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2021年12月14日

日本で起業してバンコクの郊外で日本向けに仕事する

屋台
https://flic.kr/p/NAogB


日本で起業して、あるいは個人事業主としてある程度のビジネスを固めた後に、タイに来て、バンコクの中心から離れたところに住んで、その日本でしていた仕事をリモートでするというのは、賢い生き方です。

日本において、起業まで行かなくても、個人事業主のままで良いかと思います。そのビジネスを、バンコクの郊外からリモートでやるのです。

しかるべき方法が、いくつかあります。ビザのことや、税云々は、適切に行います。いろいろなケースがありすぎて、一概にこの方法ということはできません。

そのステイタスを得た上で、実際にタイで住むなら、やはり中心地ではなく、郊外が良いのでは無いかと思います。

郊外が良い

仕事場所は、格安で借りた、マンスリーのアパートでも良いですし、カフェでも良いのです。

タイにいれば、バンコクでもどこでも、もう、無数のカフェがあります。タイに来るまでは、タイ人がこれほどまでにコーヒーが好きな人たちだとは思いませんでした。ただ、タイ人はコーヒーもそうですが、カフェメニューでその他のドリンクも大好きです。例えば、抹茶オレとか、タイティー、さらに種々のカフェドリンクメニューです。タイ人は、SNSに頻繁にそういったカフェを載せて、楽しんでいます。

タイにいて、ノマドワーク的な、つまり、パソコン一つで仕事するには、カフェが最適です。

cafe

さらに良いことに、通常、

カフェには高速Wi-Fiがブンブン飛んでいるのです。

もう、wi-fiが街中にビンビンです。これは、ノマドワーカーにとって好都合です。

ノマドワーカーといえば、最近はITノマドのことをさしますかね。パソコンひとつでコード書いたり、webを制作したりしている人ですよね。

こういう仕事なら、もう、バンコク、そしてタイはノマド天国とも言えるでしょう。

別に移住までしなくても、3ヶ月は観光ビザでもOKです。

ワンルームマンションのマンスリーレンタルも、1ヶ月5000バーツも出せば結構良い物件が借りられるのです。

最近はしかも、その3ヶ月のビザを2回まで延長できるタイプのビザが出ております。ということは、270日までいることができるのです。

これは朗報ですよね。ほぼほぼノマドビザと呼んで良いかも知れません。

PETOKOTO FOODS

何も、webエンジニアとか、コードを書いたりプログラミングをするとかいうクリエイティブな仕事ばかりとは限りません。

もし、日本である程度個人事業主としてでも仕事をしている状態であれば、タイからリモートワークが十分に可能です。

リモートで済む仕事は世の中にあるかと思います。

日本にいる間に、自分の仕事をある程度遠隔からも可能なように仕込んでおいて、その状態でタイに来れば、もう、ノマドワーカーとして生きていけるかと思います。

職種的には、コンサルなどのサービス業が良いのではと思います。

日本の携帯番号を、タイでゲットすることも可能です。

例えば、IPフォンの050から始まるブラステルなどであれば、タイで、というか、全世界でパケットやWi-Fi環境があれば、日本の携帯と携帯の電話が可能なのです。もちろん、LINEやメッセンジャー、WhatsAppなどがあれば可能ではありますが、なんとなく、仕事では日本の電話番号があると良いですよね。

タイにいながら、日本の携帯電話と同じなので、電話に出る、日本に居る相手の人によっては、タイからの電話であることさえ気づかれない可能性もあったりします。

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そしてうまいこと足がかりを掴んだら、

本格移住も夢でもなんでもありません。

自分の日本での事業を、タイから動かしながら、法人を作るなんていうことも、全然アリになってきます。

ただし現状は、コロナ禍で全てが遅くなったり、予定通りに進まなかったりすることも多く、フラストレーションも溜まりますが、もう少しかと思います。

なぜなら、タイは、経済中心の舵を切ったと思われることが最近多々あるからです。

来年、つまり2022年中には、だいぶ実現可能になってくるかと思います。

その一つのキーは、隔離無しのタイでの滞在なのでは無いかと思っています。

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現状、日本人は、どうしても2週間の隔離があるので、タイに来たくても来れない状況です。これも近いうちになくなると思います。タイの新型コロナの新規感染者数も、毎日のように下がっていること、それに前述しましたが、経済中心に舵を切ったかと思われることが多いからです。

今後、この手の情報は注目してこちらにも報告するようにいたします。

2021年10月6日

遊牧民になりながらの働き方が、もう目の前

雇われずに、旅しながら、働いています。


タイでは、パンデミックのピークは一旦すぎました。また、11月頃に上がると思いますけど。

現状、タイではまだまだコロナの新規患者数は1万人前後はいます。ワクチン接種率も、先進国から見ればまだまだの状況です。

10月からタイは開国の予定でしたが、少し延びているようです。予定が延期されると言うのは、タイあるあるなので、全く驚きも、落胆もしないで、淡々とその事実を受け止めているだけです。

こんな状況ですので、ほとんど家から出ない生活が続いています。タイでデジタル・ノマドのような生活をしている人々にとっては尚更、家に閉じこもっている生活が続いているのかと思います。

ノマドワーカーにとっては、自分の住んでいるアパートやコンドミニアムがまさに、ホームです。外に出歩く用事が一切ないと言う人も、タイのノマドワーカーの中には今沢山いるのです。

仕事はもちろん、家で、自分のライフワークをします。1日中パソコンに向かってやる仕事には最適です。

こんな仕事をしかもフリーランスでしている人にとっては、タイはまさに最適の場所なのです。気候的に、食べ物も、とにかく、タイは最高の場所です。

日本である程度ビジネスの下地がある人にとっては、タイに移住、あるいは、長期休暇的な移住でも良いと思いますが、タイで色々とパソコンでの業務も捗る環境ではあります。

◇ デジタル遊牧民?? デジタル・ノマド

是非とも、デジタル・ノマドを目指して、タイに移住する計画を立ててみてはいかがでしょうか。

ここで、デジタル・ノマドとは何か?ということにも触れておきたいと思います。

digitalは、デジタルですよね。
nomadは、遊牧民という意味です。

ですので、デジタル・ノマドは、デジタル遊牧民となります。

ここでの、遊牧民はもちろん、比喩的な表現で、つまり、移動しながら仕事して、仕事しながら移動しているような人々の事を言います。

ラップトップを持って、仕事をしながら、世界中を旅しているような人々の事を言うのです。例えば、こんな人たちがタイで移住しながら仕事をしていた場合は、デジタル・ノマドと言えるかもしれません。

  • ウェブデザイナー
  • プログラマー
  • デイトレーダー
  • ブロガー
  • 小説家
  • 漫画家
  • ITエンジニア

ノマド=遊牧民として英文のWikipediaを訳してみました。
デジタル遊牧民は、電気通信技術を使用して生計を立て、遊牧民の方法で生活を営む人々です。このような労働者は、外国、喫茶店、公共図書館、コワーキングスペース、またはRV車から離れた場所で働くことがよくあります。多くの場合、スマートフォンやモバイルホットスポットなどのワイヤレスインターネット機能を備えたデバイスを使用して実現されます。成功したデジタル遊牧民は、通常、経済的なクッションを持っているか、高レベルの自立と自己規律を開発する必要があります。

デジタル遊牧民コミュニティは、そのメンバーをホストするためにさまざまなイベントを設立しました。最も一般的なタイプのデジタル遊牧民には、引退したまたは半引退した人(スノーバードを含む)、独立して裕福なまたは起業家、および(多くの場合若い)遠隔地の労働者が含まれます。人々は通常、経済的自立の追求や場所の自立を可能にするキャリアなど、多くの理由でデジタル遊牧民になります。デジタル遊牧民は自由と柔軟性の点で利点を享受していますが、彼らは孤独を最大の闘いとして報告し、燃え尽き症候群がそれに続きます。ライフスタイルには、グローバルにカバーされる国際健康保険の維持、さまざまな現地法の順守、就労ビザの取得、国内法および現地法に従った税金の支払いなど、他の課題もあります。 (Wikipediaの翻訳) 
digital nomad


◇ 日本向けの通話には?

デジタル・ノマドにとっては、タイは最高のロケーションです。
タイは時差が少ない(2時間)
時差が少ないので、日本の日中にあるオンラインMTGにも出れる
時差が少ないので、時間的にも良い時間に、日本に向けて電話もできる
国際電話回線を使わなくても、全く支障がない時代になりました。




Appでの通話方法って、別にこんなふうに書かなくても、わかる人にはわかるかとは思いますが、、、
  • LINE通話
    • ライン通話の良いところは、まさに手軽で馴染みがあります。なんと言っても、日本人には浸透していますよね。さらに、Wi-Fi環境になくても、バンコクでは普通にパケットでも途切れずにつながります。もう日本に居るのと全く同じように使えるので、一番使用頻度の多い通話つーつになるかと思います。
  • WhatsApp
    • LINEと機能的には似ているのですが、WhatsAppの良い点は、電話番号で登録できるところです。WhatsAppに登録している人が、自分のスマホの連絡先に登録されている場合は、自動的にWhatsAppでも繋がることができたりします。LINEとは違って、電話番号でそのまま通話をするので、なんとなく大人っぽい感じがします。アメリカンは、WhatsAppが多いです。ベトナムとカンボジアも多かったです。
  • WeChat
    • 中国人は圧倒的にWeChatですよね。アメリカに住んでいた時に友達になった中国人、台湾人で今本国に帰っている人たちとの連絡はWeChatです。タイでも中国人、台湾人と友達になった時にはWeChatが多いかと思います。タイには結構、台湾、中国、香港から移住している人が多いので、その人たちとのコミュニケーションはWeChatです。ただ、タイ国内にいる間は、LINEがメインになります。彼らが彼らの国に帰った後はWeChatになるかと思います。
  • Signal
    • WhatsAppを使っている人たちが、一時期親会社のFBによる個人情報の流出問題か何かで大騒ぎになった時に、このSignalに乗り換えた人が多発しました。僕もインストールはしましたが、ほとんど使っていません。浸透していないと言う感じですよね。いつの間にか騒ぎもおさまっているので、みんなまたWhatsApp使っています。Signalをインストールしたときに、連絡先に消しておいたはずの連絡先とかが出て来たりして、焦りました。
  • メッセンジャー
    • Facebookメッセンジャーですね。最近、見直しております。FB更新しなくても、メッセンジャーだけは使っているし、メッセンジャー単独のアプリもありますよね。良い点は2つくらいあって、まず音質ですね。ただこれはWhatsAppと同じ会社だけに、同じ音なのかもしれません。2番目は、これは1番と言っても良い特徴ではあるのですが、本名で登録されているという点です。なぜなら、長年ビジネスをしていると、知り合いも増えて、LINEのニックネームでの登録を見ても、誰が誰だかわからなくなってくるのです。ネコか何かのフォトに、名前が「ミースケ」とか書いてあっても、「誰?」って感じになってしまうのです、LINEでは。その点、メッセンジャーは、Facebookと連動しているので基本的に本名ですから、わかりやすいです。特に久しぶりに連絡するときなどは、メッセンジャーがほぼほぼ主流になります。
  • IP phone (インターネット電話)
    • インターネット電話です。お金がかかりますが、普通に日本の携帯番号をゲットできます。いくつかありますが、050の番号がゲットできる、Brastelなんかが、意外と簡単に使えるかと思います。しかも、そんなに高くないです。代金は、クレジットカードの引き落としでチャージできます。やっぱり、日本向けにビジネスをする上では、欠かせないツールになるかと思います。いちいち、こちらがタイに住んでいると言う事を最初から言わない場合もあるので、その時には普通に050の携帯番号でやりとりをしていれば良いかと思っています。色々話すようになって来て慣れてくると、実はタイに住んでいることを伝えて、LINEなどに変えてもらうようにお願いしたら良いのではと思っています。僕はそうしています。


◇ タイは最高かよ

タイでのデジタル・ノマド生活は本当に快適です。快適でもう、日本には戻りたくなってしまいます。

やはり日本人は、タイでのビジネスというよりも、タイに住んでいるけど、日本向けのビジネスということが多いのではと思っています。つまり収入は日本で発生すると言う感じでしょうか。

それを実現させるためには、タイに移住してから始めるのではなく、日本である程度のビジネスの下地があると言うことが前提になってくるかと思います。

タイに来る前に、ある程度日本でフリーで働いていたら、色々と話は早いのかなと、思います。日本でのビジネスの下地がある程度ある人は、タイでのノマド・ワークをお勧めします。

観光ビザで3ヶ月ごとに帰国も、良いかもしれません。ビザに関しては、記事が何個当ても書き切れないくらいの情報量になってしまいます。しかも刻一刻とルールが変わるので、あまり詳しく書くこともできないのです。タイでノマドするには、ビザが必要です。観光であれば、新しく何かビザを取らなくても、確か3ヶ月は居られるので、まず、その3ヶ月から実践するのも良いかもしれません。その間に、タイで色々と、本格移住のためのノウハウを身につけたり、準備をしたら良いのではと思います。

タイランドエリートは、かなり良いです。ただ、家族とかがいたりすると、どうかと思います。まあ、色々と特典も多く、複数年居られるビザです。種類も色々あり、それによってかかるお金も結構変わってきます。ある程度のお金が必要なので、ググってみてください。入国、出国も楽にできるビザです。タイランドエリートを買う余裕があれば、ノマドワーカーとしてはかなり現実に近い方法です。

◇ ノマドビザの計画が、タイ政府の中にはあるにはある。

これは、もうかなり以前から、噂の段階です。噂が噂を読んでいます。実際に、計画は存在はしているようです。タイ政府は、ノマドワーカーのために、専用のビザを発行しようという計画があります。まだ実現はしていないようです。これができたら、素晴らしいと思います。コロナも終わって、外国人をどんどん引っ張りたいのであれば、タイ政府も本格的に動き出すかもしれません。

ビザについては、膨大な情報量のあることなので、定期的にググってみてください。ビザの詳細についての記事は、別記事でアップしたいと思っています。

タイ移住は、本当にお勧めです。駐在でもなく、自分自身のビジネスがすでにある人は、タイへの移住、そしてデジタルノマドも現実的かと思います。

まだ、特に自分だけのビジネスがないと言う人は、今から、数年後に向けて、自分独自のビジネスを何か考えてみて、初めてみてはいかがでしょうか。

◇ デジタル・ノマド
あるいはとにかくノマドに向いている職種といえば、エンジニア、ウェデザイナー、漫画家、小説家、イラストレーター、プログラマー、などなどです。

特に、自分自身のビジネスとまでいかないと言う人でも、例えばタイの日本企業のタイ法人での現地採用で働きながら、タイに住んで、何か素養を身につけていくと言う手もありますよね。

個人的には、デジタル・ノマドビザができたら、またタイはすごく外国人にとって魅力のある場所になるのかと思います。

では、タイでのノマド生活を目指してみましょう。

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2021年10月2日

海外移住してから思い知る事に

by mari.francille
by mari.francille

捨てなければいけないマインドは、「セットアップ感」

セットアップ感とは、僕が勝手につけた名称です。

意味は、何事もセットアップされていることを当然のように思う感覚のことです。


海外では、誰もセットアップしてくれません。

例えば、日本で地下鉄の駅に着く時の車内アナウンスです。

「次は、北千住、北千住。日比谷線、東武伊勢崎線、常磐快速線、つくばエクスプレス、…は乗り換えです。日比谷線は前の階段を、、、つくばエクスプレスの次の電車は○時○分、、、」

という感じのアナウンスは、日本だけです。日本で暮らしていれば、それが日本だけのものということには気づかずに、当たり前なことなのかと思ってしまいます。

全ての乗り換えの電車、そこに行くために使うべきエスカレーターや階段、次の電車が来る時間、どちらが早くつくか? など、そんなこと、海外では全くありません。

全くありませんので、自分で知っておかなければなりません。


例えば、役所での手続き関連です。免許証の書き換えとか、色々ありますよね。

日本では全てを把握しなくても、行けばなんとかなります。なぜなら親切なダイレクション(説明など)があるし、また、その役所で働いている人に聞いても親切に教えてくれるし、その人がしっかりとした知識を持っていて、間違えるなんて事はあり得ません。

日本人は役所で役所の人に聞いたらその人の言うことを疑うなんていう習慣はありません。当然のように信じきります。

海外では、役所関連は、人によって言うことが違います。また、知らないことを知らないと言えば良いのに、役所の人が間違ったことを答えたりします。そんなの日常です。

実際にアメリカで体験しましたが、差別です。アジア人だと思って、敢えて手続きができないようなことをしたりする人が居ました。免許証の件でです。

日本ではあり得ないのです。

でも、海外ではあり得るのです。

海外では、人のために全てわかりやすくしてくれるなんていうことは、一切ありません。

海外では、お客さんなんて、どうでも良いと思ってる人が一定数居るのです。

従業員は、勤務時間が終わるまでそこに立っているだけで、その間はなるべく仕事を最小限に抑えようとします。お客が来たら、逃げる感じの人もいます。

日本では、あり得ないのです。

そこを覚えておきましょう。


海外移住がブームです。

いろいろな意味で日本がオワコンだという人が多く、未来を憂いている若い人たちが多すぎます。そんな人たちが、移住したくなるわけです。

分からんでもないです。

日本での生活はとても窮屈です。なぜでしょうか。理由は数え切れません。

もちろん、日本の素晴らしいところもたくさんあります。ただ、もう、窮屈な方が勝っています。


細かい話というか、つまらない話かも知れませんが、上司との関係とかも疲れます。また、会社の仕組みとか。

1日中会議とか、なんなんでしょうか?

その後の強制的な飲み会とか。そんなの日本だけです。

給料も安すぎます。生活できません。

日本人の給料は具体的には、30年間変わっていません。

海外移住について、もうすでにたくさんのブログやSNSで発信する人がいて、情報が飛び交っており、どこの国が移住先として良いのか? ということを考えている人も多いです。


リアリスティックな海外移住

さらに、若い人に影響力のありそうな芸能人とかが移住していますよね。その芸能人の移住についても、例えば90年代頃のメインは、「LAに拠点を置く、、、」とか、イギリスに住んでいるとか、そんな感じの、なんか、まだ、夢のあるというか、雲の上の存在的な感がある移住でした。

ところが、最近の芸能人というか、有名人の移住はとても等身大でとても現実的で、とてもリアリスティックです。

シンガポールとか、マレーシアなどなど。

以前は、日本を踏み台にして、ステップアップした場所を拠点にするような移住でした。

ところが、今の移住は、何か日本が窮屈でデメリットばかりなので、日本を捨てる的な移住が多くなったような気がします。日本、オワコンという感じの移住です。



人による日本がオワコンな理由

いくつか羅列したり、リストを作ることも可能ですが、総合すると、若い人にとってはこれからの日本での生活は、苦しいだけになることではないでしょうか。

  • 所得税は高くなります。消費税も高くなります。タバコを吸う人は、ちょっとした息抜きのタバコも高いです。
  • 給料が30年間変わっていません。先進国でそんな国ありません。
  • 老人の医療費負担が多くなります。生産年齢1人で、1人以上の高齢者を支えることになりそうです。負担がとても大きいです。
  • 企業の国際競争力が低下しています。東南アジアに比べて人材も貧弱です。東南アジアのエリートの方が、余程優秀です。英語においても、デジタルリテラシーにおいても全てにおいて上です。
  • この成熟した世の中において、子供の教育は年々複雑化します。いじめ問題が日本全国で後を断ちません。そんな日本で子供を育てることが不安です。


いっそのこと、海外に出ちまおうか? という気になります。当然のことです。

海外移住すると、何が良いのでしょうか? 人によって価値観も違うし、細かいことも大まかなこともあるのですが、羅列してみましょう。

  • 語学ができるようになる。努力必要です。勝手にはなりません。
  • 人目を気にしなくなる。まあ、なりますね。
  • 物価が安い国であれば、コストが安い。
  • ゆったりとした時間が流れている。
  • ビジネスチャンスがある。
  • 税金のこと。
  • 異性にモテる

ほんとに人の価値観によりますので、あてはまらないこともありますが、個人的に一番大きいのはやはり、人目を気にせずに生きられることではないでしょうか?

日本での生活ほど周囲に気を配らなければならない環境はありません。

もちろん、相応にデメリットもたくさんあるかと思いますが、海外移住を決定する決め手としては個人的には、もう、日本が窮屈になって、海外に出るしかないと思ったからです。

実際にタイに来て5年経ちますが、色々ありますが、やはりこのままタイにしばらく住みたいと思っています。

では、海外が良いのか、日本が良いのか?ということは置いておいて、海外に移住しよう! と、決意したとします。

海外移住を決断したら、日本人に必要なことは、たくさんあります。物質的なこと、事務的なこと、何より心構えについても同様です。

今回は、心構えについて書いていきたいと思います。

色々ありますが、1つにフォーカスします。


セットアップ感からの脱却

日本はガラパゴスと言われる理由は、まるでガラパゴスに生息する動物たちのように、独自の進化を遂げているということの例えです。

日本は、実際に独自の進化を遂げています。

数年前、安倍元総理大臣が言いました。オリンピック招致に奔走する中での演説でした。

「東京では、財布を落としても、自分の元に帰ってきます。」

確かに、そんな国は日本だけです。

海外では、当然のことながら、そんなことを期待してはいけません。


地下鉄に乗って、次の駅にもうすぐ着く時のことを思い浮かべてください。乗り換え案内のアナウンスがあるなんて、日本だけです。

「次は、北千住、北千住、日比谷線、東武伊勢崎線、常磐快速線、筑波エクスレスはお乗り換えです。常磐線は進行方向前の階段、エスカレーターを、東武線は、、、、」

などなどと言ってくれるのは、日本だけです。

こういうのがあるので、日本人はいちいち行き先や乗り換えなどを事前に確認することを怠りがちです。なぜなら、来た電車に乗ればなんとかなると思っているからです。

アメリカにいたときは、アナウンスなしで、電車が別のホームに来ることになり、元のホームで待っていた客が全員ダッシュで移動するなんて事はしょっちゅうでした。

また、駅員に聞いてもわかりません。分からないことを、「わからない」と言ってくれれば、まだ親切です。たくさんの人が適当な答えを言うので、それを信じていると大変なことになります。駅員さんが普通に教えてくれるなんて、日本だけです。


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加瀬倉庫

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駅員さんが適当なことを答えるなんて、全く思っていないですよね?

海外では、普通にありますので、このマインドセットをしなければなりません。


ちょっとした役所や、手続き関係もそうです。

日本の市役所などで、手続きをするときは、きっちりとしっかりと用事が済みます。こんなの、日本だけです。

また、駅員さんの話と同じで、何かあれば教えてくれると思ったら大間違いです。役所も、人によっていうことが違います。

海外では、自分で調べて、自分で理解しなければなりません。

日本では、手取り足取り教えてくれますが、これも日本だけです。このマインドをセットしなければ、海外ではきついです。


海外移住してから思い知る

たくさんのブログやSNSで発信されていて、海外移住を考える人も多くなっています。

海外移住で必要なのは、この日本独特のセットアップ間からの脱出です。

  • 自分で調べて、自分で確認しなければなりません。
  • 聞いても、教えてくれません。
日本人のセットアップ感を脱却するためには、それ相応の努力が必要かと思います。日本人は人を疑うことがとても苦手です。

しかしながら、海外では、残念ながら、人を疑わなければならないのです。

そして人を疑うときの匙加減も、日本人は慣れていません。

例えば、人を疑うと言っても、何も本当にその人物を心底疑う必要はなく、例えば駅で駅員さんに何かを聞いたときに、鵜呑みにしないで。
「本当かな?」
と、思うマインドのことを言っています。

それだけなのです。が、とても大事です。

なぜなら、海外では、セットアップされていることなんて、ひとつもないからです。


衣食住において、全てにおいてそうです。

好きな服を着るためには、自分で探さなければなりません。それもどの店が安いか、どの店にどんなものが置いてあるのか、自分で覚えなければなりません。

好きなものを食べるには、自分の好き嫌いを知らなければなりません。たまたま入った店で良い人で美味しかった、なんていうのは、日本だけです。

海外においてはなおさらです。日本人の好みに合うような食べ物を把握しておかなければなりません。

本気で移住するなら、食費の節約もしなければならないこともあるかと思います。そのためには、自炊するとか、自炊するにしても、何から揃えれば良いのか、それはどこにあるのか??

すでにその地に住んでいる日本人を頼れば良いとか、誰かが描いているブログとかを読めば良いとか思おうかもしれませんが、なかなかそれも頼りにならないものです、実際は。

海外生活を経験したことのある方ならわかるかも知れませんが、現地の日本人って、意外と頼りにならないし、変な人多いし、意外と冷たいです。

ですので、自分で知っておいた方が良いのです。ていうか、自分で知らなければならないのです。

海外移住をお考えの方は、セットアップされた感を捨てて、自ら切り開いて行くようなマインドセットが必要かと思います。

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2021年9月28日

防げない駐在中の勘違い

誰でも陥る勘違い😱



日本人が多いからと言って、そこは日本ではない。

バンコクが日本人にとってあまりにも心地よくて、海外に居るということを忘れてしまい、ついつい日本のカルチャーを当てはめてしまう人が居ます。これは勘違いですので、気をつけた方が良いかと思います。

いや、気をつけていても、多分防げないです。気をつけようとするよりも、ある程度は勘違いを想定済みで行動を考えた方が良いかもしれません。

似ている感覚とすれば、リバウンドまでを想定したダイエット、、でしょうか?? リバウンドは良くないものの、防げないので、ある程度想定した上でダイエットをするみたいな?

勘違いも、ある程度想定しないと、防ごうと思っていたら苦しくなります。

駐在の方が勘違いしてしまう理由は、会社も日本企業だからかと思います。日本企業で働いているので上司も日本人で、大きな会社で複数の駐在、または現地採用の日本人が居るような企業あれば同僚も日本人。

街を歩けば、日本人だらけで、お昼ご飯は日本食。こんな環境であれば、勘違いしてしまうのも当然かと思います。

しかしながら、どんなに大きな会社でも、日本人だけではタイでの現地法人は成り立ちません。タイ人スタッフがたくさん働いっているかと思います。

タイに進出している日本企業で働くタイ人は、基本的にサポート業務が多いです。


勘違い日本人が抱くタイ人への固定観念

ここでまた勘違いになりますが、駐在の日本人が、タイ人に対してサポートする人々というイメージを抱いてしまうことです。

駐在の日本人の方々が目にするタイ人は、会社にいるサポートスタッフ、専属のドライバー、自宅のコンドミニアムの警備員、アヤさんと呼ばれるメイドさんなどなどかと思います。つまり全て日本人のために働いている人々というイメージが植え付けられてしまうのです。

タイ人でも例えば欧米の大学を卒業して、バンコクにあるグローバル企業で働いている人もたくさんいます。バンコクにあるグローバル企業とは、わかりやすい例で言えば、Google、ジョンソンアンドジョンソン、Microsoftなどなどでしょうか。タイにあるグローバル企業には、日本人はほぼほぼ居ません。

タイ人のウェブエンジニアもいれば、プログラマーも居れば、マーケターもグローバル企業では働いています。

こういう優秀な部類のタイ人とは、日本人駐在員は接点がないかと思います。これが日本人駐在員が抱く、タイ人へのイメージの勘違いの元です。

英語もタイ語もできない日本人駐在員よりも、よほど優秀なタイ人層がいるのですが、日本人駐在員はそのようなタイ人層とは、接点がないのです。ですので、駐在の日本人の方々の多くはタイ人=サポートスタッフと勘違いしてしまっています。

そのような方々は海外で勤務していても、全くグローバルな人材とは言えないかと思います。


グローバルどころか、日本国内よりもドメスティック

もう一つの勘違いは、これはタイに限らないのですが、海外現地法人の日本企業の中の組織は、本国である日本よりもドメスティックな雰囲気になりがちということです。

この雰囲気が生じる例としては、現地法人に日本人社長が居て、部下に日本人駐在員が数人いるような環境などかと思います。

場所だけは海外にあるけど、全くグローバルなカルチャーは育ちません。全くグローバルという環境ではないのです。

むしろ、決まった人同士の関係が濃くなる一方で、日本に居た方がまだ自由がある感じになっています。

日本よりも日本的な環境が、海外現地法人には生まれます。むしろ日本の方が風通しが良いです。

また、このような海外現地法人ですが、特にタイを例に取ると、日本企業のカルチャーをタイ人にも押し付ける傾向にあります。

大体の場合は、タイ人スタッフからは上から目線と批判されるのですが、日本企業のタイ人はそれにいつも従っています。

従うというか、意見してもしょうがないという感情かもしれません。

この感情が原因なのか、文化的な側面なのかは分かりませんが、タイ人の特徴でもあるのですが、言われたことにしか反応しないという場合も多く、これが日本人駐在員のストレスになったりするケースも非常に多いです。

わかりやすく例えるなら、例えば、レストランでお客さんがお皿を下げて欲しいとスタッフにお願いするとします。

スタッフは、そのお皿を下げに行きますが、そこで、日本みたいに「他に空いているお皿がありましたら、お下げします。」みたいな踏み込みはありません。

例えば、お茶がフリーの店で、お茶のおかわりが欲しい時に、スタッフにお茶のおかわりをお願いした時も同じです。頼んだ人のお茶はリフィルしますが、そのグループの他のお客さんの分まではケアしません。

これが、タイでのあるあるです。レストランを例に取りましたが、普通の企業の仕事においても、こういう感じが蔓延しております。仕事が進もうと、滞ろうと、タイ人には関係ないという感じが、カルチャーなのです。これは、覚えておかなければなりません。

タイ人は、言われていないことまで気を遣ってやるような文化は無く、日本人としては当然と期待していると、ことどく裏切られます。このカルチャーギャップも勘違いを生む元です。

もちろん、中には、優秀なタイ人も居るかもしれませんが、そういう対人は、日本企業ではなくて、タイの大手企業かあるいはグローバル企業で起業で就業しているかと思います。


ハニートラップはこうして起こる

日本人駐在員は対人美人女性のハニートラップにも気をつけた方が良いです。

タイ人女性は美人が多いです。

欧米人や日本人、韓国人が好きなタイ人女性もたくさん居ます。

カルチャーなのか、どうなのかはわかりませんが、タイ人女性の中には、ぐいぐい誘って来る人が居ます。その男性に奥さんがいたりしても、関係ありません。

もちろん、経済的な理由で、欧米人や日本人に取り入ろうとするのかもしれませんが、とにかく美人なので、日本人はついついちょっかいを出してしまったりします。

タイ人女性の全てがそういう方ではありませんが、日本人や欧米人に奥さんがいることなんて、あまり気にしません。とにかくアグレッシブに誘ってきたりするのです。タイあるあるです。

こうして、日本人、欧米人で、特に自分の国でモテた経験などのない男性ほど、タイでハニートラップにかかってしまいます。

同じ会社で毎日毎日会っていると、あるいは通っている店で毎回会っていると、感覚が麻痺してきて、まいっか、みたいになってくるのです。

これがタイのリセット感

この、「ま、いっか!」って、結構タイでのキーワードでないだろうか? と感じています。

タイに住んでいると、この「ま、いっか」みたいな空気感が漂っています。これがタイです。

この、なんというか、「リセット感」が、タイで生活していると、マジックのようにいつの間にか身につくのです。

この空気は、大きな勘違いをもたらします。

よほど自分を律しないと、この勘違いに流されます。

タイを支配する。浮気しても、まいっか、みたいな空気感。全く悪いとも思わず、女性がどんどん近づいてくる。駐在の奥さんは、何が起こっているのかなんて、全く気づきません。

結局最終的に本当に誘うのは、いつも男の方です。この空気感にコントロールを失った、男がいつもタイ人女性を誘ってしまうのです。


バーツマジック

駐在員の奥さん、よくいう「駐妻」はタイにいる間に金銭感覚が崩壊するケースがありますので気をつけた方が良いです。

日本のサラリーマンで例えば600万円の年収だったら、タイに駐在に来ると込み込みで1000万円を超えることは結構あるケースです。手当諸々が付くからです。

一気に給料が高くなっちゃった気分になります。

タイでは駐在妻は基本的にワークパーミットもないですし、働くことはできません。

タイ語も英語もできない人たちがほとんどですし、仮にタイ語や英語ができたとしても、現地の人々と交流なんていうのはなかなか非現実的です。

そうなると、どうなるかというと、毎日のように決まった日本人とつるむことになります。家事もアヤさんがやってくれたりしているからです。

日本人駐在妻同士でいつもつるんでランチをみんなで食べにいくと、軽く1食500バーツとかになっちゃったりする時もあります。

この金銭感覚は、だんだん麻痺してきます。ネイル行って、美容院行って、買い物行くのですが、これがどんどんエスカレートします。

せっかくタイにいるので、エステや、脱毛などと広がっていくのです。日本に居たときの、年収600万円の金銭感覚からどんどんかけ離れていくのです。

しかしながら、後で気付くのですが、500バーツのランチって、バーツ円が3.3だとしたら、1650円です。

これがバーツマジックです。この勘違いは、どんどん麻痺してきて、どんどん浪費するようになってきます。

こんな浪費しないで働きたいと思っても、Bビザでも持ってなければ、働くことはできません。最初の数ヶ月は、ああ、タイは楽しい、最高だ!と、満喫できるかもしれませんが、これが1年2年経つと苦痛になってきます。

ちょっとした苦痛ならまだ良いかもしれませんが、これが旦那さんの帰りが遅かったり、怪しい行動に感づいたりすると、どんどん孤独になってきます。そこにもし小さい子供の子育てが大変だったりすると、孤独だけでは済まなくなり、夫婦の危機というか、とてもシリアスな問題に発展しかねません。

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前述にも通じるところではありますが、タイでの生活は、夫も妻も、勘違いにだけは陥らないようにしなければ、後で取り返しのつかないようなシリアスな問題に発展しかねないので、注意が必要かと思います。

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2021年9月26日

3ヶ月のプチ移住は楽し過ぎる

タイでリモートは楽しすぎる



海外に住んでいながらリモートで日本向けにビジネスを回すのは楽しすぎます。自分史上最高の有意義な毎日かもしれません。

朝は誰にも邪魔されずに9時頃に徐に起きて、コーヒーを飲みます。タイのコーヒーは独自に進化したドイチャンコーヒーなんかもあったりして楽しいです。ただ個人的にはアメリカにいた時のフレーバーコーヒーが好きですが。

そのあと読書をしながら、今日1日の予定を立てます。

読書もすごく時間を取ります。タイのアパート、コンドミニアムには、プール月いる物件が多いので、プールサイドに本を持っていけば、至福の時が流れます。

本の購入に関しては、結局アマゾンです。以前に、タイの書店のオンラインを試みましたが、2ヶ月以上かかって届いたことがあり、オーダーしたことさえ忘れていました。そんなことがあっても、TIT、(This Is Thialand) ということを念頭において生活していれば大丈夫です。

そう、それがタイなのです。笑

タイの生活で重要なことは、受け入れること、そして期待しないことなのです。

Amazonは、海外発送としても、とりあえず届きます。もちろん少し割高になりますが、やはり高くても本だけは買うことにしています。まあ高いと言っても、飛び抜けて高いわけでもありません。

予定が立ったら、まず、ぼちぼち行動を始めます。僕の場合は、もう15年も続けているライフワークがあるので、それを粛々とこなしていくのです。分類すればサービス業ですね。全て日本で完結するものです。

今後も活動の幅を広げなければならないと思っているので、現在、新しいアクティビティができないか、模索中ではあります。

いずれにしても、日本国内で発生して、完結します。でもそれをタイでリモートでやっているとなんだか調子が良いのですよね。日本でやっているのと同じことをやっているのに、不思議な気分です。

なんだか、自分のビジネスセンスがあがっちゃったような気がするのです、タイにいるだけで。


ノマドワーカーにとって東南アジアは可能性しかない

東南アジアなら、時差は2時間程度で、日本向けのリモートには丁度いいです。日本円で3万円も出せば、ワンベッドルームのコンドミニアム、ジム、プール付きの部屋が借りられます。ベランダにテーブルを置いて、パソコンパチパチやっていれば、かなりクリエイティブな時間が訪れます。

その場に疲れたら、近所にはたくさんのおしゃれなカフェがあります。タイのカフェにはWi-Fiがビュンビュン飛んでいて、リモートワークにも支障なしです。お昼ご飯は、慣れてくるとタイの屋台でも全然平気になりますが、慣れなければ、日本食レストランがたくさんあるので、全く不自由しないかと思います。こんなに良い環境はありません。

やはり一番向いているノマドワーカーとしては、デザイン関係、ブログを書いている人、プログラマー、イラストレーターなんかにも最適な場所です。

東南アジアの風を感じながら、自由に活動できますね。

デザインや、プログラマーではなくても、今まで関わって来た業界の人脈があれば、それを日本に残したままで3ヶ月のタイプチ移住も良いかと思います。タイでは観光ビザで3ヶ月はOKらしいので、ノマドタイプの仕事ができる方であれば、3ヶ月試してみるのは、とても有意義かと思います。

マンスリーで借りられるアパートもありますし、しかも簡単に借りられます。借り方としては、もう直接行って、契約ですね。これが1番です。日系の不動産屋さんとかもありますが、これはもっと長期で借りる人向けと、あと、ファミリータイプの物件などの所謂ファミリーで駐在している方がメインで使う業者かと思います。

独りでフラットタイに来て、マンスリーの部屋を借りるなら、自分で契約に限るかと思います。できた方が良いのは、英語ですね。タイ語ができればもちろん言うことなしですが、そこはなかなかハードル高いので、英語はなんとかしなければならないかと思います。

もちろん、バンコクであれば大きな大きな日本人コミュニティがありますがから、そこを頼るのは良いかもしれませんが、個人的に、海外に来てまで日本人コミュニティを頼るのはどうかと思いますので、やっぱりできれば自分で探すことをお勧めします。

初めての時は誰かに助けてもらっても良いかもしれませんが、少なくとも2回目からは自力で大丈夫なようにしておきたいです。


独りの外国人としてのノマド

日本コミュニティを頼るのは、日本食レストランに行けることくらいですね。

常々言っていますが、日本人としてではなくて独りの外国人として生きていけたら良いのかと思っています。ノマドタイプの方々のそこが良いところかと思います。

本格的にガッツリと仕事をしたければ、部屋に篭るのも良いですが、コワーキングスペースを利用することはお勧めです。1ヶ月パックとかで爆安のパッケージがありますし、Wi-Fiはもちろん爆速、フリードリンクは当たり前です。

プログラマーや、ウェブデザイナー、イラストレーター、などクリエイティブな仕事をしている人には、バンコクでのノマドワークは本当にお勧めなのです。

クリエイティブでなくても、例えばサービス業などでフリーランスの方も、タイで十分仕事ができるかと思います。僕もその部類です。

例えばですけど、

8000バーツで部屋を借りる。3ヶ月で24000バーツ。

コワーキングスペース借りるなら、年間で借りても4千円か5千円です。もうタイにオフィスを持っているようなものですよね。ちなみに、僕が借りていたコワーキングスペースはとてもきれいで環境も良かったので少し高めでした。料金はこんな感じです。少し高めなのでもっと安いところを借りようかなと思っているところです。



銀行口座も、日本のパスポートだけで作れる銀行もありますので、お金を入れておけばATMでおろせるようになりますね。

プロンポンのエムクオーティエ内にあるアユタヤ銀行(krungsri bank)では、パスポートだけで銀行口座を作ることができました。タイの銀行のカードは、デビットがついているので、預金額があれば、そのカードで払うことができます。

また、タイは日本よりもモバイルバンクのフィンテックは進んでおります。日本ではPayPayみたいなのが進んでいますが、タイはもっと先を行っている感があります。

モバイルバンクから、QRコードをスキャンすると、口座から直接お金を払うことができます。これって画期的過ぎます。

タイでは、屋台の店主も使っていたりするのですごいです。10バーツとか20バーツの支払いを、モバイルでするのです。


食費は、慣れれば、もう屋台とかでOKですね。1食50バーツくらいで済みます。


1番大事なのは、マインドセット

海外移住は、遊びではありません。旅行でもありません。そこに住むのです。短期間にせよ、そこに住んで生きていきます。そのマインドセットはいつも重要かと思います。

どこをゴール設定にするかにもよりますが、本当に現地に溶け込みたいなら、まず言語です。そして食事にもなれなければなりません。さらにカルチャーにもなれる必要があるのです。そこまでのゴール設定をしている日本人はなかなか見当たりません。ちょっと来てプチ移住したいという程度かと思います。

それでも問題ないかと思います。タイにくる理由は人それぞれですから。タイは受け入れてくれるかと思います。


タイにずっと住む?

なぜタイにいるのでしょうか? 何年も住んでいると、日本に帰りたくなることがあります。まあ、それは誰でもあるかと思います。タイに数年住んで、タイに慣れてくると、ぶっちゃけ、タイのことがもう珍しくもなんともなくなって、結局日本人だし、日本のほうが便利だし、日本の方がきれいだし、日本の方がなんでもしっかりと整っているので、日本に帰りたくなります。

ここでいつも不思議な問いかけになってくるのですが、「じゃあ、日本に帰る?」と、いうと、一時帰国はしたいけど、結局タイに住むことを選択してしまうのです。

これは不思議な現象です。わかっているのに、タイに住んでいる方が楽に感じてしまう。

タイに住んでいる日本人にとって、タイは不思議な国です。

タイにずっと住むのか?と問われれば、答えはYesになります。できることなら、、ずっと住みたいと思っている人は多いのです。

そこまでタイの方が良いということでもないのですが、だからと言って日本に住むことが良いのかと思うと、じゃあタイの方がいいや。。となってしまいます。

この不便な感じ、この不自由なところもまた、タイの魅力の一つなのです。

では、プチ移住をしてみたらいかがでしょうか。

まずは3ヶ月の移住です。

どんなことが待ち受けているのか、どんな冒険がそこにあるのか?

楽しみしかないです。


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2021年9月25日

「一人の外国人として」生きていけるか

日本人のアイデンティティは「日本人である」ということと「会社」?


「日本から来た。」
日本人は、海外において、日本人であるということを強調しすぎです。自分のことを相手に伝えるときに、とりあえず日本人であるということを強調します。

日本人以外の人は、もちろん自分が何人であるかは言うと思いますが、自分自身はどんな人物なのかを強調するのかと思います。

日本人はだいたい、「日本人です」で終わらせてしまうことが多いと感じます。もちろん、日本人であることを告げるのは良いです。わかりやすいですし。

「日本人である。」ということだけで全てを済ませようとする日本人。

自分のことを相手に伝えるのが苦手な人が多いのです。

日本人は、海外において、

「日本人として」ではなくて、「一人の外国人として」生きていけるのでしょうか?


日本人としての誇りを持つことは大事ですが、海外に来ているというマインドセットをするべきかと思います。

なぜ海外で日本人が「日本人として」ということを強調したがるかといえば、日本というブランドを傘に着たいから、都合の良い時に使いたいからかと思います。

現地の住人たちも、「あー、日本人か。」ということになり、話が早くなります。

特に東南アジアなどの親日国においては、だいたいのケースで良くしてもらうことの方が多いかと思います。

例えば、アメリカでも東南アジアでもヨーロッパでもどこでも、海外から移住している人はたくさんいるでしょう。

諸外国から来た人から見れば、日本人が自己紹介するときに、「自分は日本人」といっておしまいだと、ただの面倒臭がりな人種か、ただ言語が苦手な人とみなされて終わるかと思います。

もう一点は、海外において、日本人と、その他の諸外国から来ている人々の違いは、日本人はほとんどの場合、必ず日本に帰ると言うことです。ここは意外と大きな違いです。

日本人に比べると、諸外国から来ている人は、実際、そこの国に完全に移住を試みている人が多いです。

いずれ日本に帰る


個人的な経験ですけど、僕がアメリカに住んでいた時に、沢山の外国人と友達になりました。台湾人、韓国人、ウクライナ人、タイ人、インド人、などなど。彼らはみんなまだアメリカに残っています。その時に居た日本人は、自分も含めて1人もそこには残っていません。

「いずれ日本に帰る。」と言う観念が、海外在住の日本人のメンタリティにあるかと思います。

諸外国人は、そこに根を張る。


例えば同じアジア人でも中国人や韓国人は、少し違います。韓国人にもいずれ韓国に帰ると思っている人ももちろん沢山居ますが、一方で、その国、今いる海外の国に骨を埋める覚悟という人も多いのも事実です。

アメリカにいた時にはネイルサロン経営や、クリーニング店経営の韓国人が沢山いて、その国に根を下ろして暮らしています。

マンハッタンのコリアンタウンの規模の大きさには、圧倒されます。スーパーマーケットもあります。あとタクシーもすごいですよね。マンハッタンには大型のアメ車の韓国のタクシーがたくさんいます。合法なのか、どうなのかは知りませんけど、とにかく多いのです。

マンハッタンによく韓国人と遊びに行ったのですが、日本人だけでは体験できない沢山のことを経験しました。

韓国スーパーマーケットで韓国食材を購入して、韓国人経営のホテルに泊まって、韓国タクシーでぐるぐる観光して、焼肉レストランで食事して、夜は、友達に韓国人ばかり集まる韓国キャバクラに連れて行ってもらいました。

常々、アメリカでキャバクラ的なものって、色々成立しないだろうと思っていたのですが、ミッドタウンのビルの中に、看板もなく、外から見てもわからないのですが、韓国キャバクラが存在していて、経営者も、ホステスも、客も、全員韓国人でした。そしてとても安全な場所でした。

ちょっと話題がずれますが、それだけアメリカに根をはって生きていこう、アメリカで骨を埋めようという覚悟の現れが、現地の韓国人にはあると言えます。大きなコリアンタウンは、その証でもあります。

ところが日本人はどうでしょうか?

日本人だけ特殊


日本人のメンタリティとして、海外では(日本でもそうですが)、まず自分の勤めている会社がアイデンティティの先頭に来ます。こんなの、本当に日本人だけです。

例えば、タイなら、「トヨタ自動車タイランドの高橋です。」とか、「伊藤忠タイの佐藤です。」というように、日本人には、自分のアイデンティティに会社がかぶさっているのです。

とてもじゃないけど、その現地で根を張って生きていくという雰囲気ではありません。

タイにおいても、日本人は、駐在先であるタイの現地法人の中のしきたりで生きています。

せっかくタイにいても、タイ人と友達になろうとかいう考えは、あまりありません。それどころか、現地で採用されたタイ人に対しての扱いは、「日本人をサポートする人たち」という位置付けが多いです。

なぜなら、日本人はタイに駐在できたとしても、タイ語はもちろん、英語もできないという人が多いので、タイの現地法人では、日本語堪能なタイ人を採用するのです。

そしてそのタイ人従業員たちが、日本人駐在員のサポート的な仕事をするという構図が出来上がっております。

こういうメンタリティは外国人が多いタイにおいても、日本人だけが特徴的に持っていると言えるかと思います。

例えば、タイ在住のアメリカ人やヨーロッパ人、中国人や韓国人は、タイ人がサポート要員だなんて思っていないのです。

日本人以外の外国人は、自らタイ語や英語でコミュニケーションを取ろうという人がほとんどです。

当たり前です。日本人だけが、日本語優秀なタイ人を雇って、その人を使って色々と手続きをさせようとしている状況です。

この風習は、本当に良くないと思っています。タイ人を見下すようなカルチャーは、やめた方が良いかと思っております。

日本人で、日本から来た。。ということを前面に出さずに、タイ(に限らず他の国でも)でビジネスをして成功しようなんて思っている人がいるでしょうか?

まず、日本の国力を傘に着ようとするのです。

日本人は、根を張って海外で生きていこうという人がもう少し現れても良いかと思います。

もちろん、そうならない理由も理解できます。

なぜかといえば、日本人にとって、別に海外で頑張らなくても、日本が素晴らしいから。ということです。

海外に出る必要が、そもそも日本人には無い。


政治的に、経済的に、文化的に、海外に出ざるを得ないというか、海外に出た方がメリットがたくさんるという諸外国の人々に比べれば、日本人は何も別に海外で暮らした方が良いなんてことはありません。

それだけ日本が素晴らしい国なので、海外に根を張る必要性もあまりないのです。

ですので、会社の辞令などで海外に出ても、いずれは日本に帰るのです。わざわざ自ら進んで日本を出て、海外で暮らすことに、それほどのメリットはないのです。それが日本人です。そこは理解できます。

ところが、この先は日本国はどうでしょうか?


日本人の給与はどんどん落ちています。OECDのデータではOECD諸国の平均よりも低く、韓国よりも実は低いのです。

高齢化は進みます。医療費は嵩みます。


日本は、国民皆保険です。それは素晴らしい制度です。どんなに高額な医療費がかかっても、ある程度の負担で済むのです日本人は。

ところが、逆説的に捉えれば、このような言い方もできます。
「日本人の医療費は、国が賄わなければならない」
「日本人は、自分で医療費を払うことはできない」

厳密にいえば、自由診療で自費で支払うことは可能ですが、普通に病気になって大きな病院に罹らなければならないという時には、現実問題として保険診療になります。

現実問題として、国が医療費を負担してくれる、いや、しなければならないのです。

言い方変ですけど。諸外国の人から見れば、素晴らしい制度かと思いますが、日本の若い人にっては、この日本という国はどうですか?

データによれば、数年後には、現役世代1人につき、老人1人以上を負担しなければならなくなります。つまり、自分がどんなに稼いでも、国に持っていかれます。

若手への負担だけがどんどん増えて、その上給与がどんどん下がってきます。日本人の平均給与は、この30年変わっていないのです。

日本が住みづらい国になるのがもう目の前です。


そろそろ、日本人の中にも、日本脱出しようとしている人が多くなっているのは、肌で感じます。有名人でも、どんどん海外に出ていますよね。

どこの国に移住しやすいのか?なんてことを考える人も多くなって来ています。

  • タイは移住しやすいです。今のところ。
  • マレーシアはハードルが上がりました。
  • シンガポールは元々物価が高いです。
  • インドネシアもハードルが上がりつつあります。
  • アメリカはそもそも、物価も高いしハードです。
  • オランダは、移住しやすいらしく今注目されています。
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などなど、ネットを開いて海外移住のキーワードサーチをすれば、情報に溢れているところです。それだけ、日本人にとって、移住というのは関心が高まって来ていることなのです。

1人の外国人として海外で生きていけるようなマインドセットを持った日本人が、居るかどうかかと思います。


もし、海外に出たいのなら、もし移住したいのなら、日本人は日本人としてではなくて、1人の海外から来た人として、海外で勝負した方が良いかと思います。すべきなのです。

日本は、若い世代にとって、将来もずっと住みたい国でしょうか?

それとも、移住を考えた方が良いのでしょうか?

すでにその時代は、もうとっくに来ています。