「長屋の中のイタリアン ~センスの良いタイ人オーナーに驚いた話~」
先日、何気なく街を歩いていたら、まるでタイの長屋みたいな建物の1階にイタリアンレストランを発見。普通なら「ここでイタリアン?」って思うところですが、入ってみると意外にもおしゃれ!しかも料理が美味しい。
特に驚いたのは、最近2階の部屋を新しく作ったらしく、そのセンスの良さ!天井の高さから、木目調の家具まで、まるでインスタグラムの投稿をそのまま形にしたようなデザインです。オーナーももちろんタイ人。いやぁ、タイ人のセンスってすごいですね。
アートといえば、コロナ前、あの頃は、街中どこを歩いてもクリエイティブなエネルギーが溢れていた。チェンマイの古い路地裏にも、カフェの一角にも、いたるところにアートが息づいていた。バンコクのアートシーンも負けていなかった。Bangkok Museumやリバーシティのアトリエに行くたび、独創的な作品が展示され、思わず引き込まれてしまったのを思い出す。
それがコロナを機に、私自身も含め、多くの人が足を運ばなくなった。外出すること自体が非日常になってしまい、いつの間にかアートとの距離も遠くなってしまった気がする。それでも、タイのアーティストが生み出す南国特有のビビッドな色彩の作品には、どこか希望や活力が感じられる。それを見ると、またアートの世界に戻りたいなと、ふと思う。