東南アジアで暮らすことに必要な覚悟の一つ
東南アジアで暮らすには、虫に弱い人は覚悟が必要であることは、それは1度も東南アジアに東南アジアに住んだ事の無い方でも想像はつくことかと思います。
まさにその通りです。もちろん、タイも同様です。
虫嫌いの人にとって、Gはもう論外かもしれませんが、実は蟻が苦手な人も、G嫌いに匹敵するほど多いです。
逆に、虫が全く平気な方もいるので、人ってわからないものですよね。
そんな中、タイですけど、もちろん、Gも居れば、蟻も居ます。ここではとりあえず、Gは置いておいて、蟻にフォーカスします。
この蟻ですけど、日本でイメージする蟻とは少し違います。見た目は変わらないかもしれませんが、まあ、色とか種類は違いますけど、言いたいのは見た目よりも、性質というか、彼らの生態というか、何を考えているのかよくわからないところです。
もちろん、人間に蟻が何を考えているのかがわかるわけはありませんが。でも、甘いものが好きだったり、虫の死骸とかにたかってたりするのは、わかりますよね。そして土の中に巣を作って住んでいますよね。
タイでは、この常識が覆されます。
まず、家に出る蟻がいます。もちろん、日本でも外にいる蟻が外から列を作って家に入ってきちゃった、なんてことは有り得ます。が、タイでは、そもそも、家に住んでいるのでは?と思われる蟻がいるのです。
家のどこに住んでいるのかといえば、壁の中です。
壁の中に住んでいるので、建物の階を選びません。高層階にも、壁があれば、蟻が住んでいる可能性があります。
そして、夜な夜な、あるいは時々、壁の中から部屋の中に侵入してきて、食べ物を漁ります。また、この食べ物が、日本人が思っている、ありの食べ物とは少し違うのです。それこそ、いろいろなものに集ります。リステリンとか。植物とか。まあ、甘くはなくても、集るのです。
彼らは、壁の中に、コロニーがあります。それは、巣と呼べるのか、わからないです。ちょうどいい場所を勝手に居抜きで巣にしているのだろうと、想像されます。つまり、自分達で穴を掘ったりして、巣作りをしていないのでは?と思います。元々存在する隙間とか、空間を勝手に巣としているのではと思うのです。
タイにある壁には、蟻が住んでいると思え
タイに住んでから、今まで4つの物件に住みましたが、全ての物件で蟻が出ました。
その中の2件目に住んだ物件は、19階の部屋でしたが、蟻が出ました。壁から出てきたのです。
それは、引っ越してきたばかりでした。この部屋は19階です。なんだか、壁の穴から蟻が見えたので、それも天井近く。薬撒くのも大変なので、アリの巣ころりを置こうと思ったのですが、なにぶん、壁なので、水平なスペースがなくて、仕方なく、アリの巣ころりをセロハンテープで壁に貼り付けたのです。 |
爆誕!女王蟻
最初はわからずに、何もしないで放っておいたら、なんと、蟻がどんどん繁殖して、なんと!新たな女王蟻が誕生し、巣別れしました!!!!
これは困ったなあと思っていました。ただ、引越し関連で忙しいこともあるので、後回しにしていました。ぼーっと見ていたら、何かありの行列の中に、ちょっと一際蟻が固まっている数段がありました。よく見ると、大きな蟻がいて、その周りを小さなありがまるで人だかりのように集まっていました。 それを、よくよく見ると。。。。。 拡大して、見てください。 これは、女王蟻の巣別れです。 |
まあ、結局、この物件も、アリ滅とか、アリの巣コロリとか、タイで買ったスプレーとかを駆使して、なんとか落ち着きましたけど。
19階で出ましたし、最初の会社は27階だったのですが、そこでも蟻を発見しました。そのビルは、本当に近代的なビルで、Googleタイランドも入っているような、都会のビルです。まだまだ、10年も経過していないような、立派なビルです。そこの27階でも、蟻は出ました。
ということで、虫嫌いな方がタイに住むには覚悟が必要です。
そして、蟻が苦手な方は、さらなる覚悟が必要なのです。