2024年5月9日木曜日

ローカル市場で買ったタイアサリを使ったボンゴレビアンコ

ローカル市場のタイアサリ 

タイに来てもう8年になります。そうなると、おすすめスポットとかいうよりも、ローカルの、日本人はとても行かないような場所に出没する機会が増えます。

屋台とかも、タイに来た当初は衛生観念が違うので、なかなか馴染めませんでしたが、いつからか全く平気になりました。

また、何度か引越しを繰り返し、今は日本人がほとんど住んでいない場所に住んでいます。とはいえ、バンコク内ですけど。

そんな今日この頃、朝、近所のローカル市場に散歩して、食材を買い、料理を作ったという話です。こんな市場は、バンコクのどこにでもあります。





 





大体、肉、野菜、魚介類と分かれていますが、日本でいうアサリのような貝を買いました。タイではよく赤貝のような貝を食べます。日本人はお腹を壊すという人もいるみたいですが、僕は今のところ大丈夫です。この時は赤貝ではなくて、アサリを買いました。アサリといっても、日本のアサリとは違う、タイアサリです。イヨスダレガイというらしいですけど、タイ語でなんと呼ばれているのかは、わからないです。どちらかといえば、はまぐりに近いのかなと思います。










これを一定時間砂抜きしたあと、パスタに使いました。トマトソースのパスタにしたので、タイ風ボンゴレビアンコ?の出来上がりです。笑

タイアサリを使ったボンゴレビアンコ


 








タイ含めて東南アジアは家で料理を作らない文化ですけど、日本人としては、屋台で買うタイ料理ばかり食べて生活するというわけにもいきません。

とはいえ、バンコク中心地で日本食レストランに毎日毎日行くというわけにも行かないです。

なんだかんだで、家で何かを作って食べたくなります。

タイの食材でも、タイ料理だけでなく、色々とアレンジできるかと思います。


タイアサリのボンゴレビアンコはなかなかの味でした。まあ、トマトソースのパスタという時点で、あまり失敗しようがないです。茹で加減と塩加減をしっかりすれば、OKかなと思います。

ちなみにですけど、タイ人もパスタ、特にスパゲティは結構食べます。一番食べるのは、タイ風のスパゲティである、スパゲティ・キーマオです。スパゲティ・キーマオはそこら辺にあるタイ料理屋でもメニューにあることがありますし、セブンイレブンとかのコンビニでも売っています。

まあ、麺類は簡単ですよね。きっとタイ人にとっても簡単なのかと思います。

実は結構タイ食材を我々日本人が食べられるようなアレンジ料理は今までもやっていますので、今後もアップしていきます。


2024年2月11日日曜日

ロックなシーロー運転手のお兄さんの一言 とは

バンコクでは駐妻の愛車、シーローの数がどんどん減っているのか。

ドンムアン空港近くの大きな市場
ドンムアン空港近くの巨大な市場。本文に関係ない。

あのダイハツの軽トラックを改造したのが良いのに。厳密に言えば、軽トラックではなくて、ハイジェットだと思うけど。そもそも、タイには日本でいう軽自動車って無いと思う。

タイに来た頃は、アパートを探すときの不動産物件の宣伝文句にも、「シーローがよく通る」とか書いてあったけど、もう、そういう文言も時代に合わなくなってくるのかも。

結構名物シーローみたいなのがあって、なんか、ごっついスピーカーを載せていたりとか、ドラえもんのキーホルダーがたくさんぶら下がっていたりとか、思い思いのデコレーションが楽しい。

いつも利用していると、顔とか覚えてくれていて、行く先とかも、察知してくれたりする、そんなシーローだった。

代わりに登場したのがMuvMi ムーブミーだけど、まあ、綺麗だし、電気で音も少ないし、とても便利だ。シーローみたいにやたら上機嫌な運転手とか、逆に不機嫌な運転手もいないし。

それにアプリなので、ぼられることもない。さらに、行く先を告げて、タイ語が通じなくて困るということも、アプリで行く先を設定するので、無いのだ。

行く先を告げなくても良いし、料金もいくらか考えることもないし、綺麗だし、機嫌の悪い運転手もいないし、乗り心地も良い。

しかも、距離にもよるけど、下手したらシーローよりも全然安い。

確か、MuvMiムーブミーが登場する頃に、シーロー協会みたいな団体と話し合いがあり、シーローより安くしないという約束だったような気がするけど。。そんなの、タイで守られるわけないよな、とも思ったり。

あと、アプリっていうけど、トゥクトゥクのアプリがあったのをご存知だろうか。しかも、初回無料だった。あのアプリは、まだあるのかな?

これだと、もう、シーローの時代がどんどん終わるのも無理もない。

なんか、ロックバンドのボーカルみたいな顔したお兄さんを覚えていたのだが、この前、トンロー周辺を歩いていたら、バイクタクシーのオレンジのベストを着て、バイタク乗り場でぼーっとしていた。お兄さんも覚えていて、話をしたら、

「シーロー、マイダーイ。」

AIで生成したイメージ画像。実際のシーローとは形が違う。


やっぱりシーローは廃れて、バイタクに転身したとのことだった。

ムーブミーは歓迎なんだけど、かといってシーローが廃れるのもなあ、と、思う。

それに、そもそもファミリーでの駐在も激減しているので、需要そのものも減っている前提があることも、忘れてはならない。

ファミリー駐在が減り、その代わりに単身駐在や、さらに現地採用は増えているみたいな事を誰かが言っていたが、そうだとしたら、なおさらムーブミーの方が良いだろう。

ただ、個人的には、バンコクのトンロー、プロンポンの住宅街には、シーローが合っていると思う。理由はない。フィーリング。

結局、全部、コロナのせい。

2023年12月29日金曜日

胡椒畑のある島

ベトナム車は日本に来たら脅威

さて真珠の館を去ると、我々家族を乗せたベトナムタクシー、VinFastはPepper畑へと向かうことになった。ドライバーはどうやら、本気でPepperをpearlだと思っていたらしく、こちらがGoogleトランスレイトで見せて、やっと理解してくれた。だた、まあ、こちらとしても、そこまでpepper畑に行きたいと言うわけでもなかったけど、せっかくだから行くことになった。大体毎回どこに行っても、食って飲んでプール入って終わりなので、それほど興味がなかろうが、こう言う観光があることはちょうど良いといえば、ちょうど良いのだ。とはいえ、やはり、もう、どこかに行くのはいいかな?とも、正直思っていた。

それにしてもVinFastは内装も良かった。ウェブを見ると、車種も色々とあるではないか。まさに今日のニュースで、中国車の輸出台数が日本を抜いたと言うのを見た。これは確かにEVにそれほど力を入れてこなかった日本メーカーだからかもしれないけど、あの自動車産業が中国に抜かされるなんて、我々の世代では少し考えられないことだ。そのうちに、ベトナム車にも抜かされるのでは?と、マジで思ったりした。

フーコック島の胡椒の畑

Vườn tiêu Huỳnh Thy (pepper farm)

pepper畑は、こぢんまりとしていた。普通の家くらいの大きさの建物に胡椒製品が売られていて、その裏に胡椒畑が広がっていると言う雰囲気だった。のどかだなあと、思った。例えて言うなら、勝沼にある小規模な葡萄農家という感じである。ハウスがあって、その裏に畑。で、畑には自由に入れた。といっても、それはお客さんに見せるようの畑で、実際に収穫目的の畑はその裏に広大に広がっていた。この仕組みも、まさに勝沼の葡萄農家そのものである。もしかして真似した?

この胡椒はタイ料理にも多く使われるやつである。炒め物を作るときに、鍋に敷いた油に、香り漬けでこの胡椒の実をさっと炒めたりする。むかし、コウケンテツが世界を旅して料理をするテレビ番組があったけど、そのときにタイに来たとき、この胡椒を使って、コウケンテツは偉く感心していたのを覚えている。

実際にタイに何年も住んでいると、この胡椒はよく見かける。日本では、胡椒の実なんて全然身近ではないと思う。タイでは身近である。フーコックもタイから目と鼻の先なので、きっとベトナム、タイ、カンボジアあたりではこの胡椒の実は普通にあるのかなと思う。

胡椒見学をした後、ショップで、黒胡椒と白胡椒の製品を購入した。ショップでは胡椒のテイスティングができた。硬めのマンゴーの小さなスライスが置いてあって、それに色々な胡椒をつけて食べるというテイスティングスタイル。マンゴーを使うなんて、南国らしい。確かに、マンゴーも、庭があればどんどん育つような木なので、フーコックにもたくさんあるのかと思う。それにしても、フルーツにチリつけたりペッパーつけたりというのは、東南アジア独特かなと思う。

Black Pepper

胡椒じゃなくて?

子供がテイスティングで、うまい!と言っているので、胡椒の味なんてわかるのか、へーと思ったら、マンゴーが美味いらしい。物心ついた頃からタイで暮らす子供、最近日本語が怪しくて、伝えたいことがあるときはつい英語になってしまうのだけど、not about mangoと、子供に言ったら、それを聞いた店員さんが笑っていた。英語喋れるのか?聞いたら、英語ペラペラだった。ショップでずっと我々が日本語で話していたので、ずっと黙っていたらしい。

というわけで、胡椒畑は、ほどほどに後にすることにした。正直少し疲れたし、お腹も少し空いてきた。

例のドライバーは待機してくれていた。これは、一日中借りるパターンだ。まあ、いっか。で、ドライバーに「ランチに行きたいけど、どこか良いところありますか?」と、Googleトランスレイトで聞いたら、あるとのことで、じゃあ、そこに行こうという話になった。

はあ、どこかシーフードでも行ってリラックスしようかと思ったら、ドライバーがスマホを差し出した。「お昼の前に、シルク工場はいかがですか?」と、ベトナム語が日本語に翻訳されていた。

正直、もう勘弁してくれ!と、思ったけど、また例の如く、せっかく来たから、じゃあ、行くか?ということになり、結局シルク工場に行くことになった。


次はシルク工場

2023年12月28日木曜日

真珠の島

PepperとPearlを間違えた

2023年12月に訪れたフーコック島絡みの話を少し続けようと思う。到着から一夜明けて、少し観光をしようかと思った。といっても、特段観光という雰囲気でもない島なのだが、何やら胡椒の産地らしく、胡椒の畑があるらしい。Grabを呼んで胡椒畑に行ってもよかったが、畑がopenしているのかどうかもわからなかった。もし、誰もいなくてただただ広大な畑に到着してポツンと降ろされても、、と、不安になった。フーコック島は島といってもものすごく広大な土地がある。しかも高くて大きな山も普通に見えるくらいだ。島全土で東京23区くらいあるらしいから、なおさら不安になった。で、Open情報をホテルのフロントに聞いてみた。

とりあえず、胡椒畑はやっているらしいので、じゃあ、行こうかと思ったら、フロントがタクシーを呼んでくれるとのこと。まあ、自分でGrab呼んでも良いけど、せっかくだからフロントが呼んだタクシーに乗ることにした。

しばらくすると、タクシーがホテルの前に到着した。水色のタクシーで、車種はなんと、ベトナム車である。ベトナム産の車があるということを初めて知ったのだが、少しググったらなんと、欧米でも売り出しているらしいのでびっくり。日本は未発売らしい。結構若い運転手だった。

"pepper firm"

とだけ伝えたら、ドライバーは真面目な顔でOK、OKと言う。あまり英語は通じない。OKなんだな、と、思ってベトナム産のタクシーの乗った。車内は広々としていて、なかなか良い車だった。ちなみにVin Fastというメーカーの車である。この車が日本で売り出しを開始したら、売れるかもしれない?と思った。少なくとも日本にある韓国車よりはシェアを伸ばすような気がする。


で、車はPepper畑に行くのかと思ったら、何やら煌びやかな建物の駐車場に入って行った。
「あれ?ここはPepper?」
と、若いドライバーに聞いたけど、例の如く、あまり英語は通じないので、頷くだけだった。多分だけど、PepperとPearlを間違えたらしい。まあ、とはいえ、Pearlも特産であることは知っていたし、興味もそこそこあったので、とりあえず、そのPearlの建物に入って行った。

一階部分がショップ、地下に工場と資料館があった。工場は見学順路があり、スタッフのアオザイを着たお姉さんが、順路の通りにつきっきりで案内をしてくれた。このアオザイ姿のお姉さんは、英語がそこそこできる人だった。というか、流暢レベルだった。

ゴック ヒエン パール Ngọc trai Ngọc Hiền


その建物は大きなフロアがいくつかに分かれていて、それぞれスタッフがかなり多くいた。(ベトナムに居て感じるけど、それほど混んでいない店とか、施設にもスタッフが多い。なんだか、もしかして安い賃金で働いているのかな?とか、思った。それに比べるとタイはやはり混んでいない店にはスタッフも削減される。社会の仕組みが違うからか?)

さて、そのアオザイのお姉さんは、流暢な英語で我々をフロア案内した。1階は主に真珠のアクセサリーの売り場になっていて、一個一個案内してくれる。別に真珠を物色したいわけではないので、ちょっと困ったので、地階には何があるのか?と聞いたら、工場があって見学できると言うことなので、そちらの方が数倍興味があるので、そちらを先に案内してもらうことにした。

真珠をアコヤガイから取り出す実演

地階の見学コースの一番最初のところには、水槽が置いてあり、その中に貝がいくつか沈んでいた。その貝はアコヤガイであることを、担当のお姉さんから聞かされた。日本人なら、アコヤガイ知っているよね?みたいなことを言いながら、お姉さんが、貝の一つを水槽の水に手を入れて、底から拾い上げた。持っていたナイフで貝を開き、中の身を切ると、中から真珠が出てきた。それは見事な光景だった。まるで実演販売である。もちろん、その取り出した真珠をその場で売ると言うことはなかったけど。

地階にはアコヤガイの他、工場や、あと、フーコックの沿岸の海底から取ってきたと思われる石が多く展示してあった。その石でアクセサリーなどの加工品を作るのだが、きっと真珠に続く収入源となっているのだろう。

また1階に戻り、売り場をうろうろして、結局真珠のネックレスを奥さんに購入。それにしても、お客さんの扱いに慣れているというか、きっと、コロナ前は、日本人がたくさん来たんだろうなあ、と想像された。今後は日本人がそんなに押し寄せると言うことは、ないだろう。コロナが終わっても日本人の給与は落ち続け、円は弱いままだから。それに、日本からフーコック島への直行便が復活するなんて話も聞こえてこないし。

考えてみれば、我が家は旅行でよく工場に行く。関係ないけど、今まで日本で、山梨県の信玄餅の工場に3回、その前にあるウェストの工場にも同じ回数。さらに沖縄で紅芋タルトの工場見学もしたし。また、チェンマイではシルクの生産現場と、セラドン焼きの工場を見学したりした。

さて、もう真珠は良いよ、と言うことで胡椒の畑に行こうと言うことになり、外に出たけど、今度はドライバーが居ない。ドライバーは一体どこに行ったのだろう? 駐車場を見ると車はあった。出かけているわけではないと言うことで、ドライバーが見つかるまでゴックヒエンパールの入り口で待機することにした。

次回は、ペッパー畑。

2023年12月23日土曜日

フーコックの空港でジョニクロとシングルトンを購入

昨日ベトナムのフーコック島からバンコクに帰ってきた

で、早速、アパートにTM30の申請。本当に必要なのかな。ビザエージェントによると、毎回毎回必要というので、お願いはしておいたけど、なんだか申し訳ない気持ちになる。

フーコックの空港の免税店でジョニクロとシングルトンを購入。ジョニクロの大きいのはバンコクでは2000バーツくらいするけど、空港では計算すると1500バーツくらいだったから、かなり安い。

バンコクからフーコックは毎日1往復、ベトジェットが飛んでいる。毎日飛んでいるのは良いことだけど、当然時間が決まっている。フーコック行きは朝9時頃なので、スワンナプーム空港には6時頃着かなければならず、ちっときつい。しかも、新しくできたターミナルなので、なんとスワンナプーム空港の地下を電車で移動しなければならず、これに多分、30分はかかる。早めに着かなければ、下手したら飛行機乗り遅れる。

フーコックからバンコクへの帰りは、フーコック空港に昼の12時なので、楽である。しかも、島内であればだいたい空港も近いので、ホテルを10時AM頃に出れば、十分過ぎる。

バンコク在住日本人には、フーコック島はお勧めである。

もちろん、ベトナムの他の観光地もお勧めだけど、せっかくバンコクに住んでいるなら、日本から直行便で行けない所の方が、良いだろうと、思う。そう思って、去年はニャチャンに行ったのだ。で、今回はフーコック島ということである。

実はフーコック島では、同時期に子供の同級生も来ていたらしく。会いはしなかったけど、その友達は、フーコックからハノイに向かったとのこと。なるほど、今度はベトナムに行って、ベトナム国内を飛行機で旅行するのもアリかなと思った。

Phu Quoc 20231222

2023年12月3日日曜日

T pop 紹介  -Followers / Fellow Fellow- 2018

新しいシリーズ始めます。

タイポップを紹介していきます。

1回目は、Fellow FellowのFollowersです。

まず、動画をお楽しみください。



Title: Followers

Artist: Fellow Fellow

Album: [Single]

Year: 2018



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メンバー
カオ ボーカル
テー ギター

デビュー 2012年

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アルバム紹介

nerd eye view (2017)


Good But Not Enough (2020)


Thank You Girl (2022)



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IG

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どこかシティポップのテイストがするバンドです。このバンドの曲が流れるプーケットとかのビーチレストランを想像してしまいます。

T-popシリーズ、次回をお楽しみに。





2023年11月21日火曜日

Omakaseって意味わかってる?

デュシタニのホテルが京都に


できたらしい。まあ、自分は日本でわざわざタイのホテルには泊まらないとは思う。そもそも高級ということで話題にもなっていたりするので、自分ごときが’お呼びでもないだろう。




レストランも話題で、高級なomakaseディナーみたいなのがあるとか。どんだけ高級なんだろう?と思って。まあ、少し見てみたけど、Omakaseディナーが27800円。もちろん自分にとっては高級な値段だけど、かといって、銀座とかの寿司よりは安いのか。

で、値段のことを考えていたら、ふと、思うところがある。

その前に、デュシタニについて

デュシットインターナショナル(英: Dusit International)は、タイ企業、デュシタニ・パブリック・カンパニー・リミテッド(Dusit Thani Public Company Limited)傘下のホスピタリティ事業グループである。主にアジア諸国と中東の15か国で、6つのホテルブランド(デュシットテワラナ、デュシタニ、デュシットD2、デュシットプリンセス、デュシットレジデンス、ASAI)による約40のホテル、リゾート、サービスアパートメントおよびテワランスパなどを展開している。

で、話戻って、思うところだけど、27800円のおまかせコースは、すごくお得だと思わざるを得ない。

素晴らしいホテル。高級。清潔。美味しい。日本基準。

そう、日本の水準で、27800円のおまかせコースは、めっちゃお買い得!なぜなら、タイでは、実は高級な寿司屋は7000バーツとか、8000バーツとか元々するところもある。そういう店に行ったことはないけど、実際にあるのは知っている。しかもタイ人板前が寿司を握るのだ。客はもちろん、富裕層。

タイでは、ココ最近、おまかせという言葉が一人歩きして、何やら高級な和食のことをOmakaseと思っている人々がかなりの確率でいる。和食通といえども日本語の意味までわかるわけではないので、Omakaseという言葉の使い方を勘違いしたままになっている。別にタイ人富裕層客は日本語を覚えたいわけでもないので、そこは問題ない。ただ、彼らにとって、高級な和食、人に話したくなるような和食のことをOmakaseという感じになっているのだ。

で、その、例えば8000バーツのOmakaseというのが、タイにはある。もちろん、庶民には手が届かない。日本人でさえそうそう行かないような店である。

話戻すと、何が言いたいかといえば、何しろ円安なのである。

何しろ円安。

今、1バーツは4.2円である。

ということは、8000バーツのタイクオリティの和食のOmakaseの値段は、

8000×4.2=33600円!!

まじか?
もちろん、タイでも高級な店ではあるが、まあ、京都のデュシタニから見れば、タイの少し高級ななんちゃって日本食レストランであろう。その店が、なんと、京都デュシタニよりも高いのである。

なんだか、複雑な気分である。こんな感じになっているのか、今は。と、再認識する思いだ。
京都デュシタニのOmakaseよりも、バンコクのそこら辺のタイクオリティの和食のOmakaseの方が高いなんて。。。

タイ人富裕層のボンボンのイラッとするような会話が聞こえてきそうだ。

「京都デュシタニ行こうよ。Omakase安いよね。お得だわ。」

「そうだね、バンコクの方が良いだろうけど、まあ、京都デュシタニに行って見ても良いよね。」

日本のことを完全に上から見たような、会話が聞こえてきそうだ。

もちろん、ディナーは勝ち負けとかではないけど、ちょっとバンコクのそこら辺の高級和食の方が高いなんて。

もちろん、味とかクオリティは絶対に京都の方が上である。行ったことはないけど、そんなのは行かなくてもわかる。

ということは、タイ人富裕層にとっては、味もクオリティも良くて、尚且つタイよりも安いということになるのだ。

今、日本って、グローバルでそういうイメージだよね。

安くて美味い。コスパ最高みたいな。

いつから日本はそうなってしまったのだろう???

2023年11月8日水曜日

タイの謎のsimカードでwi-fi爆速

タイの謎のsimカードについて、色々と語りたいなと思う。

その前に、タイのsimカード事情についてご案内しなければならないかと思う、まあ、この手の界隈は、ぶっちゃけ日本よりも進んでいるだろう。

進んでいるというのはテクノロジーという意味ではなくて、感覚的なものである。simカードというものが、日本よりも身近な存在なのだ。

-3eoqn0
謎sim

つまり日本よりも、simカード自体に対する感覚が身近であるとも言える。

例えば、タイ人は、中古のスマホをどこかその辺の市場とか屋台みたいなところで購入して、コンビニでプリペイドのsimカードを購入して、それを差し込めば、OKみたいな感覚でいる。

実際OKである。

チャージが無くなれば、コンビニの外にある自販機みたいなので、電話番号とか暗証番号とかを打ち込んで、お金を入れてチャージ。

スマホは正規店から電気店などあらゆるところで売っていて、中古品も相当出回っていて屋台とかでも売っている。

筆者がタイに来た当初は大体Androidで、今もAndroid主流ではあるが、iPhoneもここ数年でだいぶ増えてきた。なにしろ、アップルストアがバンコクにもできているし。

タイには日本によくある、キャリア会社との契約で月々払うみたいな仕組みが少ないので、iPhoneとかAndroidのスマホを購入することになる。なので、iPhoneは日本円で10万円は余裕でするので、まだまだ若い人や、一般の人には、よくわからないアンドロイドが普及している。

筆者も日本にいた頃は断然iPhoneユーザーだったけど、バンコクに来てAndroidに変わった。そもそも、日本で使っていたiPhoneはsimロックかかっているし。バンコクに来てからも暫くの間ソフトバンクと契約していたけど、いよいよバンコク生活が長くなることになり、契約を辞めたのだ。その時に、iPhone本体代みたいなのの差額かなんだかよくわからないお金を取られた。

元々iPhoneの方が絶対に良かったと思っていたけど、タイに来るとそういうのはどうでも良くなった。

かくして、筆者もそこらへんで中国製の安いスマホを買って、simカードを挿入して使う派になったのだ。流石に、そこらへんの屋台とかではないけど、普通にモールにあるショップでギャラクシーを買って、普通にキャリア会社でsimカードを買って使っている。


で、タイではsimカードといえば、wi-fiにもよく使う。家でインターネットを使いたい時、また、カフェを経営していて、wi-fiを設備に取り入れたい時などは、ルーターに差し込むsimを用意するのだ。このwi-fi用のsimも例えばAISとかtrueといった、キャリアショップで購入できるが、キャリアショップで売っているsimは、ほとんどが契約型で、月々料金が発生するものである。それでも良いのだが、例えば安くても月々300バーツはかかる。年間で言うと3600バーツである。

そこで登場するのが、この謎のsimなのであるが、それはキャリアショップで売っていないのが謎である。一応、trueとかDtacとか、正規のキャリアショップ製なのであるが、街のショップで売っていない。そして値段が、筆者が使っているのは年間1600バーツ。契約するよりもはるかに安いのだ。速度も十分である。筆者は、自宅で、ネットテレビ、パソコンの動画、全て不自由なくサクサク観れるのである。

この謎simの使い方だけど、まず、通販で買う。通販サイトは、まあ、大体ていうか、2個しかない。LazadaとShopee。で、筆者はLazadaで、購入数の多そうなショップを選んでそこから購入するのである。

タイにはAmazonはない代わりに、LazadaとShopeeになる、Lazadaでの購入に関して、ペイメントもモバイルバンキングで完結できるのがすごいところだ。購入の時にPayment Methodをクリックすると、モバイルバンキングを選べるようになっていて、directionに従えば、簡単に完結する。いやあ、タイはモバイルバンキングが進んでいるわ。。

で、その謎のsimカードを選んだら、それを実はキャリアショップに持参する。その時にパスポート原本を忘れずに。キャリアショップでは、簡単である、ただ、「アクティベート」と言えば、そのsimをアクティベートしてくれるのだ。そう、そのsimは届いたままでは使えず、必ずキャリアショップでのアクティベートが必要である。そのアクティベートの日から、1年使えるということなのだ。

アクティベートしたら、wi-fiルーターに差し込めば、これで、自分の家のwi-fi設定完了である。工事もいらないのだ。

アメージングタイランド!!

2023年11月2日木曜日

意を決して初めての病院に入った【バンコク】

ルワムジャイラック病院



ついにこの日が来た。それは3週間前。

子供が風邪をひき、高熱を出したのだ。

全ての子供が風邪をひくだろう。うちの子も然りだ。なので、高熱を出したことは、まあ、さほど慌てることもない。
ただし、以前のようにサミティベート病院に徒歩で行ける場所に住んでいれば。

タイに来て5年間、プロンポン、トンローという所謂日本人エリアに住んでいた。子供が風邪をひけば、サミティベート病院に徒歩でも行ける距離に住んでいたのだ。まあとにかく、日本人にはフレンドリーな病院である。

諸般の事情により、今の所に引っ越して3年経つ。トンローまでBTSで30分くらいかかる。ウチのドアからサミティベート病院はなんだかんだで50分くらいかかるかもしれない。駅まで歩いたり、トンロー着いてもタクシー拾ったり、道が混んでたりする。

引っ越してきて、はっきり言って、場所はものすごく気に入っている。同じバンコクで、中心から少ししか離れていないのに、何かゆったりしている。通りとかのスペースも広い。気に入った店とかも結構見つけた。

ただ、病院は遠くなったなあ。

子供が熱でも出したらどうしよう?

あるいは自分がインフルエンザにでもなったらどうしよう。。。?

という懸念が、常に薄々頭の片隅にありながら生活をしてきた。

幸いにも、今まで、急に病院に行くなんていうことがなく過ごしてはきたのだが、ついに、その懸念が現実のものとなったのだ。

子供を病院に連れていかなければならない。

頑張ればサミティベート病院に行けないわけではない。が、ものは試しということで、近くの、初めて行く病院に行くことにした。バンコクには実は病院は結構ある。ただ、タイ語だし、タイ人向けで、日本人には特段フレンドリーな設定がしてあるわけではない。ただ、医師は英語はわかるし、この際、意を決して行ってみる事にした。

その病院の名は、ルワムジャイラック病院といい、スクムヴィット62にある。バンチャック石油から高速道路の入り口に向かう途中の左側にある。

とてもとても大きくて綺麗な病院で、しかもウチからは近い。今の場所に引っ越してからは、何かあったらこの病院に来ようと、薄々決めていた。

ただし、サミティベートのように日本語通訳がいるわけでもない。ドクターは英語はわかるだろうけど、受付その他の人々は英語もわからないだろう。自分も、アメリカの大学に行っていたとは言え、それも昔の話。英語がペラペラなわけではない。ましてや、病気のこととか、医療の専門用語の英語なんて、わかるわけがない。

でも、もう、決めなければいけないのだ。これが海外に住んでいるということなのだ。

意を決してGrabを呼んだ。
すぐに病院に着いた。

めっちゃ大きくてとても綺麗な病院。受付は、若いお兄さんとお姉さん。とても優しそう。こちらがタイ語できないので、英語で話したけど、いまいち通じなかったけど、なんとかなった。

受付で待っていると、ナース2人に促されて、処置室のようなベッドが置いてある部屋に入った。若くて、元気で、とても親切なナースだった。ナースが検査キットを持ってきて、子供が唾液で検査を始めた。

その検査キットは2つのラインがあった。1つはコロナ、もう1つはインフルエンザのラインだった。

コロナはネガティブ

インフルエンザAがポジティブ


あー、やっぱりインフルエンザか。筆者も奥さんもそう思った。ナースが笑顔で、「先生が来るまでお待ちください」と英語で言って、出ていった。インフルエンザなのは残念ではあるが、逆にそれがわかってよかった。少なくとも、何か得体の知れない病気ではないことがわかったので。

10分くらい待っていると、ドクターが来た。サミティベートのドクターに比べると、庶民的な雰囲気の歳は40前後といった雰囲気の女性だった。顔はやはり、賢そうな顔で、髪型も教養がある感じのしっかりとセットした髪型だった。

薬を処方して、また、1週間後に来てくださいということだった。子供は数年前にインフルエンザにかかり、タミフルを飲んでその副作用か、はたまた病気そのものの症状なのかわからないけど、とにかく吐いてすごく苦しそうだった経験がある。そのことをドクターに告げて、タミフルは少し遠慮したいと言った。話を聞いたドクターは、それは多分、インフルエンザの症状だと思う。きっとタミフルは効くだろうと言った。で、結局タミフルが処方された。

ちなみに、タイには多分、タミフル以外はないと思う。例えば、リレンザとかゾフルーザとかイナビルとかである。筆者は、タイに移住する直前に日本でインフルエンザにかかった時、イナビルを処方されて著効した経験がある。

できればタミフル以外が良いかなと思ったけど、多分、タイにはタミフル以外は無いだろう。

で、結局、子供はタミフルを服用することになったが、副作用もなく問題なく効いた。よかった。1週間後、フォローアップの診察で病院に行った時には、検査室ではなく、小児科の外来に通された。

それにしても、本当に綺麗で、大きい病院だが、患者の姿が全くない。経営とか、これで良いのだろうか? それとも、何か政府系の病院でカネが有り余っていて、別に患者とか来なくても良いということなのだろうか? サミティベートなんて、すぐに入院させたり、とにかくアグレッシブなのに、この病院は全く商売っけがない。

フォローアップの診察が始まった。すごく優しい先生だった。英語はもちろん、通じた。今後も、何かあれば、来てくださいと言われた。なぜかわからないが、歯科検診のクーポンをもらった。

一応、営業もかけている病院なんだ。と、変な話安心した。何か、歓迎されていないのかと思っていたからである。一応、病院的には、患者に来て欲しい姿勢であるらしいことがわかったのだ。

小児科外来を出ようとしたときに、別の先生らしき女性から声をかけられた。「あら、日本の方ですか?」と、日本語で声をかけられたのだ。なんでもその先生はかつてバンコク病院に勤めていたとのこと。バンコク病院はトンローをずっと奥に行き、ペッチャブリ通りを渡った場所にある総合病院である。一応、ぎりぎり日本人街にある。よく、前住んでいたコンドから、ドクターヘリが屋上に降りるのを見たことがある。その病院に勤めていたということで、日本語も勉強していたらしい。「こちらの病院には日本人の患者さんは来ますか?」と、その先生に聞いたら、全く来ないとのことだった。 あるインターナショナルスクールと提携していて、そこで病人が出ると運ばれる患者さんの中に、たまに日本人が居るらしい。その程度らしい。

確かに、タイ語はもちろん、英語もできない日本人にとっては、ちょっとハードルが高いだろう。

そんなこんなで、その病院の体験は終わった。
いやあ、疲れたけど、来てよかった。とても良い病院だった。
ルワムジャイラック病院。
なんか、病院のロゴに、アラビア風の文字も書かれていたりした。もしかしたら、ムスリムと関係あるのかな?と思った。そういえば、ヒジャブ?みたいなのを纏っているナースも多かった。まあ、それは別に、関係ない。
人間ドックのパンフレットがあったのでもらってきた。多分、サミティべとかバムルンよりは安いのだろう。
設備は素晴らしい。

パンフレットによると、鍼治療があるらしい。これは意外である。
こんど鍼治療に行ってみようかな。。

2023年10月30日月曜日

意外とまともに育つ? 我儘し放題のタイの子供



まあこれが変な話、その我儘し放題のタイの子供って、結構まともに育っていると思う。もちろん、これも筆者がタイで見てきた7年間の自分調べではあるけど。

まず、タイの子供で、富裕層と、そうでない層に分けて考えてみる。

そもそも、富裕層も、そうでない層も、流石に高校生くらいになれば、落ち着かなくて床に寝転んでしまうとか、大音量を周囲に漏らしながらパブリックの場でスマホに見入るなんてことはないのだ。

それはもちろん、我儘し放題の我慢の利かない子供であったとしても、成長すれば、それなりに大人になる。当たり前だけど。

その上で、富裕層とそうでは無い層の子供を考えてみる。


富裕層

富裕層と言っても、とてつもなく富裕層と普通の富裕層に分けられると思うけど、そもそも、普通の富裕層と言っても、日本人から見たら、めっちゃ金持ちの部類に入る。通常、タイの普通の金持ちは、日本の金持ちの上の方よりも金持ちである。

大体、ビジネスをしていて、しかも会社がいくつかあり、親戚が勤めているという感じである。タイは基本的にファミリービジネス大国である。つまり、会社をいくつか、家族で経営しているのだ。

タイのファミリービジネスといえば、まず思いつくのはCPである。まあ、そんな、とてつもなく金持ちではなくても、大体富裕層はファミリー経営だ。

そのファミリー経営が故に、トラブルもあったりするのだけど、それはまた別途記事にできればと思う。

とりあえず、富裕層の我儘子供の行く末は、適当に大学を出て、自分の親が経営する会社に勤めることになるだろう。会社が無い親でも、適当にコネでどこかの会社に入るということになる。東南アジアあるあるだけど、タイはものすごいコネ社会である。まあそれは想像できるだろう。

というわけで、我儘だろうと、なんだろうと、到底日本では相手にされれないような子供でも、ティーンエイジャーになれば落ち着いて、その後親のコネでとにかく就職には困らないという行く末である。


富裕では無い層

これももちろん、筆者が7年間で見てきた人々についてであるので、タイの全ての人々を表すものではない。とても主観的なことではある。

まあとにかく、例えば、超我儘であっても、前述の通り、高校くらいになれば落ち着く。で、適当に働くことになる。

タイの若い人たちは結構、明るく働いていて、幸福感は高いと思う。

コロナでバンコク経済がボロボロになった時でも、若い人は田舎に帰って、田畑やフルーツ畑で働けるのだ。いつでも働ける。

贅沢も考えないし、日本みたいに不安を煽るような情報も少ないので、明るく楽しそうである。将来のことなんて、不安はあまりない。

この、将来の不安のなさは、ある意味タイ人の特技ではないだろうか?

関係ないかもしれないけど、例えば、貧乏でホームレスになっちゃったとしても、1年中暑いので、日本みたいに凍死することは無い。

少しでも田舎に行けば、例えば、空き地にバナナやココナツの木が生えている。マンゴーやタマリンドも誰のかわからないような広大な土地に生えているのだ。

バンコクでは店でバナナを売っているけど、田舎に行けば、バナナは誰かのうちに生えているのを貰って食べたりしている。バンコク郊外でも、バナナは特段、お金をもらうことなく人から人に行き渡ったりしているのだ。


将来への不安があんまり無い

もちろんこれは、筆者がそう思っているだけのことではある。ただ、7年間、タイの人々を見てきて、本当にそう思う。

安心か、不安かなんて、統計も見たことがないので何とも言えないけど、筆者の感覚だと、タイ人は、将来への不安が日本人に比べれば圧倒的に少なく、また、自己肯定感が日本人に比べると、とてつもなく高い。

つまり、幸せなのである。タイ人は、幸せだと思う。

それは、根底に、食糧への不安がないことからも来ているかと思う。

日本の28%に対して、タイの食料自給率はなんと156%!

タイ人の感覚の根底に、食べ物がなくなるという概念は無い。

タイ人の感覚の根底に、冬に備えるという概念は無い。

タイ人の感覚の根底に、食べ物を買うために働いてお金を得るという概念がないのではないだろうか?

つまり、タイ人の感覚の根底には、貧しくて死ぬという概念がないのかもしれない。将来を心配するとかいう感覚が、日本から見ると到底かけ離れている。

もちろん、タイ人も働かなければ、貧乏になり、貧乏になれば辛い。とはいえ、日本人みたいに将来が不安で鬱になるとか、そういう感覚は無さそうである。

実際に、時間があると昼寝するし、将来のことなんて、気にしていないと思う。自己肯定感や、幸福感は、日本人に比べれば格段上である。

富裕では無い層であったとしても、タイ人の幸福感は高いのだ。