2024年6月21日

テスコロータス(TESCO Lotus)は、なぜロータスズ(Lotus’s)に?

タイのTesco Lotusは、もともとイギリスのスーパーマーケットチェーンであるTescoがタイ市場に進出する際に設立したスーパーマーケットチェーンです。

まあ、バンコクにもタイの郊外にも、田舎にも、どこにでも主要な場所にはある、テスコロータス。現在は、ロータスです。

Tesco Lotus から Lotus’s にブランド変更しました。なぜでしょうか? それも後述しています。










Tesco Lotusの設立と発展

  1. 設立背景:

    • Tescoは1998年にタイ市場に進出し、現地の企業と合弁でTesco Lotusというブランドを立ち上げました。当初は英米のスーパーマーケットのモデルを基にしたものでした。1998年頃から、タイでこういったリテールが盛んになったということでしょうか。
  2. 拡大と成長:

    • Tesco Lotusはタイ国内で急速に拡大し、ハイパーマーケット、スーパーマーケット、エクスプレスストアなど様々な形式の店舗を展開しました。
    • 低価格戦略や多岐にわたる商品ラインナップ、顧客サービスの向上などを通じて、現地市場でのシェアを拡大しました。

CPグループによる買収

  1. 買収の背景:

    • 2020年3月、CPグループ(Charoen Pokphand Group)は、Tescoが東南アジア市場から撤退することを受け、タイおよびマレーシアにおけるTescoの事業を買収することを発表しました。
    • CPグループはタイ最大のコングロマリットであり、農業、食品、リテール、通信など多岐にわたる事業を展開しています。
    • まあ、この買収劇には、驚きはしませんが、いや、少し驚きました。とはいえ、なんでもCP傘下になるというのは、どこか予想はついていましたが。イギリスのテスコも、郷に入りて郷に従った形でしょうか、
  1. 買収の詳細:

    • CPグループは、約107億ドル(約1.1兆円)でTescoのタイおよびマレーシア事業を買収しました。
    • この買収により、CPグループはタイにおける小売業の一層の強化を図りました。
    • すごい金額ですよね。億じゃないんですよ。兆ですよ。兆。

Lotus'sへのブランド変更


このブランド変更も驚きますよね。いや、驚かないか。興味ない人も多いですかね。それにしても、この看板の取り替えとか、書類とかレシートの印刷とかロゴマークとか全部取り替えたんですから、これはタイ全土ですごいことになったでしょうね。


  1. ブランド再編:

    • 買収後、CPグループはTesco Lotusのブランド名を変更し、2021年に「Lotus's」とすることを発表しました。
    • このブランド変更は、CPグループのリテール事業としての統一感を持たせるためのものでした。
  2. 新しいブランド戦略:

    • Lotus'sとしての再出発にあたり、CPグループは店舗の改装やデジタル化の推進、ロイヤルティプログラムの強化など、顧客体験の向上を目指す取り組みを行っています。
    • また、Eコマースの強化やオムニチャネル戦略の導入により、オンラインとオフラインの融合を図っています。

特徴

  1. 広範な商品ラインナップ:

    • 食料品から家電、衣料品まで、幅広い商品を取り揃えており、ワンストップショッピングが可能です。
    • ただこのラインナップも、どこか、他のリテールと差別化しようとしていますが、タイの場合は難しいですよね。テナントも日本に比べればもちろん、少ないですし。同じようなテナントが競合相手にも入っているという結果になりますよね。
  2. 地域密着型の店舗運営:

    • 各店舗は地域の需要に合わせた品揃えを行い、地元の農産物や製品を積極的に取り扱っています。
  3. デジタル化とオムニチャネル:

    • オンラインショッピングサイトやモバイルアプリを通じた利便性の向上を図っており、オンライン注文、店舗受け取り、宅配サービスなど多様な購買方法を提供しています。
  4. 顧客サービスとロイヤルティプログラム:

    • Lotus'sは会員制度を設け、ポイントプログラムや特典を通じて顧客のロイヤルティを高めています。

このように、Tesco LotusからLotus'sへの移行は、CPグループの戦略的な買収とブランディングの一環であり、タイ市場におけるリテールビジネスのさらなる拡大と革新を目指しています。


競合も少ないかもしれないですが、結構ありますよね。特徴出すのも一苦労ですが、やはり、Lotus’sは強いと思います。

Lotus'sの主な競合には、タイ国内で展開する他の大手スーパーマーケットチェーンやリテール企業が含まれます。以下に、主要な競合とLotus'sの競合戦略について説明します。

主な競合

  1. Big C:

    • フランスの小売業者Casino Groupが運営するハイパーマーケットチェーンで、タイ国内で広範な店舗ネットワークを持っています。
    • これはカルフールですよね。なんか、タイだから勢いがありますけど、日本にも昔来て、西友を巻き込んだかと思いましたが、勢いはなかったですよね。タイはあります。
  2. Makro:

    • CPグループ傘下の業務用キャッシュアンドキャリー型スーパー。特に飲食店や小売業者向けの商品が充実しており、B2B市場に強みがあります。
    • 日本で言えば、COSTCO(日本とは言えないけど)と、業務スーパーの間くらいの位置付けでしょうか。ホールセール感を出したいのかもしれないですけど、結構小分けされた商品も置いてあります。
  3. Tops:

    • Central Groupが運営するスーパーマーケットチェーン。中高所得層向けの商品ラインナップが充実しており、プレミアム感のある店舗展開をしています。
    • CPではなく、Central Groupではありますけど、例えばCP系のモールなんかにも入ったりしていますので、この辺はみんな仲良しという感じなのでしょうか。
  4. 7-Eleven:

    • CPグループがフランチャイズ展開しているコンビニエンスストア。便利な立地と広範な店舗数で日常的な買い物に利用されています。
    • 競合といえば競合かもしれませんが、形態が違いすぎますよね。しかもCPグループなので、そんなに真剣に競合しているのか、わかりません。
  5. FamilyMart:

    • 伊藤忠商事が展開するコンビニエンスストアチェーン。日常的なニーズに対応するため、競争の激しい市場で存在感を示しています。
    • こちらは、やはり、店舗形態が違いすぎるとはいえ、CPグループでは無い点を考えると、ガチの競合になるのでしょうか。
    • 心なしか、FamilyMart、タイ行きた頃は結構ありましたが、現在は姿を消したような気がしないでもなです。CPは強いので、何か大人の事情でも合ったのでしょうか。からりにTurtleという、駅中スタイルのコンビニみたいなのは増えています。

Lotus'sの競合戦略

  1. 広範な商品ラインナップ:

    • 幅広い商品を取り揃えることで、ワンストップショッピングの利便性を提供。食料品から日用品、家電製品まで多岐にわたる品揃えを強化。
  2. 地域密着型の店舗運営:

    • 各地域の特性や顧客のニーズに合わせた商品ラインナップを展開。地元の農産物や製品を積極的に取り扱い、地域経済との連携を図る。
  3. デジタル化とオムニチャネル戦略:

    • オンラインショッピングサイトやモバイルアプリの利用を推進。オンライン注文、店舗受け取り、宅配サービスなど多様な購買方法を提供し、顧客の利便性を高める。
  4. 顧客ロイヤルティプログラム:

    • 会員制度やロイヤルティプログラムを強化。ポイントプログラムや特典を通じて顧客のロイヤルティを高め、リピーターを増やす戦略。
  5. 価格競争力の強化:

    • CPグループのスケールメリットを活かし、コストを抑えた商品供給を実現。価格競争力を持たせることで、他のスーパーマーケットチェーンとの価格競争に対抗。
  6. 店舗の近代化とリノベーション:

    • 店舗のリノベーションや近代化を進め、快適で魅力的なショッピング環境を提供。特に大型店舗では、ショッピングモール化することで、エンターテインメントやフードコートなど多彩なサービスを提供。
  7. サステナビリティとCSR活動:

    • 環境に配慮した商品や店舗運営を推進。持続可能な調達や廃棄物削減などのCSR活動を通じて、企業イメージを向上させる。

これらの戦略を通じて、Lotus'sはタイのリテール市場での競争力を維持し、顧客満足度の向上を図っています。


CPグループ傘下のLotus's、Makro、7-Elevenでは、同じ商品が販売されている場合でも価格が異なることが一般的です。それぞれの店舗の特性やターゲット市場が異なるため、価格設定にも違いが生じます。

価格設定の違いの要因

  1. ターゲット市場の違い:

    • Lotus's: 主に一般消費者を対象としており、幅広い商品ラインナップと手頃な価格を提供することに注力しています。大規模な店舗での価格競争力を持ち、プロモーションやディスカウントも頻繁に行われます。
    • Makro: 業務用キャッシュアンドキャリーのモデルを採用しており、主に飲食店や小売業者などのB2B顧客をターゲットにしています。そのため、ロット買いや業務用パッケージに適した価格設定がされており、一般消費者向けの価格とは異なります。
    • 7-Eleven: コンビニエンスストアとして、利便性と即時性を重視しています。店舗の規模が小さく、営業時間が長いため、他の店舗に比べて価格がやや高めに設定されることが多いです。
  2. 店舗の運営コスト:

    • 各店舗の運営コスト(人件費、テナント費用、物流コストなど)も価格設定に影響を与えます。たとえば、7-Elevenは24時間営業であり、その運営コストは高いため、価格も高めに設定される傾向があります。
  3. プロモーションとディスカウント:

    • 各ブランドは独自のプロモーションやディスカウント戦略を持っており、時期や店舗によって同じ商品の価格が異なる場合があります。特売品やキャンペーンの内容も店舗ごとに異なることが一般的です。
  4. パッケージとバルク購入の違い:

    • Makroでは、業務用に適した大容量パッケージの商品が多く販売されています。一方、Lotus'sや7-Elevenでは一般消費者向けの少量パッケージが中心です。この違いも価格に影響を与えます。

実際の価格例

同じ商品なのに、CP傘下なのに、違う価格なのです。

具体的な商品例を挙げると以下のようになります(仮想的な価格設定):

  • 飲料(例えばコーラ500ml):

    • Lotus's: 25バーツ
    • Makro: 24バーツ(ケース単位で購入時)
    • 7-Eleven: 28バーツ
  • インスタントラーメン(パック):

    • Lotus's: 10バーツ
    • Makro: 9バーツ(バルク購入時)
    • 7-Eleven: 12バーツ

このように、同じ商品であっても、購入場所やパッケージの違いによって価格が異なることがわかります。

CPグループ傘下の各ブランドは、それぞれ異なるターゲット市場やビジネスモデルに基づいて価格設定を行っているため、同じ商品の価格が必ずしも同じではありません。顧客の購買ニーズや店舗の特性に応じた価格戦略を採用しています。 

なるほど、これからタイで買い物するときには、なんとなく頭に入れておいてください。

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