バンコクの隠れた名物といえば、ぐるぐる回っている電線です。
なんであんなにくるくる回っているのか。
恐らくですが、工事業者が余った電線をそのまま置いて行ってしまうからだと思います。
「あれ、余った。ま、いっか。」
みたいな感じで、くるくる巻いて、そのまま置いていくのでしょう。
マイペンライ~
タイの良いところです。(良いのか? 笑)
もはや、バンコク名物。
ただ、その光景に慣れてない旅行者は危ないです。定期的に、感電事故が起きているらしいです。いちいち報道もされません。
恐らく、クルクル巻いて放置してあるのはただの銅線だと思いますので、電気は通ってないと思いますが(恐らくですよ)、垂れ下がっている電線は電気が通っている可能性がありますよ。
逆に考えると、バンコクには余った銅線がたくさんあるわけですね。
誰かがタダ同然で引き取れば良いのに。
銅線って、何かに使えないですかね。タダでもらってどこかに持っていけば売れそう。
そんなバンコクですが、アメリカ大使館などの集まるランソワン地区、ウィタユ通りでは電線の地中化工事が進められるそうです。色々とその計画が報道されたりしております。
他の地域も2022年までに電線の地中化を進めていきたいとのこと。
このままだと、事故の原因にもなって危険なので、地中化は良いですね。でも洪水とかあるけど大丈夫なのかな。
あのクルクルが無くなると寂しい気もしますが、安全な方が良いです。
電線の写真を取りたい方、ぜひお早めにバンコクにお越しください。
色々と変貌を遂げるバンコクですね。
電線地中化の工事は、ルンピニ公園近くの、バンコクのワイヤレスロードから始まります。
ワイヤレスロードと言う名前は、そもそもタイで初めてラジオ放送を行った場所。
それにちなんでワイヤレスです。
もしかしたら、その名前の通りになるかもしれませんね。
目的はバンコクをより安全にするだけでなく、目に優しくし、停電を起こしにくくすることです。
余ってぐるぐる巻きになっている電線は、 バンコクの通りに頭の高さでぶら下がっている時もありますよね。
さすがにそれは危ないので、地中化工事に踏み切るわけですね。
ワイヤレスロードが、さらにワイヤレスに。
ワイヤレスロードもさることながら、ハイエンドの地区や観光スポットを通る中央動脈のスクンビット通りは、工事は徐々に始まっています。
特に商業施設の集まるスクンビット通りなどは、観光客も多いですし、バンコクの顔。プロジェクトはここに力を入れているようです。
街が綺麗になることは本当に素晴らしいことです。
バンコクも、東南アジアの顔として今後成長していくには、綺麗な街並みは必要でしょうね。住民も観光客もハッピーです。