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2022年4月10日

「コロナ? あっそ。タイレノールでものんで寝てなよ。」となる日が決まった。

今日たまたまバンコクのスクンビットにあるホテルのロビーを通った。フロントには、30人くらいだろうか、大きな荷物を携えた人々がチェックイン待ちの行列を作っていた。ほぼほぼ欧米人の団体だった。団体と言っても、別に中国人団体旅行のようなグループではない。個人個人、あるいは少数のグループからなる人々の集合であった。いよいよ、タイもコロナからの脱却が始まったという感じがするのである。
人は、生きていく上で、いろいろな変化を求めるものだと思う。海外に住んでみたり、留学をしたり、転職をしたりというような人生を左右するような大きな変化もあれば、海外旅行のようなちょっとした体験も常に求めている。これが平和の証ではないだろうか。奇しくもコロナ禍において戦争が勃発している地域もあるので、旅行客を見て平和の尊さを実感することがひとしおである。

人生変えるコロナ

海外旅行をするために貯金をしてみたり、そのために一生懸命に働いてみたり、そうしながら平和な世の中は動いてきた。コロナ前までは。
コロナで本当に全てがやられた。考えてみると、例えば、丸2年以上の歳月を人々は耐え忍んできたのである。そして人生における変化の機会を逸した人も沢山いる。
思い切って清水の舞台から飛び降りるような決意で留学をした人は、この2年、大学もほとんどリモート。友人の子供も、アメリカに行ったのに家でウェブで授業受けてるみたいな状態で、もう2年以上経つ。日本の大学にしても、1年生、2年生は日本でいえば、日本の独特のカルチャーかもしれないとはいえ、大学生として、バイトとか恋愛とか、いろいろな出会いや楽しさを謳歌しても良い時期である。それがこのコロナ禍でままならなかったということになる。
webでできるのと、webでやるべきなのか?とは、意味が違う。
例えば、エキスポみたいなのもずっとウェブ開催みたいな感じになっていたけど、確かにウェブでできるといえばできるけど、モーターショーなら現地に行って綺麗なおねいちゃんコンパニオン(言い方合ってる?)とか生で見たくないか?
学会とかも、地方の大学主催でも、ウェブでできるからわざわざ行かなくても良いっちゃ良いけど、その土地を訪れて、美味いものでも食ったり色々するのが、学会ではないのか?
パンデミックが終わってもこの先もずっとリモートOKの企業とか、誇らしげに宣言しているけど、オフィスに通って、会社の帰りに待ち合わせして店とかに行ったりするのも、人生ではないのか?

webでできるけどwebでは良くない

男女の出会いもティンダーだったり。別にティンダーが悪いとは言わないけど。
昔でいえば、「出会い系サイト」という響きで、なんだかネガティブなイメージもあったけど、Appといえば、なんか、正当化されるこの風潮。
カジノだって、そこにいくのが楽しいよね。オンラインカジノもありっちゃありだけど、実際にそこに行かないと、つまらないよね。

それが、いよいよ、世の中が動いてきた。
ホテル業界とか、旅行業会とか、航空業会とか、このような業界は平和産業と言われていて、この業界が発展する条件として、大前提が平和であることがとても大事なのである。
それにしても、本当にコロナにはやられた。
ただ、やられたやられた言っていても何も始まらない。パンデミックも終わるので、それを取り戻すためにも、色々と旅行に出たり、出張に出たりした方が良いのではないだろうか。
タイでは4月からいよいよソンクランが始まる。ソンクランというのは、タイの正月を意味していて、みんな地元に帰る。ソンクラン休日は仏暦で色々とその年によって変化するのだが、3日間の休日になる。
今年のソンクラン休日は4月13日(水曜日)から始まって、4月15日(金曜日)までということになっている。来週である。例年であれば、コロナ前であれば、このソンクランに合わせてタイを訪れる観光客も沢山いるのだ。
その中でも特に注目されるのが、バンコクのカオサン通りのソンクランである。カオさん通りというのは、バックパッカーの聖地である。タイを訪れるバックパッカーはものすごく沢山いて、このカオサン周辺にホステルや簡易宿など、欧米から来た人々が集中するのだ。そして、ほとんどが若い人たちなので、カオサンで出会ったりする、そういう旅行者のオアシス的な場所である。毎年ソンクランは本当に盛り上がる。まるで、六本木とか西麻布のクラブに居るような欧米人の若者たちが、みんなで水を掛け合って、クレイジーな集団と化すのである。日本人駐在ファミリーは、ソンクランの時には気軽にカオサンに子供とかを連れて行かない方が良いと思う。なぜなら、本当にクレイジーなのだ。人だかりで芋洗状態と化す。カオスである。マジで危ない。
そんなクレイジーなソンクランフェスティバルを、カオサンで今年はどうするのか?タイの政府は先頃、3月末に、結局今年もカオサンでは水掛家祭りは無しという決定を下した。まあ、妥当と言えば妥当な判断ではある。これで3年連続、水掛祭りがない。タイに移住してきて2年以下の人は、あのクレイジーなカオスを知らないことになる。妥当というのは、まず、タイでは、

2022年7月にエンデミックに移行する

体に塗って若返る
テストステロンジェル


他の東南アジア諸国もそうなのだが、タイもコロナをエンデミック扱いにするらしい。

エンデミックにするというけど、コロナはコロナで同じであるが、パンデミックからエンデミックにして何が変わるのだろうか?と、思う。
変わるのは、ズバリ、コロナの扱いである。つまり、エンデミックになったら、コロナは、

「マジ!! コロナ!! 大変だ」となって、入院したりアビガンを沢山飲まされたり、隔離されたり、病院でタイなら数万バーツを支払う羽目になったり(これはもう既にないみたいだけど)仕事に行けなくなったり、学校に行けなくなったり。。。

という扱いから ⏬

「え、コロナ。あっそ。タイレノールのんで寝てなよ」という扱いに変わる。

そんな時代が来るのが、もう目の前。 ♫あの季節が、今目の前〜(真夜中のドア風)

7月にエンデミックになる(これも予定だけど)ので、4月のソンクランには間に合わないということなので、水掛祭りが無しということなのだ。

ということで、明日から少し旅に出ることにしている。