バンコクのインターナショナルスクールの迷惑な日本人
日本人にとって不都合な事実のオンパレード頻発
安易に子供をインターナショナルスクールに入学させる日本人がバンコクでは一定数います。
インターナショナルスクールへ子供を安易に入学させることは、子供がとっても可哀想になります。
たまたま駐在で配属になったバンコクで、普通なら日本人学校に入れますが、せっかくだから?みたいな理由で子供をインターナショナルスクールに入れる親がいます。
子供をインターナショナルスクールに入学させるのは、別に悪いことではありません、親がその意味を理解しているなら。
そこまで理解していなくても、別にそこまで悪いことではありません、迷惑をかけなければ。
勘違いは親
実際は、その日本人達ががインター校のあちこちで勘違いを起こしていて、ちょっとした迷惑な存在になているのも紛れもない事実です。
インスタはじめとして、SNSをリア充ツールとしてフル活用している駐在妻でも、もし自分が迷惑な存在だとしたら、それは都合の悪い事実なので、あまり発信しません。
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現実には、結構な確率で頻発していることではありますが、発信されません。
発信されないので、外からバンコクを見ている人には情報が届きません。
バンコク駐在妻が発信することって、小旅行、ネイル、エステ、グルメなどなどがメインですので、自分たちにとってマイナスなことなんて、発信しないですよね。これは誰でもそうです。
疑問なのは、駐在の方達は、実は気づきながらも無意識に自己都合でその事実を闇に葬り、リセットして、そんなことは無かったことにしているのか?
はたまた、そもそも迷惑な存在であることにマジで気づかずにいるのか??
それは分かりません。
もし、マジで気づかずにいるとしたら、もしもそんなお花畑だったら、日本人達の脳みそはマンゴースムージー、徒党を組む日本人グループはココナツマフィンです。
ですので、この際、頻発している事実を、このブログで取り上げようかと思いました。きっと外からタイ、そしてバンコクをウォッチングしている人の中には、不都合な事実も知りたい人々が一定数居るはず。そんなニーズを信じます。
刺さる人には刺さる記事というのは、アクセスアップのコツでもありますよね。であれば、これは取り上げてぜひ記事にしなければなりません。
バンコクのインターナショナルスクール事情
不都合な事実の前に、ここでまず、タイ全域、そしてバンコクのインターナショナルスクールって、そもそもどうなってんの? ということろから説明させていただきます。
バンコクは東南アジアの国際都市です。いろいろな国からタイに移住してきている人が居ます。タイは発展途上国です。
発展途上国って、まさに発展途中なので、もう発展するしかないのです。そんなエキサイティングな国際都市には、当然、諸外国からの人々が移り住んでいて、当然インターナショナルスクールが沢山存在しているのです。
タイには166校のインターナショナルスクールがあります。
授業料ですが、もちろんピンキリです。
初年度の授業料は、グローリーインターナショナルスクールの67,000バーツから、インターナショナルスクール・バンコクの805,700バーツまで。
平均は320,000バーツです。
32万バーツということは、最近のレートで大体日本円で105万円になります。平均より少し高くても、まあ、年間130万円くらいで、充分なのです。
もちろん、高いっちゃ高いですが、そもそも駐在は会社から子供の教育手当が出ます。この金額はもちろん会社によるのですが、日本人学校の授業料が目安になっているとのことです。
日本人学校の授業料は、年間だいたい入学金16万バーツ(約53万円)と授業料(年間)13万バーツ(約43万円)の合計で初年度96万円です。
日本人学校にかかるお金は、駐在の場合大体会社が負担してくれることが多く、もしインター校に入学した場合は、オーバー分は自己負担になります。
そもそも、駐在の場合は、給与が日本にいる時よりも、だいぶ増えています。海外勤務に付随するいろいろな手当てなどによって、中には日本にいるときよりも、倍になっちゃう人も居ます。
また。日本人学校分のお金は会社から出るので、インター校が少し高くて差額があっても、全額払うわけではありません。
ま、この際、インターに入れてみようか〜! みたいになるわけです。
もちろん、兄弟がいるとまた負担も大きいので、それはその家庭次第ではありますけど。
諸外国の親との決定的な違い
日本人の場合は、
せっかくだから、
記念だから、
見栄をはりたい?
みたいな理由で、インター校を選んで、子供を通わせるという理由が多いです。
タイ、バンコクのインターナショナルスクールには、たくさんの国々の子供達が集まります。タイ人はもちろん、インド人、中東、欧米人、日本人、中国人、台湾人、香港人、韓国人などなどです。
日本人生徒とその他の国の生徒の根本的な違いは、こんな感じです。
諸外国の親が、子供をタイのインター校に入れている場合、
・インターで学ばせたいからタイに来ていたりする。
諸外国の生徒の親は、タイ、そしてバンコクのインター校に子供を入れるために、仕事を変えたりすることもザラです。
・駐在はほぼ居ない。タイでビジネスを起業したりしている。
日本人の親との違いは、日本人の親が、ただ会社の辞令でタイに来たことに対して、諸外国人の親は、そもそも自分のビジネスを持っていて、それをタイでやっていたりすることです。
もちろん、欧米の会社の駐在は居ますが、それは日本の会社の駐在と違って、本当のエキスパットです。エキスパットも駐在という意味っちゃ意味ですけど、例えば、欧米の会社は、大きな会社でも、本国からは社長だけしかきていなかったりします。それが日本のように、平社員も沢山きているという環境とは全然違います。
圧倒的に多いのは、自分でビジネスをしている外国人です。それも、バンコク、タイで子供をインター校に入れたいがために、仕事を変えてまできていたりするわけです。
中には、子供をタイのインター校に入れたいがために、母子だけタイに来て、お父さんは本国でそのまま働いているという家庭も結構います。日本人にとっては考えられないですよね。母子だけタイに送りますか?
このように、タイ、バンコクのインターナショナルスクールに集まっている子供のバックグランドは、日本人と、その他の国々と比べると、こんなにも違うのです。
言い方を変えると、
諸外国人は、子供のため
日本人は親の見栄のため
のような気もしたりするのです。
日本人は、たまたま駐在になり、たまたまインターがある事を知って、せっかくなので体験させたいので、入れる。
駐在が終われば帰る。 高学年になれば、帰国後の日本の受験準備を優先させるので、インターは辞めさせる。せっかく収入が上がったので、記念で入学させる。ということですね。
ただ、ここまでならいいです。別にそんなの、各家庭の自由です。どんな理由でも、別に知ったこっちゃないです。自由で良いかと思います。
問題になるのは、インター校に子供を入学させると、どんなことが親に起こるか? が全くわからない親です。なぜなら、親は、英語がわからない場合です。
平均的な日本人の親はもともと英語がそれほどできない人が圧倒的です。そこで起こる現象としては、
・学校からの通達や、書類、決まり事が理解できない。
・日本人どうして固まって日本語でずっと話している子供達。
・宿題が何なのかがいまいち不安になり、確認し合う親たち。ちょっと英語がわかる親に頼り切ったりして、毎回毎回なので、頼られる側の英語がわかる親が実は迷惑している。
・教師との面談も、英語がわからないので、拒否する親。
・子供の宿題を、子供の代わりに辞書を引きながらでもしてしまう親。
・日本人同士でしょっちゅう誘ってくる親
・他の国の子供と一切コミュニケーションを取らない子供
・他の国の子供の親と、一切コミュニケーションを取らない日本人の親
親が英語ができなければ、本来はインター校に子供を通わせるべきではありません。
そして、大きな勘違いの極め付けは、
インターナショナルスクールを、子供の英語の勉強としか思っていない親です。
良い機会?みたいにしか思っていない親です。
せっかくタイにいるから? みたいにしか、考えられない親です。
インターナショナルスクールは、日本人の子供が英語を学ぶ良い機会を提供していません。
インターナショナルスクールは、英語を使って、勉強をする学校です。
英語を学ぶのではなくて、
英語で学ぶ場所なのです。
つまり、英語がわからない時点で、本来入学すべきではありません。
もう一つの、諸外国の子供達と違う店は、
日本人は、小学校高学年になると、日本に帰ります。
会社都合で帰国できない場合は、とりあえず日本人学校に転校して、帰国後の受験に備えます。
インターナショナルスクールはを単なる体験としか思っていない日本人が多すぎなのです。
そこまで海外思考ではないのです。
小さい時だけです。
高学年になれば、帰国後の受験勉強の方が大事です。バンコクでも塾通いしたりします。日本人向けの塾が、バンコクには沢山あります。
学校でいつも固まっている日本人は、諸外国からの子供達や、親達から見たら、変です。
評判は悪くなります。
ただし、そんな悪い評判を知っていたとしても、学校側としては、日本人生徒は良い収入源なので、日本人はウェルカムという感じもあったりします。
そもそもドメスティックな親が、タイに配属になっちゃって勘違いしたついでの、勘違いしっぱなしの、子供のインター通いは、上手くいきません。
可哀想なのは、突然英語の世界に放り込まれた英語のできない子供達なのです。
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