2024年6月13日木曜日

タイの観光産業:新しい観光戦略とその影響

タイは、長年にわたり観光業が経済の重要な柱となっている国です。観光業はタイのGDPの大部分を占め、多くの雇用を生み出しています。しかし、近年のパンデミックや国際的な旅行制限により、観光産業は大きな打撃を受けました。これを受けて、タイ政府と観光庁は新しい観光戦略を打ち出し、観光業の復興を目指しています。この記事では、タイの新しい観光戦略、その背景、問題点、そして今後の展望について考察します。



新しい観光戦略の背景

パンデミック前、タイは年間約4,000万人の観光客を迎えていました。しかし、2020年以降、この数は劇的に減少し、多くの観光関連ビジネスが経済的に厳しい状況に直面しました。これに対して、タイ政府は観光業の回復と持続可能な成長を目指して新たな戦略を打ち出しました。


ワークケーションビザ:

リモートワーカーを対象にした長期滞在ビザを導入。これにより、タイはリモートワークの拠点として魅力的な場所となることを目指しています。


ラグジュアリー観光の推進:

高所得層をターゲットにした高級リゾートやスパの拡充。これにより、観光客一人当たりの支出を増加させることが狙いです。


地方観光の促進:

バンコクやプーケットだけでなく、地方の観光地を積極的にプロモーション。これにより、観光の恩恵が全国に広がることを目指しています。


問題点

新しい観光戦略にはいくつかの問題点も存在します。


インフラ整備:

地方観光地のインフラが十分でない場合、観光客の満足度が低下する可能性があります。道路や通信環境の整備が急務です。


環境保護:

観光客の増加に伴い、自然環境への影響が懸念されます。特に、海洋資源や森林の保護が課題となります。


社会的影響:

観光客の増加が地域社会に与える影響も無視できません。文化や生活様式の変化、物価の上昇など、地元住民の生活に対する影響が考えられます。


今後の展望

タイの新しい観光戦略が成功するかどうかは、いくつかの要因に依存しています。


政府の支援:

インフラ整備や環境保護への投資が持続的に行われることが必要です。また、観光関連の政策が一貫して実施されることが求められます。


国際的な旅行需要の回復:

ワクチン普及や旅行制限の緩和により、国際的な旅行需要が回復することが期待されます。特に中国やインドなどの近隣諸国からの観光客が増加することが予想されます。


観光客の多様化:

ワークケーションやラグジュアリー観光など、新しいタイプの観光客をうまく取り込むことができれば、観光産業の多角化と安定化が図れます。


タイの新しい観光戦略は、国の経済復興にとって重要なステップとなるでしょう。持続可能な観光業の発展を目指し、地域社会や環境に配慮した取り組みが求められます。観光業が再びタイの主要な収入源として機能するためには、多くの課題を克服し、柔軟かつ戦略的なアプローチが必要です。


タイのワーケーションビザ:詳細と問題点

タイ政府は、新しい観光戦略の一環として、リモートワーカーを対象とした「ワーケーションビザ(Workation Visa)」を導入しました。このビザは、リモートで仕事をしながらタイに長期間滞在することを希望する外国人に対して提供されるものです。以下に、具体的な内容と問題点を詳しく説明します。


ワーケーションビザの具体的な内容
ビザの種類と有効期限:

ワーケーションビザは通常1年間有効で、更新可能です。これにより、長期滞在を希望するリモートワーカーやデジタルノマドに対応しています。

申請条件


雇用証明:申請者は、自国の企業またはフリーランスとしてリモートワークをしていることを証明する必要があります。

収入要件:申請者は一定の月収を証明する必要があり、これは生活費を賄うための十分な収入を持っていることを示すものです。

健康保険:申請者は滞在期間中有効な健康保険に加入していることを証明する必要があります。

滞在地の選択:

ワーケーションビザを取得したリモートワーカーは、バンコク、チェンマイ、プーケットなどの主要都市だけでなく、地方のリゾート地や静かな場所にも滞在できます。

その他の特典:

ワーケーションビザ所有者は、タイ国内での銀行口座開設や車の購入など、一部の生活面での便宜が図られています。

ワーケーションビザの問題点

ビザの取得プロセス:

ビザ申請手続きが煩雑で時間がかかることがあります。特に、収入証明や健康保険の証明書の取得に手間取ることが多いです。

インフラとネットワーク環境:

xx都市部以外の地域では、インターネットの接続状況や速度が不十分な場合があります。リモートワーカーにとっては、安定したインターネット接続が不可欠です。

生活費の変動:

観光地や都市部では生活費が高くなる傾向があります。特に、リモートワーカーが集まるエリアでは、需要増加により家賃や物価が上昇する可能性があります。

法的および税務の不確実性:

長期滞在者に対する税務処理や法的なステータスが明確でない場合があり、リモートワーカーが税務問題に直面する可能性があります。

健康保険のカバー範囲:

一部の健康保険は、タイ国内での医療費を完全にはカバーしない場合があります。特に、地方の医療施設では質の高い医療を受けることが難しいことがあります。

今後の展望

ワーケーションビザの成功は、タイ政府の政策とインフラ整備に大きく依存しています。以下は、改善と成功に向けたポイントです:

プロセスの簡素化:

ビザ申請手続きを簡素化し、オンラインでの申請を促進することで、リモートワーカーにとってのハードルを低くすることができます。

インフラの整備:

地方のインフラ整備を強化し、高速インターネットアクセスを全国的に提供することが重要です。

税務と法的枠組みの明確化:

長期滞在者に対する税務処理や法的なステータスを明確にし、リモートワーカーが安心して滞在できる環境を整えることが求められます。

健康保険の拡充:

外国人向けの健康保険のカバー範囲を拡充し、地方でも質の高い医療を受けられるようにすることが必要です。

タイのワーケーションビザは、リモートワークの普及とともに、観光業の新たな柱として期待されています。課題を克服しつつ、持続可能な形での実施ができれば、多くのリモートワーカーにとって魅力的な滞在先となるでしょう。


タイのワーケーションビザは、特定のライフスタイルや職業に親和性が高く、以下のような人々に特に適しています。


1. デジタルノマド

特徴:

インターネット接続があればどこでも仕事ができる人々。

通常、フリーランスやリモートワークを行っており、定住場所を持たずに各地を転々とするライフスタイルを持つ。

親和性の理由:

タイは豊富な観光地、美しいビーチ、文化的な都市を提供しており、デジタルノマドにとって魅力的な環境。

生活費が比較的安く、快適な生活が可能。

2. リモートワーカー

特徴:

企業に雇用されているが、勤務場所は自由に選べる人々。

主にIT、マーケティング、クリエイティブな分野で働いていることが多い。

親和性の理由:

タイは、バンコク、チェンマイ、プーケットなどの都市で高速インターネットが利用可能。

多様なカフェやコワーキングスペースがあり、働きやすい環境が整っている。

3. 起業家・スタートアップ

特徴:

自分のビジネスを立ち上げたり、リモートで事業を運営する人々。

特にテクノロジーやデジタルビジネス分野で活動していることが多い。

親和性の理由:

タイは、起業家向けのインキュベーターやアクセラレーターが存在し、ネットワーキングの機会も豊富。

生活費の低さと高品質の生活環境がビジネスの立ち上げや運営に有利。

4. クリエイティブ・アーティスト

特徴:

=作家、デザイナー、音楽家、ビジュアルアーティストなど、クリエイティブな仕事をしている人々。

インスピレーションを求めて新しい環境を探索することが多い。

親和性の理由:

タイは、多様な文化、自然、歴史的な場所があり、創作活動において新しいインスピレーションを得るのに適している。

地元のアートシーンや国際的なアーティストとの交流が可能。

5. コンサルタント・講師

特徴:

特定の専門分野でのコンサルティングや教育を行う人々。

仕事の大部分がオンラインで完結することが多い。

親和性の理由:

タイの便利なアクセスと多様な文化的背景が、クライアントや受講者とのオンラインセッションに適している。

高速インターネットと安価な生活費により、業務を効率的に行える。

タイのワーケーションビザを活用する際の注意点

ビザの要件を満たす:

収入証明や雇用証明などの書類を準備する必要があります。

インフラの確認:

滞在先のインターネット接続状況を事前に確認することが重要です。

健康保険の手配:

滞在中の健康保険をしっかりとカバーすることが必要です。

税務問題の理解:

長期滞在に伴う税務上の義務を理解し、必要な手続きを行うことが大切です。

これらのポイントを踏まえ、タイでのワーケーションビザは、多くのリモートワーカーやデジタルノマドにとって魅力的な選択肢となるでしょう。

タイのワーケーションビザに関する施行時期については、具体的な日時の発表が必要ですが、以下は現在の状況と一般的な見込みについての情報です。

現在の状況

タイ政府と観光庁は、観光業の回復と促進を目的として、リモートワーカーやデジタルノマドを対象としたワーケーションビザの導入を検討しています。パンデミックの影響を受けて、観光産業の多様化と持続可能な観光の実現を目指しています。

施行時期の見込み

政策発表の段階:

現在、タイ政府はワーケーションビザの詳細な条件や要件を最終調整中です。公式な発表は2024年の中頃から後半にかけて行われると予想されています。

試験導入:

施行前に試験的な導入やパイロットプログラムが行われる可能性があります。これは、システムや手続きの問題点を洗い出し、改善するためです。

正式導入:

試験導入が成功し、必要な調整が完了次第、正式なワーケーションビザが発行される予定です。これは2024年後半から2025年初頭にかけてとなる可能性があります。

要因と予測

施行時期にはいくつかの要因が影響を与えます:

パンデミックの影響:

新型コロナウイルスの感染状況やワクチン接種の進捗が影響します。観光業の再開とリモートワーカーの受け入れ準備が整うことが前提です。

インフラ整備:

インフラの整備が進行中であり、特に地方のインターネット接続環境の改善が重要です。

法的整備:

ビザ制度に関する法的整備と国際的な協定が調整される必要があります。


タイのワーケーションビザの施行は、現在進行中の政策とインフラの整備状況次第ですが、2024年後半から2025年初頭にかけての正式導入が見込まれます。詳細な情報や正確な施行日については、タイ政府や観光庁からの公式発表を待つ必要があります。最新情報を得るためには、タイの公式観光サイトや関連するニュースを定期的にチェックすることが推奨されます。

2024年6月12日水曜日

チャオプラヤー川で無料のシャトル船に乗るだけで楽しいよ

見えているのはワットアルンですけど、
今回はショッピングモールと遊園地の紹介です。


チャオプラヤー川のサパーンタクシン(Saphan Taksin)駅付近から、無料の船で行ける観光名所としては、「アイコンサイアム」(ICONSIAM)と、アジアティーク ザ リバーフロント(ASIATIQUE The Riverfront)が有名です!

バンコクで1日余りそうだったら、是非是非、ど定番な場所なので、おすすめです。

まずはさパーンタクシン駅まで、BTSで行きます。スクンビットラインの人は、サイアム駅でシーロムラインに乗り換えます。

サパーンタクシン駅で降りたら、そのままチャオプラヤー川方面の出口を出てください。船着場あり、人が並んでいたりするので、だいたいわかります。

アイコンサイアム(ICONSIAM)

アイコンサイアムは、2018年に開業したバンコク最大級のショッピングモールです。高級ブランドから日常品まで、さまざまな店舗が揃っており、グルメ、エンターテイメント、文化体験が一度に楽しめる複合施設です。

アクセス

サパーンタクシン駅の近くにあるサトーン船着場(Sathorn Pier)から、アイコンサイアム行きの無料シャトルボートが運航しています。シャトルボートは頻繁に出ており、アクセスも非常に便利です。

見どころ

高級ブランドから地元のデザイナーズブランドまで、多種多様なショップが集まっています。特にファッション、アクセサリー、雑貨など、ショッピング好きにはたまらないスポットです。

高島屋、そしてApple Storeが入っています。

グルメ:

タイの伝統料理からインターナショナルなレストランまで、豊富な飲食店が揃っています。特に、「Sook Siam」というエリアでは、タイ各地の伝統的な料理やデザートを楽しむことができます。

エンターテイメント:

アイコンサイアムには映画館やコンサートホールもあり、様々なエンターテイメントが楽しめます。また、施設内には美術館や文化展示スペースもあり、タイの文化や歴史に触れることができます。

リバーパーク:

チャオプラヤー川沿いにはリバーパークがあり、美しい景色を楽しみながらリラックスすることができます。夕暮れ時には特に美しく、写真撮影にも最適です。噴水と照明のアートが素晴らしく、ずっと見ていられますよ。


アイコンサイアムがバンコクの他のショッピングモールと違う点

アイコンサイアム(ICONSIAM)は、バンコクの他のショッピングモールと比較して、いくつかの際立った特徴と独自の魅力があります。以下にその主要な違いを紹介します。


1. 規模と多様性

巨大な複合施設:

アイコンサイアムはバンコク最大級のショッピングモールで、約750,000平方メートルの敷地を誇ります。この広大なスペースには、高級ブランドから日常品まで、多種多様な店舗が集まっています。


複合施設としての多様性:

ショッピングだけでなく、エンターテインメント、飲食、文化体験が一体となっており、一日中楽しむことができます。モール内には映画館、コンサートホール、美術館なども併設されています。


2. リバーフロントのロケーション

チャオプラヤー川沿いの絶景:

アイコンサイアムはチャオプラヤー川のほとりに位置しており、川沿いの美しい景色を楽しむことができます。特に夕暮れ時や夜には、ライトアップされた風景が魅力的です。


リバーパーク:

川沿いには広々としたリバーパークがあり、散歩やリラックスに最適です。自然と都市の調和を楽しめる空間となっています。


3. SookSiam

タイの文化と伝統の集結:

モール内には「SookSiam」というエリアがあり、タイ各地の伝統文化、工芸品、食べ物が集まっています。ここでは、タイの地方の市場を再現しており、地元の雰囲気を味わうことができます。


文化体験:

伝統的なタイの工芸品の実演や、地域の祭りやイベントが定期的に開催されており、訪れる人々にタイの文化を身近に感じさせます。


4. 先進的なデザインと技術

近未来的な建築デザイン:

アイコンサイアムの建物は、近未来的で斬新なデザインが特徴です。豪華な内装と最新の設備が融合し、訪れる人々を魅了します。


デジタル技術の活用:

最新のデジタル技術が駆使されており、インタラクティブなディスプレイやデジタルサイネージが多数設置されています。また、スマートフォンを活用した各種サービスも充実しています。


5. 豪華なイベントスペース

多目的ホールとイベントスペース:

モール内には多目的ホールやイベントスペースがあり、国内外のアーティストによるコンサートや展示会、ファッションショーなどが頻繁に開催されます。これにより、常に新しいエンターテインメントが提供されています。

6. 豊富な飲食オプション

世界中の料理:

モール内には数百店舗の飲食店があり、タイ料理はもちろん、世界中の料理を楽しむことができます。ミシュラン星を獲得したレストランもあり、グルメな訪問者にも満足してもらえます。


屋上ガーデン:

屋上にはガーデンテラスがあり、バンコクのパノラマビューを楽しみながら食事ができます。特に夜景が美しく、特別な時間を過ごすことができます。

アイコンサイアムは、その規模、ロケーション、文化体験、デザイン、エンターテインメントの多様性において、バンコクの他のショッピングモールとは一線を画しています。訪れる人々に単なるショッピング以上の体験を提供し、バンコクの新しいランドマークとして人気を博しています。


さて、アイコンサイアムだけではなく、もう一つ紹介します。見た目は、遊園地です。広大な敷地があります。観覧車が目印です。

アジアティーク ザ リバーフロント(ASIATIQUE The Riverfront):

サパーンタクシン駅のサトーン船着場からも無料のシャトルボートが出ており、夜市やショッピング、ダイニングを楽しめる人気のリバーサイドエンターテインメントスポットです。

無料のシャトルボートで簡単にアクセスでき、チャオプラヤー川沿いの景色を楽しみながら訪れることができます。タイの伝統文化や現代的なエンターテインメントを満喫できるスポットとして、特に観光客におすすめです。

アジアティーク ザ リバーフロントは、バンコクのチャオプラヤー川沿いに位置する巨大なショッピング・ダイニング・エンターテインメント複合施設です。以下にその主要な特徴を紹介します。

1. 歴史的背景とコンセプト

アジアティーク ザ リバーフロントは、かつての国際貿易港をリノベーションしたもので、ヨーロッパの植民地時代の建物と現代的なデザインが融合しています。これにより、訪れる人々にタイの歴史と文化を感じさせる特別な雰囲気を提供しています。


2. ショッピング

多様なショップ:

ファッション、アクセサリー、工芸品、インテリア雑貨など、多種多様な店舗が並んでいます。地元のデザイナーや職人によるユニークな商品も多数取り揃えています。

ナイトマーケット:

夜になると、ナイトマーケットの屋台が立ち並び、タイならではの賑わいを楽しむことができます。

3. ダイニング

豊富なレストランとカフェ:

タイ料理をはじめ、インターナショナルな料理を提供するレストランやカフェが多数あります。川沿いのテラス席では、チャオプラヤー川の美しい景色を楽しみながら食事をすることができます。

4. エンターテインメント

キャリプソ・キャバレー(Calypso Cabaret):

有名なニューハーフショーが行われるキャバレー。華やかなパフォーマンスが見どころです。

ムエタイショー:

タイの伝統的な格闘技ムエタイの試合が観戦できる施設もあります。

観覧車(Asiatique Sky):

高さ60メートルの観覧車からは、バンコクの夜景を一望できます。

5. ロケーションとアクセス

便利な立地:

アジアティークはサトーン船着場(Sathorn Pier)から無料のシャトルボートでアクセス可能です。夜にはボートから見える川沿いの景色も楽しめ、アクセス自体が一つの観光体験となります。

6. イベントとフェスティバル

アジアティークでは定期的にイベントやフェスティバルが開催されます。音楽ライブ、文化フェスティバル、花火大会など、様々な催しが行われ、訪れる人々を楽しませます。

なぜアジアティークが人気なのか

多様なアクティビティ:

ショッピング、ダイニング、エンターテインメントが一度に楽しめるため、観光客や地元の人々にとって非常に魅力的な場所です。

雰囲気と景観:

歴史的な建物と現代的な施設が融合した雰囲気、そしてチャオプラヤー川沿いの美しい景観が特別な体験を提供します。

便利なアクセス:

無料のシャトルボートでアクセスできるため、移動が簡単で、ボートからの景色も楽しめます。アジアティーク ザ リバーフロントは、その多様性と特別な雰囲気により、バンコクを訪れる観光客にとって必見のスポットとなっています。




2024年6月11日火曜日

THANNとHARNNはどちらがおすすめ?


 タイ旅行のお土産として人気の高いブランドには、HARNN(ハーン)とTHANN(ターン)があります。どちらも高品質な石鹸を提供するブランドですが、それぞれに特徴と魅力があり、日本人に特に喜ばれる理由も異なります。


HARNN(ハーン)の特徴

https://www.harnn.com/

自然素材へのこだわり:

HARNNは、伝統的な東洋のハーブや自然素材を使用した製品を提供しています。アロマセラピーの効果を重視しており、石鹸にはリラクゼーション効果のあるエッセンシャルオイルが含まれています。


デザインとパッケージ:

洗練されたデザインと豪華なパッケージもHARNNの特徴です。製品は見た目にも高級感があり、お土産として贈ると喜ばれるポイントです。


バリエーションの豊富さ:

多種多様な石鹸の種類があり、目的や好みに応じて選べる楽しさがあります。例えば、保湿効果の高いものや、美白効果を謳ったものなど、ニーズに応じた商品展開がされています。


THANN(ターン)の特徴

https://www.thann-natural.co.jp/

現代的なアプローチ:

THANNは、科学的な研究と天然素材を組み合わせた製品作りをしています。自然素材をベースにしながらも、現代のライフスタイルに合った製品を提供しています。


ミニマリストなデザイン:

シンプルでスタイリッシュなパッケージデザインが特徴です。モダンで洗練されたデザインは、若い世代やシンプルな美学を好む人々に人気です。


機能性重視:

保湿力やアンチエイジング効果を重視した製品が多く、使用感にも定評があります。科学的に裏付けられた効果が期待できるため、美容に関心が高い層に支持されています。


日本人に喜ばれる理由

品質の高さ:

どちらのブランドも、品質に非常にこだわっており、肌に優しい天然素材を使用しています。日本人は品質を重視するため、高品質な石鹸は非常に評価されます。


おしゃれなデザイン:

HARNNの豪華で洗練されたパッケージ、THANNのシンプルでモダンなデザインは、どちらも日本人の美意識に合致します。見た目が美しいものは、贈り物としても喜ばれます。


実用性:

石鹸は日常的に使える実用的なお土産でありながら、高級感があるため、特別感も演出できます。誰もが使うものでありながら、贅沢な気分を味わえるのが魅力です。


健康志向:

日本では自然素材やオーガニック製品への関心が高まっており、HARNNやTHANNの製品はそのトレンドにぴったりです。健康志向の強い日本人にとって、天然素材を使った石鹸は非常に魅力的です。


なんか似ているようで、THANNとHARNNは違いや特徴がありますよね。著作権とかあるかわからないので、写真とかは載せないようにします。Webページをご覧ください。THANNは日本のウェブがあって、店舗も日本でも積極展開しているのですね。知りませんでした。


2024年6月10日月曜日

東南アジアでの就職や移住を考える日本人に知っておいてほしい10の理由と具体例



近年、日本人の若者が日本を離れて東南アジアでの就職や移住を考えるケースが増えています。その背景には、さまざまな理由がありますが、ここではその中から10の理由と具体例をご紹介します。

  1. 経済的なメリット: 東南アジア諸国の経済成長が速く、日本よりも高い給与や福利厚生を提供する企業があります。例えば、シンガポールや香港の金融センターや、ベトナムやタイの製造業がその代表例です。

    まあ、とにかく、経済的なメリットは一番ですよね。どんだけ働いても、税金含めて自己負担率が大きければ、若者は日本を去ってしまうでしょう。

  2. 生活費の削減: 日本に比べて生活費が低く、食事や住居などの支出が抑えられます。特に大都市圏に比べて格段に安価な選択肢が多いことが魅力です。

    とはいえ、タイもマレーシアもその他の東南アジアも都会の物件は高いです。でも、電車で少し動けば、驚くくらい安くて、驚くくらい綺麗なマンションに住めますよ。しかも、フィットネスジムもプールもついてますし。これは日本の都市では無理な話です。

  3. 日本人に対する需要: 東南アジアでは日本人のスキルや日本語能力が求められる仕事が増えています。例えば、日系企業や観光業界、教育機関などでの需要が高まっています。

    まあ、これも、だんだん日本も追い抜かされ始めてますよ。エンジニアも東南アジアには優秀な人が沢山いますし、そもそも、英語力は日本よりも高い気がしますから。

  4. キャリアの機会: 東南アジアの成長市場で働くことで、キャリアの成長やスキルの獲得が見込めます。特に新興企業やベンチャー企業でのチャンスが多いです。

    もう、言うのも飽きたし、聞くのも飽きたけど、グローバルな視点が身につくのは間違いなく、東南アジアです。しかも、欧米に比べると、間違いなく、親日国が多いですから。さらにアジアですから、アジアンヘイトもないし、居心地は抜群です。

  5. 文化的な魅力: 東南アジアの多様な文化や風景に魅了され、その地での生活を楽しみたいという人が多いです。例えば、タイのチェンマイやフィリピンのセブ島では、日本人が多く移住し、地元の文化や食事を楽しみながら暮らしています。

    これももまあ、確かにタイ料理とかベトナム料理とか、東南アジアのご飯は美味しいですけど、日本人にとっては、これが毎日毎日、、、と言うわけにもいかないです。

    バンコクには、日本に引けを取らないような日本食レストランもあるし、日本食のスーパーマーケットもあるので、日本人としては居心地はもう最高としか言いようがないです。

  6. ワークライフバランス: 日本よりも柔軟な労働環境や休暇制度がある場合があります。長時間労働が一般的な日本と比較して、働き方の選択肢が多いです。

    ていうか、日本だけが、異常?かもしれないですよ。グローバルでは、仕事よりも家族の方が大事です。電話をして出ると、仕事の電話でもないのに「〇〇株式会社の鈴木です」とか言う人、居ますよね?自分自身の前置詞に会社名言わないでくださいよ。日本だけです。

  7. 起業の機会: 東南アジアでは新しいビジネスや起業家精神を活かせる機会が多いです。例えば、シンガポールではスタートアップ企業が次々と生まれ、政府の支援やベンチャーキャピタルの投資が活発に行われています。

    なんていうか、規制が緩いというか、なんでも挑戦できる環境にありますよ。合意形成も難しくないし。ここにでも、日本人が入るとややこしくなりますよね。もう、グローバルでは、日本を避けたビジネスが展開されつつありますよ。だって、日本、面倒臭いもん。

  8. 国際的な経験: 多国籍企業での経験や異文化間のコミュニケーションスキルの向上が見込めます。国際的な環境で働くことで、グローバルな視野を広げられます。

    やっぱり、若いうちにグローバルの価値観を肌感覚で持つことは大事ですよね。別に、正の価値観も負の価値観もです。

  9. 政府のサポート: 東南アジアの一部の国では外国人の雇用を促進する政策やサポートがあります。例えば、フィリピンでは外国人投資家向けにPEZA(Philippine Economic Zone Authority)が設立され、税制優遇や手続きの簡素化が行われています。

    こう言うのにどんどん乗れる日本人も少ないですけど、もう、日本を考えないでフィリピンとかで生きていこうとする人は、沢山居ますよ。

  10. 気候: 日本よりも温暖な気候で、より快適な生活を送れます。四季の変化が少なく、暖かい気候が好まれます。

    意外と重要です。とにかく、暖かくて、居心地が良いですよ。確かに、寒い国に先進国は多いのですけど。寒さを知ることは大事かと思います。一生のうちで。でも日本人なら、日本で冬を経験して知っているわけですから、この東南アジアの暖かさはありがたいと思うことができますよ。


これらの理由を踏まえて、東南アジアでの就職や移住を検討する際には、自身の希望や目標に合わせて最適な選択肢を探してみてください。

個人的には、日本が強くなって、かつての、そうですね、80年代あたりのJapan as No.1とかに戻って欲しいですけど、流石にもう諦めました。だって、もう、30年以上もそのままなのですから。

これから、どんどん、海外に出る日本人は増えるでしょうね。この項目ごとに、もっと深掘りできますけど、今後、別途、アップしますね。


2024年6月9日日曜日

日本 vs タイ:野良猫の幸福論から見る住みやすさの違い

日本とタイ、両国の文化や社会は多くの面で異なりますが、特に注目すべき一つの側面として、野良猫に対する態度とそれに伴う社会的反応があります。この記事では、日本とタイにおける野良猫への対応を通じて、どちらが住みやすいか、そして猫たちにとってどちらが幸せかについて考察してみます。


日本の野良猫事情

日本で野良猫に餌をあげる動画をSNSにアップすると、必ずと言っていいほど、「保護してあげて」とか「ボランティアに連絡したか」といったコメントが寄せられます。これらのコメントは、野良猫の保護や適切な対処を促すものであり、一見すると猫たちのためを思っての行動のように思えます。しかし、これが時に動画の投稿者への批判に繋がることも少なくありません。

日本では、野良猫に餌をあげることが問題視される背景には、いくつかの理由があります。まず、野良猫が増えることで地域社会に与える影響、例えば衛生問題や騒音問題が挙げられます。また、野良猫の健康状態を保つためには、単に餌を与えるだけでなく、避妊・去勢手術や病気の治療などが必要とされます。これらを個人で行うのは難しく、結果的に地域全体での対応が求められるのです。


タイの野良猫事情

一方、タイのバンコクで野良猫に餌をあげる動画をSNSにアップすると、多くの人々が「可愛い!」と喜び、批判的なコメントはほとんど見られません。タイでは、野良猫は地域社会の一部として受け入れられており、街中で自由に生活しています。地域の人々が共同で猫たちの世話をし、餌を与えたりする姿が日常的に見られます。


タイの人々は、野良猫に対して寛容であり、猫たちも自由に生活できる環境が整っています。猫たちは地域の一員として受け入れられ、特定の場所に縛られることなく広い範囲で活動することができます。これにより、猫たちは比較的自由でストレスの少ない生活を送ることができていると言えます。


猫たちの幸福度はどちらが高いか?

日本とタイ、どちらが猫にとって幸せかという問いは一概に答えるのが難しいですが、以下のような点を考慮することができます。


日本のメリット:

保護活動が盛んであり、野良猫が健康管理される機会が多い。

適切な医療を受ける機会がある。


タイのメリット:

自由な生活環境があり、ストレスが少ない。

地域社会全体で猫たちを受け入れる文化がある。


どちらが住みやすいか、猫たちにとってどちらが幸せかという点については、一概にどちらが優れているとは言い難いものの、それぞれの国の良い点を理解し、両国のアプローチをバランスよく取り入れることができれば、人間も猫もより幸せな共生が実現できるのではないでしょうか。

野良猫を保護した後の、餌やりさんとか、一時保護とか、譲渡会とか、そういうのは日本だけのカルチャーのように感じます。いかがでしょうか。

確かに、日本の野良猫保護活動には独自の文化やシステムがあります。以下に、日本での野良猫保護活動の特徴と、それが他の国々とどのように異なるかについて詳しく説明します。


日本の野良猫保護活動の特徴

1. 餌やりさん

日本では、野良猫に定期的に餌をあげる「餌やりさん」が存在します。彼らは地域猫活動の一環として、野良猫が飢えないように定期的に餌を与えます。この活動は、野良猫の健康維持に役立つ一方で、餌やりだけでなく避妊・去勢手術や医療サポートも行うことが求められます。

2. 一時保護

野良猫を一時的に保護する「一時保護」も日本独自の文化の一部です。これは、猫を保護して健康状態をチェックし、必要な医療を提供し、最終的には新しい家族に引き渡すまでの間、家やシェルターで世話をすることです。ボランティアや非営利団体がこの役割を担い、多くの猫たちが新しい家庭に引き取られています。

3. 譲渡会

譲渡会は、日本で非常に一般的な猫の里親探しイベントです。週末や特定の日に開催され、ボランティアや動物保護団体が保護猫を連れてきて、里親希望者と直接会う機会を提供します。これにより、猫たちは新しい家族を見つけることができ、里親希望者も猫の性格や健康状態を確認できる利点があります。

他の国との違い

日本の野良猫保護活動は非常に組織化されており、地域社会やボランティアの協力が重要な役割を果たしています。一方、他の国々、特にタイのような国では、以下のような違いが見られます。

1. 自由な生活環境

タイでは、野良猫は地域社会の一部として受け入れられており、自由に生活しています。人々は猫たちに対して寛容であり、特定の餌やりさんや一時保護システムはあまり一般的ではありません。

2. コミュニティの役割

タイでは、猫たちは地域全体のものとして扱われ、特定の個人が責任を持つのではなく、コミュニティ全体が猫たちの世話をします。これは、個々の猫が地域の複数の家庭から餌をもらうなど、より分散した形のサポートです。

3. 動物保護団体の活動

他の国々でも動物保護団体は存在しますが、日本ほど組織化されておらず、特に譲渡会のようなイベントは少ないです。代わりに、個々のボランティアや小規模な団体が中心となって活動しています。



結論

日本とタイ、それぞれの国には異なる社会文化や生活様式があり、それが野良猫に対する態度にも反映されています。日本は保護と管理が重視される一方で、タイは自由と寛容が重視される傾向があります。

日本の野良猫保護活動は、餌やりさんや一時保護、譲渡会といった組織的かつ協力的なシステムによって支えられています。このような文化は、猫たちの健康管理と新しい家族探しに大いに役立っていますが、その一方で、地域全体での自由な猫の受け入れといったタイのようなアプローチもあります。

どちらの方法が優れているかは一概には言えませんが、日本のシステムは、野良猫の福祉を向上させるための一つの効果的な手段であり、他の国々でも参考にされるべき点が多いと考えられます。地域の文化や社会構造に応じて、最適な保護方法を見つけることが、猫たちの幸せにつながるのではないでしょうか。

2024年6月8日土曜日

バンコクにおける日本人駐在員の動向とその影響

はじめに

近年、タイのバンコクでは日本人駐在員の構成に変化が見られます。かつてはファミリー世帯が多かったものの、最近では単身赴任や現地採用の日本人が増加しています。このトレンドが不動産市場に与える影響について考察し、今後の展望について予想します。

日本人ファミリー駐在員の減少と単身赴任の増加

バンコクに駐在する日本人ファミリー世帯が減少している背景には、企業のコスト削減の動きがあります。家族を帯同する駐在員の生活費や教育費などが企業にとって大きな負担となり、単身赴任を選択するケースが増えています。また、現地採用の日本人も増加しており、彼らは比較的低コストで生活できるため、企業にとっても魅力的です。


バンコクで日本人家族駐在が減少している背景には、以下のような複合的な要因があります。

1. 企業のコスト削減

コスト削減のプレッシャー: 多くの企業がコスト削減のために、家族を帯同する駐在員の数を減らしています。駐在員にかかる費用は、家族帯同の場合、住宅費や教育費、医療費などが大幅に増加します。これを削減するために、単身赴任を推奨する企業が増えています。

2. 現地採用の増加

現地採用の推進: 多くの日本企業が現地での人材採用を進めています。現地で採用することで、給与や福利厚生のコストが抑えられ、また現地の文化や言語に精通した人材を活用することができるため、現地採用が増えています。

3. リモートワークの普及

リモートワークの普及: 新型コロナウイルスの影響により、リモートワークが普及しました。これにより、必ずしも現地に駐在する必要がなくなり、オンラインでの業務が可能となったことで、家族を帯同する駐在の必要性が減少しました。

4. 教育や医療の問題

教育費や医療費の増加: バンコクのインターナショナルスクールの学費は高額であり、また医療費も企業にとって大きな負担となります。これにより、家族帯同の駐在を避ける傾向が強まっています。

5. セキュリティや生活環境の変化

セキュリティや生活環境の変化: 一部の企業や家族は、バンコクの治安や生活環境の変化に対する懸念から、家族帯同を避ける傾向があります。特に、小さな子供がいる家庭では、安全な環境での生活を重視するため、このような選択が増えています。

6. 企業戦略の変化

企業戦略の変化: グローバル化の進展に伴い、企業の戦略も変化しています。現地法人の独立性を高め、現地の経営を現地のマネジメントに任せる企業が増えています。これにより、日本からの駐在員の数が減少しています。

これらの要因が重なり合い、バンコクでの日本人家族駐在が減少しています。企業のコスト削減や現地採用の増加、リモートワークの普及などが主要な理由であり、これらのトレンドは今後も続く可能性があります。このような変化により、バンコクの不動産市場や日本人コミュニティの構成にも影響が及んでいます。

ファミリー向けマンションの空室増加と賃料の動向

この変化に伴い、ファミリー世帯向けの高級マンションには空室が目立ち始めています。しかし、こうした物件のオーナーが賃料を下げないのにはいくつかの理由があります。

  1. 資産価値の維持: 賃料を下げることは物件の資産価値を下げることにつながります。高級マンションのオーナーは物件のステータスを保つために、賃料を下げることを避ける傾向があります。

  2. ターゲット市場の絞り込み: 高級マンションのオーナーは特定の富裕層や企業の駐在員をターゲットにしています。このため、需要が減少しても、ターゲット層が現れるまで賃料を維持する戦略を取ることが多いです。

  3. 長期的な視点: 一時的な需要減少はあっても、バンコクの経済成長や国際都市としての地位が維持される限り、将来的には需要が回復すると見込んでいるため、賃料を下げることを避けています。

日本人単身赴任者の住まいの選択肢

一方、単身赴任者や現地採用の日本人は、安くて綺麗なワンルームマンションやサービスアパートメントを好んで選んでいます。これらの物件は手頃な価格帯でありながら、快適な生活環境を提供しているため、人気があります。

今後の予想と展望

今後も企業のコスト削減の動きが続く限り、単身赴任や現地採用の日本人は増加するでしょう。このトレンドに伴い、以下のような動向が予想されます。

  1. 高級マンション市場の変化: 空室率が高まり続ける場合、高級マンションのオーナーも徐々に賃料の見直しを検討する可能性があります。また、ファミリー向けから単身者向けの物件への改装やリノベーションが進むかもしれません。

  2. 中低価格帯物件の需要増加: 単身赴任者や現地採用者の増加に伴い、中低価格帯のワンルームマンションやサービスアパートメントの需要がさらに高まるでしょう。これにより、これらの物件の賃料も上昇する可能性があります。

  3. 新たな居住エリアの開発: 中心部以外のエリアで新たな住宅開発が進み、単身赴任者向けの手頃な価格帯の物件が増えることで、都市の拡張が進むでしょう。

結論

バンコクにおける日本人駐在員の構成変化は、都市の不動産市場に大きな影響を与えています。今後もこのトレンドが続くと予想される中、高級マンション市場と中低価格帯物件市場の動向には注視が必要です。企業や個人にとって最適な住環境を見つけるためには、市場の変化に柔軟に対応することが求められます。

皆さんも、この変化の中でどのような住まいが最適かを考え、情報を集めて行動することが大切です。

2024年6月7日金曜日

カジュアルな麺旅: タイのクイッティアオ探検

こんにちは、皆さん!今日は、タイの美味しい麺料理「クイッティアオ」についてご紹介します。タイ旅行を計画している方、麺好きな方、必見ですよ!


クイッティアオとは?

クイッティアオ(ก๋วยเตี๋ยว)は、タイの代表的な麺料理の一つで、米粉を使った麺が特徴です。スープ、具材、調味料のバリエーションが豊富で、地域やお店によって味わいが異なるので、食べ比べる楽しさがあります。


クイッティアオの種類

クイッティアオにはさまざまな種類があります。ここでは、特に人気のあるものをいくつかご紹介します。


1. クイッティアオ・ナーム

 



クリアスープに細かく切った豚肉や鶏肉、魚団子、野菜などが入っています。さっぱりとした味わいが特徴で、暑い日にもぴったりです。


2. クイッティアオ・トムヤム



トムヤムスープに米粉麺を入れたもので、酸味と辛味が絶妙にマッチしています。エビやイカなどのシーフードがよく使われます。


3. クイッティアオ・ペッ





鴨肉を使ったクイッティアオで、特に鴨肉のスープが濃厚で深い味わいがあります。肉好きにはたまらない一品です。



4. クイッティアオ・ルア

船上で売られていたことから名前がついたこの料理は、濃厚なスープに牛肉や豚肉、血のゼリーが入っています。非常にコクのある味わいです。


有名店を巡ろう!

タイ各地には美味しいクイッティアオのお店がたくさんあります。ここでは、特におすすめの有名店をいくつかご紹介します。


1. ルンルアン・クイッティアオ


クイッティアオの楽しみ方

クイッティアオをもっと楽しむためのポイントをいくつかご紹介します。


調味料を使いこなそう

タイのクイッティアオ店では、卓上にナンプラー(魚醤)、唐辛子、酢、砂糖などの調味料が置かれています。自分好みにアレンジして、味の変化を楽しんでください。


麺の種類を選ぼう

クイッティアオには、バミー(卵麺)、センレック(細麺)、センヤイ(太麺)など、いくつかの麺の種類があります。お店によって選べるので、いろいろ試してみるのもおすすめです。


ローカル市場や屋台もチェック

観光地だけでなく、地元の市場や屋台にも美味しいクイッティアオがあります。旅行中に見つけた小さなお店にも、ぜひ立ち寄ってみてください。


番外編: 汁なしクイッティアオの楽しみ方

クイッティアオはスープ入りだけでなく、汁なしのスタイルも選べます。汁なしクイッティアオ(クイッティアオ・ヘン)も絶品です!


汁なしクイッティアオの食べ方

よく混ぜる

まずは麺と具材をしっかり混ぜ合わせます。お店によっては、特製のタレやピーナッツがトッピングされていることがあります。これを均一に混ぜることで、味が全体に行き渡ります。


調味料を追加

自分の好みに合わせて、ナンプラー、酢、唐辛子、砂糖などを加えます。辛さや酸味を調整できるので、オリジナルの味を楽しむことができます。


一口サイズで

汁なしクイッティアオは、一口サイズで食べると、麺と具材のバランスがよく楽しめます。ピーナッツや揚げニンニクなどのトッピングも一緒に味わってみてください。


円安の今だからこそ!お得なクイッティアオ

円安の影響で、旅行費用を節約したい方にもクイッティアオは最適です。タイでは、一杯のクイッティアオが大体40〜60バーツ(約150〜200円)と非常にリーズナブル。観光地でも比較的安く食べられるので、食費を抑えたい方には嬉しいポイントです。


おわりに

タイのクイッティアオは、種類も豊富でどれも個性的な美味しさがあります。スープ入りも汁なしも、それぞれ違った魅力がありますので、旅行の際にはぜひいろいろなお店を巡って、自分のお気に入りを見つけてくださいね。それでは、カジュアルな麺旅を楽しんでください!




2024年6月6日木曜日

タイ料理の逸品「コムヤーン」:絶品の味と健康への配慮

こんにちは、皆さん!今日は、私が大好きなタイ料理の一つ、「コムヤーン」についてご紹介します。この料理は、豚肉を使ったタイの焼き肉料理で、その味わい深さとヘルシーさで注目されています。

コムヤーン


コムヤーンとは?

「コムヤーン」とは、タイ語で「豚の焼き肉」を意味します。ジューシーで柔らかな豚肉を、特製のスパイシーなタレでマリネし、炭火でじっくりと焼き上げます。その結果、外はカリッと香ばしく、中はジューシーで風味豊かな一品が出来上がります。


味の素晴らしさ

コムヤーンの最大の魅力は、その味わいです。タイ料理ならではのスパイスやハーブが効いたマリネ液が、豚肉に絶妙な風味を与えます。一口食べると、スパイシーさ、甘み、酸味、そして旨みが一体となった複雑な味わいが広がります。さらに、炭火で焼くことで生まれる香ばしい香りとカリッとした食感が、食欲をそそります。


ビールのおつまみに最高!

コムヤーンはビールのおつまみにもぴったりです。特に暑い夏の日には、冷たいビールと一緒に楽しむのがおすすめです。スパイシーな味わいとビールの爽やかさが絶妙にマッチし、一度食べるとやみつきになること間違いなしです。


糖質制限にもなるヘルシーさ

糖質制限を意識している方にとっても、コムヤーンは理想的な料理です。主な材料は豚肉とスパイスであり、糖質はほとんど含まれていません。さらに、炭火で焼くことで余分な脂肪が落ちるため、カロリーも控えめです。タンパク質が豊富な豚肉を使うことで、食事後の満足感も得られやすく、ダイエット中の方にもおすすめです。


まとめ

コムヤーンは、その絶妙な味わい、ビールとの相性の良さ、そして糖質制限に適したヘルシーさから、多くの人に愛されるタイ料理です。まだ試したことがない方は、ぜひ一度トライしてみてください。きっとその美味しさに驚かれることでしょう!


これからも、美味しくて健康的な料理を探求し、皆さんにシェアしていきたいと思います。お楽しみに!


コムヤーンで有名なレストラン

Param 9 Kai Yang:

バンコクにあるこのレストランは、イサーン料理(タイ東北部料理)で有名です。コームーヤーン(グリルポークネック)は特に人気のメニューの一つで、他のイサーン料理と共に楽しむことができます。

https://maps.app.goo.gl/p8qUC9Ao5uF1DpY59

Saneh Jaan:

ミシュランスターを獲得したこのレストランでは、伝統的なタイ料理をモダンにアレンジして提供しています。コームーヤーンもメニューにあり、上質な食材と洗練された技術で調理されています。

https://maps.app.goo.gl/KKaWMYSvmx6NKm2N7

ERR Urban Rustic Thai:

トンローエリアにあるこのレストランでは、オーガニックチキンやポークリブなどのメニューがあり、タイの伝統的な味を楽しむことができます。コームーヤーンも提供されており、そのスパイシーで香ばしい味わいが評判です【1​ (Travel and Leisure Asia)​

https://maps.app.goo.gl/B35tso6gPquQ4aPt7



これらのレストランは、いずれも高品質なコームーヤーンを提供しており、タイ料理の豊かな風味を堪能するのに最適です。



2024年5月9日木曜日

ローカル市場で買ったタイアサリを使ったボンゴレビアンコ

ローカル市場のタイアサリ 

タイに来てもう8年になります。そうなると、おすすめスポットとかいうよりも、ローカルの、日本人はとても行かないような場所に出没する機会が増えます。

屋台とかも、タイに来た当初は衛生観念が違うので、なかなか馴染めませんでしたが、いつからか全く平気になりました。

また、何度か引越しを繰り返し、今は日本人がほとんど住んでいない場所に住んでいます。とはいえ、バンコク内ですけど。

そんな今日この頃、朝、近所のローカル市場に散歩して、食材を買い、料理を作ったという話です。こんな市場は、バンコクのどこにでもあります。





 





大体、肉、野菜、魚介類と分かれていますが、日本でいうアサリのような貝を買いました。タイではよく赤貝のような貝を食べます。日本人はお腹を壊すという人もいるみたいですが、僕は今のところ大丈夫です。この時は赤貝ではなくて、アサリを買いました。アサリといっても、日本のアサリとは違う、タイアサリです。イヨスダレガイというらしいですけど、タイ語でなんと呼ばれているのかは、わからないです。どちらかといえば、はまぐりに近いのかなと思います。










これを一定時間砂抜きしたあと、パスタに使いました。トマトソースのパスタにしたので、タイ風ボンゴレビアンコ?の出来上がりです。笑

タイアサリを使ったボンゴレビアンコ


 








タイ含めて東南アジアは家で料理を作らない文化ですけど、日本人としては、屋台で買うタイ料理ばかり食べて生活するというわけにもいきません。

とはいえ、バンコク中心地で日本食レストランに毎日毎日行くというわけにも行かないです。

なんだかんだで、家で何かを作って食べたくなります。

タイの食材でも、タイ料理だけでなく、色々とアレンジできるかと思います。


タイアサリのボンゴレビアンコはなかなかの味でした。まあ、トマトソースのパスタという時点で、あまり失敗しようがないです。茹で加減と塩加減をしっかりすれば、OKかなと思います。

ちなみにですけど、タイ人もパスタ、特にスパゲティは結構食べます。一番食べるのは、タイ風のスパゲティである、スパゲティ・キーマオです。スパゲティ・キーマオはそこら辺にあるタイ料理屋でもメニューにあることがありますし、セブンイレブンとかのコンビニでも売っています。

まあ、麺類は簡単ですよね。きっとタイ人にとっても簡単なのかと思います。

実は結構タイ食材を我々日本人が食べられるようなアレンジ料理は今までもやっていますので、今後もアップしていきます。


2024年2月11日日曜日

ロックなシーロー運転手のお兄さんの一言 とは

バンコクでは駐妻の愛車、シーローの数がどんどん減っているのか。

ドンムアン空港近くの大きな市場
ドンムアン空港近くの巨大な市場。本文に関係ない。

あのダイハツの軽トラックを改造したのが良いのに。厳密に言えば、軽トラックではなくて、ハイジェットだと思うけど。そもそも、タイには日本でいう軽自動車って無いと思う。

タイに来た頃は、アパートを探すときの不動産物件の宣伝文句にも、「シーローがよく通る」とか書いてあったけど、もう、そういう文言も時代に合わなくなってくるのかも。

結構名物シーローみたいなのがあって、なんか、ごっついスピーカーを載せていたりとか、ドラえもんのキーホルダーがたくさんぶら下がっていたりとか、思い思いのデコレーションが楽しい。

いつも利用していると、顔とか覚えてくれていて、行く先とかも、察知してくれたりする、そんなシーローだった。

代わりに登場したのがMuvMi ムーブミーだけど、まあ、綺麗だし、電気で音も少ないし、とても便利だ。シーローみたいにやたら上機嫌な運転手とか、逆に不機嫌な運転手もいないし。

それにアプリなので、ぼられることもない。さらに、行く先を告げて、タイ語が通じなくて困るということも、アプリで行く先を設定するので、無いのだ。

行く先を告げなくても良いし、料金もいくらか考えることもないし、綺麗だし、機嫌の悪い運転手もいないし、乗り心地も良い。

しかも、距離にもよるけど、下手したらシーローよりも全然安い。

確か、MuvMiムーブミーが登場する頃に、シーロー協会みたいな団体と話し合いがあり、シーローより安くしないという約束だったような気がするけど。。そんなの、タイで守られるわけないよな、とも思ったり。

あと、アプリっていうけど、トゥクトゥクのアプリがあったのをご存知だろうか。しかも、初回無料だった。あのアプリは、まだあるのかな?

これだと、もう、シーローの時代がどんどん終わるのも無理もない。

なんか、ロックバンドのボーカルみたいな顔したお兄さんを覚えていたのだが、この前、トンロー周辺を歩いていたら、バイクタクシーのオレンジのベストを着て、バイタク乗り場でぼーっとしていた。お兄さんも覚えていて、話をしたら、

「シーロー、マイダーイ。」

AIで生成したイメージ画像。実際のシーローとは形が違う。


やっぱりシーローは廃れて、バイタクに転身したとのことだった。

ムーブミーは歓迎なんだけど、かといってシーローが廃れるのもなあ、と、思う。

それに、そもそもファミリーでの駐在も激減しているので、需要そのものも減っている前提があることも、忘れてはならない。

ファミリー駐在が減り、その代わりに単身駐在や、さらに現地採用は増えているみたいな事を誰かが言っていたが、そうだとしたら、なおさらムーブミーの方が良いだろう。

ただ、個人的には、バンコクのトンロー、プロンポンの住宅街には、シーローが合っていると思う。理由はない。フィーリング。

結局、全部、コロナのせい。