2025年7月3日木曜日

タイ米餅米のおこわ

大体、サイクローイサーンと言われているソーセージとか、焼き鳥とか、ムーピンというココナッツ味をつけた焼き鳥的なものには、まあ、カオニャオと呼ばれている餅米がつきもの。 焼き鳥とかムーピンとか、ガイヤーンなどを買うと、大体、「カオニャオ?」と、聞かれるのです。

カオニャオ、美味いけど、炭水化物だしなあ。ま、少しならいいか! みたいな感じでいつも買ってしまいます。そう思いながらも、屋台のおばちゃんの「カオニャオ?」の問いかけに、ついつい頷いてしまう自分がいる。まるで催眠術にかかったかのように。

でも日本でいうおこわのように、タイ米の餅米で、小豆で炊いたおこわは、これもまたうまい。なんかこう、タイ米の餅米は、プチプチしながらも、モチモチしたスティッキーライスという感じです。一粒一粒が独特の食感で、噛むほどに甘味が広がって、もう止まらない。

まあ、タイの屋台の人は、何か、保温できるクーラーみたいな箱に、ラップに包んだ1人用のカオニャオをいつも仕込んでいます。それは大体10バーツくらいで、少し暖かいです。その保温箱を開ける瞬間の湯気と、ふんわりした香りがたまらない。

そして気がつけば、毎日のように屋台に通い、毎回「今日はカオニャオなしで」と心に決めながら屋台に向かい、結局「カオニャオ?」と聞かれると「はい」と答えている自分。

まあ、そういう日は、体重計には乗りません。

「あれ?なんでだろう」と首をかしげながら、その日もまた屋台へ向かい、「カオニャオ?」の問いに、条件反射のように「はい」と答えている自分がいた。カオニャオの魔力、恐るべし。






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