突然、外の遠くの方で爆発音がして、その後電気が切れて真っ暗になる。
想像できますか?
日本からタイに来たばかりの頃、それがありました。4年くらい前です。慌てて部屋を出てアパートの事務所に行ったけど。タイ人の従業員たちはのそーっとして、真っ暗の中で何事もないかのようにしています。
後でわかったのですが、どうやらそれは雨で電線についている変電版のようなものが漏電して、それが爆発したもので、その辺り一帯は停電になるということです。
タイあるあるらしくて、誰も騒ぎません。
タイ人は騒がないし。
タイに住んで長い日本人も、慣れれているのか、さほど騒ぎません。
今ではタイに住んで4年目で僕も全く驚かなくなりました。そして停電が起きそうだなと思うようなことがあったら、早めに準備をしたりできるようになりました。
何があると停電が起きそうかといえば、雷とか大雨が降ったりすると、
「あ、停電になるかもな・・・」と、思うのです。
何か、予感がするのです。
停電の予感。
ブラックアウトの予感。
冷凍庫のアイスクリームを食べたり、後回しにしていた洗濯機を回したり、ご飯の準備をしたりと、とにかく停電になっても最低げん凌げる準備をするようになりました。
そんな準備は、日本ではありえないですよね。
日本でありえないことに、どんどんと慣れていくのです。