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2024年6月15日土曜日

タイに長期滞在してアーユルベーダの恩恵を享受しよう

タイに長期滞在してアーユルベーダの恩恵を享受しよう:

仕事に疲れたあなたへ



こんにちは、皆さん。忙しい日々を送り、ストレスに悩まされている皆さんに、今日は一つの提案をさせてください。それは、タイでの長期滞在とアーユルベーダを取り入れたライフスタイルです。タイは、美しい自然、豊かな文化、そして心と体を癒すための多くのリソースが揃った国です。今回は、具体的な方法や場所を紹介しながら、タイでのリラックスした生活がどのように皆さんの健康を改善するかをお伝えします。

朗報として、観光ビザでタイに入国して、60日の滞在が可能になりました。
https://bangkokshuho.com/thaitrip-9/

タイに長期滞在なんて、できないよ、と思っている方。たとえば、長期休暇や、転職の時の有給休暇消化などを利用してみてはいかがでしょうか?

人生の中で、そういう休暇も必要かもしれませんよ。であれば、少しスピリチュアルなテイストかもしれませんが、タイにお越しいただいて、普通の観光コースとはちょっと違う体験と経験をすることをお勧めします。

それは、アーユルベーダ体験です。アーユルベーダは、インド発祥ですが、タイのマッサージや食文化には、アーユルベーダの影響を受けたものが多いので、この機会に紹介させていただきます。

1. タイマッサージとヨガで心身のリフレッシュ

タイ古式マッサージ: バンコクの「ワットポー」では、伝統的なタイマッサージの技術を学び、実際に受けることができます。これにより、筋肉の緊張をほぐし、ストレスを和らげることができます。特にヴァータの不安やピッタのイライラを和らげる効果があります。

タイに数ある、無数にあるマッサージは、このワットポーのスタイルと思っていただいて良いです。ということは、アーユルベーダに由来しているのです。

ヨガリトリート: コ・サムイにある「Samahita Retreat」では、ドーシャに合わせたヨガのセッションを提供しています。ヨガは全てのドーシャのバランスを取るのに最適な方法で、心身の調和を取り戻す助けになります。

サムイ島には、バンコクから飛行機で行くこともできますし、スラータニーやチュンポーンから船で行くこともできます。

2. 瞑想とマインドフルネスで心の安定を

瞑想センター: タイ南部の「Wat Suan Mokkh」は、10日間の瞑想リトリートを提供しており、深いリラクゼーションと内省の時間を過ごすことができます。瞑想はピッタの過剰なエネルギーを鎮め、ヴァータの落ち着きをもたらします。

マインドフルネスの実践: 「Plum Village Thailand」では、禅の教えに基づくリトリートを体験できます。日常の活動にマインドフルネスを取り入れることで、ストレスの軽減と精神的な安定を得ることができます。

3. タイ料理で体の内側から健康に

オーガニックレストラン: バンコクの「Bo.Lan」レストランは、新鮮なハーブやスパイスを使ったバランスの取れたタイ料理を提供しています。タイ料理は消化を助け、体内のバランスを整えるのに最適です。

ベジタリアンレストラン: チェンマイの「Anchan Vegetarian Restaurant」では、ヴァータやカパの人に適したスパイシーで温かい料理が楽しめます。スパイスは消化を助け、体を温める効果があります。

4. 自然の中でリフレッシュ

自然環境でのアクティビティ: 「Khao Sok National Park」では、ジャングルのトレッキングや湖でのカヤックを楽しむことができます。自然の中で過ごす時間は、全てのドーシャのバランスを取るのに役立ちます。

ビーチでのリラックス: プーケットの「Nai Harn Beach」は、美しいビーチでリラックスできる場所として有名です。ここでの日光浴やスイミングは、心身をリフレッシュさせます。

5. スパとデトックスで体をリセット

スパトリートメント: ホアヒンの「Chiva-Som」では、アーユルベーダのトリートメントやハーバルスチームバスを体験できます。これにより、体内の毒素を排出し、ドーシャのバランスを整えることができます。

デトックスリゾート: コ・サムイの「Absolute Sanctuary」では、ジュースクレンズやヨガリトリートを通じて、体内のデトックスを行うことができます。

6. 規則正しい生活リズムの確立

ウェルネスリゾート: プーケットの「Amatara Wellness Resort」では、規則正しい生活リズムを支援するプログラムを提供しています。ここでは、定期的な食事と十分な睡眠を重視したライフスタイルを推奨しています。


タイでの長期滞在は、心身のリフレッシュとバランスを取り戻すための絶好の機会です。忙しい毎日から一歩離れて、自分自身のケアに集中してみませんか?アーユルベーダの智慧を活用して、タイで心も体もリフレッシュしましょう。タイでの素晴らしい体験が、皆さんの健康と幸福を大きく向上させることを願っています。


タイ長期滞在に関する実用情報

  • ビザ情報: 日本国民はタイへの観光ビザが30日間免除されますが、長期滞在の場合はビザの取得が必要です。具体的な手続きについてはタイ大使館のウェブサイトを確認してください。
  • 宿泊情報: 長期滞在には、コンドミニアムやサービスアパートメントの利用が便利です。Airbnbや地元の不動産エージェントを通じて、適切な宿泊施設を見つけましょう。
  • 健康保険: 長期滞在の場合、海外旅行保険やタイ国内の健康保険に加入することをお勧めします。病院やクリニックでの医療費をカバーする保険を選びましょう。

タイでの生活が皆さんにとって心地よく、リフレッシュできるものであることを祈っています。

アーユルベーダは、インドの伝統医学体系であり、人間の健康と幸福を促進するためにバランスを重視しています。アーユルベーダでは、人々は「ドーシャ」と呼ばれる3つの基本的なエネルギータイプに分類されます。それぞれのドーシャは、体と心の特徴を説明し、個々の健康状態を理解し、バランスを保つための指針となります。

ドーシャの3つのタイプ

この3つのタイプのバランスを取ることが大事なのですが、どこかのタイプに偏っていませんか?

  1. ヴァータ(Vata)
    • 要素: 空気とエーテル
    • 特徴: 動き、変化、創造性、軽さ、冷たさ、乾燥
    • 体質: 細身で軽量、乾燥肌、冷えやすい手足、エネルギーレベルの変動、睡眠の不規則性
    • 性格: 創造的、エネルギッシュ、迅速な思考、心配性、優柔不断
    • バランスを取るためのアドバイス: 規則正しい生活、暖かくて油分のある食べ物、リラックスする習慣、暖かい環境
  2. ピッタ(Pitta)
    • 要素: 火と水
    • 特徴: 熱、変換、鋭さ、鋭敏さ、油っぽさ、酸味
    • 体質: 中肉中背、温かい肌、柔らかく油分の多い肌、鋭い食欲、適度な体力
    • 性格: 知的、決断力がある、リーダーシップに優れる、イライラしやすい、批判的
    • バランスを取るためのアドバイス: 冷たい食べ物や飲み物、心を落ち着ける活動、涼しい環境、適度な休息
  3. カパ(Kapha)
    • 要素: 水と地
    • 特徴: 重さ、安定性、冷たさ、油っぽさ、粘り気、遅さ
    • 体質: しっかりとした体格、油っぽい肌、冷えにくい、持久力がある、体重が増えやすい
    • 性格: 落ち着きがあり、忍耐強い、愛情深い、寛容、怠けがち
    • バランスを取るためのアドバイス: 軽い食事やスパイシーな食べ物、定期的な運動、変化を取り入れる、温かい環境

ドーシャのバランス

各人はこれらのドーシャの組み合わせで構成されており、一つのドーシャが他のドーシャよりも優勢な場合もあります。バランスが崩れると、健康や精神的な問題が発生することがあります。アーユルベーダでは、個々のドーシャバランスに応じた食事、ライフスタイル、治療法を提案して、健康を維持することを目指します。

1. タイマッサージとヨガ

上述の繰り返しになりますが、マッサージとヨガはバランスを取る上で、最適になります。バンコクでの短い滞在で、マッサージだけでも気軽に受けることができるとおもいます。タイマッサージはアーユルベーダ由来の背術が多いです。

  • タイマッサージ: バンコクの「ワットポー」では、伝統的なタイマッサージの技術を学ぶことができます。ここでは、リラクゼーションとストレス解消のためのマッサージを受けることができます。
  • ヨガ: 「Samahita Retreat」(サマヒタ・リトリート)は、コ・サムイにあるヨガとデトックスのリトリートです。ここでは、個々のドーシャに合わせたヨガのセッションを提供しています。

2. 瞑想とマインドフルネス

  • 瞑想: 「Wat Suan Mokkh」(スアンモク禅寺)は、タイ南部にある有名な瞑想センターで、10日間の瞑想リトリートを提供しています。
  • マインドフルネス: 「Plum Village Thailand」(プラムビレッジタイランド)は、タイ東部にあるマインドフルネスの実践施設で、禅の教えに基づくリトリートを行っています。

3. 健康的な食事

  • タイ料理: バンコクの「Bo.Lan」レストランは、オーガニックでバランスの取れたタイ料理を提供しており、地元のハーブやスパイスを使用しています。
  • スパイシーな食事: チェンマイの「Anchan Vegetarian Restaurant」は、ヴァータやカパの人に適したスパイシーで温かい料理を提供しています。

4. 自然とのふれあい

  • 自然環境: 「Khao Sok National Park」(カオソック国立公園)では、ジャングルのトレッキングや湖でのカヤックなど、自然と触れ合う活動が楽しめます。
  • アクティビティ: プーケットの「Nai Harn Beach」は、美しいビーチでリラックスできる場所として有名です。ここでの日光浴やスイミングは、全てのドーシャにとってリフレッシュ効果があります。

5. スパとデトックス

  • スパトリートメント: 「Chiva-Som」(チバソム)は、ホアヒンにある有名なウェルネスリゾートで、アーユルベーダのトリートメントやハーバルスチームバスを提供しています。
  • デトックスプログラム: 「Absolute Sanctuary」(アブソリュートサンクチュアリ)は、コ・サムイにあるデトックスリゾートで、ジュースクレンズやヨガリトリートを提供しています。

6. 規則正しい生活リズム

  • 規則正しい生活: 「Amatara Wellness Resort」(アマタラウェルネスリゾート)は、プーケットにあり、規則正しい生活を支援するためのプログラムを提供しています。ここでは、定期的な食事と睡眠を重視したライフスタイルを推奨しています。


みなさま、今度から施行される、タイ滞在期間延長で、ぜひ、アーユルベーダ体験をしてみてはいかがでしょうか。

違ったタイの楽しみ方です。



2024年6月13日木曜日

タイの観光産業:新しい観光戦略とその影響

タイは、長年にわたり観光業が経済の重要な柱となっている国です。観光業はタイのGDPの大部分を占め、多くの雇用を生み出しています。しかし、近年のパンデミックや国際的な旅行制限により、観光産業は大きな打撃を受けました。これを受けて、タイ政府と観光庁は新しい観光戦略を打ち出し、観光業の復興を目指しています。この記事では、タイの新しい観光戦略、その背景、問題点、そして今後の展望について考察します。



新しい観光戦略の背景

パンデミック前、タイは年間約4,000万人の観光客を迎えていました。しかし、2020年以降、この数は劇的に減少し、多くの観光関連ビジネスが経済的に厳しい状況に直面しました。これに対して、タイ政府は観光業の回復と持続可能な成長を目指して新たな戦略を打ち出しました。


ワークケーションビザ:

リモートワーカーを対象にした長期滞在ビザを導入。これにより、タイはリモートワークの拠点として魅力的な場所となることを目指しています。


ラグジュアリー観光の推進:

高所得層をターゲットにした高級リゾートやスパの拡充。これにより、観光客一人当たりの支出を増加させることが狙いです。


地方観光の促進:

バンコクやプーケットだけでなく、地方の観光地を積極的にプロモーション。これにより、観光の恩恵が全国に広がることを目指しています。


問題点

新しい観光戦略にはいくつかの問題点も存在します。


インフラ整備:

地方観光地のインフラが十分でない場合、観光客の満足度が低下する可能性があります。道路や通信環境の整備が急務です。


環境保護:

観光客の増加に伴い、自然環境への影響が懸念されます。特に、海洋資源や森林の保護が課題となります。


社会的影響:

観光客の増加が地域社会に与える影響も無視できません。文化や生活様式の変化、物価の上昇など、地元住民の生活に対する影響が考えられます。


今後の展望

タイの新しい観光戦略が成功するかどうかは、いくつかの要因に依存しています。


政府の支援:

インフラ整備や環境保護への投資が持続的に行われることが必要です。また、観光関連の政策が一貫して実施されることが求められます。


国際的な旅行需要の回復:

ワクチン普及や旅行制限の緩和により、国際的な旅行需要が回復することが期待されます。特に中国やインドなどの近隣諸国からの観光客が増加することが予想されます。


観光客の多様化:

ワークケーションやラグジュアリー観光など、新しいタイプの観光客をうまく取り込むことができれば、観光産業の多角化と安定化が図れます。


タイの新しい観光戦略は、国の経済復興にとって重要なステップとなるでしょう。持続可能な観光業の発展を目指し、地域社会や環境に配慮した取り組みが求められます。観光業が再びタイの主要な収入源として機能するためには、多くの課題を克服し、柔軟かつ戦略的なアプローチが必要です。


タイのワーケーションビザ:詳細と問題点

タイ政府は、新しい観光戦略の一環として、リモートワーカーを対象とした「ワーケーションビザ(Workation Visa)」を導入しました。このビザは、リモートで仕事をしながらタイに長期間滞在することを希望する外国人に対して提供されるものです。以下に、具体的な内容と問題点を詳しく説明します。


ワーケーションビザの具体的な内容
ビザの種類と有効期限:

ワーケーションビザは通常1年間有効で、更新可能です。これにより、長期滞在を希望するリモートワーカーやデジタルノマドに対応しています。

申請条件


雇用証明:申請者は、自国の企業またはフリーランスとしてリモートワークをしていることを証明する必要があります。

収入要件:申請者は一定の月収を証明する必要があり、これは生活費を賄うための十分な収入を持っていることを示すものです。

健康保険:申請者は滞在期間中有効な健康保険に加入していることを証明する必要があります。

滞在地の選択:

ワーケーションビザを取得したリモートワーカーは、バンコク、チェンマイ、プーケットなどの主要都市だけでなく、地方のリゾート地や静かな場所にも滞在できます。

その他の特典:

ワーケーションビザ所有者は、タイ国内での銀行口座開設や車の購入など、一部の生活面での便宜が図られています。

ワーケーションビザの問題点

ビザの取得プロセス:

ビザ申請手続きが煩雑で時間がかかることがあります。特に、収入証明や健康保険の証明書の取得に手間取ることが多いです。

インフラとネットワーク環境:

xx都市部以外の地域では、インターネットの接続状況や速度が不十分な場合があります。リモートワーカーにとっては、安定したインターネット接続が不可欠です。

生活費の変動:

観光地や都市部では生活費が高くなる傾向があります。特に、リモートワーカーが集まるエリアでは、需要増加により家賃や物価が上昇する可能性があります。

法的および税務の不確実性:

長期滞在者に対する税務処理や法的なステータスが明確でない場合があり、リモートワーカーが税務問題に直面する可能性があります。

健康保険のカバー範囲:

一部の健康保険は、タイ国内での医療費を完全にはカバーしない場合があります。特に、地方の医療施設では質の高い医療を受けることが難しいことがあります。

今後の展望

ワーケーションビザの成功は、タイ政府の政策とインフラ整備に大きく依存しています。以下は、改善と成功に向けたポイントです:

プロセスの簡素化:

ビザ申請手続きを簡素化し、オンラインでの申請を促進することで、リモートワーカーにとってのハードルを低くすることができます。

インフラの整備:

地方のインフラ整備を強化し、高速インターネットアクセスを全国的に提供することが重要です。

税務と法的枠組みの明確化:

長期滞在者に対する税務処理や法的なステータスを明確にし、リモートワーカーが安心して滞在できる環境を整えることが求められます。

健康保険の拡充:

外国人向けの健康保険のカバー範囲を拡充し、地方でも質の高い医療を受けられるようにすることが必要です。

タイのワーケーションビザは、リモートワークの普及とともに、観光業の新たな柱として期待されています。課題を克服しつつ、持続可能な形での実施ができれば、多くのリモートワーカーにとって魅力的な滞在先となるでしょう。


タイのワーケーションビザは、特定のライフスタイルや職業に親和性が高く、以下のような人々に特に適しています。


1. デジタルノマド

特徴:

インターネット接続があればどこでも仕事ができる人々。

通常、フリーランスやリモートワークを行っており、定住場所を持たずに各地を転々とするライフスタイルを持つ。

親和性の理由:

タイは豊富な観光地、美しいビーチ、文化的な都市を提供しており、デジタルノマドにとって魅力的な環境。

生活費が比較的安く、快適な生活が可能。

2. リモートワーカー

特徴:

企業に雇用されているが、勤務場所は自由に選べる人々。

主にIT、マーケティング、クリエイティブな分野で働いていることが多い。

親和性の理由:

タイは、バンコク、チェンマイ、プーケットなどの都市で高速インターネットが利用可能。

多様なカフェやコワーキングスペースがあり、働きやすい環境が整っている。

3. 起業家・スタートアップ

特徴:

自分のビジネスを立ち上げたり、リモートで事業を運営する人々。

特にテクノロジーやデジタルビジネス分野で活動していることが多い。

親和性の理由:

タイは、起業家向けのインキュベーターやアクセラレーターが存在し、ネットワーキングの機会も豊富。

生活費の低さと高品質の生活環境がビジネスの立ち上げや運営に有利。

4. クリエイティブ・アーティスト

特徴:

=作家、デザイナー、音楽家、ビジュアルアーティストなど、クリエイティブな仕事をしている人々。

インスピレーションを求めて新しい環境を探索することが多い。

親和性の理由:

タイは、多様な文化、自然、歴史的な場所があり、創作活動において新しいインスピレーションを得るのに適している。

地元のアートシーンや国際的なアーティストとの交流が可能。

5. コンサルタント・講師

特徴:

特定の専門分野でのコンサルティングや教育を行う人々。

仕事の大部分がオンラインで完結することが多い。

親和性の理由:

タイの便利なアクセスと多様な文化的背景が、クライアントや受講者とのオンラインセッションに適している。

高速インターネットと安価な生活費により、業務を効率的に行える。

タイのワーケーションビザを活用する際の注意点

ビザの要件を満たす:

収入証明や雇用証明などの書類を準備する必要があります。

インフラの確認:

滞在先のインターネット接続状況を事前に確認することが重要です。

健康保険の手配:

滞在中の健康保険をしっかりとカバーすることが必要です。

税務問題の理解:

長期滞在に伴う税務上の義務を理解し、必要な手続きを行うことが大切です。

これらのポイントを踏まえ、タイでのワーケーションビザは、多くのリモートワーカーやデジタルノマドにとって魅力的な選択肢となるでしょう。

タイのワーケーションビザに関する施行時期については、具体的な日時の発表が必要ですが、以下は現在の状況と一般的な見込みについての情報です。

現在の状況

タイ政府と観光庁は、観光業の回復と促進を目的として、リモートワーカーやデジタルノマドを対象としたワーケーションビザの導入を検討しています。パンデミックの影響を受けて、観光産業の多様化と持続可能な観光の実現を目指しています。

施行時期の見込み

政策発表の段階:

現在、タイ政府はワーケーションビザの詳細な条件や要件を最終調整中です。公式な発表は2024年の中頃から後半にかけて行われると予想されています。

試験導入:

施行前に試験的な導入やパイロットプログラムが行われる可能性があります。これは、システムや手続きの問題点を洗い出し、改善するためです。

正式導入:

試験導入が成功し、必要な調整が完了次第、正式なワーケーションビザが発行される予定です。これは2024年後半から2025年初頭にかけてとなる可能性があります。

要因と予測

施行時期にはいくつかの要因が影響を与えます:

パンデミックの影響:

新型コロナウイルスの感染状況やワクチン接種の進捗が影響します。観光業の再開とリモートワーカーの受け入れ準備が整うことが前提です。

インフラ整備:

インフラの整備が進行中であり、特に地方のインターネット接続環境の改善が重要です。

法的整備:

ビザ制度に関する法的整備と国際的な協定が調整される必要があります。


タイのワーケーションビザの施行は、現在進行中の政策とインフラの整備状況次第ですが、2024年後半から2025年初頭にかけての正式導入が見込まれます。詳細な情報や正確な施行日については、タイ政府や観光庁からの公式発表を待つ必要があります。最新情報を得るためには、タイの公式観光サイトや関連するニュースを定期的にチェックすることが推奨されます。

2024年6月10日月曜日

東南アジアでの就職や移住を考える日本人に知っておいてほしい10の理由と具体例



近年、日本人の若者が日本を離れて東南アジアでの就職や移住を考えるケースが増えています。その背景には、さまざまな理由がありますが、ここではその中から10の理由と具体例をご紹介します。

  1. 経済的なメリット: 東南アジア諸国の経済成長が速く、日本よりも高い給与や福利厚生を提供する企業があります。例えば、シンガポールや香港の金融センターや、ベトナムやタイの製造業がその代表例です。

    まあ、とにかく、経済的なメリットは一番ですよね。どんだけ働いても、税金含めて自己負担率が大きければ、若者は日本を去ってしまうでしょう。

  2. 生活費の削減: 日本に比べて生活費が低く、食事や住居などの支出が抑えられます。特に大都市圏に比べて格段に安価な選択肢が多いことが魅力です。

    とはいえ、タイもマレーシアもその他の東南アジアも都会の物件は高いです。でも、電車で少し動けば、驚くくらい安くて、驚くくらい綺麗なマンションに住めますよ。しかも、フィットネスジムもプールもついてますし。これは日本の都市では無理な話です。

  3. 日本人に対する需要: 東南アジアでは日本人のスキルや日本語能力が求められる仕事が増えています。例えば、日系企業や観光業界、教育機関などでの需要が高まっています。

    まあ、これも、だんだん日本も追い抜かされ始めてますよ。エンジニアも東南アジアには優秀な人が沢山いますし、そもそも、英語力は日本よりも高い気がしますから。

  4. キャリアの機会: 東南アジアの成長市場で働くことで、キャリアの成長やスキルの獲得が見込めます。特に新興企業やベンチャー企業でのチャンスが多いです。

    もう、言うのも飽きたし、聞くのも飽きたけど、グローバルな視点が身につくのは間違いなく、東南アジアです。しかも、欧米に比べると、間違いなく、親日国が多いですから。さらにアジアですから、アジアンヘイトもないし、居心地は抜群です。

  5. 文化的な魅力: 東南アジアの多様な文化や風景に魅了され、その地での生活を楽しみたいという人が多いです。例えば、タイのチェンマイやフィリピンのセブ島では、日本人が多く移住し、地元の文化や食事を楽しみながら暮らしています。

    これももまあ、確かにタイ料理とかベトナム料理とか、東南アジアのご飯は美味しいですけど、日本人にとっては、これが毎日毎日、、、と言うわけにもいかないです。

    バンコクには、日本に引けを取らないような日本食レストランもあるし、日本食のスーパーマーケットもあるので、日本人としては居心地はもう最高としか言いようがないです。

  6. ワークライフバランス: 日本よりも柔軟な労働環境や休暇制度がある場合があります。長時間労働が一般的な日本と比較して、働き方の選択肢が多いです。

    ていうか、日本だけが、異常?かもしれないですよ。グローバルでは、仕事よりも家族の方が大事です。電話をして出ると、仕事の電話でもないのに「〇〇株式会社の鈴木です」とか言う人、居ますよね?自分自身の前置詞に会社名言わないでくださいよ。日本だけです。

  7. 起業の機会: 東南アジアでは新しいビジネスや起業家精神を活かせる機会が多いです。例えば、シンガポールではスタートアップ企業が次々と生まれ、政府の支援やベンチャーキャピタルの投資が活発に行われています。

    なんていうか、規制が緩いというか、なんでも挑戦できる環境にありますよ。合意形成も難しくないし。ここにでも、日本人が入るとややこしくなりますよね。もう、グローバルでは、日本を避けたビジネスが展開されつつありますよ。だって、日本、面倒臭いもん。

  8. 国際的な経験: 多国籍企業での経験や異文化間のコミュニケーションスキルの向上が見込めます。国際的な環境で働くことで、グローバルな視野を広げられます。

    やっぱり、若いうちにグローバルの価値観を肌感覚で持つことは大事ですよね。別に、正の価値観も負の価値観もです。

  9. 政府のサポート: 東南アジアの一部の国では外国人の雇用を促進する政策やサポートがあります。例えば、フィリピンでは外国人投資家向けにPEZA(Philippine Economic Zone Authority)が設立され、税制優遇や手続きの簡素化が行われています。

    こう言うのにどんどん乗れる日本人も少ないですけど、もう、日本を考えないでフィリピンとかで生きていこうとする人は、沢山居ますよ。

  10. 気候: 日本よりも温暖な気候で、より快適な生活を送れます。四季の変化が少なく、暖かい気候が好まれます。

    意外と重要です。とにかく、暖かくて、居心地が良いですよ。確かに、寒い国に先進国は多いのですけど。寒さを知ることは大事かと思います。一生のうちで。でも日本人なら、日本で冬を経験して知っているわけですから、この東南アジアの暖かさはありがたいと思うことができますよ。


これらの理由を踏まえて、東南アジアでの就職や移住を検討する際には、自身の希望や目標に合わせて最適な選択肢を探してみてください。

個人的には、日本が強くなって、かつての、そうですね、80年代あたりのJapan as No.1とかに戻って欲しいですけど、流石にもう諦めました。だって、もう、30年以上もそのままなのですから。

これから、どんどん、海外に出る日本人は増えるでしょうね。この項目ごとに、もっと深掘りできますけど、今後、別途、アップしますね。


2024年2月11日日曜日

ロックなシーロー運転手のお兄さんの一言 とは

バンコクでは駐妻の愛車、シーローの数がどんどん減っているのか。

ドンムアン空港近くの大きな市場
ドンムアン空港近くの巨大な市場。本文に関係ない。

あのダイハツの軽トラックを改造したのが良いのに。厳密に言えば、軽トラックではなくて、ハイジェットだと思うけど。そもそも、タイには日本でいう軽自動車って無いと思う。

タイに来た頃は、アパートを探すときの不動産物件の宣伝文句にも、「シーローがよく通る」とか書いてあったけど、もう、そういう文言も時代に合わなくなってくるのかも。

結構名物シーローみたいなのがあって、なんか、ごっついスピーカーを載せていたりとか、ドラえもんのキーホルダーがたくさんぶら下がっていたりとか、思い思いのデコレーションが楽しい。

いつも利用していると、顔とか覚えてくれていて、行く先とかも、察知してくれたりする、そんなシーローだった。

代わりに登場したのがMuvMi ムーブミーだけど、まあ、綺麗だし、電気で音も少ないし、とても便利だ。シーローみたいにやたら上機嫌な運転手とか、逆に不機嫌な運転手もいないし。

それにアプリなので、ぼられることもない。さらに、行く先を告げて、タイ語が通じなくて困るということも、アプリで行く先を設定するので、無いのだ。

行く先を告げなくても良いし、料金もいくらか考えることもないし、綺麗だし、機嫌の悪い運転手もいないし、乗り心地も良い。

しかも、距離にもよるけど、下手したらシーローよりも全然安い。

確か、MuvMiムーブミーが登場する頃に、シーロー協会みたいな団体と話し合いがあり、シーローより安くしないという約束だったような気がするけど。。そんなの、タイで守られるわけないよな、とも思ったり。

あと、アプリっていうけど、トゥクトゥクのアプリがあったのをご存知だろうか。しかも、初回無料だった。あのアプリは、まだあるのかな?

これだと、もう、シーローの時代がどんどん終わるのも無理もない。

なんか、ロックバンドのボーカルみたいな顔したお兄さんを覚えていたのだが、この前、トンロー周辺を歩いていたら、バイクタクシーのオレンジのベストを着て、バイタク乗り場でぼーっとしていた。お兄さんも覚えていて、話をしたら、

「シーロー、マイダーイ。」

AIで生成したイメージ画像。実際のシーローとは形が違う。


やっぱりシーローは廃れて、バイタクに転身したとのことだった。

ムーブミーは歓迎なんだけど、かといってシーローが廃れるのもなあ、と、思う。

それに、そもそもファミリーでの駐在も激減しているので、需要そのものも減っている前提があることも、忘れてはならない。

ファミリー駐在が減り、その代わりに単身駐在や、さらに現地採用は増えているみたいな事を誰かが言っていたが、そうだとしたら、なおさらムーブミーの方が良いだろう。

ただ、個人的には、バンコクのトンロー、プロンポンの住宅街には、シーローが合っていると思う。理由はない。フィーリング。

結局、全部、コロナのせい。

2023年11月8日水曜日

タイの謎のsimカードでwi-fi爆速

タイの謎のsimカードについて、色々と語りたいなと思う。

その前に、タイのsimカード事情についてご案内しなければならないかと思う、まあ、この手の界隈は、ぶっちゃけ日本よりも進んでいるだろう。

進んでいるというのはテクノロジーという意味ではなくて、感覚的なものである。simカードというものが、日本よりも身近な存在なのだ。

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謎sim

つまり日本よりも、simカード自体に対する感覚が身近であるとも言える。

例えば、タイ人は、中古のスマホをどこかその辺の市場とか屋台みたいなところで購入して、コンビニでプリペイドのsimカードを購入して、それを差し込めば、OKみたいな感覚でいる。

実際OKである。

チャージが無くなれば、コンビニの外にある自販機みたいなので、電話番号とか暗証番号とかを打ち込んで、お金を入れてチャージ。

スマホは正規店から電気店などあらゆるところで売っていて、中古品も相当出回っていて屋台とかでも売っている。

筆者がタイに来た当初は大体Androidで、今もAndroid主流ではあるが、iPhoneもここ数年でだいぶ増えてきた。なにしろ、アップルストアがバンコクにもできているし。

タイには日本によくある、キャリア会社との契約で月々払うみたいな仕組みが少ないので、iPhoneとかAndroidのスマホを購入することになる。なので、iPhoneは日本円で10万円は余裕でするので、まだまだ若い人や、一般の人には、よくわからないアンドロイドが普及している。

筆者も日本にいた頃は断然iPhoneユーザーだったけど、バンコクに来てAndroidに変わった。そもそも、日本で使っていたiPhoneはsimロックかかっているし。バンコクに来てからも暫くの間ソフトバンクと契約していたけど、いよいよバンコク生活が長くなることになり、契約を辞めたのだ。その時に、iPhone本体代みたいなのの差額かなんだかよくわからないお金を取られた。

元々iPhoneの方が絶対に良かったと思っていたけど、タイに来るとそういうのはどうでも良くなった。

かくして、筆者もそこらへんで中国製の安いスマホを買って、simカードを挿入して使う派になったのだ。流石に、そこらへんの屋台とかではないけど、普通にモールにあるショップでギャラクシーを買って、普通にキャリア会社でsimカードを買って使っている。


で、タイではsimカードといえば、wi-fiにもよく使う。家でインターネットを使いたい時、また、カフェを経営していて、wi-fiを設備に取り入れたい時などは、ルーターに差し込むsimを用意するのだ。このwi-fi用のsimも例えばAISとかtrueといった、キャリアショップで購入できるが、キャリアショップで売っているsimは、ほとんどが契約型で、月々料金が発生するものである。それでも良いのだが、例えば安くても月々300バーツはかかる。年間で言うと3600バーツである。

そこで登場するのが、この謎のsimなのであるが、それはキャリアショップで売っていないのが謎である。一応、trueとかDtacとか、正規のキャリアショップ製なのであるが、街のショップで売っていない。そして値段が、筆者が使っているのは年間1600バーツ。契約するよりもはるかに安いのだ。速度も十分である。筆者は、自宅で、ネットテレビ、パソコンの動画、全て不自由なくサクサク観れるのである。

この謎simの使い方だけど、まず、通販で買う。通販サイトは、まあ、大体ていうか、2個しかない。LazadaとShopee。で、筆者はLazadaで、購入数の多そうなショップを選んでそこから購入するのである。

タイにはAmazonはない代わりに、LazadaとShopeeになる、Lazadaでの購入に関して、ペイメントもモバイルバンキングで完結できるのがすごいところだ。購入の時にPayment Methodをクリックすると、モバイルバンキングを選べるようになっていて、directionに従えば、簡単に完結する。いやあ、タイはモバイルバンキングが進んでいるわ。。

で、その謎のsimカードを選んだら、それを実はキャリアショップに持参する。その時にパスポート原本を忘れずに。キャリアショップでは、簡単である、ただ、「アクティベート」と言えば、そのsimをアクティベートしてくれるのだ。そう、そのsimは届いたままでは使えず、必ずキャリアショップでのアクティベートが必要である。そのアクティベートの日から、1年使えるということなのだ。

アクティベートしたら、wi-fiルーターに差し込めば、これで、自分の家のwi-fi設定完了である。工事もいらないのだ。

アメージングタイランド!!

2023年11月2日木曜日

意を決して初めての病院に入った【バンコク】

ルワムジャイラック病院



ついにこの日が来た。それは3週間前。

子供が風邪をひき、高熱を出したのだ。

全ての子供が風邪をひくだろう。うちの子も然りだ。なので、高熱を出したことは、まあ、さほど慌てることもない。
ただし、以前のようにサミティベート病院に徒歩で行ける場所に住んでいれば。

タイに来て5年間、プロンポン、トンローという所謂日本人エリアに住んでいた。子供が風邪をひけば、サミティベート病院に徒歩でも行ける距離に住んでいたのだ。まあとにかく、日本人にはフレンドリーな病院である。

諸般の事情により、今の所に引っ越して3年経つ。トンローまでBTSで30分くらいかかる。ウチのドアからサミティベート病院はなんだかんだで50分くらいかかるかもしれない。駅まで歩いたり、トンロー着いてもタクシー拾ったり、道が混んでたりする。

引っ越してきて、はっきり言って、場所はものすごく気に入っている。同じバンコクで、中心から少ししか離れていないのに、何かゆったりしている。通りとかのスペースも広い。気に入った店とかも結構見つけた。

ただ、病院は遠くなったなあ。

子供が熱でも出したらどうしよう?

あるいは自分がインフルエンザにでもなったらどうしよう。。。?

という懸念が、常に薄々頭の片隅にありながら生活をしてきた。

幸いにも、今まで、急に病院に行くなんていうことがなく過ごしてはきたのだが、ついに、その懸念が現実のものとなったのだ。

子供を病院に連れていかなければならない。

頑張ればサミティベート病院に行けないわけではない。が、ものは試しということで、近くの、初めて行く病院に行くことにした。バンコクには実は病院は結構ある。ただ、タイ語だし、タイ人向けで、日本人には特段フレンドリーな設定がしてあるわけではない。ただ、医師は英語はわかるし、この際、意を決して行ってみる事にした。

その病院の名は、ルワムジャイラック病院といい、スクムヴィット62にある。バンチャック石油から高速道路の入り口に向かう途中の左側にある。

とてもとても大きくて綺麗な病院で、しかもウチからは近い。今の場所に引っ越してからは、何かあったらこの病院に来ようと、薄々決めていた。

ただし、サミティベートのように日本語通訳がいるわけでもない。ドクターは英語はわかるだろうけど、受付その他の人々は英語もわからないだろう。自分も、アメリカの大学に行っていたとは言え、それも昔の話。英語がペラペラなわけではない。ましてや、病気のこととか、医療の専門用語の英語なんて、わかるわけがない。

でも、もう、決めなければいけないのだ。これが海外に住んでいるということなのだ。

意を決してGrabを呼んだ。
すぐに病院に着いた。

めっちゃ大きくてとても綺麗な病院。受付は、若いお兄さんとお姉さん。とても優しそう。こちらがタイ語できないので、英語で話したけど、いまいち通じなかったけど、なんとかなった。

受付で待っていると、ナース2人に促されて、処置室のようなベッドが置いてある部屋に入った。若くて、元気で、とても親切なナースだった。ナースが検査キットを持ってきて、子供が唾液で検査を始めた。

その検査キットは2つのラインがあった。1つはコロナ、もう1つはインフルエンザのラインだった。

コロナはネガティブ

インフルエンザAがポジティブ


あー、やっぱりインフルエンザか。筆者も奥さんもそう思った。ナースが笑顔で、「先生が来るまでお待ちください」と英語で言って、出ていった。インフルエンザなのは残念ではあるが、逆にそれがわかってよかった。少なくとも、何か得体の知れない病気ではないことがわかったので。

10分くらい待っていると、ドクターが来た。サミティベートのドクターに比べると、庶民的な雰囲気の歳は40前後といった雰囲気の女性だった。顔はやはり、賢そうな顔で、髪型も教養がある感じのしっかりとセットした髪型だった。

薬を処方して、また、1週間後に来てくださいということだった。子供は数年前にインフルエンザにかかり、タミフルを飲んでその副作用か、はたまた病気そのものの症状なのかわからないけど、とにかく吐いてすごく苦しそうだった経験がある。そのことをドクターに告げて、タミフルは少し遠慮したいと言った。話を聞いたドクターは、それは多分、インフルエンザの症状だと思う。きっとタミフルは効くだろうと言った。で、結局タミフルが処方された。

ちなみに、タイには多分、タミフル以外はないと思う。例えば、リレンザとかゾフルーザとかイナビルとかである。筆者は、タイに移住する直前に日本でインフルエンザにかかった時、イナビルを処方されて著効した経験がある。

できればタミフル以外が良いかなと思ったけど、多分、タイにはタミフル以外は無いだろう。

で、結局、子供はタミフルを服用することになったが、副作用もなく問題なく効いた。よかった。1週間後、フォローアップの診察で病院に行った時には、検査室ではなく、小児科の外来に通された。

それにしても、本当に綺麗で、大きい病院だが、患者の姿が全くない。経営とか、これで良いのだろうか? それとも、何か政府系の病院でカネが有り余っていて、別に患者とか来なくても良いということなのだろうか? サミティベートなんて、すぐに入院させたり、とにかくアグレッシブなのに、この病院は全く商売っけがない。

フォローアップの診察が始まった。すごく優しい先生だった。英語はもちろん、通じた。今後も、何かあれば、来てくださいと言われた。なぜかわからないが、歯科検診のクーポンをもらった。

一応、営業もかけている病院なんだ。と、変な話安心した。何か、歓迎されていないのかと思っていたからである。一応、病院的には、患者に来て欲しい姿勢であるらしいことがわかったのだ。

小児科外来を出ようとしたときに、別の先生らしき女性から声をかけられた。「あら、日本の方ですか?」と、日本語で声をかけられたのだ。なんでもその先生はかつてバンコク病院に勤めていたとのこと。バンコク病院はトンローをずっと奥に行き、ペッチャブリ通りを渡った場所にある総合病院である。一応、ぎりぎり日本人街にある。よく、前住んでいたコンドから、ドクターヘリが屋上に降りるのを見たことがある。その病院に勤めていたということで、日本語も勉強していたらしい。「こちらの病院には日本人の患者さんは来ますか?」と、その先生に聞いたら、全く来ないとのことだった。 あるインターナショナルスクールと提携していて、そこで病人が出ると運ばれる患者さんの中に、たまに日本人が居るらしい。その程度らしい。

確かに、タイ語はもちろん、英語もできない日本人にとっては、ちょっとハードルが高いだろう。

そんなこんなで、その病院の体験は終わった。
いやあ、疲れたけど、来てよかった。とても良い病院だった。
ルワムジャイラック病院。
なんか、病院のロゴに、アラビア風の文字も書かれていたりした。もしかしたら、ムスリムと関係あるのかな?と思った。そういえば、ヒジャブ?みたいなのを纏っているナースも多かった。まあ、それは別に、関係ない。
人間ドックのパンフレットがあったのでもらってきた。多分、サミティべとかバムルンよりは安いのだろう。
設備は素晴らしい。

パンフレットによると、鍼治療があるらしい。これは意外である。
こんど鍼治療に行ってみようかな。。

2023年4月29日土曜日

汚水に注意 踏むとお釣りがくる

Street Tile at Bangkok

バンコクと水

上から

バンコクのストリートを歩いていると、雨が止んでいるのに上から水がポタポタ落ちてくる時があります。

これは、ただ木々や建物に残っている水がたまたま水滴となって落ちてくるのであれば、まだ許せます。

しかしながら、たまに何やら屋根の上にそのまま露出しているホースの切れ目から、水がチョロチョロ流れ出ている所に遭遇することがあります。これは許せないというか、気持ち悪いです。どこから出てきた水なんだろう? と、考えるだけでキモいです。タイ人はたまに、そのまま歩いて通りますが、平気なのだろうか?と、思います。

下から

下からの水もあります。

雨上がりなどは、歩道の敷石に溜まった水がしばらくの間乾燥せずに溜まったままなのです。これも日本人の衛生観念としては、本当に汚いです。今では、まあ、慣れたかもしれないですが、タイに住み始めた頃は、本当に気持ち悪かったです。バンコクの結構都会にあるような路地でも、こんなのはザラです。敷石タイルの工事も適当にやっているので、タイルが浮いていたりして、そこを踏むと、水が上に向かってはねて、足首や脛に汚水がかかるのです。

タイに来た当時、同僚の日本人から、「歩道からお釣りが来るよ。」と、教えてもらったのですが、最初は何か分からなかったのです。しばらくしてわかるようになりました。

それから、住んでいるひとならまだ、色々と気をつけることもできるのですが、出張者で勝手がわからないと、大変かと思います。以前に若い女性が出張でバンコクに来て、ヒールの高い靴を履いていたのですが、挫いて病院に直行しました。バンコクは、ヒールの高い靴は気をつけないと、道は舗装はされているのですが、凸凹です。

タイ人は、大体サンダルを履いてこういうところを歩いて行きます。雨が降ると、水が溜まったりして、どうしてもその中を通らなければならない事態になったりしますが、そんな時も、タイ人はそのまま、履き物を履いたまま、足首まで水に浸かって躊躇なく歩いていくのです。

日本人としては、ちょっと考えられず、かなりのストレスになります。こんな小さなストレスを溜めていくと、日本人にとってはバンコクの生活がとてもつらくなります。バンコクで生きていくには、このようなストレスをスルーしながら生きていくのが良いかと思います。というか、必要です。

2023年3月25日土曜日

バンコクの部屋で女王蟻爆誕!! 【閲覧注意】

東南アジアで暮らすことに必要な覚悟の一つ

東南アジアで暮らすには、虫に弱い人は覚悟が必要であることは、それは1度も東南アジアに東南アジアに住んだ事の無い方でも想像はつくことかと思います。

まさにその通りです。もちろん、タイも同様です。

虫嫌いの人にとって、Gはもう論外かもしれませんが、実は蟻が苦手な人も、G嫌いに匹敵するほど多いです。

逆に、虫が全く平気な方もいるので、人ってわからないものですよね。

そんな中、タイですけど、もちろん、Gも居れば、蟻も居ます。ここではとりあえず、Gは置いておいて、蟻にフォーカスします。

この蟻ですけど、日本でイメージする蟻とは少し違います。見た目は変わらないかもしれませんが、まあ、色とか種類は違いますけど、言いたいのは見た目よりも、性質というか、彼らの生態というか、何を考えているのかよくわからないところです。

もちろん、人間に蟻が何を考えているのかがわかるわけはありませんが。でも、甘いものが好きだったり、虫の死骸とかにたかってたりするのは、わかりますよね。そして土の中に巣を作って住んでいますよね。

タイでは、この常識が覆されます。

まず、家に出る蟻がいます。もちろん、日本でも外にいる蟻が外から列を作って家に入ってきちゃった、なんてことは有り得ます。が、タイでは、そもそも、家に住んでいるのでは?と思われる蟻がいるのです。

家のどこに住んでいるのかといえば、壁の中です。

壁の中に住んでいるので、建物の階を選びません。高層階にも、壁があれば、蟻が住んでいる可能性があります。

そして、夜な夜な、あるいは時々、壁の中から部屋の中に侵入してきて、食べ物を漁ります。また、この食べ物が、日本人が思っている、ありの食べ物とは少し違うのです。それこそ、いろいろなものに集ります。リステリンとか。植物とか。まあ、甘くはなくても、集るのです。

彼らは、壁の中に、コロニーがあります。それは、巣と呼べるのか、わからないです。ちょうどいい場所を勝手に居抜きで巣にしているのだろうと、想像されます。つまり、自分達で穴を掘ったりして、巣作りをしていないのでは?と思います。元々存在する隙間とか、空間を勝手に巣としているのではと思うのです。


タイにある壁には、蟻が住んでいると思え

タイに住んでから、今まで4つの物件に住みましたが、全ての物件で蟻が出ました。

その中の2件目に住んだ物件は、19階の部屋でしたが、蟻が出ました。壁から出てきたのです。

それは、引っ越してきたばかりでした。この部屋は19階です。なんだか、壁の穴から蟻が見えたので、それも天井近く。薬撒くのも大変なので、アリの巣ころりを置こうと思ったのですが、なにぶん、壁なので、水平なスペースがなくて、仕方なく、アリの巣ころりをセロハンテープで壁に貼り付けたのです。


爆誕!女王蟻

最初はわからずに、何もしないで放っておいたら、なんと、蟻がどんどん繁殖して、なんと!新たな女王蟻が誕生し、巣別れしました!!!!

タイのありですけど、あんまりアリの巣コロリを食べないです。もちろん、種類のにもよるのかと思いますけど。アリの巣コロリの黄色い顆粒に対して、蟻のサイズが小さくて、持てないというのもあるかもしれません。また、頑張って持ったとしても、垂直な壁なので、それを運ぶというのはなかなか重労働なのか、落としてしまったりしていました。それでも、アリの巣コロリのウェブによると、齧ったり舐めたりして巣に持ち帰っているので、効果はあるとのことですけど。ただ、持ち帰っても、巣というか壁の中なので、それがどれだけ密室なのかがわからないので、広い広い壁の隙間にただ集まっているだけだったら、それほど効果もないのかもしれないと思ってしまいます。

これは困ったなあと思っていました。ただ、引越し関連で忙しいこともあるので、後回しにしていました。ぼーっと見ていたら、何かありの行列の中に、ちょっと一際蟻が固まっている数段がありました。よく見ると、大きな蟻がいて、その周りを小さなありがまるで人だかりのように集まっていました。
それを、よくよく見ると。。。。。
拡大して、見てください。
これは、女王蟻の巣別れです。



まあ、結局、この物件も、アリ滅とか、アリの巣コロリとか、タイで買ったスプレーとかを駆使して、なんとか落ち着きましたけど。

19階に蟻が出て、しかも、土に住んでいないありで、なおかつ、甘いものが好きなわけでもない。このありの習性は厄介です。おそらくですけど、建築資材を食べているのかと思われます。つまり、壁紙とか、木とか、そういうものを食べているアリかと思います。そして、彼らは、地上から来たわけではなく、そもそも、建物の高層階で生まれて、建物の壁で死んでいくのかと、予想されます。つまり、タイで壁面があれば、その面積だけ、蟻の棲家となる可能性があるということかと思います。

19階で出ましたし、最初の会社は27階だったのですが、そこでも蟻を発見しました。そのビルは、本当に近代的なビルで、Googleタイランドも入っているような、都会のビルです。まだまだ、10年も経過していないような、立派なビルです。そこの27階でも、蟻は出ました。


ということで、虫嫌いな方がタイに住むには覚悟が必要です。

そして、蟻が苦手な方は、さらなる覚悟が必要なのです。

2022年12月30日金曜日

プレゼントがドローンで飛んできた


Present flying by drone

ドローンでプレゼントが飛んでくるので、キャッチしたいということに。