に着いた。

めっちゃ大きくてとても綺麗な病院。受付は、若いお兄さんとお姉さん。とても優しそう。こちらがタイ語できないので、英語で話したけど、いまいち通じなかったけど、なんとかなった。

受付で待っていると、ナース2人に促されて、処置室のようなベッドが置いてある部屋に入った。若くて、元気で、とても親切なナースだった。ナースが検査キットを持ってきて、子供が唾液で検査を始めた。

その検査キットは2つのラインがあった。1つはコロナ、もう1つはインフルエンザのラインだった。

コロナはネガティブ

インフルエンザAがポジティブ


あー、やっぱりインフルエンザか。筆者も奥さんもそう思った。ナースが笑顔で、「先生が来るまでお待ちください」と英語で言って、出ていった。インフルエンザなのは残念ではあるが、逆にそれがわかってよかった。少なくとも、何か得体の知れない病気ではないことがわかったので。

10分くらい待っていると、ドクターが来た。サミティベートのドクターに比べると、庶民的な雰囲気の歳は40前後といった雰囲気の女性だった。顔はやはり、賢そうな顔で、髪型も教養がある感じのしっかりとセットした髪型だった。

薬を処方して、また、1週間後に来てくださいということだった。子供は数年前にインフルエンザにかかり、タミフルを飲んでその副作用か、はたまた病気そのものの症状なのかわからないけど、とにかく吐いてすごく苦しそうだった経験がある。そのことをドクターに告げて、タミフルは少し遠慮したいと言った。話を聞いたドクターは、それは多分、インフルエンザの症状だと思う。きっとタミフルは効くだろうと言った。で、結局タミフルが処方された。

ちなみに、タイには多分、タミフル以外はないと思う。例えば、リレンザとかゾフルーザとかイナビルとかである。筆者は、タイに移住する直前に日本でインフルエンザにかかった時、イナビルを処方されて著効した経験がある。

できればタミフル以外が良いかなと思ったけど、多分、タイにはタミフル以外は無いだろう。

で、結局、子供はタミフルを服用することになったが、副作用もなく問題なく効いた。よかった。1週間後、フォローアップの診察で病院に行った時には、検査室ではなく、小児科の外来に通された。

それにしても、本当に綺麗で、大きい病院だが、患者の姿が全くない。経営とか、これで良いのだろうか? それとも、何か政府系の病院でカネが有り余っていて、別に患者とか来なくても良いということなのだろうか? サミティベートなんて、すぐに入院させたり、とにかくアグレッシブなのに、この病院は全く商売っけがない。

フォローアップの診察が始まった。すごく優しい先生だった。英語はもちろん、通じた。今後も、何かあれば、来てくださいと言われた。なぜかわからないが、歯科検診のクーポンをもらった。

一応、営業もかけている病院なんだ。と、変な話安心した。何か、歓迎されていないのかと思っていたからである。一応、病院的には、患者に来て欲しい姿勢であるらしいことがわかったのだ。

小児科外来を出ようとしたときに、別の先生らしき女性から声をかけられた。「あら、日本の方ですか?」と、日本語で声をかけられたのだ。なんでもその先生はかつてバンコク病院に勤めていたとのこと。バンコク病院はトンローをずっと奥に行き、ペッチャブリ通りを渡った場所にある総合病院である。一応、ぎりぎり日本人街にある。よく、前住んでいたコンドから、ドクターヘリが屋上に降りるのを見たことがある。その病院に勤めていたということで、日本語も勉強していたらしい。「こちらの病院には日本人の患者さんは来ますか?」と、その先生に聞いたら、全く来ないとのことだった。 あるインターナショナルスクールと提携していて、そこで病人が出ると運ばれる患者さんの中に、たまに日本人が居るらしい。その程度らしい。

確かに、タイ語はもちろん、英語もできない日本人にとっては、ちょっとハードルが高いだろう。

そんなこんなで、その病院の体験は終わった。
いやあ、疲れたけど、来てよかった。とても良い病院だった。
ルワムジャイラック病院。
なんか、病院のロゴに、アラビア風の文字も書かれていたりした。もしかしたら、ムスリムと関係あるのかな?と思った。そういえば、ヒジャブ?みたいなのを纏っているナースも多かった。まあ、それは別に、関係ない。
人間ドックのパンフレットがあったのでもらってきた。多分、サミティべとかバムルンよりは安いのだろう。
設備は素晴らしい。

パンフレットによると、鍼治療があるらしい。これは意外である。
こんど鍼治療に行ってみようかな。。