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"Winter-Ski-Resort-Ranca__117282" by Public Domain Photos is licensed under CC BY 2.0. |
タイに住んでいると、現地の友人たちとの付き合いがどんどん増えてきます。タイの文化や習慣に触れながら、楽しい時間を過ごしていますが、ひとつ気づいたことがあります。それは、タイ人と日本人の「休日の過ごし方」に対する考え方の違いです。
先日、タイ人の友人たちから「日本に一緒に旅行に行きたい!」というリクエストがありました。もちろん、日本を紹介するのは嬉しいですし、楽しみにしていたのですが、彼らが何を楽しみにしているのかを聞いてみると、ちょっと驚きました。
彼らが日本旅行に期待しているのは、まさに「消費すること」。でも、これは物やサービスだけでなく、体験そのものも含まれています。例えば、冬の日本でスノーボードを体験し、その瞬間をSNSにアップすること。または、タイでも人気のある和食を本場で楽しみ、それを自慢気にシェアすること。TDLやUSJに行って、日本でしか味わえないアトラクションを堪能すること。
一方で、私たち日本人はどうでしょうか?「休日に何をしたい?」と聞かれたら、まず頭に浮かぶのはリラックスや癒しですよね。例えば、友人と一緒に安いけど気軽に楽しめるゴルフをしに行くとか、静かな美術館でゆったりとした時間を過ごすとか、焼き鳥屋でホッピー片手にまったりとした夜を楽しむとか。要するに、心身ともに休まる時間を大切にしたいのです。
ここで困ったのが、旅行のプランを立てる時です。タイ人の友人たちは「どこで何を消費するか」にフォーカスし、日本の文化や風景を思いっきり楽しもうとします。でも、私は「どこでどう癒されるか」を重視していて、彼らのハイテンションな予定についていけるか少々不安が…。
結局、お互いに譲り合いながら、ちょっとずつ相手のスタイルに合わせて楽しむことにしました。
ここからは、想像の世界です。
そうぞの世界で、まず、イメージで旅行しました。笑
スノーボードもやってみましたし、彼らと一緒に賑やかな観光地も訪れました。もちろん、その後には私のリクエストで、静かなカフェでのんびりとした時間を過ごすことも忘れずに。
こうして、異なる文化背景を持つ友人たちとの旅行は、一見難しそうに思えるかもしれませんが、お互いの価値観を尊重しながら新しい体験をシェアすることで、さらに深い絆を築くことができるのだと感じました。
次の日本旅行では、もっとお互いの「休日の過ごし方」を理解し合いながら、さらに楽しい時間を過ごしたいと思います。そして、今度は友人たちに「日本式の癒し」の魅力もぜひ味わってもらいたいですね。
以上、想像の世界終わりです。
笑