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2021年12月19日

日本人が知らないローカルを使いこなせ

https://flic.kr/p/bGccat

日本語で足りるけど、それ以上は無い

バンコク在住日本人は、通常、日本語の情報に基づいて衣食住を営んでおります。

生活のために必要な情報は全て日本語で事足ります。

ただ、事足りますが、それ以上の情報は得ることができません。

少しでもお金を節約したいのであれば、ローカル情報にアクセスすべきです。

住むところも、着るものも、食べるものも、その他全て、日本語以外の情報、あるいは、日本人が行かないような店に飛び込むことによって、かなりの節約に繋がります。

具体例を挙げるとキリがないですが、例えば、ローカルの酒屋では、セブンイレブンよりもビールを安く売っています。同じビールですので、得です。しかも、タイにはお酒を売ることができない時間帯があるのですが(午後2時から午後5時)、その時間帯でも、しれーっと、普通に売ってくれたりします。笑。マイペンライです。

こんなこと、書いて良いのかちょっと憚られますが、マイペンライなのです。ていうか、何もそれを勧めているわけではありません。ただ、そういう経験を多くしております。

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ローカルは日本語無し

先日、いつものローカルの店で、午後5時前にお酒を買っていたら、なんと、欧米人が2人、客として現れて、普通にビールを買って帰りました。笑

彼らは、多分、何の情報も持たずに、その店にある日飛び込んで、それで買って、その後その店で買っているのかと思います。

ローカルの店というのは、何ていうか、いかにもローカルな店です。ソイの奥にあるようなタウンハウスの1階で、お菓子とか食品とか、色々と売っている中に、ビールも売っているのです。こういう店には、日本人はなかなか行きません。が、欧米人は結構行きます。日本人は、こういう飛び込むような勇気が必要かと思います。

繰り返しますが、時間外に酒を買うことをお勧めしているわけではありません。笑

こういう、ローカルを使いこなすというような具体例を挙げるとキリがないのですが、例えば、薬局を例にとると、日本人は、日本人御用達の薬局がありまして、そこでは店員さんも日本語を喋ったりします。まあ、別にその店が悪いことは一つもありません。ただ、同じ薬がローカルの薬局では安く売っていることには間違いありません。


ローカルを使いこなすが勝ち

僕はメタボなので、メタボの人が飲むような薬を日本にいる時から服用しております。高血圧や糖尿病、痛風の薬です。もちろん、医者にもかかっておりますが、病院で出される薬を、タイでは薬局で売っております。

日本では処方薬でも、タイでは薬局で売っています。


それも、日本人御用達の薬局ですが高くつきます。ローカルの薬局なら、安くすみますが、もちろん日本語は通じません。ただ、薬局の場合は、店長みたいな人はタイの薬剤師で、薬学部を出ているような人が多いので、英語は通じます。カタコトの英語でも、こういうローカルの薬局に行けば、薬は安く手に入ります。

さらに、サプリメントも、こういったローカルの薬局で手に入ります。セブンイレブンよりも安いです。

例えば、僕はアムラのサプリを愛用しておりますが、同じ製品がローカルの薬局ですと、セブンイレブンよりも安いのです。

こういう、薬とかほぼ毎日必要なものとか、サプリとか、結構続けて使っているような製品は、ローカルの方が安いのです。

毎日の積み重ねですので、1年くらい経つと、結構な金額の節約になります。

具体例を挙げるとキリがありません。

あまりあれこれ触れると、文章がぐちゃぐちゃになってしまいますので、ある程度分けて話題提供したいと思っておりますが、例えば、僕は現在、自分で探したコンドミニアムに住んでおります。

例えば不動産とか

普通、日本人は、バンコクでは日系の不動産屋を利用して住むところを探します。またその日本人相手の不動産屋が、聞くところによると全盛期で30社以上あったと聞いております。今はコロナ禍でどうなのかは知りませんが、とにかく、日本人向けの不動産屋が多いことは確かです。これも色々とカラクリがありまして、日系の不動産屋も結局タイの現地の地元の不動産屋を仲介していたりします。そりゃそうですよね、タイなのですから。その、地元の不動産屋って、ウェブなんかない場合もあるし、そもそも日本語によるサービスなんてありません。たまに教養のあるオーナーとかだと、英語ができたりして、欧米人がこういう地元の不動産屋を通じたりしたりします。日本語に頼るよりも、ずっと安いのです。

また、アパートとコンドミニアムと違うのですが、日系不動産屋は、日本人客に、コンドミニアムをあまり勧めません。理由ですが、物件のオーナーが例えばアメリカ人だったりすることもあり、何か不具合があると、そのオーナーにコンタクトしなければならなかったり、あるいはTM30という、貸主が外国人居住者を迎える時にに義務付けられている届出を、ほったらかしにしたりするケースがあり、日本人客が、日系不動産屋を頼りにそのコンドミニアムのオーナーとのやりとりを任されても、対応しきれないという事案が結構あったりします。そういう理由で、日系不動産屋は、日本人客にコンドミニアムを勧めないのです。例えば、日本人が多い地域にも、日本人がほとんど入っていないコンドミニアムがあったりします。その代わりに、欧米人やインド人なんかが入っていたりします。彼らは自らコンドミニアムのオーナーと、英語やタイ語でやりとりをしているのです。そして、そういうコンドミニアムの方が安かったりします。

そもそも、駐在であれば、会社が家賃を負担するケースが多いので、借りる側としては、別に少し高くても自己負担になるわけでもなし、どんどん割高と思われるアパートを借りるのです。しかも日系不動産屋を通して。したがって、アパートのオーナーも、強気で、家賃を下げたりしないケースもあります。なぜなら、下げる必要がないからです。なぜ下げる必要が無いのか、それはもちろん、日本人駐在の場合、彼らの会社負担ということをオーナー側も熟知しているからなのです。こうして、日本人100%のアパートが誕生します。最初は、便利だし、日本人が多い場所なので、日本人100%なんだろうなあ、、と思っていましたが、カラクリは、そんな高い家賃、日本人駐在でも無い限り、馬鹿らしくて払わないという事態が発生しているのです。こうして、駐在の街、東京都バンコ区とも揶揄されるような街が形成されていくのです。

ただしこの東京都バンコ区ですが、コロナ禍でファミリー世帯が、この2年くらいの間にどんどん本帰国して、アパートの空室が目立ち始めております。


揺らぐ日本人街

ファミリー全員の帰国、あるいは、奥さんお子さんをタイに残してお父さんだけ日本に帰国する、あるいはその逆で、奥さんと子供だけ日本に帰国するというような事態が多いです。

ファミリー全体の帰国であれば、もちろん、空室になりますが、お父さんだけとか、奥さんと子供だけという感じなら、その部屋に残るから空室にならないのでは? と思いますが、そうでもありません。会社というのは、世帯構成によって負担できる家賃というのが決まっていて、もしお父さん1人体に残るという状況であれば、ファミリー向け物件を会社負担で借り続けることができなくなったりするのです。そこで、単身向けのアパートに引っ越したりして、いずれにしてもファミリー向け物件のアパートは空室が目立つようになるのです。

こうなると、経済学の法則で、空室の目立つアパートも、家賃を下げ始めるのでは? と思ったりもしますが、これがまた強気なアパートは、空室が目立ったりしても、家賃を下げることはなかなかしません。今のところです。 今後さらにこのコロナ禍が続けば、いよいよどうなるかはわかりませんが。。

僕もかつては、日本人街の中心地にアパートを自腹で借りていました。しかも日系不動産屋さんのお世話になりながら。ただ、今では、少し郊外に、自分で探したアパートに住んでおります。

QOL爆あがり

自分でアパートを探す方法ですが、これはただインターネットで情報を調べて、直接そのアパートに訪問して、担当者に部屋を見せてもらったりして、そのまま、そのアパートのオフィスで契約するという方法です。直接契約です。駐在でもなく、起業した人や現地採用の人なんかは、タイに慣れている人も多く、直接借りている人も多いです。

日系の不動産屋さんが悪いということはありませんが、日系の不動産屋さん経由で、日本人外にアパートを借りるという行動パターンは、もう、駐在だけの文化と言えます。

駐在では無い人は、特段、日本人をターゲットにしているわけではない業者や、日本人とは関係ない店とかを使いこなす事、つまり、ローカルを使いこなすことで、QOLが上がるかと思います。