2023年5月17日

タイの閉店後の屋台で目撃したモノ

■ 屋台の衝撃 ■

閉じている屋台に、ネズミがウロウロしているのを何度も見たことがあります。その光景だけで、もう、日本人としてはノックアウトです。屋台なんかで絶対に食べ物を買いたくない! と、思ったりします。

buy cut fruits from street vender
まあでも、考えてみれば、日本にある飲食店でも、夜中にネズミが居たりはします。それを知ってしまってはその店には絶対に行かなくなるかもしれませんが、その事実を知らなければ?

実際に営業している店で、実際にお客さんもいるわけだから、夜中にネズミが出ていたとしても、平気と言えば平気なのです。

で、タイの屋台はキレイか?といえば、確かにすごくキレイでは無いです。しかしながら、めっちゃ汚くも無いです。

日本人としては、なんでフルーツがこんな排気ガスの多い道路の脇で売っているのだろう?と疑問を持ちます。最初は

それでも、1回買うと、その後は慣れてしまいます。この、最初の1歩が大変です。結構勇気が入ります。

自分も、タイに来て、しばらくはストリートでフードを買いませんでした。なぜなら、汚いからです。衛生面がすごく気になります。

夜になって、屋台が放置されていて、まあ、もちろんカバーがかかってシートがかかってゴム紐でぐるぐる巻きに保管されていたりしますが、その周りをネズミが歩いているとか、何度も何度も見たことがあります。

ある地域に行くと、下手したら、ネズミに遭遇する確率はほぼ100%だったりします。


例えばムーピンの屋台なんかでは、ムーピンを焼く網を洗っているのを見たことはありません。そもそも、ストリートなので、水道はないから、水は桶みたいなのに溜めたり、タンクに溜めたりして移動していたり、下手すると屋台には水なんてないかも。

ムーピンを焼く網は、そのまま真っ黒焦げのまま使っていますが、変な話、これも夜は放置されていて、虫がいたりネズミがいたりする可能性も十分にあります。

こういう心配をしていると、どんどん良くないことが浮かんできて、キリがないのです。日本人にとっては衛生面はすごく気になります。

■ 可愛くてキレイな白人のおねいちゃんが屋台に ■

意外と、気にしないのが、白人だったりしますよね。タイにはたくさんの白人が居て、大体ロシア人、アメリカ人、スカンジナビアのヨーロッパ人、そしてオーストラリア人が多いのです。
若い人とか、すごくキレイな女性が、いきなり屋台の椅子に座ってヌードルとかを食べていたりするので、少し意外になりますが、考えてみれば、欧米の衛生観念も、日本に比べればだいぶ低いので、きっと欧米人にとってタイの屋台は大丈夫なのかと思ったりします。

屋台はキレイか?と言われれば、キレイではないです。
お腹を壊すこともあります。

ただ、慣れると、だんだん平気になっていくのです。

なんていうか、慣れです。慣れしかありません。

例えていうなら、子供の頃、人が飲んだコップで飲み物を回し飲みとかするの、抵抗ありませんでしたか?

そういうのも、中学高校になって、たとえば部活とかしていると、特にサッカー部南下に入ると、グランドにある人が飲んだスポーツドリンクとか、そのまま飲んでも全くなんとも思わなくなります。

そういうのに似ています。

屋台のフードが食べられるようになるのは、感覚的な問題かと思います。キレイか、汚いか?で言えば、キレイではないだろうけど、汚くもないという感じです。

もう、数年住んでいると、屋台の食べ物が平気になります。自分は平気です。ただ、何年住んでいても、ダメなものはダメという人も、結構多いです。

ここまでくると、もう、この衛生という概念は、感覚的なものなのかと思います。