海外生活には、長くなると必ず壁にぶち当たる。小さな壁もあれば、大きな壁もある。小さな壁は本当に小さくて、それも色々な種類の壁である。大きな壁は本当に大きく、もうその国に住む意味さえわからなくなったりするほどの事だ。
住む意味? それは屋台。
もう先に結論を言おう。その壁を乗り越えるためには、いや、そんな壁さえ寄せ付けないようにするためには、小さなことでも好奇心を持つことで、それに具体的に行動を起こすことなのだ。
先入観を捨てる。と言うこと。
屋台の食べ物も、買ってみて、食べてみたら美味しい!
この一歩が大事。
タイ語ができれば、屋台の人と話ができる。
お腹が痛くなったら?????
タイでの生活にある程度慣れれば、薬はこれで、病院ならあそこで、そこに行くにはタクシー呼んで道はこうで。。。
と、ある程度のストーリーが自分の中でできるのだ。そうなれば、タイ生活に強くなる。
例えば、タイ語に関して。タイ文字なんて、絶対に読める訳ないと、思ってないだろうか。実は、タイ語を勉強して対文字を勉強している日本人は、集中すれば1年以内にある程度読めるようになるのだ。
それは関係あるよ
自分には関係ないと思ってないだろうか? タイ文字が読めると、どんな世界が広がるかに、気づかないままでいるのだ。タイ語ができてタイ文字が読めるようになれば、タイでのQOLは爆上がりである。確かに、タイ語が話せなくても、タイ文字が読めなくても、日本人はタイで、少なくともバンコクでは生活できるだろう。
でも、生活できる。それだけだ。たまたまタイにいた。それだけだ。
タイ語ができれば、そしてタイ文字が読めれば、タイでの生活は天と地との差くらいに、クオリティの高いものになるなのだ。そのためには、好奇心を持つしかないだろう。タイ語? タイ文字? できるわけないだろ。。。この概念の払拭から始めなければならない。
屋台メシとかも、実はそうである。日本からタイに移住してきたばかりの時は、タイの屋台が有名であることは知っている。しかしながら、いざリアルにタイの屋台を目の当たりにした時に、日本人はなんとなく気が引ける。
まず衛生状態だ。もちろん、衛生レベルは日本に比べれば良くないかもしれない。ただ、考えてみると、日本人も縁日や夏祭りなどで、野外のたこ焼きとか焼きそば、お好み焼きの屋台で買って食べている。それを考えれば似たようなものである。
ただ、そうとはわかっても、タイではどうだろうか?
まず、売っているものがなんなのかわからない時がある。美味しそうではあるけど、それってなんなのか? もちろんタイ語ができなければ店の人に聞くこともできない。仮にタイ語ができて、それが何かを聞いたとしても、そもそもそれに興味がなければ、全く関係なくなる。
そう、タイでの生活の、自分の周りにあることのほとんどが、自分には関係のないことと思ってしまうのだ。
この、我関せずの姿勢を貫いていると、困った時に全く自分で対処できなくなる。例えば、病院に行くときなんかも、誰かに頼らなければならなくなる。頼る人と言えば、結局日本人になるだろう。別に、それでも良いと言う人なら、それでも結構である。ただ、海外生活をしてきたとは、なかなか言えないだろう。海外に馴染みたいと思ったら、やはり自分の力で解決ができるくらいになった方が良い。そのためには、小さな、そして大きな好奇心を持つことなのだ。その好奇心と行動が、壁が現れた時にも自分で解決できることになるのだ。
ちなみに、大きな壁は大体
3か月、半年、1年、
というサイクルで訪れる。
この大きな壁は本当に死活問題だったりすることもあり、フィジカルにもメンタルにもかなりのダメージを及びすことになったりするのだ。ただその大きな壁を予防することができるかと思う。その方法は、小さな壁をクリアすることに他ならない。クリアすると言っても、コツコツとクリアしていくのだ。ポイントは、その小さな壁にしっかりと当たることであるかと思う。
小さな壁というのは、小さいので、あまり問題にならない。したがって小さな壁は放置しがちになるのだ。
実は、この、小さな壁の放置が、ゆくゆく大きな壁にぶち当たる原因を作っているかと思う。とはいえ、この小さな壁に気づいているのなら、まだ良いのだ。なぜなら、壁と分かっていながら、放置しているので、後々原因がわかるから、まだ良い。
気づかない小さな壁は厄介である。なぜなら、大きな壁に行き着くときに、その原因がわからないままであるからだ。分かっていて避けて通ってきたわけではなく、そもそも壁があったことすら気づかないケースである。
タイ語はQOL爆あがり
そこで小さな壁に気づくにはどうしたら良いのだろうか? と言うことを考えて対策を考えることになるだろう。そもそも気づかないと言うことは、気づかない何らかの理由があるからである。だから気づかないのだ。それに気づく方法は、ある。
一番大事なことは、好奇心だと思う。そして何事も決めつけないことである。
例えば、タイ語を全く勉強しない人もたくさんいる。タイ語を勉強しない理由だけど、
1大変であること
2好きではない
3必要ない
4喋れるようになるとか、読めるようになるなんて思っていない
別にタイ語を勉強することをことをことを勧めている訳ではなくて、たくさんの日本人がこのように思っている。特に4番。まさかタイ語が話せたり読めたりするなんて、ないから、、。みたいに思って、はなっから全く勉強するつもりもないのだ。
でも考えてみよう。半年だけ真剣にやってみたら、結構タイ語ができるようになる。タイ語ができるようになると、実は、遊べるのだ。
デリバリーでドライバーから電話が来ても片言でも話せるようになれば、どんどん通販したくなるし。旅行先でオプショナルツアーの案内があれば、どんどん参加したくなるし、ホテルでルームサービス頼むときだって、躊躇しなくなる。タイ語ができれば実は、タイでもっと遊べるようになるのだ。
これが小さな壁の克服である。
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