バンコクにはスタバがとにかく多い。
他のカフェに比べるとメニューは割高な気がする。そしてお客さんもピーク時にはそこそこ入っているけど、日本に比べれば少ない。特に朝なんて、本当にガラガラの店舗がある。コロナだからだろうか? きっとそれもあるだろう。
他のカフェ、例えばタイによくあるのはカフェアマゾン、インタニン、ワールドコーヒー、ブラックキャニオン、などなどが挙げられると思うけど、やっぱりスタバは少し高い。日本でいうドリップは、タイではアメリカーノで、トールサイズで110バーツする。今まさに円安が進んでいるので、日本円で本日でなんと434円!!
110バーツという値段は、タイ人にとっては、例えば屋台でご飯を食べようと思えば高くても50バーツなので、日本人の感覚では、安いランチ2回分よりも高い。吉牛の並とか、立ち食いそばに2回行くよりも、スタバの小さいサイズのコーヒーが高いという感覚だろうか。
バンコクでは、本当に中心地では例えば、BTSの駅で言えば、1駅1駅毎にある。大きなオフィスビルには必ずあって、モールにも絶対にある。病院にもある。そんなスタバだ。
タイのスタバは、広々としている。
— アユタヤ海老 (@ayutayaebi) September 8, 2022
この空間は、素晴らしい。他のカフェより高い理由は、この空間に価値があると思うことにしている。
そもそも初期のスタバのコンセプトは空間の提供だったのでは無いだろうか。日本に上陸した当時も、スタバ店内は広々としていて、それまでに日本にあったカフェとは格段の違いを示していた。
ところが、最近のスタバはいただけない。何がと言えば、すごく狭くレイアウトしているところだ。スタバのドトール化が日本では進んでいるように思う。
それが、バンコクでは、まだまだ初期のスタバのコンセプトに忠実と言えるのかもしれない。なぜなら、こんなに広々とした空間を提供しているからだ。しかもWi-Fiは普通に飛び交っている。
バンコクにいるノマドワーカーは、スタバに集結しているのだ。この空間、そして居心地の良さからであろう。