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2023年3月25日

バンコクの部屋で女王蟻爆誕!! 【閲覧注意】

東南アジアで暮らすことに必要な覚悟の一つ

東南アジアで暮らすには、虫に弱い人は覚悟が必要であることは、それは1度も東南アジアに東南アジアに住んだ事の無い方でも想像はつくことかと思います。

まさにその通りです。もちろん、タイも同様です。

虫嫌いの人にとって、Gはもう論外かもしれませんが、実は蟻が苦手な人も、G嫌いに匹敵するほど多いです。

逆に、虫が全く平気な方もいるので、人ってわからないものですよね。

そんな中、タイですけど、もちろん、Gも居れば、蟻も居ます。ここではとりあえず、Gは置いておいて、蟻にフォーカスします。

この蟻ですけど、日本でイメージする蟻とは少し違います。見た目は変わらないかもしれませんが、まあ、色とか種類は違いますけど、言いたいのは見た目よりも、性質というか、彼らの生態というか、何を考えているのかよくわからないところです。

もちろん、人間に蟻が何を考えているのかがわかるわけはありませんが。でも、甘いものが好きだったり、虫の死骸とかにたかってたりするのは、わかりますよね。そして土の中に巣を作って住んでいますよね。

タイでは、この常識が覆されます。

まず、家に出る蟻がいます。もちろん、日本でも外にいる蟻が外から列を作って家に入ってきちゃった、なんてことは有り得ます。が、タイでは、そもそも、家に住んでいるのでは?と思われる蟻がいるのです。

家のどこに住んでいるのかといえば、壁の中です。

壁の中に住んでいるので、建物の階を選びません。高層階にも、壁があれば、蟻が住んでいる可能性があります。

そして、夜な夜な、あるいは時々、壁の中から部屋の中に侵入してきて、食べ物を漁ります。また、この食べ物が、日本人が思っている、ありの食べ物とは少し違うのです。それこそ、いろいろなものに集ります。リステリンとか。植物とか。まあ、甘くはなくても、集るのです。

彼らは、壁の中に、コロニーがあります。それは、巣と呼べるのか、わからないです。ちょうどいい場所を勝手に居抜きで巣にしているのだろうと、想像されます。つまり、自分達で穴を掘ったりして、巣作りをしていないのでは?と思います。元々存在する隙間とか、空間を勝手に巣としているのではと思うのです。


タイにある壁には、蟻が住んでいると思え

タイに住んでから、今まで4つの物件に住みましたが、全ての物件で蟻が出ました。

その中の2件目に住んだ物件は、19階の部屋でしたが、蟻が出ました。壁から出てきたのです。

それは、引っ越してきたばかりでした。この部屋は19階です。なんだか、壁の穴から蟻が見えたので、それも天井近く。薬撒くのも大変なので、アリの巣ころりを置こうと思ったのですが、なにぶん、壁なので、水平なスペースがなくて、仕方なく、アリの巣ころりをセロハンテープで壁に貼り付けたのです。


爆誕!女王蟻

最初はわからずに、何もしないで放っておいたら、なんと、蟻がどんどん繁殖して、なんと!新たな女王蟻が誕生し、巣別れしました!!!!

タイのありですけど、あんまりアリの巣コロリを食べないです。もちろん、種類のにもよるのかと思いますけど。アリの巣コロリの黄色い顆粒に対して、蟻のサイズが小さくて、持てないというのもあるかもしれません。また、頑張って持ったとしても、垂直な壁なので、それを運ぶというのはなかなか重労働なのか、落としてしまったりしていました。それでも、アリの巣コロリのウェブによると、齧ったり舐めたりして巣に持ち帰っているので、効果はあるとのことですけど。ただ、持ち帰っても、巣というか壁の中なので、それがどれだけ密室なのかがわからないので、広い広い壁の隙間にただ集まっているだけだったら、それほど効果もないのかもしれないと思ってしまいます。

これは困ったなあと思っていました。ただ、引越し関連で忙しいこともあるので、後回しにしていました。ぼーっと見ていたら、何かありの行列の中に、ちょっと一際蟻が固まっている数段がありました。よく見ると、大きな蟻がいて、その周りを小さなありがまるで人だかりのように集まっていました。
それを、よくよく見ると。。。。。
拡大して、見てください。
これは、女王蟻の巣別れです。



まあ、結局、この物件も、アリ滅とか、アリの巣コロリとか、タイで買ったスプレーとかを駆使して、なんとか落ち着きましたけど。

19階に蟻が出て、しかも、土に住んでいないありで、なおかつ、甘いものが好きなわけでもない。このありの習性は厄介です。おそらくですけど、建築資材を食べているのかと思われます。つまり、壁紙とか、木とか、そういうものを食べているアリかと思います。そして、彼らは、地上から来たわけではなく、そもそも、建物の高層階で生まれて、建物の壁で死んでいくのかと、予想されます。つまり、タイで壁面があれば、その面積だけ、蟻の棲家となる可能性があるということかと思います。

19階で出ましたし、最初の会社は27階だったのですが、そこでも蟻を発見しました。そのビルは、本当に近代的なビルで、Googleタイランドも入っているような、都会のビルです。まだまだ、10年も経過していないような、立派なビルです。そこの27階でも、蟻は出ました。


ということで、虫嫌いな方がタイに住むには覚悟が必要です。

そして、蟻が苦手な方は、さらなる覚悟が必要なのです。

2021年11月30日

タイで大事な何かを忘れちまった

thailand
thailand
https://www.flickr.com/photos/enemo/

タイに5年もいると、良い意味で、そして悪い意味でも、だいぶ影響されてしまいます。

良い意味では、細かいことが気にならなくなりました。

そう、ストレスが減りました。

タイ独特のストレスはありますが、たとえばインフラの問題とか、探しているものが無いとか、言葉の問題とか。。でもそれは、日本で働いていた時のストレスに比べれば、微々たるものであると気付かされます。

無理なことは無理。

不味いものは不味いし、旨いものは旨いのです。

無理なことが無理でも、悪いと思わなくなりました。

できないことができなくても、全くストレスがなくなりました。


次に、悪い意味での影響といえば、

そうですね、

少し、自分勝手になったような、気がするかもしれません。

他人に対して、ある特定の人に対して傍若無人になったわけではありません。そこは日本人として、他の人をまず考えて、節度を保っております。

ただ、間接的にはどうかといえば、だいぶその感覚は無くなりました。

間接的とは、

たとえば、ゴミの問題とか、いわゆる、エコロジーの感覚です。

ゴミの分別などは、その最たるものです。

日本では、川崎市のマンションに住んでいました。そのマンションは、本当にゴミの分別が厳しくて、燃える燃えないだけではなく、資源、ミックスペーパーなどに分かれていて、なおかつ曜日も決まっていて、その曜日以外には、その種類のゴミを出せないのです。すごく厳しくて、監視カメラもついています。生ゴミを出すのを忘れると、2日間くらい出せません。

ペットボトルは、ラベルを剥がして、キャップは専用のゴミ箱へ、そして中を濯いでから潰して捨てて、専用のゴミ箱に捨てなければなりません。

空き缶は、アルミとスチールに分かれていて、空き瓶も色で分かれていたほどです。

まあ、日本のことなんで、そんなの、珍しく無いと思えばそれまでですが。


これらのエコに関する感覚は、タイに来て5年で、全く拭い去られました。それはある意味残念なことではありますが、それがタイです。

ゴミなんて、適当です。

流石に、ポイ捨てはしませんが、分別なんて本当に苦手になりました。

街のストリートの屋台のおばちゃんが、洗ったお鍋とかの汚水を道路脇の側溝にそのまま流して捨てる光景は、バンコクでは日常茶飯事です。

タイに最初に来た頃は、汚い話ですが、屋台などでの汚水を道路に直接流して捨てているのを目の当たりにした時、絶叫したいくらいに驚いたのを覚えています。

「うわー、きったねー!!」

と、心の中で何度も絶叫しました。

それが今では、その屋台で、汁物のヌードルとかを食べていますから、本当に変わったと思います。


スタバでも、自分の飲んだカップを片付けなくなりました。これは、面倒なわけではなくて、タイ人は誰も片付けたりしないので、タイではそう言うことになっているのか、、と思った次第で、いつの日かそれに慣れてしまいました。

て言うよりも、そもそもスタバが高くて、あまり行かなくなりましたけど。。

ウチでは、日本人向けのネットテレビというのに加入していて、インターネットで日本のテレビを見ています。

先日、ガイアの夜明けを見たのですが、そこで驚愕したことがあります。

"100円ショップ"新時代

~いま 求められるモノとは?~


を見たのですが、とても驚きました。100円ショップのダイソーが手がける新しいコンセプトの店舗で、日本の間伐材を使った製品を展開しているとのことです。その間伐材の戦略が、まず消費者に間伐材とは何か?というところからインプットして、なおかつ間伐材を使った製品を消費するということは、環境に貢献しているということを知った消費者が、製品を購入するというものでした。

あま肌リッチモイスト美容液

環境に配慮した製品が日本では売れるらしいけど、どんだけ民度が高いんだ!!と思います。

タイに5年住んで、人々の購買動機に環境に優しいということが含まれている可能性は、多分ゼロです。いや、タイとか東南アジアだけでなく、多分、先進国でもそんな感情を抱きながら消費活動をする国民は多分日本人だけかと思います。

自分も日本人なんで、日本の豊かな自然は大好きです。ただ、東南アジアに5年住んで、環境に配慮したいということを購買動機にするなんて、そんな感覚、いかにその感覚が素晴らしいもので、むしろ先進国の中でも日本だけということを感じずにはいられません。


自分の感覚も麻痺してきました。

屋台では、汚れた水を、道路のマンホールの側溝に流します。

公園のショップにある軽食レストランでは、食べ残しを公園の池に捨てます

最初は、「うわ」っと思いました。

客の残飯を店のスタッフが、しかも市民の憩いの場の公園の池に捨てる事自体、むしろ犯罪に近いような感覚でした、当初目撃した時は。

それが5年も経つと、「この国はこんなもんだ」みたいな感覚の連続で、いつしか慣れてしまいました。

もちろん、流石に自分自身では、そんな真似はできません。ただ、この国の赤の他人がやっているのを見るときに、もう驚きは無くなりました。


サステナブルというのは、日本や一部の先進国だけが考えていることで、多分、アメリカでさえそんなことを一般の国民が考えていないかと思います。

しかしながら、ビジネスとしてはとてもキャッチなフレーズかと思います。たとえ個人個人がそこまでの意識がなくても、サステナブルと謳うことは見た目の良いビジネスになりそうな気がします。この点では、アメリカでもそうだと思います。

おそらく、東南アジアにおいても、そういう先進の企業コンセプトはとりあえず受けが良いのかと思います。

ただ、だからと言って、屋台が、汚い水を道路に捨てることを止めるとは思えませんけど。


日本は本当に素晴らしい国ですが、その素晴らしさを人口減で維持できるのかどうか? 不安になります。人口が減るからといって、移民にも気軽に来て欲しくないと思いますし。民度の高い日本人で構成されている日本国に、やたらと移民が来たら、日本国の民度は落ちると思うからです。

多分、そのうちに、

増えすぎた在日外国人が日本国の言うことを聞かなくなったりするのでは?と懸念します。

なぜなら、海外にいて、こちらのルールを基準にすると、日本のルールのハードルがとても高いからです。移民が、日本に来たからといって、突然日本のルールで生活できるとは、とても考えられません。

もしルールを破る外国人が頻出してきたら、それに釣られて、今まで我慢してきた日本人のタガが外れる日が来るのでは?と、変な心配をします。

ある日突然、日本人が、ルールを守れなくなる日が来るのでは? 外国人のルール、しかもその負のグローバルスタンダードに触発されて。。。

タイに住んで、忘れてしまった大事なことに、気付かされます。

予定としては、今後もタイに住み続けますが、日本人の心を、美意識を、良識を、保ちながら生きていきたいと思っております。

2021年10月9日

快適にリモートワークしていたのに、こうなった。

熱中症って本当に辛いです。

それに、危険です。


エアコンのせいで

タイでは、建物の中は、エアコンが効いています。ていうか、効きすぎてます。

エアコンの効いた室内で、外にも出ずに1日中過ごしていると、快適ではありますが、熱中症になりやすいのです。理由は、水分不足です。

涼しくて快適なので、必要以上に水分を摂らなくなります。

1日、最低でも1.5リットル。できれば2リットルは水分をとったほうが良いのですが、涼しいところで快適にしていると、ほとんど水分を摂らなくなります。

思わぬ落とし穴です。

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タイでの熱中症と聞いたら、思い浮かべるのは、熱帯雨林の暑い中で生活しているからだと思いますよね。

そもそも、暑い国だから。と。

ところが、暑い国ではあっても、実は外にいる方が、熱中症にはならないのです。

太陽の光を浴びると免疫力が上がりますし、自然の風、自然の空気の方が、気分も晴れやかです。

暑い時には、スイカとかココナツ、パイナップルを街中で補給すれば良いのです。ストリートにはたくさんのフルーツが売っていますし。


熱中症の症状が出たので、紫キャベツのマリネとキムチのオートミールを奥さんが作ってくれました。

紫キャベツのマリネとキムチのオートミール
紫キャベツのマリネとキムチのオートミール


紫キャベツのマリネ 

紫キャベツは、特にビタミンCが豊富です。 通常の緑色のキャベツは100g中に41mgのビタミンCが含まれているのに対し、ムラサキキャベツは68mgも含んでいます。 さらに、ムラサキキャベツはミネラルの一種のカリウム、リン、亜鉛は通常のキャベツの1.5倍、銅は2倍も含んでいます。ムラサキキャベツに含まれているビタミンCはこのメラニン色素を作るのを阻害する効果があるため、肌の調子を整えるといわれています。 またそのほかにも食物繊維を多く含んでいることから腸内環境を整える効果があるとも言われています。https://himitsu.wakasa.jp/

 

キムチ 

唐辛子のカプサイシンは、とうがらしに含まれる辛味成分です。 疲労回復に最適です。エネルギーの代謝に関わるホルモンの分泌を促進して、脂肪の燃焼を助ける働きを持ち、肥満を予防する効果があるとして注目されています。https://himitsu.wakasa.jp/

 

オートミール 

100gあたり9.4g、玄米の約3倍、白米の約19倍の食物繊維を摂取することができます。 たんぱく質も豊富で、100gあたりのたんぱく質は13.7gと玄米の倍以上含まれています。 たんぱく質はエネルギーを生み出す源であるので、積極的にとりたいところ。 さらにオートミールは鉄分も豊富です。https://www.241241.jp/

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冷房の弊害を理解してもらうのは難しい

ずっと冷房の中にいるのは、あまり良くないことという概念は、日本人にはあります。そして日本社会にはある程度浸透しています。

日本には例えば、弱冷房車両とかありますよね、電車でも。

過度の冷房が良くないことは、みんな知っていて、日本では気をつけたりしていますよね。

ところが、タイでは、そんな概念はありません。

1年中とにかくクソ暑いので、エアコンバリバリです。

暑いから、涼しいほうが良いのです。

弱冷房とかの話をタイ人にしたら多分、「は? なんで? 頭おかしいんじゃない?」というリアクションが返ってくるかもしれません。

タイでは、あまり後のことを考えません。

冷房の部屋にずっといると、後々よないから、バランス取るというような考えはありません。

本題からは少しずれますが、お金についてもそうです。

お金が天入ったら、使います。後々のことを考えて貯金とかはしません。まあ、しない人が多いです。に言い直しましょうか。全員が全員そうではないでしょうから。

さらに本題からずれますけど、多分、お金に関しては、タイでは、見えない身分制度みたいなのがあって、庶民がお金持ちになることは、ほぼ無いという考えがあるような気がします。

もしくは、実際は可能ではあるけど、そこまでの考えが及ばない人が多いのかもしれません。

金持ちは、生まれながらに金持ち。

貧乏は生まれながらに貧乏で、後々金持ちになるなんていうことは無い。

なので、お金がもしその日にあれば、使うのです。

話戻しますと、その、お金の話と同じように、タイ人は、暑いので、後のことを考えるよりも、今、エアコンがガンガン効いているほうが良いのです。

そんな、行き当たりばったりの雰囲気がどちらかといえば苦手なのは、日本人です。

日本人にとっては、1日中エアコンガンガンの部屋に閉じ込められるなんていうのは、たまったものではありません。

すぐに体調が悪くなります。


家の中よりもまだ外の方がマシ

まだオフィスに通っていた時は良いです。

通勤の時には、外に出ますし、ランチタイムになれば、お昼食べに、外を歩いたりします。

ところが、今は、それも無いのです。

WFHだからです。


WFHは、多くの人にとって、支持されている環境です。

通勤に費やすストレスを考えれば、家でそのまま仕事ができれば、それはとても良い事と考える人が多いです。


ところが、人にもよりますが、生活はレイジーになります。

朝、ギリギリの時間に起きて、ご飯も食べずにそのまま仕事に入ったり。

女性も、メイクもバッチリする必要もありませんよね。


僕も、ずっとWFHで、実は熱中症になってしまいました。


服も、最悪パジャマのまま。着替えたとしても、スウェットとかソフトな感じの服だったりしますよね。

起きて、まもなくパソコンの前でパチパチ。昼も適当に家でカップラーメンとか、出かけてもコンビニ。空いている時間も、外に出ずにネットサーフィンでパチパチ。

夕方までその状態で、そのまま酒飲んで夜更かしして寝る。

こんな状態が健康に良いわけもなく。

数日続いて気持ち悪いなあと思ったら、どうやら熱中症になってました。

理由は、涼しくて、そして水分不足だからです。

1日2リットルの水分を摂取するという目標は、元々ありましたが、そんなのは、毎日のこの同じ部屋で寝て、同じ部屋で仕事してみたいな日々ですっかりどこかに行ってしまっていたのです。

本当によく無いことではありますので、今すぐ改善することにします。

2021年9月27日

移住は日本人コミュニティか、郊外に出るか?

バンコクの日本人コミュニティで生きていく




バンコクには非常に大きな日本人コミュニティがあります。この日本人コミュニティを活用すれば、それほど現地の人たちとの交流がなくても、生きていけます。

日本語で不動産を探して、日本語で医療保険でもなんでも加入して、現地で働きたければ、日本語で就職できます。

就職しなくても、3ヶ月の観光であれば、とりあえず日本人相手に慣れているところのアパートに住むとか、いくらでも日本語だけで生きていけるのがバンコクです。

いや、バンコクと言っても、ほんの一部です。駅でいえば、3駅くらいの地域です。駅で言えば、アソークからオンヌットあたりまででしょうか?

とりあえず、住むところは日本語だけでなんとかなります。買い物もBTSという電車の駅にはショッピングモールがあって、不自由ありません。日本食のフジスーパーもあります。

病気や怪我は、日本語通訳が常駐するサミティベート病院、バムルンラート病院などなどがあります。医療保険にも日本語で入れます。

バンコクの日本人が集中している地域、アソークからオンヌットであれば、日本語で生活ができるのです。自由に、とまでは言わずとも、日本語で大丈夫です。

日本語で生活できるのも、バンコクの魅力の一つではあるので、それはそれで良いかと思います。



日本人コミュニティから出てみる?

日本人がバンコクでとりあえず生活するだけであれば、日本語だけでも大丈夫です。でも郊外に出たいなら、タイ語や英語も必要ですし、何より現地で助けてくれる友達が必要かと思います。当然、英語タイ語は必要になってきます。

初めてのバンコクでの長期休暇などであれば、マンスリーのアパートを借りて、日本人コミュニティの中で生きていくというのは、賢い選択肢かと思います。

ただ、2回目、3回目のバンコク、長い長い生活をタイでするという風になってきた場合は、ある程度郊外の生活も良いかと思います。その頃には簡単なタイ語でのやりとりなんかもできるようになったりしているかと思います。

タイに慣れてきて、プチ海外移住ということであれば、少し離れてみても良いかもしれません。

プチ移住であれ、本格移住であれ、移住というの日本を出て、その国に住むことです。

移住には色々なものや事柄が必要になりますが、その一つが移動手段である車です。

車においては、日本人は海外で生きていく際に考えを変えなければならないと思います。

グローバルでは、新車をバンバン買い替えるなんていうことはあまりありません。そこは価値観の問題です。


車が欲しい

良い車が欲しい

車が必要である

車は移動手段である

車は走れば良い


田舎の日本人は、車の必要性については同感しやすいかと思います。例えば農家では自家用車とKトラックなど、一家に2台以上車があるのが普通という地域も珍しくありません。仕事に使い、移動手段に使います。

アメリカでもそうです。ニューヨーク郊外に住んでいたことがあるのですが、もう20年くらい走っている車が、個人個人で売買されたりしています。なぜかと言えば、移動手段として車が必要だからです。

僕もアメリカにいたときに、6000ドルでアコードの中古車を現地の韓国人から購入しました。個人個人の売買です。車の登記は、アメリカ人の友人の助けを借りました。

これって、日本人にはなかなかできないことです。日本人ならまず駐在員が多いでしょうから、車を買うのも会社を通じて買ったりするのです。ここが決定的な違いです。

日本に住んでいるアメリカ人の友人がいます。彼は金持ちではないけど、日本人と同じように新車で車を買う力はある人です。ところが、彼は、金があるのに、安い中古車を買うのです。なぜなら、彼はあまり車そのものに興味はなく、ただ移動手段としては必要だという考えを持っているからです。

この、考えを持つということが、この記事のポイントです。

考えを持ちましょう。

車が好きで経済的にOKな人は新車を買えば良いかと思います。

車が好きだけど、経済的にイマイチだったら、中古車で、なるべく状態の良いやつを買えば良いかと思います。

移動手段としか考えていない人は、まあ、中古でそこそこOKな状態のやつを買えば良いのです。

日本人はなぜかわかりませんが、中古だと抵抗がある人がたくさんいます。

もちろん、プロの眼や、詳しい人に見てもらう必要はあるかと思いますが、思い切って中古で、しかも現地の人から直接買えば良いのかと思います。

車が壊れるなんてことは、無くはないですけど、普通に日本車を買っておけば、あまりありません。

Facebookで売られている車(タイ)
しかも、タイではFacebookで売買をしています。これは凄いことです。Facebookの使い方は、タイ人と日本人では少し違います。タイ人はFacebook大好き、バンバン投稿します。プライバシーもセキュリティも何もあったものではありません。


アメリカなんかではよく、リアウィンドウにfor saleとか書かれて、電話番号があったりする車が走ったりしています。これって、個人での売買が当たり前ということですよね。

日本人は車の個人売買に慣れていません。

しかしながら、グローバルでは、一般的なことです。


移動が必要というのは、現地での生活に溶け込んでいるバロメータ

バンコクでもどこでも、日本人コミュニティの中で暮らしているのであれば、移動の必要も最小限で済みます。ところが、現地に溶け込んで、家賃の安い郊外のアパートを探して住んだりしていれば、移動が必要になります。

当然、日本人だけを頼りにはできないので、現地の友人が必要です。

現地の友人と信頼関係が必要になってくると、コミュニケーションが必要になってくるわけです。現地の人々とコミュニケーションが取れなかったり仲良く慣れなかったりする日本人は、現地に溶け込んでいるとは言えないかと思います。

よく海外移住と言いますけど、バンコクなら、そんなに現地の人との交流がなくても大丈夫ではあります。もしノマドワーカーであれば、1日中パソコンを触っていられれば仕事になるような生活で良いかと思います。それも全然悪くはありません。

しかしながら、タイにも慣れてきて、色々な体験をしていくうちに、バンコクの日本人コミュニティから離れたりすると、そこからが移住ということになってくるのかなと思っています。


僕もタイでできる限り生きていければと思っております。

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ドコモ home 5G

2021年9月23日

東南アジア人はなぜ日本を見捨てるのか

日本への憧れが、東南アジアでどんどん薄れてきている

それは、日本の給与が安くて税金が高いからです。

日本への憧れ




すでに日本は成熟しきってしまって、これからは落ちることはあっても、ていうかもう落ちていますが、新しく発展する何かはあるでしょうか?

日本の課題は、いかにして高齢者を支えるか? に終始しています。どうにかして医療費の原資を現役層から巻き上げようか? というのが現在とこれからの日本国の最優先課題なのです。

そんな国に、海外から移住なんかしたくありません。優秀な人であれば、もう日本にいる理由がなくなってきています。

ご存知でしょうか?
日本人の平均給与は、韓国よりも安いことを。

日本人の平均給与はOECD諸国では、OECDの平均値よりも遥かに低く、そして韓国よりも下回っております。

やっぱりタイは魅力があります。なぜなら、全てが発展途上だからです。

つまりそれは、全てが伸びるしかないのです。


タイは親日国であり、またタイ人はK-popが大好きで、さらにタイ人の多くは中国大陸に祖先を持つ人も多いので、中国に対しても好意的です。


ただどうでしょうか、たい人はこれから日本離れするのではないかと思っております。なぜなら、日本のオワコンぶりが加速しているからです。


タイ人だけではなくて、多くの東南アジアの国々は、日本に憧れを抱いております。なぜなら日本の現状を知らないからです。


今現在、例えばタイを含めた東南アジアの人が日本で住んで働く機会を得たら、それはそれでラッキーかもしれません。なぜなら、給与は日本の方が少し高いからです。


しかしながら、日本の平均給与は400万円台で、すでに韓国よりも下回っております。


 



見捨てられる日本

もしタイを含めた東南アジア人が英語やプログラミングスキルなどを身につけていたら、もう日本で終業する理由は無く、欧米に行くかと思います。


多分ですけど、日本は、東南アジアの優秀な人たちからも見捨てられることになるかと思います。

もちろん、東南アジア各国よりは高いかもしれませんが、これももしかしたら時間の問題です。

なぜなら、日本は国民皆保険なので、毎日のように医療を必要としている高齢者をケアするために、若手世代が負担しなければならないからです。


もし今これから、優秀な東南アジアの人が日本に移住しようものなら、全て日本の老人のために税金を払わなければならなくなります。


日本で育ってないので、日本の社会保障の恩恵を受けていないような外国人が、憧れの日本に来るのは良いけど、それも束の間、気がついたら老人医療のために多額の税金を払わなければならなくなる。それが、外国人にとって日本に移住するときのリスクになるかと思います。


日本はもはや、物価の安い国なのです。こんなに美味しくてクオリティの高い食べ物を安く食べられる国は、世界中を探しても日本しかありません。


役所のシステムなどもそうです。諸外国では、役所の担当者など全く当てにならず、担当者によって違った手続きになったりすることも多いです。それだけいい加減なのですが、それがグローバルスタンダードでもあります。


日本人が素晴らしすぎる もっと雑で良い

日本が素晴らしすぎるのです。日本人のような働きをしていれば、本来であればもっと高い給与を要求すべきなのです。日本人の仕事のクオリティは、グローバルでは上の方です。つまり日本人は、クオリティの高い仕事を安く請け負っているのです。

そんな国に、海外から移住してくれば、最初は良いかもしれませんが、多分、居心地が悪くなるのに、2年もかからないかと思いますい。もし優秀な人であれば。

タイは今ロックダウンです。

バンコクの街に溢れていた日本人も少なくなっております。なぜなら日本人相手の店もどんどん潰れているからです。

バンコクで働いていた田舎出身のタイ人も、どんどんバンコクを離れております。

これからは、バンコクもますます空洞化してきます。

撤退した日本企業も多く、コロナが終わった後も、バンコクに帰ってくるかどうかは不透明です。日本人が街から少なくなれば、ありとあらゆる日本人向けの商売が消滅します。カラオケ、ゴルフ、ゴーゴーバー、日本食レストランなどなど、どんどん衰退してくるのみです。そうなった時には、あきっぽいタイ人も、日本への魅力など忘れてしまうかと思います。

個人的には日本が挽回するシナリオは、いくつかアイデアもあります。一つは、国民皆保険を止めることです。少しいい医療は、民間の先進医療保険で賄うようにすれば良いのではないでしょうか。もちろん、そんなにシンプルな事ではありません。もっと深くアイデアがあります。次の機会に説明させていただきます。

他にも、日本が立ち直る道というのはいくつか考えがあります。このブログで、徐々にシェアさせていただければと思います。このブログにおいて、シリーズ化させていただきます。