タイのコンビニの個人的な考察
ダントツ横綱 セブンイレブン
がんばれ ローソン
しれーっとトランスフォーム ファミリーマート
新進気鋭 タートル
日本人的にタイのコンビニのバロメータはおにぎりの味
タイのコンビニにも、日本のおにぎりが売っています。日本人としては、味が最近だいぶ改善されてきたようにも感じますが、到底日本国内のレベルには到達しません。これは日本人としての感想なので、大人向けにはヒットしているので、タイ人の方の感覚にはあっているのかと思います。そこに来ると、ローソンのおにぎりは、日本人としては、なんとなく日本に近いかなあ、、とも思いました。しかしながら、ローソンの店舗数が縮小しているように感じているので、今後どうなるか?です。
ファミリーマートに至っては、タイに来た頃はありましたが、現状ほぼゼロではないでしょうか?多分撤退したのか?
ただ、ファミリーマートはなんとなくTopsデイリーに継承した感じがします。ですので、セントラルグループのTopsデイリーとして今後存在感を出してくるのでしょうか?
少しずれますけど、もしタイで日本クオリティに近いおにぎりが食べたい、思ったら、エンポリアムのとか、フジスーパーにそれらしきものが売っていますので、そちらをお勧めします。
セブンイレブンにCPプライベートブランドが多い理由
それはみなさんご存知、セブンイレブンが、CP傘下だからです。
タイ人は、「セウェーン!」と言いますので、「セブン」と言っても最初は通じないかもです。
CPグループのプライベートブランド
CPグループは、セブンイレブンを通じて様々なプライベートブランド商品を提供しています。これらの商品は、他のブランドに比べて価格競争力があるだけでなく、品質にも注力しています。しかし、すべての消費者が同じように受け入れるわけではなく、以下のような反応が見られます。
消費者の評判
品質と味の評価
- 好意的な反応: 一部の消費者は、CPグループのプライベートブランド商品の価格設定や品質に満足しており、コストパフォーマンスが高いと評価しています。また、地元の味付けや好みに合った製品が多く、日常的に利用するには十分な品質と感じている人もいます。
- 否定的な反応: 他方で、特に以前から日本製のウィンナーソーセージなど特定の商品を愛用していた消費者からは、CPのプライベートブランド商品に変更されたことに対して不満の声もあります。具体的には、「味が違う」、「品質が落ちた」といったフィードバックがあります。
価格に対する反応
- CPグループのプライベートブランド商品は、価格が手ごろであるため、多くの消費者にとって購入しやすいというメリットがあります。しかし、価格が安くなったとしても、品質や味の点で満足できない場合、その商品を再購入しない消費者もいます。
ブランドロイヤルティ
- 一部の消費者は、特定のブランドや商品に強い愛着を持っており、これらの商品がCPのプライベートブランドに置き換わることに対して抵抗を感じています。このような消費者は、特に品質や味に対して敏感であり、新しい商品に対して批判的な評価をする傾向があります。
具体的な消費者の声
好意的な声
- 「CPのプライベートブランドのウィンナーソーセージは価格が手ごろで、日常的に購入しやすい。」
- 「味は少し違うけど、慣れれば問題ない。」
否定的な声
- 「以前の日本製ウィンナーソーセージの方が美味しかった。CPのブランドに変わってから、味が落ちたと感じる。」
- 「品質が少し劣る気がする。以前の製品を戻してほしい。」
セブンイレブンがCPグループの一部となった経緯
初期の導入
- 1988年、タイにおける小売業の発展を目指して、CPグループはセブンイレブンのフランチャイズ権を取得しました。これは、タイ国内での小売業展開における重要な一歩でした。
CP Allの設立
- 1988年8月、CPグループはCP All Public Company Limited(CP All)を設立し、セブンイレブンのフランチャイズ運営を担う企業としました。この企業は、セブンイレブンの店舗展開と運営を専任するために設立されました。
セブンイレブンの展開と成長
店舗拡大
- 最初のセブンイレブン店舗は、1989年にバンコクにオープンしました。以降、CP Allは積極的に店舗展開を進め、都市部を中心にタイ全土に広がっていきました。
急成長
- 2000年代には、タイの経済成長とともにセブンイレブンの店舗数も急速に増加しました。2008年には、タイ国内でのセブンイレブンの店舗数が4,000店舗を超えました。
現在の状況
- 2023年現在、タイにはセブンイレブンの店舗が約13,000店舗存在し、これはタイ国内で最大のコンビニエンスストアチェーンとなっています。
事業の多角化と革新
商品ラインナップの拡充
- セブンイレブンは、食品や飲料、日用品に加え、独自のブランド商品やローカル食品を取り扱うことで、消費者の多様なニーズに応えるようになりました。また、新商品の開発やプロモーション活動も積極的に行っています。
デジタル化とeコマース
- CP Allは、セブンイレブンのデジタル化を進めています。例えば、モバイルアプリを通じたオンライン注文やデリバリーサービスを提供することで、顧客の利便性を向上させています。
サステナビリティ
- 環境への配慮も進めており、プラスチック使用の削減や再利用可能な包装の導入など、持続可能な経営を目指しています。
経済的影響と未来の展望
経済的影響
- セブンイレブンの急成長は、タイの小売業界全体に大きな影響を与えました。特に地方都市への店舗展開は、地域経済の活性化にも寄与しています。
未来の展望
- 今後も店舗数の増加や新しいサービスの導入を計画しており、セブンイレブンはタイ国内での存在感をさらに強化することが期待されています。
CPグループのセブンイレブン展開は、タイの小売業界における成功モデルとなり、その成長は今後も続くと見られています。
タイのコンビニはローソンとファミリーマートがありましたが心なしか縮小というか、だいぶ縮小しております。ほぼほぼ、セブンイレブンの一人勝ちなのように、素人目には見えます。
小売のRotus'sとか、マクロもCPグループなので、タイの小売を一気に支配している気がしないでもないです。ここはセントラル、サハとの競争もありますが。サハといえば、ローソンで対抗していて、結構日本人にはローソンの方が人気があったりしますが、なにしろ店舗数が減ってきていますので、どうなるでしょうか。
最近、BTSの駅のコンコースの通路を遮るようにできた、Turtleも個人的には注目しています。