2023年3月25日土曜日

バンコクの部屋で女王蟻爆誕!! 【閲覧注意】

東南アジアで暮らすことに必要な覚悟の一つ

東南アジアで暮らすには、虫に弱い人は覚悟が必要であることは、それは1度も東南アジアに東南アジアに住んだ事の無い方でも想像はつくことかと思います。

まさにその通りです。もちろん、タイも同様です。

虫嫌いの人にとって、Gはもう論外かもしれませんが、実は蟻が苦手な人も、G嫌いに匹敵するほど多いです。

逆に、虫が全く平気な方もいるので、人ってわからないものですよね。

そんな中、タイですけど、もちろん、Gも居れば、蟻も居ます。ここではとりあえず、Gは置いておいて、蟻にフォーカスします。

この蟻ですけど、日本でイメージする蟻とは少し違います。見た目は変わらないかもしれませんが、まあ、色とか種類は違いますけど、言いたいのは見た目よりも、性質というか、彼らの生態というか、何を考えているのかよくわからないところです。

もちろん、人間に蟻が何を考えているのかがわかるわけはありませんが。でも、甘いものが好きだったり、虫の死骸とかにたかってたりするのは、わかりますよね。そして土の中に巣を作って住んでいますよね。

タイでは、この常識が覆されます。

まず、家に出る蟻がいます。もちろん、日本でも外にいる蟻が外から列を作って家に入ってきちゃった、なんてことは有り得ます。が、タイでは、そもそも、家に住んでいるのでは?と思われる蟻がいるのです。

家のどこに住んでいるのかといえば、壁の中です。

壁の中に住んでいるので、建物の階を選びません。高層階にも、壁があれば、蟻が住んでいる可能性があります。

そして、夜な夜な、あるいは時々、壁の中から部屋の中に侵入してきて、食べ物を漁ります。また、この食べ物が、日本人が思っている、ありの食べ物とは少し違うのです。それこそ、いろいろなものに集ります。リステリンとか。植物とか。まあ、甘くはなくても、集るのです。

彼らは、壁の中に、コロニーがあります。それは、巣と呼べるのか、わからないです。ちょうどいい場所を勝手に居抜きで巣にしているのだろうと、想像されます。つまり、自分達で穴を掘ったりして、巣作りをしていないのでは?と思います。元々存在する隙間とか、空間を勝手に巣としているのではと思うのです。


タイにある壁には、蟻が住んでいると思え

タイに住んでから、今まで4つの物件に住みましたが、全ての物件で蟻が出ました。

その中の2件目に住んだ物件は、19階の部屋でしたが、蟻が出ました。壁から出てきたのです。

それは、引っ越してきたばかりでした。この部屋は19階です。なんだか、壁の穴から蟻が見えたので、それも天井近く。薬撒くのも大変なので、アリの巣ころりを置こうと思ったのですが、なにぶん、壁なので、水平なスペースがなくて、仕方なく、アリの巣ころりをセロハンテープで壁に貼り付けたのです。


爆誕!女王蟻

最初はわからずに、何もしないで放っておいたら、なんと、蟻がどんどん繁殖して、なんと!新たな女王蟻が誕生し、巣別れしました!!!!

タイのありですけど、あんまりアリの巣コロリを食べないです。もちろん、種類のにもよるのかと思いますけど。アリの巣コロリの黄色い顆粒に対して、蟻のサイズが小さくて、持てないというのもあるかもしれません。また、頑張って持ったとしても、垂直な壁なので、それを運ぶというのはなかなか重労働なのか、落としてしまったりしていました。それでも、アリの巣コロリのウェブによると、齧ったり舐めたりして巣に持ち帰っているので、効果はあるとのことですけど。ただ、持ち帰っても、巣というか壁の中なので、それがどれだけ密室なのかがわからないので、広い広い壁の隙間にただ集まっているだけだったら、それほど効果もないのかもしれないと思ってしまいます。

これは困ったなあと思っていました。ただ、引越し関連で忙しいこともあるので、後回しにしていました。ぼーっと見ていたら、何かありの行列の中に、ちょっと一際蟻が固まっている数段がありました。よく見ると、大きな蟻がいて、その周りを小さなありがまるで人だかりのように集まっていました。
それを、よくよく見ると。。。。。
拡大して、見てください。
これは、女王蟻の巣別れです。



まあ、結局、この物件も、アリ滅とか、アリの巣コロリとか、タイで買ったスプレーとかを駆使して、なんとか落ち着きましたけど。

19階に蟻が出て、しかも、土に住んでいないありで、なおかつ、甘いものが好きなわけでもない。このありの習性は厄介です。おそらくですけど、建築資材を食べているのかと思われます。つまり、壁紙とか、木とか、そういうものを食べているアリかと思います。そして、彼らは、地上から来たわけではなく、そもそも、建物の高層階で生まれて、建物の壁で死んでいくのかと、予想されます。つまり、タイで壁面があれば、その面積だけ、蟻の棲家となる可能性があるということかと思います。

19階で出ましたし、最初の会社は27階だったのですが、そこでも蟻を発見しました。そのビルは、本当に近代的なビルで、Googleタイランドも入っているような、都会のビルです。まだまだ、10年も経過していないような、立派なビルです。そこの27階でも、蟻は出ました。


ということで、虫嫌いな方がタイに住むには覚悟が必要です。

そして、蟻が苦手な方は、さらなる覚悟が必要なのです。

2023年3月3日金曜日

ワラポーン・サラパオが成功した理由

たまにある、タイのサクセスストーリー

大手企業による寡占状態が多いタイでも、時々サクセスストーリーに出逢います。ワラポーン・サラパオもそんなサクセスストーリーの一つかもしれません。

タイのビジネスの成長は本当に面白いです。例えば、ひょんなことがきっかけで評判になるとか、それがどんどん広がるとか、そんな話が結構多いです。


ワラポーン・サラパオ(Waraporn Salapao)の創業者であるワラポーンさん(Khun Waraporn)

が見ていたのは、彼女の子供たちが、放課後いつもサラパオ(蒸しパン)の店に行列を作って並んでいる光景でした。日本で言えば、放課後の子供たちが、肉まんを買って食べている感じでしょうか。

そこで、ワラポーンさんは、自分もサラパオを作って、子供たちに食べさせようと考えたのです。彼女は子供たちのために、美味しくて信頼できる品質の自家製サラパオのレシピを考え出しました。

🔸メラトニン10mg60粒・ストロベリーフレーバー[Natrol社製]

ここからがタイっぽい話です。

サラパオ作りが日課になると、いつしか、自宅の前でサラパオを販売するようになり、小さな家業となったのです。

関係ないけど、僕の奥さんが、タイでチャーシューを作って、子供の同級生に食べさせたところ、同級生の親が偉く感動し、「絶対に売った方が良い」という話になったりしました。タイは、そんな感じで、よく自分で作ったものを売買したりするのです。

ワラポーンさんのサラパオに戻ると、厳選された材料で作られた具の品質とサラパオのおいしさで、ワラポーン・サラパオは地元の人たちに愛されるサラパオ屋さんになりつつありました。まあ、徐々に噂が広がったという感じです。

そこから、筆者もいろいろなタイ人に聞いたところ、なんでも、ワラポーンさんの子供たちが、大人になって、どんどん広めたらしいです。サイアムパラゴンに支店を出したりしたとか。

これもタイっぽい話で、まさにファミリービジネスです。

タイでは、例えば、誰かがビジネスに成功すると、親兄弟がみんなそのビジネスを広げて、いつしか会社携帯になり、家族がみんな役員になる。。。というファミリー起業がとても多いです。その最たる会社はCPですよね。

サラパオで、ワラポーン・サラパオもファミリービジネスでどんどんと大きくなります。

Nang Lerng地区の小さな店から、バンコクや他の地方にも多くの店舗を持つようになりました。僕の友人はその、1号店というか、ワラポーンさんの家の前で売っていたのを買って食べたことがあるそうです。

ワラポーン・サラパオは、やわらかい生地、風味豊かな具、おいしい香り、保存料不使用のさまざまな具など、サラパオの象徴的存在です。


支店がどんなに増えても、ワラポーンさんが家族のために作っていた頃と同じように、心を込めて作る「上質のサラパオ」としての地位を守り続けています。

フランチャイズ、ファーストフードの店となった今では、サラパオの他にも、20種類の点心、もち米団子、蒸しマントウ、BBOポーク、豚足煮込み、ローストチキン、グリーンチキンカレー、バクテーなど、おいしい料理やドリンクを提供しています。

また、「アイスモンクフルーツティー(グラスゼリー入り)」や「アイスハニーレモン」などのシグネチャードリンクも多くのお客さまのお気に入りメニューです。

https://warapornsalapao.com/