ラベル バンコクのインターナショナルスクール の投稿を表示しています。 すべての投稿を表示
ラベル バンコクのインターナショナルスクール の投稿を表示しています。 すべての投稿を表示

2022年4月3日

インターナショナルスクールで日本人だけが起こす問題

日本人生徒が起こす問題

タイにはインーナショナルスクールが160校くらいある。一時的に10校くらい減ったというデータもあるものの、コロナがエンデミックになることは決定しているので、今年、来年以降にまた増えると思う。

タイのインターナショナルスクールはバンコク中心にその数が集中しているが、意外と地方の都市にも点在している。また、チェンマイなどのバンコク以外の都市にももちろん多い。

バンコクのインターナショナルスクールで、特に日本人の多い、プロンポン、アソーク、トンローから通える範囲にある学校には、日本人生徒も散見される。

日本人が自分の子供をインターナショナルスクールに入れる動機としては、だいたい下記に大別されると思う。

・せっかくタイに来たし、体験させたい

タイに駐在する事になって、初めてインター校を意識した親がこの部類だと思う。普通のサラリーマンが子供をインター校に入れるなんて、日本ではまずない。タイに駐在すれば、給料は人によって2倍になる人もいる。そして駐在の場合は、子供の日本人学校の授業料に相当する金額の補助が出る場合が多い。インター校は日本人学校よりは授業料は高いので、駐在の場合はその差額分を自己負担する事になる。その差額分は、安くはないだろうけど、手が出ないわけでは無い。親としては、「せっかくだから、インターを体験させようか。」と言う気分にもなるわけである。

・インターに入れたくてタイに来た

本当に少数だけど、ゼロではない。子供の教育に関心があり、自分(親)も海外経験があったりする。日本でインターは授業料の面でも、なんとなくお呼びでない。タイなら、現実味がある。ただこの場合は、仕事も全部自分で探さなければならない。もちろん、たまたま自分の勤めている会社にタイ勤務の機会があって、それを希望してタイに行ける、、なんてこともあるかもしれないけど、確実ではない。確実なのは、自らタイに、家族で移住することである。給与面では相当苦労する事になるので、よほど経済的に何らかの強みがなければ、実現できるものではない。


従って、大部分のケースが、前者である。

日本で普通に働いていた。少しは英語できるけど、別に得意ではない。

タイに赴任する事になった。

インター校があることを知った。興味が出た。

英語わからないけど、とりあえず辞書ひいたり誰かの助けを借りたりして、子供をインター校に入学させる事にした。


子供をインター校に入れるなら、親も英語が必要

結論から言うと、自分の子供をインターに入れたければ、自分(親)自身も英語ができた方が良い。そうでなければ、突然英語だけの世界に放り込まれた子供がただかわいそうである。子供が、急に英語ができるわけもない。学校はもちろん、すべて英語である。

ところが、同じクラスに数人の日本人がいると、子供たちは日本人同士て日本語ばかり話す事になる。例えば、クラスに20人生徒が居て、そのうちの5人が日本人というケースも結構あるそうすると、その5人でずっと日本語で喋っているのである。他の15人からしたら、迷惑でしかない。インター校の先生はだいたい白人の欧米人が多い。先生も、日本人生徒に、学校で日本語を喋らないように注意するものの、子供にとってはそもそも英語ができないので仕方がない。

宿題が出ると、日本人の親同士てLINEで連絡しまくり、確認しまくる。「宿題、これだよね?」「明日までだよね。」みたいな感じで、日本人同士でずっとつるむ事になる。

親にとっては、子供の良い英語の勉強の機会と思うかもしないけど、実際は全く英語が身につかない。理由は前述の通り、日本人の子供だけで日本語で喋っているからである。それに、そもそも「英語の勉強になる」という概念そのものが実は間違っていて、インター校は英語を勉強する場所ではなく、英語で勉強する場所なのである。この概念がそもそも間違っているので、他の国から来ている生徒には、日本語を喋りまくっているグループはただ迷惑でしかない。

日本人同士でいじめ

これも想像するに容易い。インター校で、日本人グループの中で、日本人同士の子供たちの間でいじめが発生する。内容は、英語ができるとかできないとか、どこの何を食べたとかいう自慢話をしたい子供から発生する。親も親なら子供も子供という感じで、そういうわがままな子供がマウント取ったりしていると、その延長でイジメに発展したりする。

日本人親同士のグループ

JKかよ、と思う。いい歳越えてお母さんたちが、日本人同士でいくつかのグループ化がされる。こうやって書いていても、くだらなすぎてイラッとくるくらい。じゃあ書くなよ、と自分でツッコミ入れたくなる。しかもみんな英語とかできない。もちろん、他の国から来ている人々にっては、知る由もない。またこのお母さんでマウント取る人がいつも居て、それが非常に問題。だいたいが、エステに行ったとか、どこで高級なランチに行ったとか、旅行でどこに行ったとか、そんな話ばかりである。

イベントで迷惑な席取り

インター校は様々なイベントがある。結構仮装したりすることも多かったりして、これがまた日本人にとっては、LINEが飛び交う。「仮装って、これでいいんだよね。」「帽子とか売ってるところ知ってる?」「あたし行くから、買っておこうか?」「あの先生、なんて言ってたの?」みたいなやりとりが、日本人グループラインでやり取りされるのである。そして極め付けは、イベント時の観客席の取り合いが問題化する。

例えばクリスマスイベントや、タイ独特のロイクラトンやソンクランといった催しで、生徒が舞台で色々と見せ物をしたりする。下級生は歌や踊りなどなど、色々である。だいたい大きな校庭や体育館でやるのだが、保護者席というか、保護者用の観客席があったりする。これは日本でもどこでも同じである。バンコクのインター校でも、同じように保護者席があるのだが、この席の最前列をいつも日本人が、確保するのである。色々ハンカチとかエコバッグのようなものとか、どうでも良いものを、早く到着した人が椅子の上に置いて、すべて確保する。後から来た日本人の親に、「◯◯さん! こっちこっち。席取ったわよ〜!」と大声で日本語で叫ぶ。目を覆いたくなる光景だが、結果として、最前列が全部日本人。当然、日本人以外の保護者の客は、「なんだあれ?」みたいに思う。さらに子供たちの演技中にも立ち上がり、写真をバチバチ撮りまくり、キャーキャー声援する。後ろの席の視界の邪魔をしてもお構い無し。もう、ザ日本人丸出しなのである。他の国の人々にとっては、異様な光景ではあるが、何かクレームをつけるほどのことでもないので、横目に見ながらそのままスルーすることがほとんどである。従って、この光景は終わることはない。迷惑というか、異常。

面談で通訳介す親

インター校でももちろん三者面談、あるいは親の面談というものがある。つまり、子供の担任の先生である欧米人と面談する事になるのだ。これがまた日本人の親には厄介である。英語ができないからだ。もちろん英語ができる人もいる。そういう人は、英語ができない親から頼られたりする。ある程度は英語もできるという親は、そのまま面談する。部分的にわからないことが有ったとしても、ヘラヘラして笑顔を見せて終わるという感じである。ただし全く英語がわからない親は、通訳を誰かに頼んだりするのだ。これがまた、厄介である。先生もいちいち通訳を挟んでの面談はやりにくい。そこまでしてインターに入れる事ないのに。。と、思う。

つるむ親

まあとにかく、日本人の親はとにかくつるむ。あるいは、全く口も聞かないか、どちらかになる。そうすると、それが前述のJKグループみたいになるのである。つるむといっても、学校のこととか、教育のこととかそういうトピックはほとんどなくて、人の噂話とか、ネイルとかエステとか、ランチとか飲食店とかのことに終始している。そして、例えば英語もできて自分も海外の大学出て外資で働いているみたいな親もたまにいて、そういう親は、このJKグループからはなるべく距離を置いたりしている。これがまた変な亀裂に発展したりするのだ。

されど日本人をターゲットにするインター校

日本人がインター校で問題を起こすなら、インターはなるべく日本人を取らなければ良いと思うかもしれない。もちろん、国籍とかで篩にかけるのは差別に繋がるので、例えば、英語力の問題で、試験か何かを実施して英語力に基準などを設定すれば、フェアーである。ところが、インター校でなぜそれをしないのか? それは問題を起こす日本人であったとしても、インター校はプライベート、私立、そう、生徒はお客さんだからである。経営上、日本人にもどんどん入学してもらいたいというのが、インター校の本音部分である。ただこれも、中級以下のインターや、あるいは幼稚園や下級生までのインターに限ることである。例えば、バンコクのインターと言ってもピンキリで、本当にピンからキリまであるのだ。前述のようにタイには160校ものインターナショナルスクールがあるのだ。ピンの方は、授業料もかなり高いし、別に篩などかけなくても、日本人が応募してくるというのは、ゼロではないだろうけど、稀である。しかも、そういうピンの方の学校に応募してくる子は、ある程度英語とかもできるだろうし。。で、多くの日本人は、それ以外のある程度金額的に手の届く学校に集中するのだ。ただ、流石に篩にかけるということまではしていないようである。それが、タイのサバイサバイな感じなのかと思う。子供も、ある程度大きくなると、どのみち日本に本帰国するケースが多いので、低学年を過ぎれば、日本人も少なくなるだろうという学校側の読みもあったりする。

コロナ禍がもたらすある変化

最近の動きとして、コロナ禍で生徒数が減ったりしているインターは、今まで日本人があまり居なかったインター校でも、日本人生徒獲得に向けて舵を切った学校も点在する。それは、スクンビット周辺の日本人が多く住む地域からは、車で1時間くらい離れていたりするのだけど、大きな広告を高速道路から見えるところに、日本語で出したりしているのを見た。「日本人生徒、募集。 日本人向けサポート充実。」みたいな感じの広告が出ていた。その学校は今まではあまり日本人も居なかった学校である。個人的には、愚かな行動に出たな、、と、思う。他の国の生徒もたくさんいるのに、日本人向けサポートなんてすると、日本人が幅を利かせてろくなことにならない、、ということまでは、この学校は知らないのだろうな、と思った。

色々な意味を持つ「日本人比率」

問題は、日本人が多すぎると、他の国の子たちが辞めちゃったりするのだ。前述の通り、固まって日本語ばかり喋っている団体がいつも居る環境になるからである。一方で、これがまた、日本人にとっても、なるべく日本人が居ないところに入れたいという親は、結構この日本人比率には敏感かもしれない。ただ、全く日本人が居ないのも、嫌だなと思っていたりする。日本人はどこまで行っても、日本人のことを意識しなければならないのだ。良くも悪くもである。

日本人が沢山居るのは嫌だけど、全然いないのも嫌・・・

こんな、微妙なことをいつも考えているのが日本人である。大体の感覚で、25%を超えると、多いと思う。グループができて、色々と厄介なことが発生するからである。子供同士でもそうだし、親同士でも、勘違いした人たちが集まって、地獄絵図、カオス状態になるのは間違いない。そもそも、駐在妻という時点で日頃からストレスが溜まっているひとなどにとっては、尚更である。

純粋にインターで勉強させたい場合はどうしたら良いのか?

日本人の中には、本当に、純粋にインターで子供を勉強させて、しかも高校まで在籍して、さらに海外の大学に進ませたいと思っている親もいる。そういう親にとっては、JKみたいなグループも厄介だし、子供同士のイジメとかも面倒だ。

ただ、心配は要らないと思う。なぜなら、そういう親の子供はある程度英語も事前に準備してきたりしている場合が多く、先生や、他の国の子供たちとも英語でコミュニケーションをとることが可能となっている場合が多いからだ。日本人グループと距離を置いても大丈夫である。

他の日本人を気にしなくても大丈夫な理由

さらに、大丈夫な理由だが、だいたい、「せっかくだから」みたいな感じで、英語の勉強ついでにインターに入れている親は、まさか、自分の子を高校までインターに入れようとは考えていない。いずれは、日本で高校受験なりをする場合がほとんど。中学受験も視野に入れている親だったら、小学校4年か5年で日本に帰国を選ぶことになる。つまり、面倒で問題な日本人は、実はインター校には長居しないのだ。もちろん、中にはしっかりした家庭もあって、すごく良い親で、ただ、考えとして、日本での中学受験を考えているみたいな親は、去っていくのは寂しいかもしれないが、大半の勘違いした親子が去っていくのは、正直、学校にっては良いことなのである。実は、日本人を抱えるインター校も、「どうせ小学校高学年で日本に帰るだろう」という読みといか、目論見があったりするのだ。だから、問題を起こしてもある程度めくじらを立てずに、スルーしていく。ある意味、良いお客さんである。

日本人が高学年でインターを去る、帰国準備以外のもう一つの現実的な理由

また、小学校高学年で去るというのは、日本での準備もさることながら、実際問題、リアリティとして、英語での授業についていけなくなることも多いのだ。前述のように、英語を勉強する場所ではなくて、英語で勉強する場所である。算数も、サイエンスも、その他のアクティビティも全て英語であり、また英語のリーディングやライティングなども、小学校高学年やミドルスクールになると複雑になり、子供がマジでついていけなくなるケースがある。算数の文章題とか、マジで意味がわからない、という事象が発生する。リーディングと言っても、小学校高学年になれば、欧米のカリキュラムなわけだから、本当に細かい字で分厚い英語の本を読むことになる。これも、日本語ばっかり使ってきた子供たちには、酷なことである。そして成績が悪くなると、プライドの高い親にとっても、インター校そのものの魅力が減ってくるのである。。。そうこうしている内に、現実路線として、自然にインター校を去っていくのだ。

本帰国後の問題

さて、そういう理由で本帰国して、日本で中学や高校に進学したりするわけであるが、日本に帰国した子供は、「帰国子女」となる。全く海外なんて意識もしたこともなく、たまたま仕事の関係でタイに赴任したという親にとっては、自分の子供が「帰国子女」なんて、特にマウント取りたい系の親にとってはさぞかし鼻が高いことだろう。私立の中学や高校には、帰国子女枠なる制度があり、そういう親に限って、自分の子供が「帰国子女」であることを前面にアピールしながら手続きをとる光景が、目に浮かぶ。ただ、ここでもまた恥をかくのが、実際、タイでもずっと日本人とばかり連んできた結果、帰国子女ではあっても、英語ができるわけでもない。もしタイ語ができたら、それはそれでものすごく価値もあると思うけど、タイ語も当然できない。帰国子女なんて言って、マウント取ってると、実際、日本にそのまま居て、普通に英語を一生懸命勉強してきた子供の方が、英語力が遥かに上だったりするのである。そのような現実を目の当たりした時に、きっとこういう親はショックを受けることになるだろう。ただ、マウントをとりたがる親は、こんな事ではへこたれないだろう。。

ストレスを抱えている方へ 
成分:トウチュウカソウ(冬虫夏草)菌糸体粉末(Cs-4) 
シイタケエキス(椎茸提取物)
アガリクスエキス(姫茸提取物)


2021年10月1日

子供をインター校に通わせる英語ができない親

バンコクのインターナショナルスクールの迷惑な日本人


日本人にとって不都合な事実のオンパレード頻発

安易に子供をインターナショナルスクールに入学させる日本人がバンコクでは一定数います。

インターナショナルスクールへ子供を安易に入学させることは、子供がとっても可哀想になります。

たまたま駐在で配属になったバンコクで、普通なら日本人学校に入れますが、せっかくだから?みたいな理由で子供をインターナショナルスクールに入れる親がいます。

子供をインターナショナルスクールに入学させるのは、別に悪いことではありません、親がその意味を理解しているなら。

そこまで理解していなくても、別にそこまで悪いことではありません、迷惑をかけなければ。


勘違いは親

実際は、その日本人達ががインター校のあちこちで勘違いを起こしていて、ちょっとした迷惑な存在になているのも紛れもない事実です。

インスタはじめとして、SNSをリア充ツールとしてフル活用している駐在妻でも、もし自分が迷惑な存在だとしたら、それは都合の悪い事実なので、あまり発信しません。


〓:::〓:::〓:::〓:::〓:::〓:::〓:::〓:::〓:::〓:::〓:::〓

みんなのFX

〓:::〓:::〓:::〓:::〓:::〓:::〓:::〓:::〓:::〓:::〓:::〓



現実には、結構な確率で頻発していることではありますが、発信されません。


発信されないので、外からバンコクを見ている人には情報が届きません。


バンコク駐在妻が発信することって、小旅行、ネイル、エステ、グルメなどなどがメインですので、自分たちにとってマイナスなことなんて、発信しないですよね。これは誰でもそうです。

疑問なのは、駐在の方達は、実は気づきながらも無意識に自己都合でその事実を闇に葬り、リセットして、そんなことは無かったことにしているのか?

はたまた、そもそも迷惑な存在であることにマジで気づかずにいるのか??

それは分かりません。

もし、マジで気づかずにいるとしたら、もしもそんなお花畑だったら、日本人達の脳みそはマンゴースムージー、徒党を組む日本人グループはココナツマフィンです。

ですので、この際、頻発している事実を、このブログで取り上げようかと思いました。きっと外からタイ、そしてバンコクをウォッチングしている人の中には、不都合な事実も知りたい人々が一定数居るはず。そんなニーズを信じます。

刺さる人には刺さる記事というのは、アクセスアップのコツでもありますよね。であれば、これは取り上げてぜひ記事にしなければなりません。


バンコクのインターナショナルスクール事情

不都合な事実の前に、ここでまず、タイ全域、そしてバンコクのインターナショナルスクールって、そもそもどうなってんの? ということろから説明させていただきます。

バンコクは東南アジアの国際都市です。いろいろな国からタイに移住してきている人が居ます。タイは発展途上国です。

発展途上国って、まさに発展途中なので、もう発展するしかないのです。そんなエキサイティングな国際都市には、当然、諸外国からの人々が移り住んでいて、当然インターナショナルスクールが沢山存在しているのです。


タイには166校のインターナショナルスクールがあります。

バンコクには88校のインターンナショナルスクールがあります。
https://www.international-schools-database.com/in/bangkok

授業料ですが、もちろんピンキリです。

初年度の授業料は、グローリーインターナショナルスクールの67,000バーツから、インターナショナルスクール・バンコクの805,700バーツまで。

平均は320,000バーツです。

32万バーツということは、最近のレートで大体日本円で105万円になります。平均より少し高くても、まあ、年間130万円くらいで、充分なのです。

もちろん、高いっちゃ高いですが、そもそも駐在は会社から子供の教育手当が出ます。この金額はもちろん会社によるのですが、日本人学校の授業料が目安になっているとのことです。

日本人学校の授業料は、年間だいたい入学金16万バーツ(約53万円)と授業料(年間)13万バーツ(約43万円)の合計で初年度96万円です。

日本人学校にかかるお金は、駐在の場合大体会社が負担してくれることが多く、もしインター校に入学した場合は、オーバー分は自己負担になります。

そもそも、駐在の場合は、給与が日本にいる時よりも、だいぶ増えています。海外勤務に付随するいろいろな手当てなどによって、中には日本にいるときよりも、倍になっちゃう人も居ます。

また。日本人学校分のお金は会社から出るので、インター校が少し高くて差額があっても、全額払うわけではありません。

ま、この際、インターに入れてみようか〜! みたいになるわけです。

もちろん、兄弟がいるとまた負担も大きいので、それはその家庭次第ではありますけど。

諸外国の親との決定的な違い

日本人の場合は、
せっかくだから、
記念だから、
見栄をはりたい?

みたいな理由で、インター校を選んで、子供を通わせるという理由が多いです。

タイ、バンコクのインターナショナルスクールには、たくさんの国々の子供達が集まります。タイ人はもちろん、インド人、中東、欧米人、日本人、中国人、台湾人、香港人、韓国人などなどです。

日本人生徒とその他の国の生徒の根本的な違いは、こんな感じです。

諸外国の親が、子供をタイのインター校に入れている場合、

・インターで学ばせたいからタイに来ていたりする。

諸外国の生徒の親は、タイ、そしてバンコクのインター校に子供を入れるために、仕事を変えたりすることもザラです。

・駐在はほぼ居ない。タイでビジネスを起業したりしている。

日本人の親との違いは、日本人の親が、ただ会社の辞令でタイに来たことに対して、諸外国人の親は、そもそも自分のビジネスを持っていて、それをタイでやっていたりすることです。

もちろん、欧米の会社の駐在は居ますが、それは日本の会社の駐在と違って、本当のエキスパットです。エキスパットも駐在という意味っちゃ意味ですけど、例えば、欧米の会社は、大きな会社でも、本国からは社長だけしかきていなかったりします。それが日本のように、平社員も沢山きているという環境とは全然違います。

圧倒的に多いのは、自分でビジネスをしている外国人です。それも、バンコク、タイで子供をインター校に入れたいがために、仕事を変えてまできていたりするわけです。

中には、子供をタイのインター校に入れたいがために、母子だけタイに来て、お父さんは本国でそのまま働いているという家庭も結構います。日本人にとっては考えられないですよね。母子だけタイに送りますか?

このように、タイ、バンコクのインターナショナルスクールに集まっている子供のバックグランドは、日本人と、その他の国々と比べると、こんなにも違うのです。

言い方を変えると、

諸外国人は、子供のため

日本人は親の見栄のため

のような気もしたりするのです。

日本人は、たまたま駐在になり、たまたまインターがある事を知って、せっかくなので体験させたいので、入れる。 

駐在が終われば帰る。 高学年になれば、帰国後の日本の受験準備を優先させるので、インターは辞めさせる。せっかく収入が上がったので、記念で入学させる。ということですね。

ただ、ここまでならいいです。別にそんなの、各家庭の自由です。どんな理由でも、別に知ったこっちゃないです。自由で良いかと思います。

問題になるのは、インター校に子供を入学させると、どんなことが親に起こるか? が全くわからない親です。なぜなら、親は、英語がわからない場合です。

平均的な日本人の親はもともと英語がそれほどできない人が圧倒的です。そこで起こる現象としては、

・学校からの通達や、書類、決まり事が理解できない。

・日本人どうして固まって日本語でずっと話している子供達。

・宿題が何なのかがいまいち不安になり、確認し合う親たち。ちょっと英語がわかる親に頼り切ったりして、毎回毎回なので、頼られる側の英語がわかる親が実は迷惑している。

・教師との面談も、英語がわからないので、拒否する親。

・子供の宿題を、子供の代わりに辞書を引きながらでもしてしまう親。

・日本人同士でしょっちゅう誘ってくる親

・他の国の子供と一切コミュニケーションを取らない子供

・他の国の子供の親と、一切コミュニケーションを取らない日本人の親


親が英語ができなければ、本来はインター校に子供を通わせるべきではありません。


そして、大きな勘違いの極め付けは、

インターナショナルスクールを、子供の英語の勉強としか思っていない親です。

良い機会?みたいにしか思っていない親です。

せっかくタイにいるから? みたいにしか、考えられない親です。


インターナショナルスクールは、日本人の子供が英語を学ぶ良い機会を提供していません。

インターナショナルスクールは、英語を使って、勉強をする学校です。

英語を学ぶのではなくて、

英語で学ぶ場所なのです。

つまり、英語がわからない時点で、本来入学すべきではありません。


もう一つの、諸外国の子供達と違う店は、

日本人は、小学校高学年になると、日本に帰ります。

会社都合で帰国できない場合は、とりあえず日本人学校に転校して、帰国後の受験に備えます。


インターナショナルスクールはを単なる体験としか思っていない日本人が多すぎなのです。

そこまで海外思考ではないのです。

小さい時だけです。

高学年になれば、帰国後の受験勉強の方が大事です。バンコクでも塾通いしたりします。日本人向けの塾が、バンコクには沢山あります。


学校でいつも固まっている日本人は、諸外国からの子供達や、親達から見たら、変です。

評判は悪くなります。

ただし、そんな悪い評判を知っていたとしても、学校側としては、日本人生徒は良い収入源なので、日本人はウェルカムという感じもあったりします。

そもそもドメスティックな親が、タイに配属になっちゃって勘違いしたついでの、勘違いしっぱなしの、子供のインター通いは、上手くいきません。

可哀想なのは、突然英語の世界に放り込まれた英語のできない子供達なのです。

◆◇--------------------------------------------------------------◇◆