2022年12月18日

ついに禁断の味を知ってしまう事に

ソムタム プラーラー
ソムタム プラーラー

タイ在住6年目にしてやっと辛さノーマルに


ソムタムにはいろいろな種類があります。最初は普通のソムタムタイから入るかと思います。辛いのが苦手な日本人は、大体辛さを控えめにしてもらいます。「ぺニノイ」と言えば、辛さを抑えてくれます。

ただ、そこはタイ人の感覚。辛さを控えめと言っても、日本人としては辛いです。

まあソムタムといえば、グリーンパパイヤのサラダです。グリーンパパイヤは日本人にとってはとても良い食べ物です。食物繊維満載で糖質は少ない。

ググればわかりますが、ソムタムの材料のグリーンパパイヤの糖質は大体1個300g中に21gとのことです。ソムタム1食に使う分は、多分、80gくらいかと思うので、糖質は5.6gになります。しかも、1食分全部食べないと思います。全部食べても5.6gですが、大体シェアしたり、あるいは1人でも残したりするので、更に糖質が少ないということになります。

ソムタムのグリーンパパイヤ以外の材料では、ココナツシュガーを使いますが、もちろん糖質は高いですが、砂糖よりは糖質が低いのと、あとGIが低いのです。低GIなので、血糖値の上昇がゆっくりです。それに、そんなにバカバカ食わないと思うんですよ、ソムタムを。汁の部分は避けて残したりするので、ソムタムを食べても、ココナツシュガー由来の糖質はそんなに多くなりません。

ということで、糖質制限にも向いているソムタムです。今まで、本当に沢山ソムタムを食べてきました。

最近では、辛くないと美味しくないと思うようになり、辛さをそのままにしています。

タイに来た頃は、辛くて食べられなかったので、辛さ少なめ「ペニノイ」にしていました。

ただ、その「ペニノイ」は、意味がないことにだんだん気づいてきました。なぜなら、ソムタムというのは、クロックと呼ばれる、鉢みたいなのに材料を入れて、それをサークという棒でトントン突くのです。日本人的にはすり鉢とすりこぎみたいな組み合わせです。そのトントン突く動作をタムと言うらしいですけど。。で、その突いているときに、入れる唐辛子の量を調節してくれるのです。普通は2つくらい入れますが、「ペニノイ」では、まあ、1個かと思います。

例え唐辛子が1個だからといって、このクロックの中でサークで突いてしまえば、唐辛子は割れて、中身がどんどん出ます。こうなると、唐辛子1個でも十分に辛いです。ですので、「ペニノイ」でも意味がありません。十分過ぎるほど辛いです。

ではどうすれば、辛くないソムタムが食べられるかといえば、それは全く唐辛子を入れないということになります。全く辛くなくしてくれという意味では、「マイペ」と言えば良いですが、そもそもタイ人の辛さの感覚がおかしいので、多分、「マイペ」でも唐辛子を半分くらい入れたりするかもしれません。

そこで、唐辛子を1個も入れないで、と言うのは「マイサイプリック」です。ソムタムを作る人に、「マイサイプリック」といえば、全く辛くないソムタムを作ってくれます。



全く辛くないソムタムも美味しいので、今までずっとそれを食べていましたが、ある時から、やっぱり辛いのが良いなあ。。とか思うよになり、少しずつ辛くして、そしてとうとう、最近では、辛さはノーマルになりました。最近では辛くないと美味しくないと思うようになったのです。


禁断の味プラーラー


辛さは良いのですが、次は種類です。一番基本的なソムタムはソムタムタイです。アヒルのたまごの塩漬けを入れるのが、ソムタムカイケム。まあ、そのほか、コームヤーンをいう豚のネック部分の肉を入れたり、フルーツを入れたり、麺を入れたり、いろいろあります。

そして、なんと言っても、タイ人がよく食べるのが、プラーラーです。カニを発酵させて作った調味料です。カニそのものが入っていれば、プーパラーです。まあ、プラーラーといえば、カニの爪とかの破片は見え隠れします。このプラーラーをソムタムに入れると、クロックで突いている段階で、なんとなくシナシナします。ソムタムたいはグリーンパパイヤがシャキッとしていますが、プラーラーは、シナッとするのです。そして味ですけど、コクがあって深みがあります。

これは、味も香りも日本字的には少し難易度が高いソムタムになりますが、これも慣れると美味しいと感じます。今では、辛さは普通、そしてプラーラーを入れるという、タイ人と同じソムタムを食べています。

ただ、やっぱり、たまにですけど、お腹が痛くなったりするのです。ですので、遠くでトイレにアクセスが難しいような場所では避けた方が良いかもしれないです。慣れると、お腹も全然大丈夫になります。

禁断の味には、慣れなければならないのです。

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