2021年12月18日土曜日

独特としか思えないタイの日本人社会

海辺のテーブル
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なんだか最近、ブログの表紙の写真が、小さくなってしまっています。原因不明です。不明というか、究明をしていません。めんどくさくて笑

なので、このままで行きます。

後々、勝手に治らなければ、テンプレート変えようかなとも思っています。


タイにある日本

タイに住んでいる日本人は6万人とも7万人とも言われています。ほとんどが、駐在や現地採用という、日系の企業に勤めている人たちです。グローバルカンパニーに勤めていて、たまたまタイに辞令が出たという人も中には居ますが、ものすごく少数です。あと、起業した方はそれよりは少し多いです。それとリタイアしているロングステイの人々です。

駐在にしろ、現地採用にしろ、圧倒的マジョリティの日系企業関連の人々は、バンコクまたはシーラチャに固まっています。

日本人コミュニティには、日本語で全て暮らしていけるような社会が出来上がっています。衣食住全てです。

ですので、何をするにも、まず大前提に「日本人」というステイタスが前提にあります。これはタイ独特かもしれません。

例えば、バンコクよりも日本人が多いロスアンゼルスであれば、何も日本人という前提があったとしても、現地の人はただ「それで?」としかなりません。もちろん、現地で日本人向けのサービスを展開しているビジネスもたくさんありますが、バンコクみたいに日本語で全て完結するということではないかと思います。

それだけ、タイの中の日本というのは、独特です。病院も、スーパーマーケットも、不動産も、旅行に行くのも、食事に行くのも全て日本語で完結できる仕組みが、タイにはあるのです。欧米人とも違うし、タイ在住の外国人は、「日本人」と、「日本以外の外国人」というように分けても良いかもしれません。

さて、この、タイにおける日本人社会で何が起きているでしょうか?

僕はいつも、斜めから見ています。もしかして嫌なヤツ? かもしれません。笑

これは僕の経歴に理由があるかと思います。新卒で入社した会社を10年で辞めて、勝手にアメリカに行きました。会社とかではなく、自分で勝手に手続きして、勝手に行ったのです。そこでは州立大学に入学しました。それも、交換留学制度とかではなく、勝手に手続きました。

帰国後日本では、外国人比率が80%を超える環境の会社で仕事をしておりました。日本ですけど、外国人の方が多い組織でずっと仕事をしました。10年くらいやって、社長も経験しました。部下もオーナーもみんな外国人でした。アメリカ人を面接で何人も落としたりしました。

バンコクに来たのも、駐在でもなく、現地採用でもありません。アメリカ人がバンコクに作った会社の立ち上げとして来たのです。ですので、何から何まで、アメリカ人向けのサービスを経験しても、日本人向けのサービスはバンコクであまり経験しておりません。

何が言いたいかといえば、僕はタイに住む日本人ですけど、感覚は、タイに住む欧米人です。自慢でもなんでもありません。むしろ、駐在の日本人の方が羨ましく思います。なぜなら、バンコクで、日本人向けサービスほど至れり尽くせりの環境は無いからです。

例えば、家賃です、それに子供の学費です。僕は、会社からもちろん、一切の補助なんか出ません。自分で稼いでいるので、そもそも、自分のお金を使わなければなりません。

そのためにか、どうかわかりませんが、非常にシビヤな目で物事を観察しなければならなくなりました。

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駐在でも無いのに。。

バンコク初めて来た時には、右も左もわからず、サポートしてくれる人も居ないので、とりあえず、検索したら日系の不動産屋さんが出てきて、その会社のおせわになりました。最初の住まいは、トンローで、7万バーツの家賃でした。周りが日本人ばかりなので、多分、こんなもんなんだろうと、思っていました。

それが、間違いのもとでした。すっかりと、資金が減っていきました。

後々、多くの日本人の駐在で家族で来ている人は、会社から家賃の補助がほぼ全額出ているということを知りました。「マジか」と思いました。僕みたいに自腹で7万バーツの家賃払っている人、居ないよな。と、感じるよいうになり、契約満了で引っ越しました。

アヤさんサービスを利用していて、辞めてもらうときに退職金なるものを請求されました。訳のわからない制度だと思いました。なんじゃそりゃ? なんでメイドサービスに退職金払わないといけないのか? 意味不明でした。 

多分ですけど、昔々、日本の大手企業がタイ市場を開拓し始めた頃に来た駐在員は、会社の中でも偉い人で、そういう人にメイドがついて、さらにさらに、いつのまにか普通の平社員の日本人向けにも、アヤさんが良いビジネスとなって定着したのかと思います。

駐在員も、特段スキルも高い人ではありません。英語もできない人もたくさんいますし、タイ語ももっと難しいです。要するに、普通のサラリーマンが、タイに来たという感じの人が多いです。日本人の平均年収は、400万円くらいらしいですけど、まあ、普通にそこそこの会社に勤めていて、30歳代とかなら、500万円から700万円がアベレージかと思います。駐在すると、聞くところによると、諸々込み込みで倍くらいにはなるらしく、突然、1000万円以上の収入になり、さらに家賃も子供の学費もタダ、ドライバー付きの車、メイドさん。。みたいな慣れない生活にはしゃいでしまって、多分、最初にお金持ちになっちゃったと勘違いした誰かがアヤさんに退職金を払ったのかと思います。

僕はその辺りを斜めに見ていて、そもそも、メイドさん必要? と思っていたのです。とはいえ、なんか家事とかやってくれるなら奥さんも楽だし、タイではみんな使っているのなら、ちょっと利用してみようか。。と思って、アヤさんサービスを利用しました。そのアヤさんは中年のおばさん。すごく良い人でしたが、タイ人あるあるで、子供にハグしたりします。それだけならまだ良いですが。。。

出禁になったというアヤさん

ある日、そのアヤさんに相談されました。実は、ウチは週に3回、午前中だけ来てもらっていたのですが、別の時間に、別の日本人のご家庭に行っていて、そのご家庭での出来事についてです。実は、そのご家庭には赤ちゃんがいまして、目が離せない状況で、それもあって、そのご家庭ではアヤさんを頼んでいたのかと思います。ある日、そのアヤさんが、そのご家庭の奥さんにものすごく怒られて、もう2度と行けない状況、つまり出入り禁止状態になったとのことでした。

何をしたの?と、聞いたら、子供にキスをしたらしいです。

まあ、赤ちゃんの面倒も見てるし、あれかなあ、、、と思いながらも、でも日本人ならしないよなあ。。。とか、色々考えながら、よくよく聞いたら、チークキスみたいなハグの延長ではなく、口にしたらしいです。

ドヒャー! と、思いました。僕の奥さんは、そもそも実のおばあちゃんにさえ、そんなことをさせません。バイキンとか入るし。

それでどうなったの?

と、聞いたら、奥さんにその現場たまたま目撃されたらしく、突然、その奥さんが逆上した後に延々と泣き始めたということでした。

ただただ奥さんが泣いているだけで、そのアヤさんは意味がわからずにいましたが、とりあえず、そこのご家庭にはもう行けないということは悟ったそうです。

。。。

朧げながら、真価に気づき始める

そうこうしているうちに、僕もだんだんバンコクのことがわかるようになり、仲の良いタイ人友人もできて、色々とアドバイスをもらえるようになり、とにかく、その、バンコクの日本人が密集している地域を脱出しました。その時にアヤさんも解約しました。ちょうどコロナ禍ですし、コロナで財政状況が悪くなったので、という理由をつけました。払いたく無いけど、退職金なるものも支払いしました。

そして、日本人のほぼいない郊外に引っ越しました。

奥さんは、実はアヤさんが居なくなって、スッキリしていると言っています。調子に乗ってアヤさんを利用したものの、途中からなんかやだなーと思っていたらしいです。というのも、子供がインフルエンザを移されたりしたことが、2回くらいあったからです。それに、だんだん慣れてくると、タイ人あるあるですけど、ものすごく手抜きになるのです。僕も奥さんも、怒ったりしないので、これもタイ人あるあるで、大人でも、怒られないと仕事も手抜きになるのです。逆にいうと、怒ると仕事します。笑 

まあ、ですけど、相手も大人ですし、いちいち怒るのも、、、という思いで、そのままでした。そうこうしているうちに、全く仕事しなくなり、LINEでいつも誰かと喋りながら、適当に掃除していた感じです。

細かい話、ダイニングのテーブルも、トイレの床も同じ布巾で掃除したりしているので、それも、最初の頃は注意して、別に分けてもらっていましたが(当たり前ですが)、だんだん慣れてきて、こちらからも何も言われないし、怒られないということがわかると、すぐになーなーになります。

そのうちに、奥さんは、それがストレスになり、怒るのも嫌だし、お金払ってストレスなんて、本末転倒だと思い始めました。さらに、そもそも、僕らは、そんなメイドを雇うなんていう身分だろうか? という、素朴な疑問も持ち始めました。

タイに来て、200平米のコンドに住んで、ちょっと浮き足立っていたこともあるのです。たまたま最初に住んだ今度は、築年数は古く、その代わり、広々としていました。そのうちにコロナになり、実際に僕の商売も打撃を受け始めていたし、それもあって、思い切り郊外に引っ越したのです。

引っ越した先は、全く日本人の居ない(実際少しは居る)、そしてどちらか言えば、欧米人の多い地域です。欧米人が多いというのは、特別ではなく、バンコクでは、中心から少し離れた、家賃の安い地域には、欧米人が多いです。

そして、広さもそこそこの(ていうか広くない。狭くは無いけど。)物件に、今までの家賃の半分以下で借りることにしたのです。

住めば住むほど地に足がついている感じがします。

日本人学校に行っている子たちは、バスのエリアから離れているので、そもそも郊外に住むのは難しいです。さらに、日系企業のお父さんは、朝、子供を日本人学校に連れて行くのも、仕事があって難しいです。そういうこともあって、スクンビットエリアに固まっています。

ところが、幸いというかなんというか、僕は駐在では無いし、子供は日本人学校では無いので、朝は僕が送り迎えできるので、そういうこともあり、引っ越しができました。

ただ、ここでよく考えてみました。

これって、タイに家族で移住して来ている、日本以外の人々にとっては、当たり前のことなのです。自分たちで好きなところに住んで、自分でどうにかするって、当たり前です。

そういうこともあり、タイの日本人コミュニティは、独特な進化を遂げるのです。これからも多分そうです。

2021年12月15日水曜日

「なんちゃって海鮮丼」を食べてみたら…

海外によくある、外国人経営と思しき日本食レストランで、海鮮丼(と言っても乗っかってるのはマグロとサーモンだけですけど。そしてなんといくらも少し。。)を食べてみました。

海外によくあるなんちゃって日本

アメリカにいた時もそうでしたが、今バンコクに居て、とにかく日本食に溢れています。

そもそも日本人も圧倒的に多い都市なので、日本人経営、または日本人が運営に絡んでいる日本食レストランは、とても安心していただけます。

そしてお客さんも日本人が多いです。

ただし、そんな中でも、少し中心地から外れると、

名前からして怪しい寿司屋や、日本食レストランが頻出します。

日本人のお客さんは、ほとんど居ないです。もし、日本人がお客さんで居るとしたら、タイ人友人に連れてこられて間違えて入っちゃったとか、あるいは物好きなYouTuberとかかも知れません。

とにかく、タイは親日国ですから、

日本の食だけでなく、文化そのものが大好きなタイ人がとても多いのです。ですので、先日のKai wanもそうですが、なんちゃってだろうとなんだろうと、日本食レストランにタイ人のお客さんは多いです。

さらに最近は2年にも及ぶコロナ禍において、たとえ日本人が経営に絡んでいる日本食レストランであったとしても、客層ターゲットをタイ人にシフトしているケースが多く、この前ある日系居酒屋で日本人店員さんに聞いたら、最近は99%がタイ人のお客様、、ということでした。

タイ人顧客がたくさん訪れて、むしろコロナ以前と変わらず繁盛している店もあったりします。

そして最近は、コロナ対策よりも経済対策に舵を切ったタイです。たくさんの外国人観光客が戻りつつあります。

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経済に舵を切るタイ

現状は、日本人よりも欧米人観光客が圧倒的に多いです。なぜかといえば、多分、隔離が影響しているのかと思います。

現状においても1週間は隔離が必要で、そもそも必要書類も多いです。

この隔離期間を経て、なおかつその後も観光できる人々って、なかなか日本人には居ないのが現状ではないでしょうか。

日本人なら、仕事を休めてもせいぜい長くて1週間とかではないでしょうか? であれば隔離で終わってしまいますよね。

したがって、なぜかはよくわからないけど、長い休みのある欧米人の方が、現状圧倒的に、観光客としては多いです。

で、そのなんちゃって日本食レストランにも、タイ人に加えて、

欧米人も押し寄せております。


先日、なんちゃって日本食レストランの外のテラス席のテーブルに、アサヒの瓶ビールだけ飲んでいる白人のおっさんがいました。

日本食レストランですけど、とりあえず座って、とりあえずビールだけ注文したという感じかと思います。

タイでは、シンハかチャンとかレオがビールとしては主流の中、アサヒが飲みたかったのかも知れません、このおっさんは。

もしかしたら、日本のことをよく知っている人だったりするかも知れません。ちなみにですけど、タイに結構長いこと滞在している白人、欧米人の、日本滞在経験率は結構高いです。

つまり、タイが好きな欧米人って、ほぼほぼ日本も大好きで、過去に日本で暮らしたことがある。。という人がたくさん居たりします。

そうです、実はバンコクにある日本食レストランって、結構日本食が恋しい欧米人もターゲットだったりします。

ところで、そのなんちゃってレストランの一つで食べた海鮮丼ですけど、普通に美味しかったです!!

マグロとサーモン丼


これなら、また来ても良いかな? と思いました。

2021年12月14日火曜日

日本で起業してバンコクの郊外で日本向けに仕事する

屋台
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日本で起業して、あるいは個人事業主としてある程度のビジネスを固めた後に、タイに来て、バンコクの中心から離れたところに住んで、その日本でしていた仕事をリモートでするというのは、賢い生き方です。

日本において、起業まで行かなくても、個人事業主のままで良いかと思います。そのビジネスを、バンコクの郊外からリモートでやるのです。

しかるべき方法が、いくつかあります。ビザのことや、税云々は、適切に行います。いろいろなケースがありすぎて、一概にこの方法ということはできません。

そのステイタスを得た上で、実際にタイで住むなら、やはり中心地ではなく、郊外が良いのでは無いかと思います。

郊外が良い

仕事場所は、格安で借りた、マンスリーのアパートでも良いですし、カフェでも良いのです。

タイにいれば、バンコクでもどこでも、もう、無数のカフェがあります。タイに来るまでは、タイ人がこれほどまでにコーヒーが好きな人たちだとは思いませんでした。ただ、タイ人はコーヒーもそうですが、カフェメニューでその他のドリンクも大好きです。例えば、抹茶オレとか、タイティー、さらに種々のカフェドリンクメニューです。タイ人は、SNSに頻繁にそういったカフェを載せて、楽しんでいます。

タイにいて、ノマドワーク的な、つまり、パソコン一つで仕事するには、カフェが最適です。

cafe

さらに良いことに、通常、

カフェには高速Wi-Fiがブンブン飛んでいるのです。

もう、wi-fiが街中にビンビンです。これは、ノマドワーカーにとって好都合です。

ノマドワーカーといえば、最近はITノマドのことをさしますかね。パソコンひとつでコード書いたり、webを制作したりしている人ですよね。

こういう仕事なら、もう、バンコク、そしてタイはノマド天国とも言えるでしょう。

別に移住までしなくても、3ヶ月は観光ビザでもOKです。

ワンルームマンションのマンスリーレンタルも、1ヶ月5000バーツも出せば結構良い物件が借りられるのです。

最近はしかも、その3ヶ月のビザを2回まで延長できるタイプのビザが出ております。ということは、270日までいることができるのです。

これは朗報ですよね。ほぼほぼノマドビザと呼んで良いかも知れません。

PETOKOTO FOODS

何も、webエンジニアとか、コードを書いたりプログラミングをするとかいうクリエイティブな仕事ばかりとは限りません。

もし、日本である程度個人事業主としてでも仕事をしている状態であれば、タイからリモートワークが十分に可能です。

リモートで済む仕事は世の中にあるかと思います。

日本にいる間に、自分の仕事をある程度遠隔からも可能なように仕込んでおいて、その状態でタイに来れば、もう、ノマドワーカーとして生きていけるかと思います。

職種的には、コンサルなどのサービス業が良いのではと思います。

日本の携帯番号を、タイでゲットすることも可能です。

例えば、IPフォンの050から始まるブラステルなどであれば、タイで、というか、全世界でパケットやWi-Fi環境があれば、日本の携帯と携帯の電話が可能なのです。もちろん、LINEやメッセンジャー、WhatsAppなどがあれば可能ではありますが、なんとなく、仕事では日本の電話番号があると良いですよね。

タイにいながら、日本の携帯電話と同じなので、電話に出る、日本に居る相手の人によっては、タイからの電話であることさえ気づかれない可能性もあったりします。

MotionsFitアジャスタブルベンチ

そしてうまいこと足がかりを掴んだら、

本格移住も夢でもなんでもありません。

自分の日本での事業を、タイから動かしながら、法人を作るなんていうことも、全然アリになってきます。

ただし現状は、コロナ禍で全てが遅くなったり、予定通りに進まなかったりすることも多く、フラストレーションも溜まりますが、もう少しかと思います。

なぜなら、タイは、経済中心の舵を切ったと思われることが最近多々あるからです。

来年、つまり2022年中には、だいぶ実現可能になってくるかと思います。

その一つのキーは、隔離無しのタイでの滞在なのでは無いかと思っています。

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現状、日本人は、どうしても2週間の隔離があるので、タイに来たくても来れない状況です。これも近いうちになくなると思います。タイの新型コロナの新規感染者数も、毎日のように下がっていること、それに前述しましたが、経済中心に舵を切ったかと思われることが多いからです。

今後、この手の情報は注目してこちらにも報告するようにいたします。

2021年12月11日土曜日

海外在住の日本人同士って、なぜか助け合わない

タイで情報通になるためには、英語が必須です。

タイ語よりも、英語です。

なぜなら、英語が話せれば、英語ができるタイ人、英語ができる中国人、英語ができる台湾人、英語ができる韓国人、そしてもちろん、アメリカ人、そしてフィリピン人、だいたいのヨーロッパ人とコミュニケーションが取れ流からです。

特にバンコクは国際都市。

当然、日本人もめっちゃ居ますけど、中国人、台湾人、韓国人、フィリピン人のコミュニティが物凄いです。彼らは、アジア系なので、なんとなく日本人とも通じるものがあります。

例えば、医療やその他の情報ですよね。

日本人は、サミティベート、バルムンラード、BNHなどなどを利用する場合が多いかと思います。もちろん、素晴らしい病院なので何の問題もありません。

ただ、結構、台湾人や中国人が、日本人が知らないような優れた病院や、医師の情報を持っていたりするのです。

日本人は基本的に、日本語での情報を得ようとします。

例えば、バンコクに居る日本人が得る情報って、日系のフリーペーパーや、日本語の掲示板、さらに日本語のブログなどなどによるものですよね。

日本語の情報は、バンコクに溢れています。

英語の情報は、もっと多いです。

それはそれで、良いのかと思いますが、意外と、日本人外知らない店や、日本人が知らない情報、つまり、日本語になっていない情報を、他の国籍のタイ在住者が持っています。

その情報を知るためには、彼ら、つまり他の国籍の人たちとお友達になることがとても良いかと思います。そして、コミュニケーションは当然、英語になる訳です。

そりゃもちろん、タイ人と仲良くなりたきゃタイ語、中国人と仲良くなりたきゃ中国語、韓国人と仲良くなりたきゃ韓国語は話せれば、それに越したことはないですが、タイ語、中国語、韓国語を突然学ぶのは、非現実的です。ですので、英語なのです。

欧米人と仲良くなるのも、もちろん、悪いことではありませんが、経験上、彼らは特段役に立つような情報を持ち合わせていません。

日本人的には、同じアジア人の方がカルチャーが近く、また、良い情報を持っている場合が多いからです。

🔸Lorespresso

実は昔、NYに住んでいました。

その時に、怪我をして、医者にかかりたいと思ったのです。

もちろん、英語の情報をもとにして、近くの病院にかかることはできます。しかしながら、どうですか? 異国の地で、自分の言葉ではない言葉を使って、白人の医師と心からコミュニケーションできますか? 人種どうこうというわけではなく、できればアジア系の人の方が、こういう時には、自分は落ち着きます。

そのことを友人の中国人に話したところ、その中国人がNYの中国語コミュニティを駆使して、台湾系アメリカ人の、とても親切なドクターの情報を得て、そのドクターにかかることができたのです。これは、英語でアメリカ人と接しているだけではできないことでした。もちろん、日本語で日本人コミュニティを探しても出てはきません。

NYには、中国語のコミュニテ、韓国語のコミュニティがとても巨大で、みんなそこで情報交換をして、生活の知恵を得ているのです。そこに行くと、日本人って、なぜか日本人って、海外では助け合わないので、あまり役に立ちません。

ところで、不思議ですよね。海外の日本人って、助け合わないんですよ。

僕の経験ですけど。表面的には仲良くしますけど、本当に困ったこととかって、相談したりできないです。何ですかね? 見栄なのでしょうか。

多分ですけど、バンコク在住の日本人は、結局会社ですよね。

駐在であれば、会社によっていろいろな衣食住が決定します。

現地採用も、会社ありきです。

特に駐在の場合は、何か、本当に困ることもないのかも知れません。別に誰かを頼って、タイで暮らしているわけでも無いですし。

僕は、駐在では無いので、結局、友達を頼って生きているのですが、もちろん、日本人に完全に頼ることって難しいです。

NYにいた時は、台湾人に、衣食住、とても助けてもらって、とても助かりました。今でも恩人です。また、その友人の中国人に、彼の家を貸してくれるというオファーももらいましたが、その時は気持ちだけ受け取りました。すごいですよね。その中国人は、NYに家を家を何軒がもっていて、そのうちの1つを貸してくれるというのですよ。彼にとっても、NY在住の日本人の友達は、僕が初めてだと言っていました。

またある時に、池でボートに乗っていたのですが、急流にはまって、流されそうになり、転覆しました。僕とガールフレンド(今の奥さん)と乗っていたのですが、池に放り出されました。その時に、岸から飛び込んできて、とりあえず、奥さんを岸にあげてくれたのは、韓国人です。韓国人は、本当に恩人です。

日本人は日本語の情報だけで生きていることが多い

また、NYでは、日本食を調達するのに、ニュージャージーのミツワか、あるいはシティにある日本食の店に行かなければならなかったのですが、その話を韓国人にした時に、その韓国人は、僕を近くの韓国スーパーマーケットに連れて行ってくれました。なんと、そこには、日本食がたくさん売っていて、納豆も、なんでも売っていました。聞いたら、日本好きなアジア人が結構いるので、日本食が置いてあるとのことでした。ただ、日本人客は滅多位にいないらしいです。なぜなら、情報がないからです。

日本人は、本当に情弱なのです。

バンコクに駐在できている日本人は、おそらく、日本語からしか情報を得ていないような気がします。

日本語のメディア、日本語のネット、日本語のブログなどなど、情報源は日本語だけだと思います。それは語弊があるとしても、そういう人が多いと思います。

ところが、これが、バンコク在住の中国人、韓国人のネットワークに触れてみてください。思わぬ情報がすごくよく手に入ります。

もちろん、コミュニケーションは英語になりますが、中国人、韓国人にとっても、英語はネイティブではないので、話しやすいです。自分と同じように、下手な英語でも、彼らも同じなので、どんどん間違いながら、臆することなく話せます。これが良いのです。

例えば、それまではずっと日系スーパーや、欧米系のヴィラやトップスなどで購入していた、高い高い野菜ですが、あるルートを中国人に教えてもらって、とても安く買うことができたり。

日本人御用達の病院しか知らなかったけど、中国人が行っている病院を紹介してもらったり。

パタヤの一軒家をとても安く借りることができたり。

日本語と日本人からの情報だけでは得られないような情報に触れることができるのです。

このように、異国の地では、多分、英語で中国人、韓国人と繋がっていると、とても助けられます。

このように、生活の知恵を求めるには、まず英語、そして同じアジア人の中国人、台湾人、韓国人などなどと交流すると、良いことがあります。もちろんタイ人も、ということはいうまでもありません。 


2021年12月8日水曜日

Googleの広告トライしたけど、犯罪者の気分にされて終わり


広告を出してくれ、クーポンもあるからみたいな勧誘がメールがよく来ます。

興味はありますけど、そもそも、僕なんかとは違う世界のことかと思っていました。

インターネットとか、デジタルとか、ブログとなんかに詳しい人たちの世界のことで、僕みたいなおっさんには、縁のないことだろうと、思っていました。

ただ、興味はあります。

そもそも、何で僕に勧誘メールが来るのかも、不思議といえば、不思議でした。このブログの広告を出せるのかな?

でも、ブログの広告って何? 笑


よくわからないけど、物は試しです。何かしないと、何も始まらないじゃないですか!

ということで、興味あるのでトライしました。



そもそもブログを広告で出すって、良く意味がわからず。

それでも僕に対して勧誘があるということは、僕のこのブログを出せるのだろうと思ってました。そうでなければ、Googleは適当にランダムに送りつけていることになってしまうので、まさかそんなことはないだろうと思うのです。

クーポンまでついているというので、せっかくなので、広告というものを出そうと思いました。

それにしても、僕のやってるこのただのブログでも広告が出せるのか、と思った次第です。

で、手順に従って、広告を申請したのは良いのですが、、、


よくわかりませんけど、掲載されないとのことです。

何か問題があるらしいのです。

で、何が問題なのか? よくわかりませんが、修正方法というところをクリックすると、


何やらよくわかりませんが、ソフトウェアがどうのこうのと。

「不正なソフトウェア」が原因で不承認になりました。

とのことです。

は? 不正?

僕のやったことが、不正?

誘われたので、出したら、不正らしいです。よくお客様に対して、不正とか言いますよね。

よくわからないまま、まるで犯罪者にされた気分です。

しかも、前から思っているのですが、こういう誘いのメールとかのアドレスですけど、

*****-noreply@google.com

なんか、こういうのって、当たり前すぎて見過ごしていますけど、noreplyって、お客様に対して、使える言葉でしょうか?

僕なら、

pls-noreply

とかにして、pleaseをつけますね。

VCローション





まあ、電話とかで、修正できるみたいですけど、僕みたいな一般人が電話なんかしても、多分よくわからないだろうなあ、という想像しかできないです。

一瞬、クーポン使って、Googleに広告でも出してみようかな、、と、夢というと大袈裟ですけど、僕みたいな人間にもできるのかな? なんて、思ってしまいましたが、やはり取り越し苦労でした。

時間の無駄でした。

2021年12月7日火曜日

居場所無くすアテンド要員

nana
https://www.flickr.com/photos/wry2010/


アテンド要員不要論

バンコク駐在の日本人で、特に取り柄もなく、ただ本社から誰かが出張できた時にその人たちをお世話するだけの役割の人は、もういい加減要らなくなっています。

今までは必要でした。必要というか、むしろ重要でした。

タイに出張、、、というだけで、食事、ゴルフ、そして夜のおねいちゃんというのがセットになっています。ただ仕事だけしにタイに出張に来るおっさんは居ません。

その日本人観光客が訪れる、タニヤ、ナナ、ソイカウボーイがもはやゴーストタウンという時点で、もう、出張者をアテンドするだけの要因は要らないのです。

アテンド要員に、奥さん、お子さんが居る場合は、なおさら朗報です。

何しろ、日本から誰かが出張してくる時には、アテンド要員の夫はもう毎晩毎晩、明け方に帰ってくるようなことも珍しくないからです。

まず、空港に迎えに行くところから始まります。

そして、ホテルまでチェックインして、そのあとは1週間くらい、出張が終わるまで、朝から夜までずっとつきっきりという生活をしなければなりません。

当然、奥さんのイライラは募ります。

奥さんも、別に、タイ語はもちろん、英語もできるわけではない方が多いですから、バンコクに居ても、情報源は日本語のみという方が多く、行動範囲も狭いので、ストレスの発散も難しい毎日です。これが駐在です。

最近になって、コロナが落ち着きつつあるということで、タイは観光客を入れ始めましたが、まだまだタニヤ、パッポン、ナナ、ソイカウボーイなどなどは閑散としております。

したがって、日本のおっさんもわざわざタイに出張する意味も無いのです。

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バンコクにコロナ前までに存在した日本人向けマーケット

かつて、バンコクには、日本人向けのマーケットがたくさん存在しました。かつて・・というのは、コロナ前です。

つい最近では? と思うかもしれませんが、かれこれ丸々2年、消滅したままです。仮にコロナが終わっても、もう2019年の時のようには戻らないかと思います。

ですので、2年前ではありますが、「かつて存在した」で良いかと思います。寂しい話ではありますが。

バンコクの日本人向け市場というのは、大体2通りに分かれるかと思います。

1つは駐在員などの在住者向け、そしてもう一つは旅行者向けの市場です。

さらに旅行者向けは、いくつかのパターンに分かれます。観光客と、ビジネストリップでのビジターです。まあ、細かく言えば留学生などもいるかもしれませんが。

バンコクの日本人向けの市場

  • 在住者
    • スクンビット、トンロー、プロンポン、アソーク
      • 駐在員
      • 現地採用の日本人
      • 留学生
      • ロングステイなど
  • 旅行客
    • タニヤ、シーロム、パッポン
      • 観光客
      • 出張者

上のチャートで補足しますと、在住者はやはり、スクンビットエリアでの消費活動が多いかと思います。トンロー、プロンポン、アソークエリアが中心になるかと思います。

出張含め、旅行者はやはり、シーロム、タニヤ、スリウォン、パッポンなどのエリアが中心になるかと思います。


どちらのマーケットが大きいかと言えば、圧倒的に旅行者向けのマーケットの方が大きくて、観光客を受け入れる規模も、タニヤ、パッポンの方が、多いのです。

その観光客向けの圧倒的なマーケットが、もはや死んでおります。

タニヤ通りはもう、ゴーストタウンです。

この11月、12月にかけて、タイはだいぶ観光客も増えました。ただ、現状の観光客は欧米人がメインで、パタヤとかプーケットに流れております。

あの、タニヤの、圧倒的な日本人マーケット、日本人向けのカラオケ店は、軒並み厳しい状況に追い込まれて、はや数ヶ月経過しております。

もう、厳しい状況というか、その状況もとっくに超えてしまっておりまして、どんどん閉店する店が多くなってきております。

象徴的なのは、タニヤ通りの桃太郎飯店の後に、タイ料理の店が出たことでしょうか。

タニヤ通りに、タイ人相手の店が開店。

もう、日本人をあてにしたビジネスの終焉なのでしょうか。

寂しい限りです。涙が出てきます。

🔸冷え性に🔸養陰丸(小丸4.5g)

さて、そもそも、出張者にとっても、タイに現地法人があってのことというケースが多いです。タイでは、商社やIT企業、サービス業、それに製造業のマニファクチャー部門が多く進出しているのは、周知のことです。

都市で言えば、バンコクはLAに次いで日本人の多い都市なのです。しかもごく狭い地域に集中しております。

ここで、どんな人がタイに駐在しているのかという、根本的なことを考えていきます。

現地法人であれば、社長だけ日本人で、あとはタイ人従業員という構成の企業も多いです。

また、一応バンコクにオフィスはあるものの、生産現場が地方の工業団地にあり、工場勤務が多いという職種の企業もあります。

何が言いたいかと言えば、今まで、嵐のようにバンコクを訪れていた日本人出張者って、必要だったのでしょうか?

出張してくるのは、当然、タイの観光ありきです。

もちろん、タイについて知りすぎていて、自分で全て行動できるようなエキスパートの日本人もいるでしょうが、経験上、多くの場合は、タイでのゴルフ、食事、そして夜の街を楽しみにしてくる人々がほとんどです。もし、仕事以外のことが無ければ、来ないと思います。

今まさに、バンコクに出張者が来たとしても、仕事以外のことは難しいです。

タニヤのカラオケには行けません。

ゴルフに行くのも、バンコク近郊はまだレッドゾーンだったりして、怖いです。

タイ料理の有名レストランも、いまいち活気がありません。


こうなってくると、仕事があったとしてもほとんど出張までして来ない、、という形になりがちです。

逆にいうと、元々、来なくてもよかった仕事がほとんどだったという証明になります。以前、タイに来ていた最大の理由は、仕事以外の部分ということになります。

ぶっちゃけ、夜カラオケ行けないなら、タイに行かない。。という日本人ビジネスマンが多すぎるのです。


では、駐在員はどうでしょうか?

もちろん、出張者ではない、もう、在住している日本人であっても、好きな人は、勝手に何も言われなくても、1人で夜の街に繰り出して楽しんでいる人も居るかと思います。

家族がいる場合は、好き勝手にできないかもしれませんが、このバンコクの環境が、だんだんとそいうモラルも壊していくのです。

相変わらず、毎日毎日夜が遅いというお父さんもたくさんいると聞いています。

結構な数の日本人が、このコロナ禍で本帰国で日本に帰ったらしいですが、まだ一定数の日本人はバンコクに残っています。

実は、そもそも、駐在員って、アテンド要員の人が多かったりします。

アテンドというのは、日本企業独特で、出張者を空港を降りてから、また帰国の途に着くまで、毎日毎日面倒を見る人のことをいいます。

本社から出張者が来ると、結局飲み屋に詳しかったり、レストランに詳しかったり、一緒にゴルフ行ったり、食事しに行ったりして、お世話をする人、これがアテンド要員です。

バンコクからは、アテンド要因はどんどん本帰国しております。

2021年11月30日火曜日

タイで大事な何かを忘れちまった

thailand
thailand
https://www.flickr.com/photos/enemo/

タイに5年もいると、良い意味で、そして悪い意味でも、だいぶ影響されてしまいます。

良い意味では、細かいことが気にならなくなりました。

そう、ストレスが減りました。

タイ独特のストレスはありますが、たとえばインフラの問題とか、探しているものが無いとか、言葉の問題とか。。でもそれは、日本で働いていた時のストレスに比べれば、微々たるものであると気付かされます。

無理なことは無理。

不味いものは不味いし、旨いものは旨いのです。

無理なことが無理でも、悪いと思わなくなりました。

できないことができなくても、全くストレスがなくなりました。


次に、悪い意味での影響といえば、

そうですね、

少し、自分勝手になったような、気がするかもしれません。

他人に対して、ある特定の人に対して傍若無人になったわけではありません。そこは日本人として、他の人をまず考えて、節度を保っております。

ただ、間接的にはどうかといえば、だいぶその感覚は無くなりました。

間接的とは、

たとえば、ゴミの問題とか、いわゆる、エコロジーの感覚です。

ゴミの分別などは、その最たるものです。

日本では、川崎市のマンションに住んでいました。そのマンションは、本当にゴミの分別が厳しくて、燃える燃えないだけではなく、資源、ミックスペーパーなどに分かれていて、なおかつ曜日も決まっていて、その曜日以外には、その種類のゴミを出せないのです。すごく厳しくて、監視カメラもついています。生ゴミを出すのを忘れると、2日間くらい出せません。

ペットボトルは、ラベルを剥がして、キャップは専用のゴミ箱へ、そして中を濯いでから潰して捨てて、専用のゴミ箱に捨てなければなりません。

空き缶は、アルミとスチールに分かれていて、空き瓶も色で分かれていたほどです。

まあ、日本のことなんで、そんなの、珍しく無いと思えばそれまでですが。


これらのエコに関する感覚は、タイに来て5年で、全く拭い去られました。それはある意味残念なことではありますが、それがタイです。

ゴミなんて、適当です。

流石に、ポイ捨てはしませんが、分別なんて本当に苦手になりました。

街のストリートの屋台のおばちゃんが、洗ったお鍋とかの汚水を道路脇の側溝にそのまま流して捨てる光景は、バンコクでは日常茶飯事です。

タイに最初に来た頃は、汚い話ですが、屋台などでの汚水を道路に直接流して捨てているのを目の当たりにした時、絶叫したいくらいに驚いたのを覚えています。

「うわー、きったねー!!」

と、心の中で何度も絶叫しました。

それが今では、その屋台で、汁物のヌードルとかを食べていますから、本当に変わったと思います。


スタバでも、自分の飲んだカップを片付けなくなりました。これは、面倒なわけではなくて、タイ人は誰も片付けたりしないので、タイではそう言うことになっているのか、、と思った次第で、いつの日かそれに慣れてしまいました。

て言うよりも、そもそもスタバが高くて、あまり行かなくなりましたけど。。

ウチでは、日本人向けのネットテレビというのに加入していて、インターネットで日本のテレビを見ています。

先日、ガイアの夜明けを見たのですが、そこで驚愕したことがあります。

"100円ショップ"新時代

~いま 求められるモノとは?~


を見たのですが、とても驚きました。100円ショップのダイソーが手がける新しいコンセプトの店舗で、日本の間伐材を使った製品を展開しているとのことです。その間伐材の戦略が、まず消費者に間伐材とは何か?というところからインプットして、なおかつ間伐材を使った製品を消費するということは、環境に貢献しているということを知った消費者が、製品を購入するというものでした。

あま肌リッチモイスト美容液

環境に配慮した製品が日本では売れるらしいけど、どんだけ民度が高いんだ!!と思います。

タイに5年住んで、人々の購買動機に環境に優しいということが含まれている可能性は、多分ゼロです。いや、タイとか東南アジアだけでなく、多分、先進国でもそんな感情を抱きながら消費活動をする国民は多分日本人だけかと思います。

自分も日本人なんで、日本の豊かな自然は大好きです。ただ、東南アジアに5年住んで、環境に配慮したいということを購買動機にするなんて、そんな感覚、いかにその感覚が素晴らしいもので、むしろ先進国の中でも日本だけということを感じずにはいられません。


自分の感覚も麻痺してきました。

屋台では、汚れた水を、道路のマンホールの側溝に流します。

公園のショップにある軽食レストランでは、食べ残しを公園の池に捨てます

最初は、「うわ」っと思いました。

客の残飯を店のスタッフが、しかも市民の憩いの場の公園の池に捨てる事自体、むしろ犯罪に近いような感覚でした、当初目撃した時は。

それが5年も経つと、「この国はこんなもんだ」みたいな感覚の連続で、いつしか慣れてしまいました。

もちろん、流石に自分自身では、そんな真似はできません。ただ、この国の赤の他人がやっているのを見るときに、もう驚きは無くなりました。


サステナブルというのは、日本や一部の先進国だけが考えていることで、多分、アメリカでさえそんなことを一般の国民が考えていないかと思います。

しかしながら、ビジネスとしてはとてもキャッチなフレーズかと思います。たとえ個人個人がそこまでの意識がなくても、サステナブルと謳うことは見た目の良いビジネスになりそうな気がします。この点では、アメリカでもそうだと思います。

おそらく、東南アジアにおいても、そういう先進の企業コンセプトはとりあえず受けが良いのかと思います。

ただ、だからと言って、屋台が、汚い水を道路に捨てることを止めるとは思えませんけど。


日本は本当に素晴らしい国ですが、その素晴らしさを人口減で維持できるのかどうか? 不安になります。人口が減るからといって、移民にも気軽に来て欲しくないと思いますし。民度の高い日本人で構成されている日本国に、やたらと移民が来たら、日本国の民度は落ちると思うからです。

多分、そのうちに、

増えすぎた在日外国人が日本国の言うことを聞かなくなったりするのでは?と懸念します。

なぜなら、海外にいて、こちらのルールを基準にすると、日本のルールのハードルがとても高いからです。移民が、日本に来たからといって、突然日本のルールで生活できるとは、とても考えられません。

もしルールを破る外国人が頻出してきたら、それに釣られて、今まで我慢してきた日本人のタガが外れる日が来るのでは?と、変な心配をします。

ある日突然、日本人が、ルールを守れなくなる日が来るのでは? 外国人のルール、しかもその負のグローバルスタンダードに触発されて。。。

タイに住んで、忘れてしまった大事なことに、気付かされます。

予定としては、今後もタイに住み続けますが、日本人の心を、美意識を、良識を、保ちながら生きていきたいと思っております。

2021年11月24日水曜日

【血圧】180から139に下がった(写真)

シャムネコ
https://www.flickr.com/photos/chris_radcliff/158967291/


お恥ずかしい話、血圧が170とか180とか普通にあり、調子が良いと160とか150前後、調子が悪い時は平気で180とかありました。

170なんて他人に言うと、びっくりする人が多いです。
もうそれも慣れていました。

もちろん、日本では医者にかかり、薬も処方されていましたが、タイにきて、まあ、その辺もなーなーになってしまっていました。


ところが、血圧、最近下がりました。


血圧計
いつも家で使っている血圧計
昔撮った写真と、今撮った写真を結合しました。
時に180とかあったけど、今はたまに139も出る。
衝撃的だけど、事実。写真が下手ですみません。

そもそも、僕の文章を自分で読み返すと、どうしてもくどいし、しつこいので、事実だけを最初に羅列します。


こちらの3部構成になっております。

■□■………………………………
            事実の羅列
            事実の内容
            思うところ
………………………………■□■



僕の能書き、うんちくはノーサンキューという人は、事実部分だけを読んでいただければ、良い構成となっております。

では、始めます。




□┓.    事実の羅列
┗┛━…‥‥…━…‥‥…━☆


◇ 血圧が下がった 190 ⇨ 139  (上の血圧)

◇ アムラを食べた

◇ 酢コーヒーを飲んでいる

◇ アムロジピン5mgを服用している

◇ フィットネスルームに毎日、行くだけでも行く

◇ トマトジュースを飲んでいる

◇ 食事は変えていない

◇ 酒量も変えていない

◇ シガー(葉巻)も続けている


□┓.    事実の内容
┗┛━…‥‥…━…‥‥…━☆


◇ 血圧が下がった


白衣高血圧で、これは日本にいる頃からですが、病院では190とか行く時もありました。もちろん、薬飲んでいました。タイに来てからは、薬局で薬を買って飲んでいました。

で、最近ですけど、家で測っても、150以下が多くなりました。時には140以下だったりします。

これって、確実に血圧が下がっていると思います。


◇ アムラを食べた


そもそも血糖値も高いので、アムラに興味を持ちました。アムラは、だいたい今の時期、日本で言えば秋冬頃、タイなので、秋冬はないですけど、大体今頃にちらほら、街にも出てきます。

ただ去年、アムラを買って食べたのですが、とてもそのまま食べられる味ではありませんでした。なんというか、不味くは無いのですが、酸っぱくて、苦くて、歯触りもキュニキュニした感じで、とても食べにくいものでした。

今年は、Shopeeというショッピングサイトで、アムラの砂糖漬けを購入して、毎日食べています。砂糖漬けと言っても、サトウキビで、ほとんどピクルスです。

これを、毎日、2個くらい普通に食べています。味は美味しいです。

◇ 酢コーヒーを飲んでいる

酢コーヒーというのは、コーヒーに酢を小さじ一杯入れたものです。レギュラーコーヒーでも、インスタントコーヒーでも構いません。カカオポリフェノールと、酢の効果で、高血圧に良い影響があります。

酢はなんでも良いのですが、僕はアップルビネガーを使っています。

1日に、3杯くらいまでらしいですが、僕は1杯ですね。コーヒーそのものは、1日に3杯くらい飲みますが、酢コーヒーは一杯です。

まあ、コーヒーが好きなので、酢が入ると味が・・・という、根本問題もあるのですが、体に良いと思えば、1杯くらいは気にならないです。1日に3杯くらい飲む全部のコーヒーを酢コーヒーにしているわけではないので。

ちなみに、朝は、コーヒーにアーモンドミルクを入れています。これはまるでフレーバーコーヒーのように美味しくなります。



◇ アムロジピン5mgを服用している

元々日本で処方されていました。日本では、プラス、ロサルタンも処方されていました。まあ、ARBでは古い薬ですよね。今となっては、ロサルタンなんてのんでいる人、なかなか居ないのではないでしょうか。当時処方された時も、先生も特に考えなしに出したと思います。もう10年以上前です、処方された当時は。

実はその後、日本で大病しますが、その治療中にも、出されていました。その時の先生も、ただ、Do処方だと思います。今までのんでいる薬だから、、、という理由だけで、そのまま処方されていました。もし、その時に改めて降圧剤を何にしようか??と、いう話になっていれば、多分、ちがうもの、あるいは合剤を出されていたのかなと思います。

時は流れて、タイに来て、一時期、服薬が途切れました。理由は、なんとなくです。医者に行くのも面倒だし。

その後、薬局でアムロジピン、メトホルミン、そしてフェブリックを購入してのんでいます。フェブリックだけは、ジェネリックがなくて、タイでも高いですが、タイで痛風になったので、のんでいます。

◇ フィットネスルームに毎日、行くだけでも行く

バンコクのアパートは、大体、プールとジムがついています。中心地から離れれば、家賃もすごく安いですし、ワンルームでも綺麗なプールとジムがついていたりします。
今まで住んでいた物件では、プールは行きましたけど、ジムは行きませんでした。そもそも、元々ジムとか縁がない人生を送ってきました。
今住んでいるアパートは、コロナで人も減って、ジムもガラガラなので、毎日時間を決めて、行くだけは行くようにしました。
それは良いのですが、トレーニング器具を見ても、使い方もわかりません。本当はトレーナーでも付けてやれば良いのかもですが、そんな、そこまでではないです。
あの、トレッドミルというか、歩くマシーンとか、自転車のマシーンなどは、見ればわかりますので、それをやっています。
色々、数字が出てきたりしますけど、よくわからないので、勝手に時間決めてやっています。
だいたい、フィットネスルームに1時間居て、実際トレーニングするのはもしかしたら、30分以下です。笑
あとは、適当に、リラックスしたり、スマホでTwitterやったりしながらゆるく過ごしています。フィットネスルームに行くだけでも行くって、マジで行くだけの時もあります。
ただ、元々縁がなかった人間が、その場に行くだけでも大きな進歩だと思っています。
実際、自転車みたいなのを、100回くらい漕ぐと、もう足が辛くなるので、やめてしまいます。

◇ トマトジュースを飲んでいる

トマトジュース飲んでいます。毎朝です。リコピンが血圧下げる的な情報もまあ、ありますけど、実際にそうなのかなと、思います。ただ、旨いから飲んでいるということもあります。特に乾季は朝起きると口が乾燥していたりするので。タイには冬はありませんが、乾季はあり、だいたい日本の冬場はタイでは乾季です。

◇ 食事は変えていない

そのほか、食事は時に今までと変えてはいません。基本的に、糖質制限をしています。これは血圧というよりも、血糖値のためです。ここには羅列していませんが、朝はオートミールです。昼は、どうしても米や麺をたべてしまいます。そして、夜は普通に酒を飲んで、炭水化物はたべませんが、肉、魚、野菜はたくさんたべます。まあ、飲みながら酒のつまみ全般たべます。

◇ 酒量も変えていない

僕は大酒飲みではありませんが、酒はまあまあ飲む方かと思います。ほぼ毎日飲んでいます。タイでは、だいたいチャンビールのロング缶を2本、そのほかに、ジョニーウォーカーの黒ラベルのソーダ割をいつも飲んでいます。
飲まない方が、良いのでしょうけど、僕も少し量が多いかな。。とは、思っています。
問題は、酒の量というよりも、食欲が増進してしまうことかと思います。
酒そのものより、酒を飲むことによって、食欲が増進し、食べ過ぎになります。これが実は、酒よりも良くないと、勝手に結論付けております。ですので、飲み過ぎよりも、むしろ食べ過ぎ注意かなと、思います。

◇ シガー(葉巻)も続けている

タバコは吸わないのですが、葉巻を吸っています。かれこれ、8年くらい吸っているかと思います。量は、全く吸わない日々もあったりするのですが、吸う時にはそれでも1日に1本、または旅行に行くと、1日に3本以上吸うこともあります。
タバコよりも、葉巻の方が、害は少ないという人もいますが、どっちもどっちかと思っています。
そもそも、タバコってそんなに害があるのか?ということも疑問に感じております。なぜなら、子供の頃、大人はみんな吸っていたからです。
どこに行っても灰皿がありましたし。
新入社員の頃は、デスクの上に灰皿がありました。
それだけ、みんなタバコを吸っていたので、そんなに毒なはずはないと、これも勝手に思っています。議論するつもりはありません。だからと言って、良いとは思っていませんし。
ただ、事実として、葉巻は吸っています。
タイは、葉巻が高くて困ります。日本よりもすごく高いです。
葉巻に限らず、輸入品は全般に日本よりも高いので、それはライフスタイルを変えられない人は、苦労する点かと思います。
例えば、ワインが好きな人は、タイに来ると困るかと思います。またこれも変な話で、日本では、ワインがめっちゃ安いのです。何故かはわかりませんが、フランス人の友達曰く、フランス国内よりもたまに安くなっているというのです、フランスのワインが。そういう現象も起こるくらい、日本はワインが実は安いのです。
タイは、ワインは高いです。笑っちゃうくらいです。ですので、ワイン好きな方は、タイでは苦労するかと思います。その代わり、ビールは安いです。もちろん、チャンやシンハなど、タイ国内ブランドの話ですが。
話はそれましたが、シガーも高いです。そもそも、趣向品だし、生きる上で必要のないものなのですが、ただ、吸いたいので仕方がないです。
タイではシガーショップというのがあまりなくて、シガーバーに置いてあるものを買って吸ったり、購入したりするのですが、そもそもシガーバーもめっちゃ少ないです。
とあるシガーバーで働いている女性とLINEがつながっていますので、彼女に頼んで、自宅にGrabでデリバリーしてもらっています。

□┓.    思うところ
┗┛━…‥‥…━…‥‥…━☆


まあ実際、高血圧なら病院で治療すれば良いです。それが日本人的な感覚です。僕も日本にいるときはそうしていましたし、今でもそうしたいと思っています。

アメリカにいた時もそうでしたが、タイでも、ファランは特に薬を自分で買っています。特に慢性疾患で毎日飲むような薬はもう、いちいち医者に行ったりしていないのです。
これがグローバルスタンダードです。
良いこととは思いません。何故なら素人の勝手な判断だからです。ですので、自分も医者にはたまに行っています。
ポイントは日本ではもう、全て盲目的に医者の判断に頼りすぎていたと思っています。
タイに来て、アメリカ人やタイ人が、日本でいうところの医療用医薬品、つまり、処方箋が必要な薬を、バンバン薬局で購入して服用している姿を目の当たりにすると、仮にも元製薬会社で働いていた自分にとっては、少し衝撃を受けます。
え、その薬、医者行かないで勝手にのんでるの?と、突っ込みたくなる人ばかりです。
ただこれが現状なのです。
タイだけかと思いますが、多分、結構な数の国がそうです。
日本は国民皆保険ですので、みんな処方してもらいますが、それって日本だけかと思ったりしています。

海外移住のライフスタイルは選択の連続!

これからの人生を、自分なりに、そこそこ生きて行きたいと思った時には、自分で勉強して、自分で選ばなければならないかと思います。
例えば、極端かもしれませんが、大病して、治療法が2通りある時に、日本人って、それ自分で選べますか?
多くの人が、「先生にお任せします」となるのかと思います。
それは、先生を信頼しているというよりも、勉強不足ではないかと、思っています。勉強不足な上に、ぐうたらというか、自分のことを自分で決めよう! と思ったりするのです。
もちろん、とはいえ、僕は、何よりも標準医療を信じているので、民間療法で良いなどとは、微塵も思っていません。
インフルエンザなのに、マスクもせずに堂々と会社に来て咳を撒き散らし、レモンジュースとかチキンスープでスープで治そうとしているアメリカ人は、どうかと思います。
すぐに医者行って、タミフルとかゾフルーザ貰えよと、突っ込みたくなります。
ただ、のべつまくなし、のんべんだらりと降圧剤をもらいに3ヶ月毎に医者に行くなら、その薬買ってのんでもいいんじゃね? とか思ってしまいます。
これは、自分で判断することかと思っています。

選択できる力を身につけましょう!!!!


特に海外生活においては、もう、日本のように行政サービスがきめ細かく行き届いているわけではありません。

もちろん、国民皆保険ではありません。

自分で学んで、自分で選択しなければならないことが多く、それは勉強しなければならないと、思っています。

自分で選択する。。。。
海外移住をするには、自己選択が色々と求められるのです。

自分はどうしたいのか?

この考えを持つことも移住のライフスタイルでは重要ですね。

2021年11月19日金曜日

SUSHI LIKEっていう名の店について語るとこうなる

bangkokgirl
https://www.flickr.com/photos/richard777/
Sushi Like

Sushi Likeという、寿司屋というか、なんというか、そもそも寿司屋と言えるのか、あるいはタイ独特の寿司のような食べ物の店があります。

そもそも、Likeって何なんだ!

sushilikelogo
Sushi Likeのロゴ

というツッコミもあります。ロゴマークは親指立てていて、日本語で「好き」と書いてあります。

タイでは日本語はおしゃれだと聞いているので、ここからしても、タイ人向けビジネスということは明らかです。

それにしても、覚えやすい名前で良いのでは?と思います。

⇦Facebookのリンクを貼っておきました。

これは多分、先日ご案内したKaiwan banのコンペティターとして登場したのではないでしょうか。実際のところは分かりません。


特徴としては、すでに作り置きした寿司が、トレーに綺麗に並べてあり、それをセルフでとってお皿に乗せて、その分だけ会計するという仕組みです。

はなまるうどんとかで、天ぷらとか自分で取りますよね、ああいうイメージかと思います。

寿司が並べてあって、それを自分でと取る・・・この時点で既に日本人としては違和感があるので、これはもう、日本人向けではないと思った方が良さそうです。

寿司そのものも、なんとなく、赤とか、黄色とか色がビビッドな感じで、その色を見ただけで、いわゆる日本人が想像する寿司とは違うことが一目瞭然です。

ただ、このスタイルの寿司を、毎日よのうにずっと見ていると、食べたくなったりします。これは、寿司を食べたいという感情とは、また違った感情で、なんだか1度食べてみたい。。と思ってしまうのです。

まだ食べたことはありませんけど、近々にトライしたいと思います。


この寿司のスタイルは、Kaiwan Banでも同じかと思われますが、競合としては、なんとなく差別化を図っているようにも見て取れます。

Kaiwan BanとSUSHI Likeの差別化

店名の差別化

Kaiwan Banが、店名そのものが既にタイ人しか相手にしていないと宣言するかのように、日本人はもちろん、外国人にも覚えにくいです。

それに引き換え、Sushi Likeは非常に覚えやすい。もしかして、マーケティングに外国人も視野に入れているかもしれないです。

立地の差別化

Rama4のテスコロータスにあるSushi Like
Rama4通りの
テスコロータス
Kaiwan Banが郊外というか、ぶっちゃけ田舎に展開しているのに対し、Sushi Likeは比較的都心にベンダー、簡易店舗の形で店舗伸ばしているようです。

Sushi Likeはちょっとしたモールの駐車場、テスコロータスの階段の脇などに、簡易店舗を構えています。オンヌットのテスコロータスのフードコートのフロアにも店を出しています。

そして、ウドンスックの駅前に、普通の店舗を出していて、どうやらFacebookとかでも、その店舗をメインにしているような気がします。




値段の差別化

Sushi Likeは基本的に一カンやはり20バーツまでで、Kaiwan Banに合わせている感じがしますが、ネタによりスペシャルは60バーツまで、そしてカリフォルニアロールなどの巻き寿司が110バーツで、丼ものは150から170バーツもあったりして、少し都会で働いている人などをターゲットにしている気がします。ここがKaiwan Banと違うところかもしれない。

タイ人はサーモンがとにかく好きらしく、日本食といえば、サーモンの刺身が結構多いのですが、刺身の写真がすごく筋を強調するように並べてあります。この筋の縞々が綺麗に並んでいるのが、ビジュアル的に美しいと思っているのかもしれませんけど、日本人が見たら、何だか筋っぽいサーモンだなあ。。と、思います。少なくとも、僕はそう思います。

タイ人を相手にしているマーケットなので、日本人の感性など、まあ、関係ないと思いますので、余計なお世話かもしれません。

いずれにしても日本人は眼中ないと思う

多分ですけど、競争していると思いますが、いずれにしても、寿司であっても日本人は蚊帳の外には変わりありません。

多分、意識しようと思っても、とても日本人には合わないだろうということが、わかっているのかと思います。

確かに日本人にとっては、作り置きして、常温で並べてある時点で、遠慮したくなります。

まあでも、日本でも例えば、寿司弁当みたいな感じだと思えば、作り置きでも良いのか? とも、思ったりもします。コンビニでも寿司弁当とか、打っていますよね。駅弁で鱒寿司とかありますよね? それを考えれば、少しくらいの間常温に置いてあっても、良いのかな? なんて思ったりもしなくはありません。

クッキーとか、ケーキみたいな感じでディスプレイしてあります。まるで、お菓子のような感覚がキレイに見えるんだろうな、と想像します。

いずれにしても、日本人向けではないことは、見た目で断言できます。


タイのビジネスのあるある

うまくいくと、必ずコンペティターが現れる

19バーツのタピオカミルクティの屋台がそうです。もう、ありとあらゆる、数え切れないくらいの店が登場しました。コロナまえがピークでしたが、この2年くらいのコロナでかなり消滅しました。

フランチャイズ展開する

ちょっと何かがうまくいくと、新しい店舗が出てきます。フランチャイズ展開です。大きな店から、小さなタピオカミルクティの屋台まで、フランチャイズ展開します。Kaiwan Banも、SUSHI Likeもそうですよね。

大きくなると、大手に吸収されるけどそれもハッピー

時として、ビジネスが成長してかなり大きくなる時があります。例えば、タイで初めてペットボトル入りの緑茶飲料を売ったOishiは、今やチャンビールの、あのBeer Chanの傘下です。セブンイレブンはCP、テスコもCP、マクロもCPです。ビジネスを始めた人は、莫大な買収によって莫大なお金を手にしてハッピーなのかもしれません。ある意味、大手に吸収されることは、とても良いことで、一つのゴールなのかもしれません。

そして競争力が弱まり価格が硬直します

しかしながら、消費者にとっては、若干物足りなくなります。これは、色々なビジネスが、どんどん大手に吸収されると、競争が発生しないので、新製品の開発スピードも遅くなり、価格も硬直してしまうということがあります。消費者にとっては、もう少し新製品もみたいなあ、と思います。

次は?

ビジネスとか経済の専門家ではないので分かりませんけど、どんどんドンキが勢力を広げていますよね。あと、スシローです。この日本から来たビジネスも、大きくなり過ぎれば、いずれタイのコングロマリットの傘下になるのでしょうか。その可能性はかなりありますよね。

2021年11月12日金曜日

日本人なんて来ないでほしいと願う日本食チェーンとは?

https://flic.kr/p/2ef89NQ
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敢えて「なんちゃって」

なんちゃって日本食レストランに出会ったことありますよね。

そう、海外の旅先で。

なんちゃって日本食ショップに出会うことがあるかと思います。

日本人がオーナーなら、まだ良いと思います。

しかしながら、外国人オーナーの日本食レストランってどう思いますか? 中にはしっかりとした料理を出している店もあると思いますが、大体、「なんじゃこりゃ?」っていう経験が多いですよね。

例えば、アメリカに居た時、NYCの寿司は本当に素晴らしいものでした。もう、NYCといえば、洗練されているし、日本食にもリスペクトがある人も多い、洗練された都会です。

アメリカ人と言えども、ニューヨーカーは舌が肥えていますし、そんじょそこらの下手な日本人よりも、日本食の味を理解している人も多いです。

それなら良いです。

ただ、NYCと言っても、中国人、韓国人経営の寿司屋は、「なんじゃこりゃ?」が多かったです。どうやら、日本食に対するリスペクトの度合いが違うのかと思います。そこに来る客も、ビジターばかりで、ニューヨーカーは居ない感じですよね。


Tryした結果、「なんちゃって」になっちゃったのではなく、敢えて「なんちゃって」にしている店があったとしたら、どう思いますか?


オルメテックは個人輸入代行で購入できます


タイの話

首都バンコクには、約6万人の日本人が暮らしております。バンコクにおいては、もう、日本そのもので、日本食屋も日本人経営なので、ほぼほぼ日本人が期待する味に出会えます。

とはいえ、このコロナで色々な店が閉店しましたが、それでも諸外国に比べれば日本人がとっても多いと言えます。

都市別でみると、ロスアンゼルスの次に在外邦人が多いのがバンコクなのです。しかも、バンコクの場合は集中の仕方がハンパないです。ある特定の地域に、日本人が密集していて、コンドミニアムと呼ばれる、日本で言えばマンションですが、ほぼ100%日本人という物件もたくさんあります。

そんな日本人都市、バンコクにおいては、当然、親日派のタイ人たちも日本食が大好きです。バンコクのタイ人達は、日本食のクオリティまで知っている人も多いです。

バンコク以外では、なかなか日本食も浸透していません。どんなに親日国であっても、タイの地方に行けば、日本食なんて、ほとんど無いのが現状です。

そんな中で、最近、ある寿司屋が勢いを広げていて、チェーン店の数を増やしている店があります。

その店の存在を、日本人はほとんど知りません。タイ人にはある程度有名になっています。

その店の名は、

カイワンバン

ไข่หวานบ้านซูชิ สำนักงานใหญ่

@KaiwanBansushi 

もう、このネーミングを見てわかりますが、全く日本人を意識していません。

カイワンバンというカタカナは僕が勝手につけました。そもそもタイ文字で、英語でkaiwanbanとなっています。つまり、日本食だけど日本人に覚えて貰わなくても良い、という姿勢が見てとれます。別に敵対とかではなく、ターゲットにしていないのかと思います。タイで独自の路線を突き進みたいのかと思います。

実は、このカイワンバンが、どんどん勢力を広げているのです。日本人は、知らないと思います。僕も、全く知りませんでしたが、つい最近、タイ人の友人から聞いて初めて知りました。

「へえ、そんなに人気の店なら、行ってみたいなあ。」

と、僕がそのタイ人友人に言ったのですが、「やめておけ」と言われました。

「日本人を全くターゲットにしていないので、全てなんちゃって。日本人が食べれば、がっかりするはず。」

というのが、その友人の、僕に勧めない理由でした。

では、何故そんながっかりするような店が、勢いを伸ばしているのか?

この答えは、興味深かったです。全てが、この店の戦略なのです。

カレコ・カーシェアリングクラブ

戦略。。

「なんちゃってになっちゃった」のではなく、

敢えて「なんちゃって」にしているのです!

  • 本当の寿司なんて誰も知らないような地方の人がターゲット
  • 所得のミドルから低い人向けのマーケティングで、「寿司が食べられる」という客の満足度を狙っている
  • 都心に店舗はなくて、全て地方に展開している。日本人は全く相手にしていない。
  • 低価格、1貫高くても20バーツまで。

その友人は続けました。

「多分、日本人が行ったらがっかりするし、むしろ、店にとっても変な評価つけて欲しくないから、日本人なんかに来てほしくないのかもしれない。」

それがこの、Kaiwanの戦略なのかと思うと、友人は言っていました。

なるほど。。

彼らは彼らのマーケティングがあって、むしろ、タイの田舎でも寿司が食える。これが寿司なのか!みたいな層がターゲットだったのです!

そんな店を、たとえ儲かったからと言って、都会にでも出したら、変な評価がついて終わりだというのです。

まさに、このSNS先進国のタイならではの戦略と言えるかもしれません。

世界を旅しているような、富裕層タイ人は、本場の寿司だって知っているし、そんな人がターゲットではないのです。

むしろ、本場の寿司、本当の日本食を知っている層は、彼らにとってマーケティングの邪魔な存在なのです。

そして、日本人に知られる必要も全くゼロなので、敢えてタイ人フレンドリーな、タイ語の店名で、しかもwebもタイらしくFB中心で、文字も全てタイ語で展開しているのです。

このマーケット戦略は、大したものです。

ただ、、日本人としては、日本食が変な方向で紹介されるのは、複雑な心境にはなりますが、これがタイスタイルです。

そもそも、日本人も例えば、ラーメンとかチャーハン、餃子なんかの、よくある街の中華料理屋って、中華といっても、完全に日本で進化したものですよね。中国人なんか、全く意識していません。理屈的にはそれと同じような気もするので、なんちゃって寿司を見たからと言って、日本人が複雑な心境になるのは、上から目線かもしれないのです。

タイで独自に進化する、日本人を全く無視した日本食の快進撃は続きます。