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2021年12月26日

バンコクでビーフを家で食べたい人にしか刺さらない話

バンコクでステーキ用の牛肉

牛肉のステーキ用の肉とか、やっぱりフジスーパーが良いと思います。

他のところでも売っていますが、結局南極、ロングストーリーショート、ステーキ肉はフジスーパーと定義付けさせていただきます。

今少しトンローとかプロンポンから遠いところに住んでいて、色々、トップスとかヴィラとかフードランドとかスーパーマーケットもあるし、マクロとかテスコ(今はロータス)とかビッグシーにも行けるのですが、タイは基本的に豚肉が多いです。

外国人向けにヴィラマーケットとかで牛肉色々売っていますが、なんとなく見ていて保管状態とかがいまいちのような気がするのです。

ステーキ肉といえば、それなりに高いですけど、ただ、そんなにしょっちゅう食べるわけではないので、実勢価格としてそこまで高いと考えなくても良いかもしれません。

しかも、ウチでは、大体普通のステーキ2枚をスライスして、3人で食べる感じなので、1枚400バーツ、2枚で800バーツだとしても、それが3人分です。

たまには良いかと思います。

Arno’sでデリバリーをしていますが、この価格表から見ると、フジスーパーでは大体200バーツくらい安いです。

ということで、フジスーパーでサーロインステーキ用の肉を2枚買って、ステーキを作りました。

フジスーパーでステーキ用の肉を買って、家で焼きました

2枚で700バーツくらい。3人で家で食べるのには十分です。

グラムにも寄るので、値段が前後しますけど、1枚が300バーツくらいで、もう1枚が400バーツくらいだったので、大体2枚で700バーツくらいでした。

1枚400バーツの肉なんて、高いと思いますが、たまにウチで食べるだけなので、全然良いです。合計700バーツを家族3人で食べるので、たまに作りメニューとしては、まあ、すごく良いと思います。


おそらく、このメニューはレギュラー化しそうな気がします。


タイは豚肉と鶏肉ばかり

ところで、タイでは本当に美味しい牛肉を探すのは難しいです。まあ、タイ人があまり牛肉を食べないからだと思いますけど。

タイの精肉ですけど、素人ながら、見た感じCPとベタグロという会社が支配しています。笑

CPは、言わずと知れた財閥です。もう、全ての業界というか、もしかしたら、タイそのものまで支配しているような気がします。

タイには、独禁法みたいなのはないのでしょうか? まあ、この記事ではそこはツッコミません。笑

で、精肉ですけど、CPとベタグロが多分、同じ流通経路にあるような気がします。もしかしたら、ベタグロもCPのCPの傘下なのかも知れませんよね、わかりませんけど。

豚肉と鶏肉は豊富にありますが、日本人的に、欲しい肉があるかというと、これがそうでもないです。

例えば、豚肉の細切れみたいな、薄く切った肉なんかは探すのが大変です。

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また、この前チャーシューを家で作ろうと思ったのですが、チャーシューを作るときって、バラ肉で幅の太いものを巻いて凧糸で縛ったりしますが、この十分な幅のバラ肉が無いのです。全て大体5cmか7cmくらいの幅で、細長く切ってあります。20cmくらいの幅のバラ肉があれば、チャーシューを作る時には適しておりますが、5cmとかだと、豚の角煮には良いかも知れませんが、チャーシューは小さなバージョンしか作れないかと思います。

まあ、なんというか、そもそも、国際都市バンコクなので、欧米人がオーナーのレストランなんかはたくさんあり、そこでは色々なものが食べられますが、日本人みたいに家で料理を作るとなると、なかなか良いものが無かったりするのです。

仲の良いタイ人に言わせると、「バンコクには何でもある」と言いますが、僕が見ると、むしろ、必要なものは何にもないと言った方が良いです。

必要なものというのは、安くて良い食材です。


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高くて豪華なものがあるので、きっとタイ人は、タイには何でもあると言いたいのかも知れませんが、そんな高くて豪華なものを日常的に食べて生きていけないです。

タイで地に足をつけて生活するって、難しいです。

2021年9月30日

バンコクから消える日本人

増えるタイ人客

先日顔馴染みのお兄さんにとあるショッピングモールでばったり会いました。彼はバンコクに数店舗ある日本式居酒屋の社員さんです。若くて、愛嬌がある、元気な好青年です。その日も、居酒屋の店を覗き込んだら彼がいたので、声かけました。

いろいろ話したら、現在はお酒が提供出来ないこともありますが、ほぼほぼ「ランチ営業」がメインとのこと。お客の減りを聞いたら、減っていることはなく、結構繁盛していて、

95%がタイ人客とのことでした。

居酒屋のランチは揚げ物の定食とかがメインです。例えば、鶏南蛮定食とかありますよね。あんな感じです。

タイ人の間でも、日本風の定食って結構浸透しています。タイ人のブロガーやタイ人がSNSでシェアすると、次の日に並んだりすることもあったりします。

去年は、プロンポンのお店、「新潟」で、タイ人がカニクリームコロッケか何かをSNSで紹介したら、たちまちタイ人の間で話題になり、数日間行列ができたということもありました。

そもそも、タイ人は日本食にとても興味があるのです。

それにしても、とは言え、地域的にも日本人が多いモール内の居酒屋のお客さんが、95%タイ人。。。

それだけ日本人が減ってるのかもしれません。


タイ人にとっては入店の敷居が下がった

これが郊外の店なら分かるのです。日本食レストランは、結構郊外にもあったりします。もちろん、クオリティは「なんちゃって」ですけど。郊外の日本食レストランは、タイ人だらけです。

ところが、アソーク、プロンポン、トンロー、エカマイあたりは、ターゲットも日本人ですし、内容も本格的です。今までは、タイ人には敷居が高くて入れなかったのかもしれません。

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タイ人にとって敷居が高いというのは、値段だけではありません。雰囲気です。

値段だけなら、金持ちタイ人はいくらでもいるので、むしろ日本人よりも金持ちなので、値段の敷居ではありません。

日本人だらけの店の、雰囲気の敷居です。

ところが、そんな日本に興味のあるタイ人にとっては、この日本人が減っている現象が、良いのかどうか、わかりませんが、日本人街にあった本格的な日本食レストランに次々と、人目を憚る事なく入店しているのです。

何しろ、ほとんどの客がタイ人なのですから。

ちょっと考えられない現象が、今、バンコクで起きています。これが現実です。


苦悩するYouTuber

日本人でタイ系ユーチューバーと言われる人達が、沢山居ます。コロナ前は彼らは、旅行や食レポ、夜の店、タイでの新しいトレンドなどを紹介するのがメインでした。

今では、それが散歩動画になっています。なぜかといえば、店は閉まっているし、旅行には行けないからです。夜の街もゴーストタウンですので。

散歩しながら、シャッターの店を映して「この店も閉まっちゃいましたねー」みたいなコメントしながら練り歩く動画です。

個人的に、散歩動画が好きで、結構チェックしていました。

ところが、その散歩でさえネタが尽きたのか、なかなか動画更新もまばらになってきたりしています。散歩動画好きなので、減るのは寂しいものです。散歩動画とっても、閉店した店を紹介するだけだから、寂しくなるという理由なのでしょうか?

だったら、僕が撮ろうかな? とはいえ、全く知識もないので、ちょっと色々と覚えないと、僕には出来ませんけど。

減ってるとはいえ、バンコクの現状の動画を見れば、もう様子は一目瞭然ですね。


日本人が長年かけて作ったカルチャーは?

タイ在住の日本人が長年、このバンコクで作り上げてきた文化は、この先どのように変貌していくのでしょうか。

ザ駐在にも批判があるかもしれませんが、一方で、このスクンビットエリア中心に、日本人が貢献してきたのも事実です。

この日本人たちが4割から5割も減っている今は、この先のタイ経済に影響があるかと思います。

何しろ、観光立国なのです。

観光客、そして移住者が居なければ、タイ経済は打撃です。現在はコロナ前では考えられない現象が起こっています。

日本人向けサービスを展開している、とあるエージェントの人と話しました。その人がやっている業務は様々で、例えば日本人とタイ人との結婚手続き、日本人がタイで起業する時の手続き、ビザ関連、などなど、日本人がタイで生きていくための一切の事柄をカバーしているエージェントさんなのです。

その人であれば日本人の動向はよく知っているはずですので、日本人の実際の減り具合はどうなのか聞いてみました。仕事にめっちゃ影響があるらしいです。

「日本人は45%くらい減りました。」とのことです。

バンコク在住の日本人は、その人の肌感覚で45%減っているらしいです。それにしても、ずいぶん減ったもんだなあ。と、思います。

日本人と言っても、駐在が多いのはスクンビット地区です。そして観光客が多いのは、タニヤ、ナナプラザ、ソイカウボーイ、タニヤ、パッポン、そしてゴルフ場ですよね。

日本人駐在はスクンビット
日本人観光客はタニヤ

と、分けることもできるかと思います。

タニヤ通りをメインにしたシーロム地区は観光客のメッカです。もちろん、現状では。観光客なんてほぼほぼゼロなので、タニヤはほぼ死んでおります。

200件くらいあっただろうカラオケ店はもう全店休業しているかと思います。

現在、タニヤを行き交う人で、もし日本人がいれば、このコロナ禍にもかかわらず周辺オフィスに出勤しなければならない残念な人だけかもしれません。

タニヤ通りで象徴的なのは、日本人向けの中華料理店、「桃太郎飯店」が閉業して、次の店がタイ人向けを意識してると思われるタイ料理が出店したといういうことです。

タニヤ通りといえば、もう日本人客を意識した店しか存在しない通りなのです。もちろん、ちょっと路地を入れば屋台もあるし、タイ人も沢山いるのですが、メイン通りに面した店は日本人向けしかないのです。

変わるタニヤ

その、メインどおりに店を構えていた「桃太郎飯店」が閉店ということよりも、その後に、タイ人客を意識した店が、タニヤのメイン通りに構えたと言うことが、驚きというか、時代の流れを感じてしまうのです。

タニヤはもう復活しないのでしょうか? 

そんなことはないと思うのですが。コロナが終われば、復活するはずだと思っています。

もし、復活しないのなら、当然のことながら、隣接するパッポンもスリウォンも終了だと思います。

フジスーパーも変わる?

実は、今日、日本人御用達のフジスーパーに行きました。フジスーパーはスクンビット地区に4店舗あります。もう、日本人駐在員には御用達のスーパーマーケットとしてあまりにも有名なのです。

平日の昼間ということもあるのか、お客さんの入りはまばらでした。

よく観察すると、タイ人客が半数を超えていました。フジスーパーといえば、もうその名の通り、日本向けというか、日本人しか相手にしていないスーパーマーケットです。

タイのローカルではなかなか見つけられない、野菜。タイのローカルでは、なぜか、レタスとかじゃがいもがありません。

ほうれん草も輸入のようですので、ローカルではなかなか売っていません。もちろん、タイ野菜はローカルには沢山あります。

以前は、コロナ前は、フジスーパーにはもちろんタイ人のお客さんも居ましたけど、日本人客率でいえば90%を超えていたかと思います。

それが今では半数以上がタイ人なので驚きました。もしかしたら、夕方行けば、日本人がもう少し多いのかもしれません。

が、事実、僕が見た時は半数以上がタイ人なのでした。

フジスーパーが不振に陥ると、関連する業者にも影響があるでしょう。

仕入れ先もそうです。それに、例えばフジスーパー2号店では、建物の2階、3階にレストランやマッサージ店が入っています。

そして周囲には日本人向けの店があったりします。こういう店にも客足が遠のくのかなと思っています。

すごい打撃ですよね。

このまま、バンコク、そしてタイ全域から日本人が減り続けるのでしょうか?

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