2022年5月27日金曜日

大量退団! KUROBEアクアフェアリーズ

KUROBEアクアフェアリーズ

の主力選手の一斉脱退は、本当に辛い。21−22シーズンのチーム低迷から見れば、仕方ないのかもしれないけど。何しろ3勝30敗というのは、なかなかの数字だ。それでもファンは応援をし続けているわけで、ぜひ22ー23シーズンには期待したいところだ。KUROBEといえば、本当にローカルで、そんなところにVリーグのしかもV1のチームがあるなんて、すごいこと。一昔前は、日本にプロリーグなんてプロ野球とJリーグ。その昔はJリーグさえ無かったのだ。それが今やラグビー、バスケットボール、そして卓球などなど、リーグがあって本当に面白い。しかも女子バレーってなんか華やかな雰囲気ではないか。あ、ボーリングのPリーグもあって、アイドルばりの選手もいたりはするけど。。

そのVリーグは男子は3つのリーグで、女子でも2つのリーグがあって、それぞれ10チームくらいはあるから、ものすごい数のバレーボール選手がプロとして活躍しているということになる。とても良いことだと思う。


ユニフォームが素晴らしいチーム

KUROBEアクアフェアリーズはまた、ユニフォームが素晴らしい。ユニフォームで言ったら、KUROBEに次いで、姫路ではないかと思う。本当にバレーボールに詳しい人ではなくても、高身長の女性がずらっと並んでスポーツしていれば、それは壮観でしかない。

そんな壮観なKUROBEの主力選手が、一斉に脱退することになった。内部事情は知らないけど、まあ、3勝30敗であれば、それも仕方なしかともう。Vリーグはシーズン後の成績によってV1下位チームとV2上位チームとの入れ替え戦なるものがあるのだけど、KUROBEはなんとかV1に留まることができた。ただ、毎年毎年下位争いだとなんなので、この際、大幅な選手の入れ替えに着手したのだろうけど。

選手入れるのにもカネかかるし、KUROBEみたいなチームはどうするのだろうとも思う。選手ごとに所属があって、選手ごとにスポンサーがいるという形態をとっているみたいだけど、KUROBEは。たとえば、トヨタ車体とか、JTとかはその会社が抱えているのかもしれないけど、KUROBEはそれぞれの選手にスポンサーがいる集合体なのだろう。詳しくは知らないけど。心配なのは、選手が集まるのかなあと、思う。特にリーグで上位狙うなら、外国人選手とかも重要になる。21−22シーズンもスパイク成功していたのはほとんど外国人選手で、活躍は大きい。


助っ人はとても活躍した

ラッツ・メレーテコクラム・ビビンチャヤ

ラッツはスタンフォード大学出身の秀才でもある。身長なんと206㎝。なんか、いつもニコニコしていて、とても上品な感じがする。アメリカンには見えない物腰。これは教養がそうさせるのだろうか。スタンフォード出ていれば、別の仕事しても、今の給料よりも稼げるだろうに、それは彼女の生き方なのだろう。もちろん、今季限りになるだろうとは思うけど、なんの発表もない。できれば日本での活躍をもっと見たい選手である。

コクラムは、タイ人でタイナショナルチーム代表。通称ビム。タイ人って面白くて、タイ人同士でも名前が覚えられずに、みんな通称がある。コクラムの通称はビム。タイのチームのユニフォームはestというロゴ。estはタイのペプシみたいな飲料メーカー。このestとペプシの戦争みたいなのがタイで昔あったのだけど、それはこのバレーボールの話とは全く関係ないので、またの機会に触れたい。それにしても、ビムは本当にタイ人の普通の女の子という感じがする。人懐こい感じ。ブリラム県出身で、良い意味のイサーン娘という感じがするのだ。多分、来季は居ないだろうけど、タイのナショナルチームも忙しいだろうし。ビムのインスタがまた、面白い。何しろ、雪なんか全く降らないタイから日本の雪国KUROBEに来たのだから、相当環境も違うはず。インスタでは、雪の中で温泉に入っているシーンとか、KUROBEの古い街を散策しているシーンとかが映っている。タイ人らしく自分を見せるのがとても好きなのかと思う。


この外国人選手2人が毎試合毎試合活躍していた。というか、毎試合この2人に頼ってた状況。もちろん他の日本人選手も素質はある選手だったけど、結果的にこの2人のアタッカーによる得点が大部分だった。


試合数がめっちゃ多いVリーグ

それにしても、このVリーグって、試合数がめっちゃ多い。それぞれ3回くらい総当たりでやるので、試合の数が多くなる。シーズン中心配していたのは、よう休みもせずにやってるよなということだった。ビムなんて毎試合毎試合、本当にスパイク打ってばかりいて、まあ、彼女の仕事っちゃ仕事だけど、異国でかなり疲れたと思うわ。ビムさんには、ぜひタイナショナルチームでも活躍してもらいたい。見てると、こちらまで明るい気分になる。ラッツもひときわ高身長で、大柄にも関わらず気品のある感じでよかったのだけど、来季はKUROBEには居ないのかなあと思うと寂しい。

外国人選手は、そもそも1年契約だろうから、脱退も何もないのだけど、日本人選手は、基本的には退団という形になっている。退団、そして引退、そして移籍希望というふうに分かれている。引退はわかるけど、退団と移籍希望の違いはよくわからない。

https://www.kurobe-aqua.jp/upload/file_3_674_3.pdf?1653231600

引退選手は本当に寂しい感じがする。

背番号 氏名 ポジション

2 小西 愛衣 セッター 引退

3 間橋 香織 アウトサイドヒッター 引退

4 金杉 由香 アウトサイドヒッター 引退

7 島田 美紅 ミドルブロッカー 退団

8 道下 ひなの ミドルブロッカー 移籍希望

9 立石 優華 リベロ 移籍希望

10 細沼 綾 ミドルブロッカー 移籍希望

18 鈴木 千代 セッター・アウトサイドヒッター 退団

小西愛衣は美肌の美人。
インタビューを聞いても人の良さそうな感じの女性。1995年生まれなので27歳か。引退は早い気もするけど。。まあ、色々とあるのかもな。まだまだ若いので、今後の人生にグッドラック。インスタもTwitterもあるので、検索されたし。

間橋香織はKUROBEアクアフェアリーズの顔。
バレーボールファンの間ではカオリンゴと呼ばれてかなり人気者。YouTubeでも彼女をずっと撮っている動画も結構ある。しかも彼女のケツを追っかける動画が多くて、こういうのがきっと撮影禁止みたいになるのかもしれない。とはいえ、それだけビジュアル的にも人気のある選手。小西、間橋といえば、もうアクアの顔なのに、この2人の脱退は大きいと思う。しかも間橋も引退かあ、、。と思う。今シーズンは確かに怪我に泣いて出番は無かったけど。できれば、別のチームでも良いのでユニフォーム姿を見たい気持ちはものすごくある。けど、これも本人が決めることだ。しかもユニフォーム姿が見たいとか、そんなおっさんのために現役を続行するわけがない。まだまだ若いので、次の人生で楽しんでいただけたらと思う。

金杉由香は名門八王子実戦から、JT、姫路と渡り歩いてKUROBE。ご結婚されたということで、引退なのだろうか。結構ファンが多く、金杉ロスみたいなことを言っている人もいるけど、ぜひ今後も人生が楽しく過ごせますようにと、陰ながら思う。

島田美紅はこの先どうするのだろう。移籍希望とは出てなくて、退団というのはどういう意味なのかわからない。移籍先が決まっていないということなのだろうか。他の選手よりも若いし、引退はしないと思うのだけど。

道下ひなの

道下ひなのはとても印象に残る選手。なんていうか、顔に力がある。引退する選手よりも、2歳くらい若い。移籍希望なので、次の移籍先で一花咲かせてほしい。それにしてもみんな若いのに引退するんだなあ。ひなのの移籍先が決まった時には、ぜひ応援したいと思う。ひなのの活躍を見たい。

立石優華は移籍希望なので、本当に移籍先が見つかることを願うばかり。まあ、ただ、Vリーグができてから移籍もそれなりに活発なので、おそらくあると思う。移籍できたら、移籍先でぜひ活躍してほしいと思う。

細沼綾、アヤは外国人助っ人に次ぐ決定率だったので、チームとしても痛手。もちろん移籍先でも活躍すると思う。アヤが居なくなった後は、KUROBEどうやってこのポジションを埋めるのか?いずれにしても、移籍先で頑張ってほしいと思う。

鈴木千代は、今シーズンに移籍してきて、短い期間でしかも出場機会もあんまり無かったにも関わらず、個人的には1番の推し選手!!経歴も変わっていて、なんとビーチバレーからの移籍。そして、ビーチバレーではオリンピック手前まで行った実力。何しろ、大人の雰囲気。ビーチの時代と、KUROBEに来てからは、雰囲気が全然違う。

ビーチ時代


まあとにかく、ビーチで東京オリンピックあと少しだったのだけど、インドアに来てしかもKUROBEに来たのだから、もう少し活躍も見たいと思う。他の選手と違って、移籍希望じゃなくて退団って、どう違うんだろう。移籍先が見つからないという意味なのだろうか。

ビーチも良かったけど、できればインドアのVリーグで、できればセッターとしての活躍をもっと見たいと思う。


ちなみに、丸山監督も退くけど、その後もアドバイザー的なポジションでKUROBEを支援するらしい。この方は、昔の女子の日本代表の江上選手のご主人ですよね。

まあ、とにかく、今後のKUROBEの選手はどうなるのか。どんな補強があるのか。とても気になる所である。

そして来季はもう少し勝ちゲームがほしい。

2022年5月7日土曜日

海外で「ああ、それって日本人だけだよね〜」という幾つかの事

何が特殊か?これは海外にいてという前提から始まる。



  • 日本人は日本の会社で勤めている。
  • 日本人は決まった場所に住んでいる。
  • 日本人は現地の人とコミュニケーションを取らない。
  • 日本人の子供は海外に居ても、いずれ進むであろう日本の中学や高校の準備を海外でも優先している。
  • そもそも就活で企業が欲しがるグローバル人材って何?


もう気づいた方が良い。どれだけ日本人社会が特殊で歪んでいるのかを。ただ、最初に断っておくと自分も日本人なので、日本は大好きである。ただ、今までアメリカとタイにしか住んだことはないけど、日本人だけがかなり特殊であることが言えるのは間違いない。これは別に、アメリカにいるときにアメリカ人と日本人を比べて、あるいはタイにいる今、タイ人と日本人と比べて、、という訳ではない。アメリカにいた時に、アメリカにいたヨーロッパ人や日本以外のアジア人、今タイに居て、タイにいるヨーロッパ人や日本人以外のアジア人と比べて、日本人が特殊であるということを言っている。日本人というよりも、日本人社会といった方が適切だろうか。

スマリッジ

日本人は日本の会社で勤めている。

例えば、アメリカでも、タイでも、その場で出会った日本人は、日本の会社に勤めている場合が多い。日本の会社でなかったとしても、元々日本でその会社にいて、そして転勤してきたというケースになるかと思う。どういうことかといえば、例えば、タイにいる日本人は、大体日本企業のタイ法人に勤めている場合がほとんどである。元々日本でその会社にいて、タイに駐在してきたケースと、タイに来て、タイの現地で就職するケースに別れる。どちらのケースにしても、タイにいる日本人は、日系企業に勤めている場合がほとんどである。あとは留学生だろうか。


日本人が日系企業に勤めていることの、何が特殊なのか?

そう問われてみたら、確かに何もおかしいことは一つもない。別にいいじゃん。

日本人が、タイで日系企業に勤めているのは、自然なことである。しかし、考えてみよう。例えば、タイにいるアメリカ人がアメリカ企業で働いている人ばかりだろうか? タイにいるロシア人がロシア企業で働いている人ばかりだろうか? タイにいる中国人が中国系企業で働いている人ばかりだろうか?
もちろん、答えはノーである。では、アメリカ人もロシア人も中国人も、はたまた韓国人もタイには沢山移住者がいるが、何をしているのだろうか? それは、もう、様々である。インターナショナルスクールの教員、タイ企業のビジネスディベロップメント、あるいは現地で起業、などなど、多種多様過ぎて、例の上げようもない。

  • タイに居る日本人は、ほぼほぼ日系企業で働いている人ばかり。
  • タイに居るその他の外国人は、多種多様すぎる。


つまり、日本人だけが、特徴的と言える。


例えば、タイにあるグローバル企業に、たまたま就職して、日本と全く関連のない仕事をしている日本人は、なかなか居ないだろう。それに引き換え、タイにあるグローバル企業に、たまたま就職して、アメリカと全く関連のない仕事をしているアメリカ人は、きっと居るだろう。

つまり日本人だけが、いつまで経っても、どこに行っても、「日本」、「日本人」という呪縛から逃れられない生活を送っているのだ。

もちろん、日本企業がそもそも多いという背景もあるかもしれない。そうであったとしても、その企業のタイ法人に大挙して日本人駐在が来るというカルチャーが、既に特殊であるのだ。

これも前述のロジックで言えば、例えばMicrosoft Thailandに、アメリカ人が大挙して就業しているだろうか? もちろんNOである。きっとエキスパット数人で、あとは大多数がタイ人のグローバル人材で成り立っているのだろうと思う。つまり、日本企業は、どこに行っても日本人で成り立たせようとしているのだ。この時点で特殊になる。

もう、色々な意味で、色々なケースで、「そういうのは日本だけ」という事が多すぎるのだ。別に悪いことでもないと思う。しかしながら、あまりにも時代に乗り遅れてしまっているのである。もう日本の成長は実際に1990年代で止まり、そこから30年そのままなのだ。

今50歳の日本企業に勤める人の新卒初任給と、約30歳下の今まさに新卒の新卒初任給はほとんど同じである。

日本人の平均給与は、30年ほぼ変わっていない。400万円台である。ちなみに、OECDの資料では既に韓国にも抜かされている。


駐在を選ばずに海外に脱出せよ

別に、悪いとは思わない。日本人がそれで幸せならば。日本人がそう言う日本社会に満足ならば。ただ、やはり、活発でスマートで頭の良さそうな人は、どんどん海外に出てしまっているのが日本の現状である。
もう、駐在でもなんでもなく、どうにかして日本脱出したいという感じの人が増えているだろう。駐在とは、もはや、ドメスティックそのものであり、グローバルでもなんでもないということに、気づいちゃっている人が増えた。

しかも若い人ばかり。なぜなら税金は高くなる一方だし、頑張って収入が良くなると、色々な補助金や助成金も出ないし。未来志向の政治家が選挙に出ても、投票に行くのは爺さん婆さんばかりなので、むしろ改革をしない政治家の方が当選しやすい国になっているからである。爺さん婆さんにとっては、日本の未来なんかあまり興味なく、年金がいくらもらえるかとか、自分を優遇してくれれば良いと思っているだろうから、改革なんかいらない。若い人の税金が高くなったとしても、別に構わないだろう。

少し脱線したけど、では、このタイにおける、日本人だけが特徴的な社会を構築している事が、界隈にどんな影響を及ぼしてくるのだろうか?


駐在日本人は決まった場所に住んでいる

また繰り返しになるけど、悪いとは言っていない。むしろ良いかも。平和に暮らしたい人もいるし。決まった場所とは、トンロー、プロンポン、アソークエリアである。なぜそのエリアなのか、それは便利だからと言うこともあるが、隠れた理由としては、日本人学校のスクールバスエリアなのである。

スクールバスエリアに広がる日本人対応アパートメントが、どんどんと広がるようになってきた。街全体が、日本人フレンドリーになったのは、駐在員のおかげ。その結果、別に子供がいなくても、日本人の現地採用の人でも、独身の駐在の人でも、日本語などにフレンドリーな街の、日本語フレンドリーな物件に住むようになる。まあ、とにかく、日本人100%物件の誕生である。


不動産屋との関係

日本人向けの日本人による不動産仲介業者がタイには沢山ある。タイ人友人に聞くと、それらの日本人向け不動産仲介業者は、実はタイ現地の地元の不動産業者を通していると言うことも聞いた事があるが、定かではない。そうなると、マージン商売ということになるのだろうか。いずれにしても、日本人学校スクールバスゾーンのアパートの管理会社は、日本人向け不動産屋とのホットラインが無数にある。空室状況など、常にupdateしている関係が構築されている。いろいろ大人の事情もあると思う。

なぜコンドミニアムではなくてアパートなのか。

日本人向け不動産仲介御者が日本人に勧める物件というのは、実は限られている。例えば、同じように日本人学校スクールバスゾーンにある物件でも、なぜか紹介されない物件がある。実は、その紹介されない物件は、アパートではなく、コンドミニアムなのである。アパートは、管理会社が一棟まるまる管理しているので、事務手続きも非常にスムーズ。また、日本人が入居後に出てくる色々な問題も、一括管理してくれている。したがって、不動産仲介業者は、入居後のクレームを軽減できるのだ。一方でコンドミニアムは、その部屋のオーナーとの契約になる。その部屋のオーナーが例えば欧米人だったら、英語が必須になるし、そもそもタイ国内に居るとも限らず、連絡も大変だったりすることもある。タイ人オーナーだったりしても、タイ人は本当に色々な方がいるし、すごい金持ちでヒエラルキの上の方の人だと、クレームなんか受け付けない、なんて事態も起こりかねない。

要するに、コンドミニアムは日本人にとって面倒なのである。

オーナーとのコミュニケーションが英語というだけで、リアルなハードルと、精神的なハードルが立ちはだかる。

面倒臭い、そういうの、誰かにやってもらいたい。

というのが、日本人の本音になる。したがって、日本人入居率100%を誇る物件の隣に、日本人はほぼゼロで欧米人やインド人だらけのコンドミニアムが建っていたりするのだ。
ただ、もし、オーナーと直接やり取りをできる自信があるなら、不動産屋を介さずに、日本人もコンドミニアムを契約して借りたら良いのではないかと思う。
家賃も同じロケーションにも関わらず、コンドミニアムは安くなっている。安いというか、適正な価格になっている。なぜなら、日本人学校ゾーンのアパートは、日本企業が家賃を払うと知っているために、家賃を高く設定しているからである。隣同士で比べると、差が出てくる。コミュニケーションや契約等々の壁をクリアできるなら、日本人もコンドミニアムに住んだ方が良いかもしれない。とはいえ、結局会社が出すし。。。ということになり、みんなアパートを借りることになるのだ。
レジーナクリニック

勧めないコンドミニアムも、webの見栄えのために載せるのかな???

ではそんな日本人向け不動産仲介業者のリストには、コンドミニアムは載っていないかというと、実は載っている。ホームページで検索できるようになっているが、しっかりとコンドミニアムも載っているのだ。載っていても、顧客に勧めることはない。なぜ載っているのかといえば、データの充実のためだと思う。網羅してます。。みたいなことを言いたいのかもしれない。

スクールバスエリアのアパートが値段を下げない理由

その他の外国人はまず住まない。理由は高いから。そしてそもそも、空きがない。スクールバスエリアに建っているアパートは、つまり、日本人駐在員が住むだろうという予測のもとに成り立っている。日本人駐在員の場合は、家賃補助が会社から支給されているため、駐在員にとっては値引きする必要もない。したがって、アパート側も、家賃を下げる必要もない。そうなると、日本人学校スクールバスエリアには、日本人以外の諸外国人は住まなくなる。そしてますます、日本人だけのコミュニティが形成されるのだ。日本人向けの店や、サービスもこのエリアに集中するのだ。ますます日本人率が濃くなる相乗効果になっている。

ただ、独身の駐在では無く現地採用と呼ばれる人たちは、別にスクールバスエリアに住む必要もないので結構あちこちに散らばっている。最近はコロナ禍で日本人ファミリー駐在が減ったのか、最近、もろ日本人エリアのど真ん中のアパートにも空きができて、便利さを求める外国人がポツポツ住み始めたという事例も無くはない。さらにコロナ禍で日本人駐在員、特に家族帯同の駐在員が減ったのか、日本人学校スクールバスゾーンのアパートにも空室が目立つようになってきた。今後、アパート側が家賃を下げて空室を埋めようとするのか、それともコロナが終わるまでキープするのか? そのせめぎ合いになっていると思う。

ちょっと長くなっちゃったので、下記は次回以降に投稿します。

  • 日本人は現地の人とコミュニケーションを取らない。
  • 日本人の子供は海外に居ても、いずれ進むであろう日本の中学や高校の準備を海外でも優先している。
  • そもそも就活で企業が欲しがるグローバル人材って何?

2022年5月5日木曜日

バンコクの激安激旨のミシュラン店

ソムタムクンカンに行くには

バンコクにある、ミシュランのレストラン、ソムタムクンカンに行くためには、スクンビットソイ101/1をひたすら奥に行き、ソイ101/1のソイ23まで行かなければならない。

街路樹と歩道のある
スクンビット ソイ101/1
スクンビット101/1は、BTSの駅で言うと、プンナウイティとウドムスックの間くらいに位置する。/1(スラッシュ1)と言うくらいだから、スクンビット101よりも小さな道なのかと思ったりするが、実は「101/1」は、「101」よりも、広くて大きな通りになっている。

街路樹があり、歩道もあるので、プロンポンやトンローエリアのソイに比べるとかなり歩きやすい。途中はコンドミニアムやアパートもあるが、ムーバーンと言われる住宅のビレッジなんかがあり、都会からアーバンエリアに変わり始めるエリアにあるソイと言えるのかもしれない。


101/1は結構特徴的

おしゃれなカフェや、美容院、そして少し奥に行くとタラート(市場)があり、ちょっとした旅行気分も味わえる。途中で気に入っている店もあり、ウェスタンスタイルのバーなどは、大体がオーストラリア出身で、タイ人の奥さんがいるような感じの人がオーナーだったりしている。そのような店には、欧米人が集まったりする。そんなソイである。途中にあるHunter’s Garden & Restaurantは、バックヤードがあるパブという雰囲気である。フードもドリンクも充実している。さらに、駐車場付きのレストランが少し固まったエリアがあり、そこにはタイ料理のグラスルーム、スペイン料理のLa Tasca、そしてまた、バーベキューリブが美味しいダイニングパブのような店、Devilish Chews, Brews, Burgersがある一角がある。この一角では、夜になるとGrass Roomのテラスで、バンドが入ったりしていて、結構賑やかな雰囲気になる。この一角には芝生のスペースがあり、なんとなくのんびりした雰囲気で、ウサギカフェがあり、生きたウサギと触れ合える。クラフトビールの専門店、Craft Intersectでは、数種類のクラフトビールが味わえる。


コロナ禍でも生き延びたレストランはコロナ前と同じなのか?

この通りのレストランも、コロナでだいぶやられたはずであるが、なんとか生き延びている感じである。小さな店は、どんどん潰れたのか、コロナ前とはかなり様変わりしているようにも見える。そして、今でもなお、コロナ前の水準には到底戻っていない。一体全体、コロナ前のように戻ることはこの先あるのだろうか。実際、現状生き延びていた店も、コロナ前に比べるとなんとなく物足りなさを感じたりすることも多い。本当に些細なことではあるが、例えば量が少なくなったとか、サービスが微妙に悪くなったとか、そういうレベルである。101/1ではないけど、先日プロンポンのとある日本人向けレストランに行ったのだけど、コロナ前よりも明らかに量が少なくなったりしていた。もしかしたら店側が気づかないだろうと思っているのかもしれないけど、こういうのって、まず客は気づいている。ただしそんなことを例えばGoogleマップの口コミなんかに書くのは無粋極まりないので、そういうことはしないけど。基本的にGoogleマップの口コミには、高評価だけを書いている。思うところがあるけど、客って自由だよな、、と常々思っている。言いたい事言っているし。まあ、店側もそんな客の口コミも当然あるだろうというのは、織り込み済みで、そういうの覚悟で店を開いているのだとは思うけど。結構、心が折れたりするのでは?なんて、思ったりする。


ソムタムクンカンへの行き方

そろそろUVケア

話はそれたけど、このミシュランの店、ソムタム クン カンへの行き方であるが、まず前述のように101/1にいかなければならない。そして、101/1をかなり奥まで入っていかなければならない。したがって、頑張れば徒歩で辿り着くけど、徒歩はお勧めできない。ちなみに、徒歩を厭わないという事であれば、こんな感じだ。

BTSスクンビットライン

プンナウィティ駅下車→スカイウォークを歩いて101/1の入り口に到着 (5分)

101/1入り口からソイ23まで歩く (20分)

したがって、駅を降りてから徒歩では25分くらいかかることになる。距離的には、ウドムスック駅でも同じだと思う。

もし、モーターサイと言われるバイクタクシーに乗れるという人は、ウドムスック駅からがお勧めである。なぜなら、ウドムスック駅は駅を降りてすぐにウドムスック通りがあるので、少し入ればバイクタクシー乗り場があるからだ。プンナウィティ駅の場合は、バイクに乗るためにはやはり5分歩いて101/1のパクソイ(ソイの入り口)までいかなければならないからである。

しかしながら、1人とか、大人2人とかなら、バイタクでもよいかもしれないが、子供がいたり、数人のグループなら、やはりタクシーが良いかと思う。もしBTSで降りた後にタクシーを拾いたいのであれば、、プンナウィティ駅の場合は降りて、スクムビット通り沿いの進行方向ウドムスック側でタクシーを拾えば良い。

ウドムスックで降りる場合はスクムビット沿いではなくて、ウドムスック通りに入ってからタクシーを拾った方が良い。

タクシーの運転手さんには、

101/1、ソイ23

「スクンビットロイヌン タップヌン ソイ イーシップサーン」

と告げれば良いと思う。

タクシーの運転手さんに色々と告げるが大変だと思う方や、そもそもBTS降りてまたタクシー乗るの面倒くさいという方は、自宅からGrabを使えば良いかと思う。ただ最近のGrabは何故だかわからないけど結構高い。何故こんなに高いのかわからない。ガソリンは確かに高騰している。あとは、まあ、全体的な物価上昇に乗じた便乗値上げではないかと思っている。まあ、ただ、そんな101/1のレストランなんて、たまにしか行かないだろうから、ていうか、おそらく行ったとしても、そしてたとえ気に入ったとしても、1回きりだろうから、少しくらい高くてもGrabで良いかもしれない。また、3人、4人のグループなら、Grabの値段でも良いかと思う。


バンコクのレストランの客層の最近

まあとにかく、最近の傾向だけど、客はほぼほぼタイ人か欧米人である。これは別に101/1あたりまでくると日本人が少ないから、という理由もあるかもしれないけど、そういう理由だけでもない。何故かといえば、日本人が多いトンローやプロンポン近辺のレストランも、今となってはほぼほぼ客はタイ人なのである。先日、バンコクで数店舗展開している居酒屋のチェーン店に入って店の日本人スタッフと話したのだけど、特にランチタイムはほぼほぼ90%タイ人だと言っていた。日本食レストランは、この2年以上のコロナ禍でターゲット客をタイ人にシフトして行った経緯があり、ある意味その戦略は成功しているのではないか?と思う。

それにしても、タイ人の多分、富裕層なんだろうとは思うけど、カネの使い方はすごい。日本食レストランとか、ランチメニューで僕なんかは結構値段とか見て、300バーツを超えると躊躇してしまうのだけど、タイ人は一番高いメニューから売れていくという感じである。すごいなあ。


スクンビット101/1、ソイ23についたら

さて、101/1のソイ23についたら、実は大きめのレストランが2軒ある。ソムタムクンカンは、少しソイ23を入ったところにある。101/1沿いにあるのは別のレストランなので、注意してほしい。ただ、そのレストランもミシュランではないけど、かなり美味しいので、そちらも是非お勧めである。

ソムタムクンカンは、こんな感じである。

ミシュランの表示があるソムタムクンカン

メニューは色々あって、ソムタムも数種類あり、ガイヤーンなどなど、基本的にイサーン料理だと思う。この写真の左側に入り口があり、ガーデンにいくつもテーブルが並んでいて、とてもゆったりとした雰囲気。

さらに、エアコンの部屋もある。最初にエアコンの部屋に通されたけど、その日はそこまで暑くなかったので、ガーデンの席にしてもらった。店員さんも、とても親切で、本当に居心地が良い。Googleマップの口コミを見ると、結構日本人も来ているみたいだけど、大体がコロナ前の書き込みになっている。コロナ禍からは、あまり日本人は来ていないようである。ちなみに、車で来る人は大きな駐車場もあるので、タイ人客はみんな車で来ている。もし、日本人の方で、車でこれるなら、駐車場もあるので、参考にしていただければと思う。

ソムタムカイケムという塩茹で卵つきのソムタムと、ガイヤーンというチキンのロースト、さらにコームヤーンという豚肉のネック肉の油の乗った部分、さらにトムヤムクンを注文した。カオニャオという定番の餅米は、五穀米のカオニャオにしてもらった。


コームヤーン
コームヤーン

ガイヤーン
ガイヤーン

ソムタムカイケム
ソムタムカイケム

トムヤムクン
トムヤムクン

味はとても素晴らしく、さらにカオパッドクンという、エビチャーハンも頼んで、さらにコーラとソーダも注文して、なんと、なんと、1000バーツを切る950バーツだった。3人でミシュランの店で1000バーツを切るのはとてもありがたい。

さらに注文はしなかったけど、デザートのカオニャオマムアンというのがあるのだけど、これはココナッツミルクで炊いたカオニャオにマンゴーが載っているスイーツで、タイの定番デザートである。実は、この注文数が、ギネス認定されているとのこと。ミシュランにギネス!!

どんだけすごい店なのだろう。しかも安くて店員さんも親切。

なかなか旅行で来るのは無いかもしれないし、タイに住んでいる人でもなかなか行かない場所ではあるかと思うけど、チャンスがあるなら、お勧めである。

それから、近くに65カフェという全く別の店で、おしゃれなカフェがある。ここのジェラートはノーシュガーで美味しい。ソムタムクンカンの後、カフェ65というルートはお勧めルートである。

2022年5月2日月曜日

タイで痔になったらどうする!?  よく効くタイの薬シリーズ 痔の薬

突然だけど、痔に悩んでいる人は多い


しかも女性なら、なおさら気軽に人に言えないし、病院に行くことも躊躇する。

ウチの親戚がそうである。もう、本当にやばくなったら、病院に行くだろうけど、それまではなんとか市販の薬で治そうとするのだ。

女性としては、それが普通である。

親戚は、よく日本のテレビCMでも宣伝している痔の薬をいつも持っていた。それを使うと、少し良くなったり、また再発したりしていると言う感じだ。

そんな中、タイに移住することになった。日本でも結構痔に悩まされていたので、タイに来たら、どう言うことになるのだろうか? と言う一抹の不安もあったようだ。しかしながら、そんな不安も、人にはなかなか言えない。

「タイで痔になったらどうしよう・・」

人には言えないが、結構切実な問題だったのだ。

彼女は、タイに、日本で使っていた痔の薬を持参していた。まあ、痔に悩んでいるとはいえ、そんな年がら年中毎日使っているわけでもないし、数ヶ月か、1年くらいは、その持参した量で足りると考えていた。

足りなくなったら、日本帰国時に買って、持ってくれば良いし、最悪、誰かに頼んで日本から送って貰えば良いと考えていたのだ。

そして案の定、タイで痔になった。

持参していた、よくある日本の薬を塗っていたが、これがどう言うわけか、なかなか治りがよくなかった。なかなか治りが良くないので、結構塗りまくっていたら、どんどん薬も減ってきた。

そんな中、コロナ禍になった。

コロナ禍になり、日本への1時帰国もなかなか思うようにできなくなった。まあ、なるようになるだろうと、腹を括っていたが、やはり、痔は辛い。なにしろ、座るのも辛いのだ。

で、それを見たので、知り合いが、タイの薬局で痔の薬を買いに行った。おそらく、日本と同じような薬が売っているだろうと、思っていたのだ。何故なら、タイには、だいたい日本で売っている市販薬は売っている。市販薬どころか、日本では処方箋が必要な薬まで、普通に処方箋なしで薬局で買えたりするのだ。例えば、抗生剤とか、普通に買える。

で、薬局に行った。

スマホで、「痔の薬」と入力して、タイ語変換したものを、薬剤師に見せた。

薬剤師は、そのスマホにあるタイ文字を確認すると、30秒もしないで、薬を出してくれた。その薬の名前は、DOPROCT。ドプロクトである。

DOPROCTには、軟膏と座薬があった。

別の薬で、錠剤も出してくれた。日本では、市販薬で痔の錠剤ってあるのだろうか?

彼女はとりあえず、軟膏を使い始めた。

治りにくかった痔がタイで買った薬でピタッ!と止まった

日本から持参した、日本でよく広まっている薬とは、効き目が違いすぎた。この薬は本当にオススメである。

日本にいて、市販薬を使っている人にも、届けたいくらいだ。

本当に、ぴたりと止まったのだ。


タイでは結構痔になる理由があると思う。

タイでよく痔になる理由

  • 便秘
  • 辛いもの
  • 水分不足 

元々、便秘がちな人は、切れ痔になりやすい。暑いタイでは、結構痔になる要件が揃っているように思う。冷房で冷えすぎるのも、一つの原因かも知れない。

わかったことは、日本での薬はマイルド過ぎるのだろう。効き目が弱いから、再発を繰り返していたのだ。こんな人は、多いはず。

本当に、マジで日本で悩んでいる人に、届けたいくらいである。病院に行けば良いのだろうけど、女性が痔で病院にかかるのは抵抗がある

痔というのは、日頃の普通の痔は、意外とダメージのレベル的にはそれほど重いものでもないかも知れないし、まして死ぬほどのことでもない。

みんな、日本の市販薬で、マイルドな効き目ながらも、何度も使って再発したりしながらも、ごまかしごまかし過ごしているのかと思う。彼女もそうだった。

タイで購入した薬がものすごく良く効いた。




このブログもそれほどPVは大きい方ではないけれど、もし、この薬の情報が欲しい方は、連絡をいただければ、情報を提供させていただきます。日本に発送も多分できます。

Contactページからご連絡ください。


2022年5月1日日曜日

リモート?

あああ、今日も学校に行かなきゃ。ていうか、自分の家だけど。今日もみんなに会えるかな。よくわからないな。



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なんとか、大学まで卒業できそうだ。実は大学は、留学したんだ! 留学と言っても、自分の実家だけど。大学の周りのカフェ? そんなの知らんよ。学生の寮でガールフレンドとエッチした? 寮とか入ってないから、留学だけど。あの大学のキャンパスで昼寝した? いや、実家だから。




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先生、お世話になりました。

ああ、君か? 誰だっけ? 見たことあるけど、名前まで覚えてないな。よく知らないけど、これからも頑張ってね。



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さあ、就職した! 立派なビジネスマンになりたいなあ。今日も仕事頑張るぞ! 今日は、チーム全体のミーティングがあるな。終わった後は、みんなでランチかな? あ、家でひとりだった!! ランチは家でカップラーメンでも食べようかな。



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そろそろ彼女が欲しいなあ。マッチングアプリで可愛い子を見つけた!!

さあ、デートに誘おうかな。あれ、デートって、どうすんの? そうだな、ビーチとかに行けば良いのか。あれ、でも、どうやって、ビーチまで行けば良いのだろう?



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とりあえず、家の近くのビーチに来たぞ。さあ、彼女に連絡しよう。彼女も近くのビーチに行くと言っていた。彼女と話すのが楽しみだなあ。やっぱりビキニ着ているのかな? ウッヒョーい!!




😎


2022年4月30日土曜日

屋台で食えば、それがわかる。

海外生活には、長くなると必ず壁にぶち当たる。小さな壁もあれば、大きな壁もある。小さな壁は本当に小さくて、それも色々な種類の壁である。大きな壁は本当に大きく、もうその国に住む意味さえわからなくなったりするほどの事だ。

住む意味? それは屋台。


もう先に結論を言おう。その壁を乗り越えるためには、いや、そんな壁さえ寄せ付けないようにするためには、小さなことでも好奇心を持つことで、それに具体的に行動を起こすことなのだ。

先入観を捨てる。と言うこと。

屋台の食べ物も、買ってみて、食べてみたら美味しい!

この一歩が大事。

タイ語ができれば、屋台の人と話ができる。

お腹が痛くなったら?????

タイでの生活にある程度慣れれば、薬はこれで、病院ならあそこで、そこに行くにはタクシー呼んで道はこうで。。。

と、ある程度のストーリーが自分の中でできるのだ。そうなれば、タイ生活に強くなる。


例えば、タイ語に関して。タイ文字なんて、絶対に読める訳ないと、思ってないだろうか。実は、タイ語を勉強して対文字を勉強している日本人は、集中すれば1年以内にある程度読めるようになるのだ。

それは関係あるよ

自分には関係ないと思ってないだろうか? タイ文字が読めると、どんな世界が広がるかに、気づかないままでいるのだ。タイ語ができてタイ文字が読めるようになれば、タイでのQOLは爆上がりである。確かに、タイ語が話せなくても、タイ文字が読めなくても、日本人はタイで、少なくともバンコクでは生活できるだろう。

でも、生活できる。それだけだ。たまたまタイにいた。それだけだ。

タイ語ができれば、そしてタイ文字が読めれば、タイでの生活は天と地との差くらいに、クオリティの高いものになるなのだ。そのためには、好奇心を持つしかないだろう。タイ語? タイ文字? できるわけないだろ。。。この概念の払拭から始めなければならない。

屋台メシとかも、実はそうである。日本からタイに移住してきたばかりの時は、タイの屋台が有名であることは知っている。しかしながら、いざリアルにタイの屋台を目の当たりにした時に、日本人はなんとなく気が引ける。

まず衛生状態だ。もちろん、衛生レベルは日本に比べれば良くないかもしれない。ただ、考えてみると、日本人も縁日や夏祭りなどで、野外のたこ焼きとか焼きそば、お好み焼きの屋台で買って食べている。それを考えれば似たようなものである。

ただ、そうとはわかっても、タイではどうだろうか?

まず、売っているものがなんなのかわからない時がある。美味しそうではあるけど、それってなんなのか? もちろんタイ語ができなければ店の人に聞くこともできない。仮にタイ語ができて、それが何かを聞いたとしても、そもそもそれに興味がなければ、全く関係なくなる。

そう、タイでの生活の、自分の周りにあることのほとんどが、自分には関係のないことと思ってしまうのだ。

この、我関せずの姿勢を貫いていると、困った時に全く自分で対処できなくなる。例えば、病院に行くときなんかも、誰かに頼らなければならなくなる。頼る人と言えば、結局日本人になるだろう。別に、それでも良いと言う人なら、それでも結構である。ただ、海外生活をしてきたとは、なかなか言えないだろう。海外に馴染みたいと思ったら、やはり自分の力で解決ができるくらいになった方が良い。そのためには、小さな、そして大きな好奇心を持つことなのだ。その好奇心と行動が、壁が現れた時にも自分で解決できることになるのだ。

ちなみに、大きな壁は大体

3か月、半年、1年、

というサイクルで訪れる。

この大きな壁は本当に死活問題だったりすることもあり、フィジカルにもメンタルにもかなりのダメージを及びすことになったりするのだ。ただその大きな壁を予防することができるかと思う。その方法は、小さな壁をクリアすることに他ならない。クリアすると言っても、コツコツとクリアしていくのだ。ポイントは、その小さな壁にしっかりと当たることであるかと思う。

小さな壁というのは、小さいので、あまり問題にならない。したがって小さな壁は放置しがちになるのだ。

実は、この、小さな壁の放置が、ゆくゆく大きな壁にぶち当たる原因を作っているかと思う。とはいえ、この小さな壁に気づいているのなら、まだ良いのだ。なぜなら、壁と分かっていながら、放置しているので、後々原因がわかるから、まだ良い。

気づかない小さな壁は厄介である。なぜなら、大きな壁に行き着くときに、その原因がわからないままであるからだ。分かっていて避けて通ってきたわけではなく、そもそも壁があったことすら気づかないケースである。

タイ語はQOL爆あがり

そこで小さな壁に気づくにはどうしたら良いのだろうか? と言うことを考えて対策を考えることになるだろう。そもそも気づかないと言うことは、気づかない何らかの理由があるからである。だから気づかないのだ。それに気づく方法は、ある。

一番大事なことは、好奇心だと思う。そして何事も決めつけないことである。

例えば、タイ語を全く勉強しない人もたくさんいる。タイ語を勉強しない理由だけど、

1大変であること

2好きではない

3必要ない

4喋れるようになるとか、読めるようになるなんて思っていない

別にタイ語を勉強することをことをことを勧めている訳ではなくて、たくさんの日本人がこのように思っている。特に4番。まさかタイ語が話せたり読めたりするなんて、ないから、、。みたいに思って、はなっから全く勉強するつもりもないのだ。

でも考えてみよう。半年だけ真剣にやってみたら、結構タイ語ができるようになる。タイ語ができるようになると、実は、遊べるのだ。

デリバリーでドライバーから電話が来ても片言でも話せるようになれば、どんどん通販したくなるし。旅行先でオプショナルツアーの案内があれば、どんどん参加したくなるし、ホテルでルームサービス頼むときだって、躊躇しなくなる。タイ語ができれば実は、タイでもっと遊べるようになるのだ。

これが小さな壁の克服である。


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【年齢と共に変わってきた体型】 若いころは積極的に運動をしていたものの、30代に入ってから、 最近は次の日まで疲れがとれないこともあり、 一度体調を悪くしてから完全に運動から離れてしまっていました。 そして一度離れると、余計に次の日が辛いだろうと、さらにやり辛くなり、 しばらくまったく運動をしない状態が続くことに・・・。 いままでは、まあいいかと思っていました。 しかし昨年、機会があって、大きな鏡がついてるマンションに引っ越したんですが、 引っ越してすぐ、Tシャツジーパンというシンプルな恰好で鏡の前に立っている自分に 異変を覚えたんです。 かつては人に褒められたくびれが・・・ない! 本当にまっすぐ・・・むしろ骨盤の上に、肉が、乗ってる・・・? いつの間にこんなことに・・・確かに最近ジーパンキツイなとは思っていたけどもと、 すぐさま体型の目立たない服に着替えましたが、 なんだか、無性に屈辱的というか、情けなくなりました。 【楽にとは言わないが、せめて効率的に痩せたい!】 このままじゃ、どの服も合わなくなる。 ていうか、体型隠す格好するのが負けたみたいで個人的に嫌だ! そんな思いもあり、また運動を始めたのですが、毎日運動するような時間も体力もなく、 週に二回ジムに通うのがやっと。 一度ついたぜい肉が、そう簡単に取れるはずもなく。 食事制限も、体調が悪くなるばかりで、いうほど痩せるわけでもない。 そこで、いろんな人のダイエットブログなどを読み漁った結果、 運動と共に、ダイエットサプリを飲んでみよう。という考えに思い至りました。 前は、サプリなんか飲まなくても、ハードな運動をすればいいじゃないかと思っていましたが、 もうそれは無理だし、必要最低限のエネルギーで効率的に鍛えたい。 そんな少しズボラな考えのもと、色々商品を調べた結果たどり着いたのがこの、 バイタルミーカーボリッシュだったわけです。 【思っていた以上?骨盤にのってた肉が!】 あれから三ヶ月ほどが経ちましたが、前と同じTシャツとジーパンを身に着けて鏡で見てみると、 全体的にずいぶんすっきりしたように思います。 体重が減った、というよりは、全体的に引き締まった感じ。 特に、一番感動したのは、カーボリッシュを飲み始めてから、 前よりも空腹を感じる回数が減ったということ。 前はお昼と夕飯の間におなかが空いて、あれやこれやとつまんでしまっていたのですが、 それも減り、お菓子を買う手も気が付けば伸びなくなっていました。 また、炭水化物の吸収を抑制してくれるおかげか、朝起きたときに浮腫んでいることが減り、 何となく顔の輪郭がすっきりして見えるようになりました。 最近、炭水化物を抜く糖質ダイエットなるものが流行っていて、自分も一度は考えたのですが、 ごはん大好きの私にはとてもできないと二日目で放棄。 そのため、カーボリッシュにこの機能があってよかったとつくづく思います。 代謝もスムーズに上がり、運動中の汗の量もずいぶん増え、肌もなんだかいい感じに。 食事制限したときにまず肌が大荒れしたので、やっぱりしっかり食べないと、 健康的には痩せないんだと、つくづく思いました。 ほんと、今までサプリを敬遠していたのを後悔しましたね。 思い込みで決めつけたら損をすることを、ひしひし感じたものです。 筋肉量もしっかりあがってきているので、今後もこのカーボリッシュでしっかりぜい肉を落として、 体を引き締めたいと思います!


2022年4月23日土曜日

アヤさんサービスを止める事になった事件

タイに来て、在タイ日本人と同様に、ウチもアヤさんサービスを利用したが、2年ほどで打ち切る事にしたので、その理由を書いていく。

全体的にまとめれば、

「異国にいても浮かれずに地に足を着けて生きていこう!」

と思うことにしたからである。ただそれだけでは、なんのことだかわからないので、具体的な理由を書いていきたい。そこに至る直接的な細かい原因や、引き金はいろいろとあった。

別にアヤさんサービスを否定するわけでも無いけど、とにかくウチには合わなかった。きっと、そんな家庭もあるはず。

|そもそも何故アヤさんサービスを利用しようと思ったのか? 

その前に、アヤさんとはメイドさんのことで、まあ、お手伝いさんの事を言う。掃除洗濯、家事をしてくれるのだ。専門性によって子供の世話もしてくれたりする人も居る。ナニーさんとか。

で、アヤさんサービスを利用するに至ったきっかけは、考えてみたら、ただなんとなくである。なんとなく、在タイの日本人は、特にファミリーできている世帯はみんな使っているし、だったらウチも使ってみようかな、というノリである。その程度だ。世の中には、なんとなく始めてみる、ということは、結構あると思う。アヤさんもその一つだ。

もちろん日本にいる時にはそんなの使ったことない。単発ではあるけどお掃除サービスとかを検討したことはあるけど、結局ほんとに使うまでには至らなかった。

せっかくタイに来たし、タイの生活にもこれからどんどん慣れていかなければならないし、ということで、アヤさんサービスを利用した。

掃除洗濯をしてくれるなら、奥さんも楽になるだろう。日本ではそんなのないけど、せっかくタイに来たし、何事も経験だ! みたいなノリでサービスを利用しようと思ったのだ。

|アヤさんの仕事に感動する

実際にアヤさんサービスがスタートして、アヤさんが来る事になった。タイ人のおばちゃんである。子供好きらしく、うちの子の面倒もよくみてくれた。とはいえ、もう小学生なので、そこまで面倒もいらないし、ナニーとして雇ったわけでもない。子供の世話のサービスはオプションとして依頼はしていない。ただ、子供好きらしい。タイ人あるあるである。そのアヤさんは自分の子は、もう成人していて、田舎で学校の先生をしているとのこと。アヤさんはとても優しそうな、良い方だった。

そして、何より、アヤさんの仕事に、感動した。当然のことだけど今までそんな、自分の家にメイドが来るなんて、全くなかったし、考えもしなかったことなので、全く無知の世界ではあった。

タイではみんな利用しているし、きっとタイ人のおばちゃんが来て、掃除とか洗濯とかしてくれるんだろうなあ、くらいにしか思っていなかったのだ。ところがどっこい、その仕事ぶりはとても感動した。

・洗濯物のたたみ方

タイ人のおばちゃんといっても、色々とアヤさんについての研修を受けてきているのだろう。洗濯物のたたみ方が、すごい。パンツもきっちりと、まるで売り物みたいに畳んであって、収納されている。ただ、これはだいぶ後から奥さんが言っていたが、洗濯洗剤と柔軟剤の減りがやたらと早かったらしい。何か使い方を間違っていた可能性もある。まあ、とはいえ、洗濯物に関しては、すごく満足をした。

・ベッドメイキング

ベッドも同様に、まるでホテルのような仕上がりで感動した。シーツもピチッとしていて、布団、というかコンフォートもビシッと畳んであるのだ。これも素人仕事ではないことはわかる。タイ人おばちゃんのアヤさんと言っても、色々とトレーニングの跡が伺えるのだ。

・扇風機の羽根まで

タイに来ると、扇風機は必需品である。もちろん、暑いタイ。だいたいみんな家具とか家電とかが備え付けのアパートを借りるので、エアコンももちろん、最初から備え付けではある。ところが、日本にあるようなエアコンと違って(最近そういうのも出てきてはいるけど、聞いたこともない怪しいメーカーではあるけど。。。)、とにかく、騒音とか電力消費が半端ない。最初タイに来た時には、このエアコンの轟音でストレスになったりした。ただ、暑いから消すわけにもいかずに、そのままつけているのだ。これはものすごいフラストレーションだった。で、エアコンを消して、あるいは弱くして(またこの調節もうまくいかなかったりすることは多いのだが)、扇風機を活用する。最初借りた部屋は、なんと300平米あったので、扇風機が複数台必要だった。

ところで、スクンビットエリアの古い物件ほど、ボロいけど、広い。また、少し離れた築浅のコンドミニアムやアパートは、狭くなる傾向にある。タイに来たときは、古くてボロいけど、広い物件を借りて住んだのだ。そのアパート丸々1棟、日本人居住率100%だった。ただしファミリー向け物件で、みんな子連れの家族なので間違いなく駐在だろうから、家賃を会社補助なく自腹で払っていたのはおそらくウチだけだっただろう。ちなみに7万バーツプラス電気代水道代合わせると82000バーツくらいになっていた。

で、この扇風機の話だけど、数ヶ月もすると埃っぽいバンコクを象徴するかのように、扇風機の羽根にものすごい埃がこびりつくのである。で、アヤさんがその扇風機を全部分解して、埃を隅々まで取ってくれたのである。この仕事振りには驚くばかりであった。

・ソファーを全部動かして部屋の隅々まで掃除

ソファーの後ろの壁との間やソファーの下の床との隙間にゴミや埃が溜まる。自分達だけなら、もちろん、時々はそういうところも掃除はするけど、毎回ではない。アヤさんは、毎回毎回、ソファーを移動させて、後ろや下まで掃除してくれるのだ。それだけではなく、テレビの後ろとか、そういうところまで掃除してくれる。これは本当にプロという感じがするし、アヤさんサービスを頼んでよかったなあ。。と、思う瞬間でもあるのだ。


|徐々にだらけてくる

ところがところが、そんな素晴らしいプロフェッショナルなアヤさんも、どんどんとだらけてくる。全てのアヤさんがだらけてくるわけでは、もちろんないだろうけど。

アヤさんがだらける理由だけど、そもそも、そういうものだと思った方が良い。つまり、みんなだらけるものなのだ。

みんなだらけるのに、どうして長続きしてだらけない人もいるかというと、主人が怖いから。これは本当に、まるで小学生レベルの話だけど、実際にそうなのだ。そして、ウチでお願いしていたアヤさんがだらけた理由は、ウチが怖くないからだ。主が怖くないと、だらける。

どんな風にだらけるのか?

・いつも電話

まあ、とにかく、いつも電話をしながら仕事をしている。タイでは仕事しながら電話するのは普通である。タクシー運転手やバスの運転手も。店の店員とかも、いつも電話している。しかもビデオ電話。Facebookメッセンジャーや、LINE電話である。もちろん、プライベートの電話である。タイ人友人に聞いたけど、タイ語がわからない日本人の前では、平気で日本人主人の悪口や、他の仕事の話などをしているとのこと。まあ、それだけ舐められている。ていうか、この舐められているという概念そのものを無くした方が良いと思う。元々、そんなに働きたくない人たちだったりするのだから。


・モップは適当

だらけてくると、モップかけが、ただただ床をなぞっているだけになってくる。力も入れずに、モップ掛け前の掃除機すらかけずにただ部屋の床を撫でているのだ。しかも電話をしながらである。こちらも日本人だし、いちいちそういうのにダメ出ししたりするのも嫌なので、見て見ぬふりをしてきた。ただ明らかに、採用当初とは違うのだ。本人も、バレているのはわかっていると思うが、その辺、主人である我々から何も言われないのを良いことに、平然としているのである。


・クイックルは置かない方が良い

モップもそうだけど、ウチにはたまたまクイックルがあった。アヤさん頼む前に、クイックルワイパーでで掃除したりしていたのだ。このクイックルワイパーが、また曲者で、アヤさんがずっとクイックルワイパーで床を撫でていた。埃をとるわけでもなく、まるで塗り絵のように、床の隅から隅まで、帰るまでの時間を使って、行ったり来たりしているだけで、全く汚れなど落ちないし、掃除にもなっていない。しかもまた電話しながらである。なんでそんなに電話することがあるのかもよくわからないけど。たまたまクイックルがあったので、モップより軽いし、水使わなくても済むから、きっとそれが良くなったのだろう。当然のことながら、ソファーを動かして掃除するとか、扇風機の羽根を掃除するとか、かつての面影は微塵もなくなっている。本人も気づいているだろうけど、これも、やはり、主人であるウチらから怒られないから、なーなーになっているのだろう。全てのアヤさんがこんな風にならないかと思うけど、あやさんを頼む予定がある家は、クイックルは置かない方が良いと思う。


・余計な部屋はない方が良い

タイに来た当初、もちろん、コロナ前。その頃は、コロナで世の中がこんな風になるなんて、予想すらしていなかった。もちろん、日本に行ったり来たりを数ヶ月に1度はしていたし、また、日本から親や友達が訪ねてくるなんていうこともしょっ中だった。日本からだけではなく、海外にいる友達がタイを訪れるなんていうことも頻繁だった。ウチにはアメリカに住んでいる友人が良く訪れた。そこで、当初は、実は3ベッドルームを借りていたのだ。そもそも2ベッドルームでOKなので、サードベッドルームは、お客さん用であった。コロナ前は、親が来たり、友達が訪ねてきたりと、それはそれで重宝した部屋だった。で、そのサードベッドルームを普段使わないことを良いことに、アヤさんが入り浸り始めた。洗濯物を畳むときに、ベッドにどかっと腰を下ろしして、もちろんデフォルトの電話をしながら、ゆっくりゆっくりと洗濯物1枚1枚に時間をかけて畳むのだ。それから、その他の作業中も、なるべく主人である我々の目につかないように、サードベットルームに居る時間がいつもよりとても長くなった。物件は昔のタイのつくりなので、実はアヤさん部屋という、納戸のような部屋があり、簡易ベッドに簡易トイレなんかもそのアヤさん部屋にはあるのだが、そこはとても居心地も悪く、そもそもそこに居たら仕事していないことになる。その点、サードベッドルームは、一応仕事している体になっていると思っているのだろう。とにかくずっとその部屋で、なるべく主人から見えないポジション取りをしたりしているのだ。なんだかせこい。せこいというか、もう基準が怒られるか怒られないかだから、仕方がない。


・ウチのお菓子をバカぐい

冷蔵庫の中のウチのお菓子を、アヤさんが爆食いしていた。もちろん、アヤさんにも休憩時間があり、その時間はキッチンの隅で自由にしていて良いのだが、ウチのお菓子を、特にフジスーパーで買った日本のお菓子をバカ喰いしていたのだ。まあ、もちろん、お菓子食べて良いよ、とは事前に言ってはあった。言ってあったものの、爆喰して良いとは言ってなかった。当たり前だけど。まあ、これも、全てに言えるのだが、怒られないと、だんだんと舐めてかかってくる典型である。本当に、怒られないということがわかると、エスカレートするのだ。怒られないから良いと言う概念なのだ。


・ソファーはもう動かさない

ここまで読んでもう想像できると思うけど、もう、かつての、当初のソファーまで全部動かして、クッションも全部ひっくり返して掃除をするような、あんな感じの面影はない。同一人物である。でも、タイに数年住んで、6年目に突入した今思えば、タイ人ってそういう人多いよね、とは思える。
当時はタイに来て日も浅かったので、このあやさんの行動パターンが、一般的なタイ人の習性かどうかはわからなかった。もちろん、全てのタイ人がこんな感じではないだろうし、日本人だって似たような人は居るだろう。ただ、タイ人の国民性を知る良いきっかけにはなったのだ。

・扇風機はもう掃除しない

ソファーを掃除しなくなったことに関連するけど、もちろん、扇風機を分解して羽根を掃除するなんていうこともなくなった。ソファー、扇風機で、あとは推して知るべしだと思うが、もう、ありとあらゆることがテキトーになったのだ。これ多分、流石に自分でも気づいては居ると思うけど、もう箍が外れて、自分でもコントロールできなくなったのだろう。


|ついに事件勃発

そんな、すっかりとなーなーになったアヤさんだが、それでも、なんとか平和に毎日が過ぎた。当初の驚くような仕事はもう皆無ではあるけど、手抜きであれとりあえず水場の掃除だけでもしてくれるので、割高ではあるけど、なんとなく我慢していたのだと思う。なんか注意するのもめんどくさいし。ただ、その頃は、我慢すれば良いと思っていたのだが、あとあとになれば、なんで我慢なんかしてたんだろう? と思うようになる日が来たりした。
まあ、とはいえ、普通の日本人にとって、雇っているアヤさんをクビにするとか、多分できなくはないが、なかなか実際問題、面倒である。時が来るまで、放っておくことになった。それに漠然とではあるけど、当時引っ越しを予定していて、今度引っ越す時には、良いタイミングなのでそのアヤさんは、アヤさん会社に言ってやめようと思っていた。

事件は、そんな矢先の出来事だった。しかも複数の事件が、同時多発的に次々と勃発したのである。

・【事件1】金貸してくれと言われた事件!

突然、15万バーツを貸して欲しいと言ってきた。何やら、親が入院したとのこと。気の毒ではあるけれど、本当かどうかもわからないし、そんなの知ったことではない。流石にそこまで舐められては困る。金は貸せないと即答した。
これってタイあるあるらしい。カネをせびられるのは結構あることらしい。そして、大概嘘らしい。とはいえ、もし本当だったら、そしてお金に本当に困っているのなら。。。みたいな、カモカモめっちゃ良い人日本人が発動しそうになる。さらに、お金を貸さなかったから病気が悪化したとかそう言うこと言われても、嫌だなあとか、色々と頭をよぎる。本当に日本人ってどこまでお人好しなのか? 

ただ、ここは毅然とした態度をとった。しかしながら、何か、そのあと色々な事件が起きそうな気配がしたのである。

・【事件2】自分の子供についての相談を持ちかけられる事件!

イサーン地方で教員になった自分の娘が、彼氏の子を孕んだとか。いやー、知らんわ~。それでどうしたいのか? 今の旦那には相談できないらしい。これもタイあるあるだけど、子供はお母さんが育てて、父親はいつの間にか居なくなったりすることがめっちゃ多い。男は、何か面倒になると、居なくなるらしい。そんな感じで、母親と子供という形の家族がものすごく多い。そしてお父さんの居所はわからない。 
で、ウチのアヤさんも、自分の娘の本当の父親はもうどこかに居なくなって連絡は取れないとの事。今の旦那との間には子供はいない。今の旦那と出会ったのも最近で、子供の存在は知っているものの、あまりそのことを話さないらしい。なので、今の旦那に相談しても無駄ということだ。子供を妊娠したなら、おめでとうと言っておいた。そしてその会話が続かないように、なるべく避けて過ごした。

・【事件3】頼んでないウチの子の爪を切り、子供深爪する事件!

それは全くこちらが見ていないところで起こった。タイ人はとにかく子供が大好き。これは一般的な話だけど、いや、もしかしたら、僕の周りだけの話かもしれないけど、子供が好きだけど、教育には熱心ではない。つまり、子供はペットみたいな扱いである。とにかく猫可愛がり。教育とか、食育とか、そういうの一切なし。そして人の子も可愛がる。まあ、悪いことではないかもしれない。だからと言って、すごく良いことでもない。
ウチの子の爪切りをしてくれたらしく、もちろん、そんなの頼んでない。善意だとは思うけど。ウチの子も、別に断ることもなかったけど、良い気分はしなかったらしい。そして、深爪になり、痛いと言っている。なんか、嫌な感じである。段々と、嫌な感じになりつつあった。

・【事件4】いつもインフルを持ってくる事件!

コロナ前の話。その当時は、まさかこんなコロナの時代が来るとは思っても見なかった頃。コロナはないけど、もちろん、普通の風邪や、インフルエンザはあった。日本ではインフルエンザは冬場の季節的なものだと思うけど、冬が無いタイは、1年中インフルエンザがある。もちろん、季節関係なく、流行りはある。その、インフルエンザが流行っている頃、必ずアヤさんが我が家にインフルエンザを持ち込んで、子供が感染していた。それもそのはず、アヤさんはしょっちゅう夜はお友達とご飯を食べていて、いつも風邪をひいていたりした。我が家に来ては、マスクなしで咳をゴホゴホしていた。そしていつも子供にハグしたりしていたのだ。これでいつも子供がインフルになった。まあ、もちろん、アヤさんが原因かというのは、証明できないが、もう状況的に明らかだった。マスクもしないで咳がゴホゴホ、そのしばらく後に子供とか、奥さんがインフルになったので。。

・【事件5】ウチに「住まわせてくれ」と言ってきた事件!

何もこのブログでアヤさんの悪口を羅列したいわけではない。もちろん、在タイの方々のブログや、聞いた話などでは本当に素晴らしいアヤさんも居るとのこと。だから、この記事が全体的なことを言っているわけではない。ただ、ウチが経験したことを書いているだけ。もしかしたら、レアケースなのかもしれない。
で、アヤさんだけど、ウチに住みたいと言い出してきた。もちろん秒速で断ったけど。
ただ、かといって、このアヤさんも滅茶苦茶なことを言ってるわけでもない。実は、タイには裕福な家にはアヤさんが住んでいたりする。流石に、在タイ日本人の家でアヤさんが同居している家庭は、聞いたことがないけど。もしかしたら居るのか? 知らんけど。
そういう文化なので、しかも、ウチが住んでいたコンドミニアムには、アヤさん部屋があったので、そこに寝泊まりしたいと考えていたらしい。アヤさん部屋は、テクニカリー、カギも別で入口も別、しかもトイレもあるので、その住人とスペースを共有することなく暮らしていけるといえば、暮らしていける。しかもそのカルチャーもある。そして、アヤさんは、当初、電車とか、運河を行き来する船で通ってきていた。あまりにも遠いので、最近、バンコクのトンロー、プロンポン地区に部屋を借りていたらしい。当然、家賃もかかるので、いっそのこと、ウチに住みたいと思ったのだろう。流石にそれにはNGを出した。

・【事件6】ペットボトルのゴミを外から拾ってきてウチに集め始めた事件!

ある日、納戸のようなそのアヤさん部屋が、ペットボトルだらけになっていた。透明の大きなビニール袋に入っているものの、そのペットボトルはどこかのゴミを拾って集めた感じであった。「またなんか始めたな。」と、思った。それにしても、汚いし、そもそもそのゴミ袋を持って、アパートのエレベーターに乗っている事自体、やめて欲しいと思った。何やら、そのアパートの他の部屋のアヤさんとかとチームを組んでそのプロジェクトをやっているらしかった。ペットボトルは、コーラの液体とかの残渣?が微妙に残ったりしているし、なんだか汚らしい。とにかくやめてもらうようにお願いして、なんとかやめてもらった。ちなみに、そのペットボトルを集めている理由だけど、どこかに持っていくとお金がもらえるらしいとのことだった。そして、そのアパートの他の部屋のアヤさんとかとチームを組んで、いろいろ協力していたらしい。蟻とかもくるし、すぐにやめてもらった。。

・【事件7】モップを洗ってバスタブが真っ黒事件!

モップを洗ったり、雑巾を洗ったりする専用のシンクは、掃除用具が置いてある所にしっかりと備え付けてある。そこで汚れたモップをかを洗うのである。当たり前だけど。

前述したように、アヤさんは普段使っていないサードベッドルームにとにかく籠るようになっていた。ドアを閉めて、そこでいつも電話をしている。ツインベッドの上にはいつも洗濯物が山になっていて、まるで時間を埋めるかのように、ゆっくり、ゆっくりと畳んでいた。急ぐとか、そういうことは全くなかった。そして、サードベッドルームにもバスルームがあり、バスタブもしっかりとついている。そういう物件だった。もちろん、そのバスタブは大きくて、大人が浸かっても全然OKなサイズである。
普段、籠っているし、うちも全く注意もしないので、本当になーなーになっていた。ある日、サードベッドルームに用があり、中に入ると、アヤさんがなんと、バスタブに水を溜めて、汚れたモップをジャブジャブ洗っていた!! 
専用シンクは、掃除用具の方にあるし、いちいちそこまで行くのが面倒だったようだ。
サードベッドルームにこもって1日過ごす予定をしているので、その部屋についているバスタブがアヤさんにとっては便利だったのだろう。

それは衝撃だった。裸で浸かって疲れを癒すバスタブの中が、真っ黒な汚水でいっぱい。思わず、声をあらげて注意した。


アヤさんにとっては、初めて怒られたので、相当びっくりしたらしく、すごく慌てていた。その後、だいたい10日くらいは、真面目にせっせと仕事いていたみたいだけど、時期にまたなーなーな態度に戻った。

・【番外編】子供にキスしたらしい!

まあでも、あんまり事件事件書いていると、読んでいて良い気分しないと思う。なんか、悪意ばっかり書いても、仕方がないかとも思う。別に、アヤさんに悪意は無い。ただ、ウチは性格的に厳しくも言えないし、扱うのがとても苦手だったとしか言いようがないだろう。

良い顔していると、どんどんつけ上がり、怒らないとどんどん浅はかな行動がエスカレートしていく。ポイントは、やはり、怒ることだ。ただ、お互いに良い大人。怒るって言ったって、ウチには無理。つまり、ウチらみたいな日本人には、タイ人の中のヒエラルキに組み込んでいって、そこに入っていくことって、無理なんだ。
で、このアヤさんだけど、実は週3日の午前中はウチに来ていて、その他の時間はそれぞれ別のお宅に行っていた。

別のお宅での、出来事をある日相談されたけど、よくよく聞くと、そのうちの子供にキスをして、お母さんがもう泣いて、ただ泣いているだけで口を聞いてくれなくなって困っているとのこと。家にも入れてくれないし、クビとも言われていないし、ということらしい。そして、怒られるわけでもなくただただ泣いているので、何が悲しいのか良くわからないとのことだった。ウチにはそのお母さんの気持ちは良くわかった。タイ人は、怒りの感情なら何故怒らないのかがわからなかったのかと。そして泣いているから何か悲しい事があるのだろうと…。まるで他人事。自分の行動が関与している意識は無いようだ。

キスって、どんなキスよ? と、思った。
そのお宅は日本人のお宅で、普段はお母さんと赤ちゃんが家にいるらしい。旦那は、仕事に出ているし、出張も多くてそもそも家に帰宅しないことも多いとか。
で、そのキスって、どういうこと? と聞いてみた。ほっぺにチュみたいなの?と。そうしたら、口にキスしたらしい。それを、お母さんに見られて、もうそれはそれはショックを受けたとのことだ。

自分の赤ちゃんが、タイ人アヤさんに口にキスされた。。。

若い日本人お母さんには想像を絶することだったのだろう、そのお母さんにとっては。しかも、旦那は居ないのだろう、近くに。まあ、そのアヤさんの子供への猫可愛がりを見ていれば想像はできる。ただ口へのキスって………。


アヤさん、どうして良いのか、困っていた。このまま、そのお宅にしれーっといつも通りに、何事もなかったかのように通うべきなのか、それとも、もう行かないほうが良いのか。。。??


ぶっちゃけ、そんなの知らん。と思った。
行くのも良くないし、行かないのも良くないだろう。どうしようもないとは、このことだ。それにしても、ひどい話だ。


|徐々にストレスが多くなる

こうして。タイに良くも悪くも慣れてくると、だんだんストレスも多くなってきた。そうこうして過ごしているうちに時は流れ、コロナに突入した。

僕自身の仕事にも大打撃で、金銭的にも苦しくなるなど、色々と打撃が重なった。駐在の人の中には、アヤさんも会社持ち、みたいな人もいるだろうけど、ウチは違う。それにしても、タイでの暮らしを有意義にするためのアヤさんが、それによって苦しくなるなんて、本末転倒も良いところだ。

お金も高い

アヤさんにかかる代金を会社に請求できる駐在さんも多いらしい。だがウチは違う。何度も言うけど…。笑

駐在ではないし。もちろん自腹で、週3回で月に6000バーツと言うお金を支払っていた。もちろん、当初のような驚くような仕事をしてくれれば、そのお金もまあ、無駄ではないかとは思うものの、こんな事件ばかり重なっているのでは、ストレス溜まるばかりで、さらに出費なんて言語道断という感じがしてきた。

またさらに折からのバーツ高で、割高感がさらに増してきたのだ。もう、このアヤさんをお願いする理由もどこにも見当たらないという雰囲気にさえなってきたのだ。

すごく休むようになった

おそらく元々働くのが嫌なのだろう。これはタイあるあるだ。タイ人を使うというのは、本当に難しい。それは日本企業の駐在の方で、タイ人のマネジメントをしていた方なら、よく知っていること。日系の飲食店で働いているタイ人を見ても分かる通りだ。タイ人の仕事態度について語り出すと、また記事を2、3個書かないと書ききれないので、ここでは割愛するけど、とにかく働くのが大嫌い。もちろんすべてのタイ人がそうではないけど。働き者のタイ人も少ないけど知っている。

まあ、もちろん、仕事というのは日本人だって嫌なこともあるけど、タイ人は、仕事そのものが大嫌い。言い換えれば、仕事をしているだけでも偉いという感じである。

で、アヤさんもすごく休むようになった。とにかく、休みがちになったのだ。そして、コロナが本格的に始まって、つまり、2020年はじめの頃のこと。もう、自分の仕事もやばいし、ストレスマックスで、住んでいたトンローのアパートも家賃が高いので、少し遠くの駅に引っ越そうかと思っていたのだ。


アヤさんの上手い使い方について

話はそれるけど、ある日、タイ人の古い友人の家に呼ばれて、ホームパーティに行った。実はタイに来る何年も前に、アメリカに住んでいたことがある。その時に友達になったタイ人がいる。そのタイ人とは、アメリカで同じ学校に通っていた。その当時はもちろん、まさか自分が将来、タイに住むことになるなんて、200%も思っていなかった頃だ。たまたま友人になったのがタイ人だったのだ。

その古い友人のタイ人は、僕がアメリカから日本に帰ってもアメリカに残って仕事していて、今でもアメリカに住んでいるのだ。その友人が、里帰りでバンコクに帰ってくるということになり、数年ぶりに連絡があった。そこで、その友人は自分のタイ人の友人たちを呼んで、ホームパーティをやることになり、自分も呼ばれたので、伺ったことがあるのだ。


大きな豪邸の庭で、バーベキューをやった。その友人のタイ人たちは、医者や客室乗務員や、外資系企業で働くエンジニアなど。そしてその友人の両親や親戚は、アメリカ、日本でタイ料理レストランを長年経営していて、リタイアした人々だった、恵比寿で長年タイ料理レストランをしていたという、親戚のおじさんおばさんが、タイ料理を作ってくれた。それはそれはとても楽しい時間だった。その時、そのお宅にメイドさんがいて、手伝っていた。ひっそりと、裏方として、お手伝いをしていたが、何の悲壮感もなかった、また、おじさんおばさんたちが、そのメイドさんに、上から命令していて、メイドさんはその命令に従っていた。


その命令の仕方だけど、これが学ぶべきポイントである。

上からではあるけど、どこか愛情も感じるような言い方で、メイドさんも何となく、ハッピーな雰囲気というか、決していやいやという感じでもなかったのだ。その命令の仕方だけど、本当に慣れている雰囲気で、それは日本人には真似できない。日本人は、どうしても、良い顔しようとしちゃうので、お願いするときのキリッとした、毅然とした、かといって冷酷でもなく、しっかりとした愛情も持ちながらお願いするというのは、できない。


この光景を見て、なるほど、、と、思ったのだ。これだと、僕みたいな日本人は、ナメられるだろうと。。かと言って、真似できないし、つまり、日本人は、少なくとも、僕は、メイドを使ってはいけない人物なのだと思った。

身の丈に合った、地に足をつけた生活をしよう

コロナ禍が本格化して、実は遠くに引っ越した。遠くというのは、トンロー、プロンポン、アソークといったような、日本人村から遠く離れた場所という意味だ。

バンコクの端っこくらいに引っ越すことにしたのだ。理由は、家賃が半分くらいで住むからである。もちろん、物件は綺麗で2ベッドルームで十分な広さで、ジムもプールも付いている。こんな物件が、日本人村から離れれば、半分の家賃で住めるのだ。しかも、近所は欧米人が多い。なるほど、欧米人は何もフジスーパーとか日本人学校とか、サミティベート病院の近くに住む必要もないし、こういう、リーズナブルな家賃の地域に住んでいるのか、、と、思った。

日本人駐在だけが、会社からの補助ととか、会社の人と同じアパートとか、日本人学校のスクールバスルートとかに住んでいるわけであって、物件側も日本人は会社の補助で家賃を払っているのを知っているので、コロナ禍だろうと、家賃を下げたりはしないで、強気のままなのだ。

で、その引っ越しを好機と考えて、アヤさんサービスの打ち切りを宣言した。こちらとしては、良い理由になったのだ。ダメ出しする必要ない。良い理由になった。

辞める時に、アヤさんに退職金というのを払うカルチャーがあるらしい。これも馬鹿馬鹿しい風潮だ。おそらく昔に、良い顔したい日本人駐在が始めたカルチャーなのかと思う。本当にアホらしい。仕方がないので、それも支払いした。そして、やっとのことで、縁が切れたのだ!!!

引っ越してからは、掃除洗濯はもちろん、自分達でやらなければならないが、そもそも日本では元々自分達でやっていたので、特別に苦にはならなかった。
ああ、これが、身の丈に合った生活なんだ、と実感した。身の丈に合った家賃。身の丈に合った生活だ。

お金を払ってお願いをしているアヤさんから、解放されるというのも、変な言い方だけど、実際問題、解放された。これが、タイに来て、駐在でもないのに日本人だからと言って、調子こいてアヤさんを頼んだウチらの顛末である。



2022年4月10日日曜日

「コロナ? あっそ。タイレノールでものんで寝てなよ。」となる日が決まった。

今日たまたまバンコクのスクンビットにあるホテルのロビーを通った。フロントには、30人くらいだろうか、大きな荷物を携えた人々がチェックイン待ちの行列を作っていた。ほぼほぼ欧米人の団体だった。団体と言っても、別に中国人団体旅行のようなグループではない。個人個人、あるいは少数のグループからなる人々の集合であった。いよいよ、タイもコロナからの脱却が始まったという感じがするのである。
人は、生きていく上で、いろいろな変化を求めるものだと思う。海外に住んでみたり、留学をしたり、転職をしたりというような人生を左右するような大きな変化もあれば、海外旅行のようなちょっとした体験も常に求めている。これが平和の証ではないだろうか。奇しくもコロナ禍において戦争が勃発している地域もあるので、旅行客を見て平和の尊さを実感することがひとしおである。

人生変えるコロナ

海外旅行をするために貯金をしてみたり、そのために一生懸命に働いてみたり、そうしながら平和な世の中は動いてきた。コロナ前までは。
コロナで本当に全てがやられた。考えてみると、例えば、丸2年以上の歳月を人々は耐え忍んできたのである。そして人生における変化の機会を逸した人も沢山いる。
思い切って清水の舞台から飛び降りるような決意で留学をした人は、この2年、大学もほとんどリモート。友人の子供も、アメリカに行ったのに家でウェブで授業受けてるみたいな状態で、もう2年以上経つ。日本の大学にしても、1年生、2年生は日本でいえば、日本の独特のカルチャーかもしれないとはいえ、大学生として、バイトとか恋愛とか、いろいろな出会いや楽しさを謳歌しても良い時期である。それがこのコロナ禍でままならなかったということになる。
webでできるのと、webでやるべきなのか?とは、意味が違う。
例えば、エキスポみたいなのもずっとウェブ開催みたいな感じになっていたけど、確かにウェブでできるといえばできるけど、モーターショーなら現地に行って綺麗なおねいちゃんコンパニオン(言い方合ってる?)とか生で見たくないか?
学会とかも、地方の大学主催でも、ウェブでできるからわざわざ行かなくても良いっちゃ良いけど、その土地を訪れて、美味いものでも食ったり色々するのが、学会ではないのか?
パンデミックが終わってもこの先もずっとリモートOKの企業とか、誇らしげに宣言しているけど、オフィスに通って、会社の帰りに待ち合わせして店とかに行ったりするのも、人生ではないのか?

webでできるけどwebでは良くない

男女の出会いもティンダーだったり。別にティンダーが悪いとは言わないけど。
昔でいえば、「出会い系サイト」という響きで、なんだかネガティブなイメージもあったけど、Appといえば、なんか、正当化されるこの風潮。
カジノだって、そこにいくのが楽しいよね。オンラインカジノもありっちゃありだけど、実際にそこに行かないと、つまらないよね。

それが、いよいよ、世の中が動いてきた。
ホテル業界とか、旅行業会とか、航空業会とか、このような業界は平和産業と言われていて、この業界が発展する条件として、大前提が平和であることがとても大事なのである。
それにしても、本当にコロナにはやられた。
ただ、やられたやられた言っていても何も始まらない。パンデミックも終わるので、それを取り戻すためにも、色々と旅行に出たり、出張に出たりした方が良いのではないだろうか。
タイでは4月からいよいよソンクランが始まる。ソンクランというのは、タイの正月を意味していて、みんな地元に帰る。ソンクラン休日は仏暦で色々とその年によって変化するのだが、3日間の休日になる。
今年のソンクラン休日は4月13日(水曜日)から始まって、4月15日(金曜日)までということになっている。来週である。例年であれば、コロナ前であれば、このソンクランに合わせてタイを訪れる観光客も沢山いるのだ。
その中でも特に注目されるのが、バンコクのカオサン通りのソンクランである。カオさん通りというのは、バックパッカーの聖地である。タイを訪れるバックパッカーはものすごく沢山いて、このカオサン周辺にホステルや簡易宿など、欧米から来た人々が集中するのだ。そして、ほとんどが若い人たちなので、カオサンで出会ったりする、そういう旅行者のオアシス的な場所である。毎年ソンクランは本当に盛り上がる。まるで、六本木とか西麻布のクラブに居るような欧米人の若者たちが、みんなで水を掛け合って、クレイジーな集団と化すのである。日本人駐在ファミリーは、ソンクランの時には気軽にカオサンに子供とかを連れて行かない方が良いと思う。なぜなら、本当にクレイジーなのだ。人だかりで芋洗状態と化す。カオスである。マジで危ない。
そんなクレイジーなソンクランフェスティバルを、カオサンで今年はどうするのか?タイの政府は先頃、3月末に、結局今年もカオサンでは水掛家祭りは無しという決定を下した。まあ、妥当と言えば妥当な判断ではある。これで3年連続、水掛祭りがない。タイに移住してきて2年以下の人は、あのクレイジーなカオスを知らないことになる。妥当というのは、まず、タイでは、

2022年7月にエンデミックに移行する

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他の東南アジア諸国もそうなのだが、タイもコロナをエンデミック扱いにするらしい。

エンデミックにするというけど、コロナはコロナで同じであるが、パンデミックからエンデミックにして何が変わるのだろうか?と、思う。
変わるのは、ズバリ、コロナの扱いである。つまり、エンデミックになったら、コロナは、

「マジ!! コロナ!! 大変だ」となって、入院したりアビガンを沢山飲まされたり、隔離されたり、病院でタイなら数万バーツを支払う羽目になったり(これはもう既にないみたいだけど)仕事に行けなくなったり、学校に行けなくなったり。。。

という扱いから ⏬

「え、コロナ。あっそ。タイレノールのんで寝てなよ」という扱いに変わる。

そんな時代が来るのが、もう目の前。 ♫あの季節が、今目の前〜(真夜中のドア風)

7月にエンデミックになる(これも予定だけど)ので、4月のソンクランには間に合わないということなので、水掛祭りが無しということなのだ。

ということで、明日から少し旅に出ることにしている。

2022年4月9日土曜日

国際社会で衝撃的に貧乏になる。今すぐ海外に出る必要がある。

 日本人で日本円で給料をもらっている人は、今後世界でますます辛い立場になる。このままでは。

例えば、日本人の平均年収はこちらのサイトでは https://doda.jp/guide/heikin/age/

30代 437万円

40代 502万円

とのこと。バーツに直すと、今、この時点(2022年4月8日)で、1バーツは3.71円とのことなので、下記のようになる。

30代 437万円 = 1179116バーツ →  月給98230バーツ

40代 502万円 = 1354500バーツ →  月給112875バーツ

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いずれにしても、タイバーツに換算すると10万バーツ前後の給与が、日本においての、日本人の平均と同じくらいという計算になる。

この給与水準で例えば、バンコクで家族で住む場合、家族向けの物件の家賃は大体安くて月々5万バーツ。子供が居た場合、1人につき日本人学校の学費は初年度は入学金含めて30万バーツで、2年目からは大体1年間に15万バーツくらいになる。

つまり、家賃と学費で、初年度は90万バーツかかる。

こんなにかかったら、日本円を稼いでいる限りは、とてもじゃないけど、タイでは生きていけない。物価が安くて住みやすいなんていうのは、遥か昔の話である。

ただ、独り身なら良い。

ていうか、独り身でないと、無理。

日本企業の駐在は、家賃も学費も会社負担になるので、日本企業にしがみつけば、やっていける。

しかしながら、日本企業の駐在ではなく、自分から海外に住もうと思った場合は、もう、日本円で稼ぐのではなく、外貨で収入を得なければならない。

駐在ではなく、現地採用の日本人の給与は大体6万バーツから10万バーツくらい。独り身なら、住む物件も家族向けである必要はないので、日本人学校のスクールバス路線内ということも考えなくて良いから、少しローカルに移れば、贅沢しなければワンルームで1万バーツあるいはそれ以下の家賃で綺麗なプール付きのアパートを借りることも可能である。

ただ、独り身なら。


もし、家族で、駐在ではなく、バンコクに住んで子供を育てるなら、共働き必須。それでも、若い家族は、大体6万バーツの給与をもらっても、やっていけない。

よほど、自分で何かビジネスをして稼ぐとか、あるいは現地採用でも、日本企業ではなく、タイのグローバル企業で就業すれば少しは上かもしれないけど、現地採用でなおかつ日本と関係ないグローバル企業にタイで就業できる日本人がどれだけいるだろうか?

問題は、日本企業の給与はとにかく安すぎることである。そして日本人の給与が安すぎる、さらに日本の物価が安すぎるのだ。

日本に住む外国人が、物価の安さを実感するのが、今まさに、日本で起こっている出来事である。

タイ人でさえ、この前、日本のスタバは安いと、言っていた。


このまま日本にいて日本円を稼いでいると、どんどん貧乏になる。

2022年4月8日金曜日

タイの野良猫が幸せな理由

 タイの野良猫はある意味幸せである。冬がないし、暖かいし、食べ物がたくさんあるからだ。


日本の野良猫は非常に厳しい環境に置かれている。まず、冬は寒く、街は整備されているので野良猫は食べ物が少ない。さらにやたらと餌をやると色々な方面から非難されるので、日本の野良猫は餌が少ない。地域猫という仕組みやTNRなど、色々と猫にとっては面倒な仕組みが存在する。

別に、TNRとかそういうのに反対しているわけではない。結果的に不幸な野良猫を増やさないことにつながっていることも理解している。日本は、社会で野良猫を守っているのだ。なので、日本でやたらと野良猫に餌をやったりしているおばさんとかおじさんを見かけると、「無責任な人だな」とか、「あの人前から変わってるもんな」とか、「色々何も知らない人なんだろうな」みたいな、兎角ネガティブな印象を周囲に与えることになる。実際、日本でやたらと餌をやっている人を見ると、自分もそう思う。

自由なタイ

ところが、タイでは、そういうのは無い。

まず、みんなが餌をやる。タイ人は、色々と深く考えていない。猫を見れば、「あーかわいい」みたいな感じで、感情のままに餌をやる。


考えてみると、良く無いのかもしれない。

タイとは言え、猫が増えれば、不幸な猫も増える。それに、餌もちゃんとしたキャットフードなら良いけど、人間の食べ残しなんかをやたらと与えると、肝臓や腎臓にダメージが。日本だったらそう考えるだろう。しかしながら、タイでは、そういうことまで考える人は、まず居ないだろう。だから猫がそこら中にいる。

アパートとかコンドミニアムがあるとすると、そこには警備員の小屋とかがあると思うけど、その裏とかに必ず猫が居る。しかも首輪をしていたりする。誰かが首輪をつけているのだ。

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タイの猫が幸せな理由

  • 冬がない
  • 餌がそこらじゅうにある
  • TNRがない
  • タイ人は猫好きが多い
  • 都市の整備がイマイチなので、住む場所がたくさんある

タイの猫は、幸せなのである。