2021年10月5日火曜日

タイ生活を楽しみに期待して来たら、こうなった。

by Norman Peagam
by Norman Peagam

◼️タイには、期待しているものは、何も無かった


結論言いますね。

タイに来るなら、期待して来ない方が、良いです。

何も、やけっぱちになっているわけではありませんし、開き直っているわけでも、悟りを開いたわけでも何でもありません。

期待して来ない方が、ゆくゆく幸せになります。

ポジティブな意味で、タイに来る時には、期待して来ない方が良いと思っています。それはこれから説明します。



◼️当初は、日本人を頼ってしまった。頼りすぎた。

「うまい寿司屋ありますよ。」
「大丈夫ですよ、なんでも揃ってますよ。」
「あそこに行けば、***が出来ますよ。」
「あの辺には、***が売っていますよ。」

僕がタイに初めてきたとき、タイの現地法人の日本人社長に言われたことです。僕は駐在ではないし、現地採用でもありません。

なんというか、説明しにくいのですが、日本でやっていたビジネスをタイにも広げたという感じです。それは仲間と一緒にです。

したがって、僕よりも先に、タイで先にリーガルエンティティを作っていた日本人たちが、居るにはいましたが、ほぼ何も揃っていない状態で、僕はタイに来ました。

従いまして、全部自分でやるしかなかったのです

とはいえ、先にタイに来ている日本人が居るわけですから、その人たちを頼ることになるし、色々と聞くことになります。

その時点ですでに大きな間違いをしておりました。

海外に赴任するということは、てっきり、先に来ている日本人が色々と面倒を見てくれるものかと思っていました。

ですので、ほとんど何の情報も仕入れずにタイに来てしまったのです。今思えば、あの時は馬鹿だったなあ、、、と、思うことの連続をしでかしていました。

◼️「タイには日本人に必要なものがなんでもある」は、ウソ。

よくタイになれている日本人は、新しくタイに来る日本人に言います。
「生活はしやすいですよ。日本のものはなんでもありますし、食事にも困らないです。」

これは嘘です。

厳密に言えば、確かに、あるにはありますが、日本と同じは言い過ぎなのです。確かに、レストランにしても、何件かは日本と遜色ないようなクオリティの店もあります。ただ、高いお金を出せばの話です。

それか、または、もしかしたら、自分のハードルが高すぎたのかもしれません。なぜなら、先に来ている日本人から、「必要なものは何でもある」と聞いていたので、日本と同じようなことを期待していたのかもしれません。

◼️ポイントは、タイに来る前から、それを聞いてしまった事が、不幸でした。

なぜなら、全くタイを知らないままで、その予備知識だけでタイに来てしまったからです。

そっか、タイには、日本と同様な生活ができるんだ。

そう思って、タイに来たことを、今となっては強く覚えています。


先に来ていた日本人が僕に言いたかったのは、意訳すると、
「海外にしては、日本のものが何でもある」
という意味かと思います。ただ、今思えばです。

その頃、最初から「タイにしては、だよ!」と、聞いていれば、ハードルは最初から下がっていたのかもしれません。

結果的に、最初にタイに来た時の、自分のタイに対するハードルが高かったので、来た当初からの生活は全てにおいてストレスの連続でした。

  • シャワーのお湯は出ない
  • 日本人は助けてくれそうで、助けてくれない
  • エアコンが見たことも無いような大型の機械で、音がうるさくて寝れない
  • バイクタクシーに怖くて乗れず、タイ語もわからず、長距離を歩いて帰宅
  • デリバリーの仕方もわからず、コンビニから、重たい水を持って歩いて帰宅
  • 会社の人に騙されて、家賃補助が出ると聞いていたが、出ないことが、引っ越してから判明
  • 調子に乗って、8万バーツ以上するトンローのアパートを借りて、金欠に
  • 部屋に蟻の行列が出て、奥さんが失神しそうになる
  • 19階なのに、部屋の中にちんちょ(ヤモリ)が出て、奥さんが失神
  • 何もかもうまくいかない

こんな毎日で、1年くらいした時には、ストレスマックスになっていました。しかもその頃、コロナ前ではありましたが、会社の業績も悪化し、完全歩合制みたいな種類の仕事をしている、僕の成績も悪化の一途をたどり、地獄のようでした。

思えばあの頃は、奥さんとは喧嘩ばかりになり、、、。

そんな中、何とかやって来れたのは、タイ人に助けられたからかと思っています。

アパートには管理オフィスがあり、そこにはタイ人の方が働いていました。住人は100%日本人でしたが、誰1人としてそのタイ人の方と話したりする人はいませんでした。挨拶さえしない人がほとんどだったのです。

僕はアメリカに住んでいた事があり、そのころは現地のアメリカ人に助けられた経験があります。僕にとっては、現地の人に話すというのは、当たり前のことです。

僕は、オフィスのタイ人には覚え始めたタイ語で積極的に話しかけました。

別に何かを助けて欲しいとか思っていたわけでもなく、僕にとっては当然の行動でした。

そうこうしているうちに、そのタイ人の方、おねえさん、おじさん、年配のおじさん、若い男の人という構成でしたが、僕と、僕の家族にとても良くしてくれるようになりました。

そこから、そのタイ人から、色々と情報を得られるようになり、便利な生活も送れるように変わってきたのです。

タイ人のオフィスの方達は、本当に親身になって、僕の困ったことを聞いてくれて、助けてくれました。

本当にお世話になったと思っていて、感謝しています。

そのアパートの他の日本人たちは、100%普通の企業の駐在なので、生活に関する情報は、多分会社からいくらでも得る事ができていたでしょうし、お手伝いさんも、ドライバーもいる人ばかりでした。

僕は少し違いました。

アメリカ人が日本で作った会社の関連会社をタイに作り、そこで働いていると言った感じで、仕事も、会社の雰囲気も限りなく外資なのですが、厳密に言えば日本で作った会社なので、日本の会社となります。

少し、複雑でした。

◼️日本企業でもなければ、駐在でもなければ、現地採用でもない。

仕事内容も、一応、従業員ではありますが、ほぼ全員が個人事業主のようなスタイルで、一人一人がお金を稼いて、稼げないと続かなくなるというような仕組みだったのです。

ですのでタイに来てからも、仕事の大変さは変わらず、しかもストレスマックスで、業績にも影響して行ったのです。

誰かが、「美味しい」と言っていた日本食の店に行っても、僕にとっては違和感がありました。なぜなら、無意識にハードルが日本と同じになっていたからかと思います。そりゃ、日本に比べれば、劣るのです。

なんか、全部、嘘だな。


と、思って、本当に、タイの1年目、あるいは2年目くらいまでは、僕の中で黒歴史でした。

タイのことが、正直どんどん嫌いになって来たのでした。

その後、ビジネスには波があり、良い時もあれば良く無い時もあるみたいなことを繰り返しました。

メンタルもどん底に陥りそうになりましたが、救いは、奥さんと子供がタイで楽しそうにしていることでした。

ああ、奥さんと子供はハッピーみたいだな。。。だったら、僕ももう少しタイで踏ん張ろうと思ったのです。

それから今までに数回引っ越しをして、今住んでいる物件は、タイに来てから4軒目です。そして、家賃は最初の物件の半分以下です。

さぞかしボロい物件に引っ越したのかと思うかもしれませんが、実はそうでもありません。

きれいだし、駅には近いし、プールもジムもついているアパートです。しかも、最初に住んでいた物件は、築25年以上の建物でしたが、今住んでいる物件は、7、8年で比較的きれいで新しいです。

最初の、べらぼうに高い物件よりも新しくて、便利です。

実は、日本人の多く住む中心地から、だいぶ離れたところに引っ越したのです。

今住んでいるアパートには、日本人は居ません。周囲にも、美味しい日本料理の店は、ありません。もちろん、通りでは日本人は見かけません。

別に、日本人を避けてここまで来たわけではありません。

結果的に、そうなったのです。

美味しい日本食レストランは遠くなりましたが、それでも、幸せです。

タイのストリート料理がたくさんある通りが近くにあります。タイに来た頃は、無理でしたが、今では屋台で食べたりすることに全く抵抗がなくなりました

最初の頃は外食して日本料理レストランで、ランチでも安くて300バーツで、色々と注文すると500バーツくらいになり、それを毎回毎回払っていましたが、今屋台でカオマンガイやクイッティアオなどのタイ料理を食べれば、40バーツです。7分の1です。信じられません。

◼️家賃は半分で、食費はもう、半分以下です。


さらに、たまに用事があって、中心地の方に行った時に、せっかくだからということで、以前にたまに行っていた、その頃の自分にとっては、「まあまあだな」と思っていた日本食レストランにいくことがあります。

その時は、まあまあでしたが、今では神です。

日本食がとてもありがたく、とても美味しく感じるのです!!!

「ああ、バンコクでこんなに美味しい日本食が食べられるなんて、幸せだ!」
と、感じる事ができるようになりました。

そして、色々と情報を得たし、タイ語もできるようになったので、旅行も、日本人が行かないような、安くて面白くて安全な場所とかに行けるようになりました。

自分のような、駐在でもなく現地採用でもなく、個人事業主の延長みたいな仕事なので、ほぼほぼ自分だけを頼りにやってきたのです。

その、自分だけが頼りというスタンスが、ここまで成長できたのかと思っております。

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中国人民元

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◼️タイに来る時には、ハードルは下げた方が良いです。


バンコクなら、できる事なら、中心地から少し離れた郊外に引っ越した方が良いです。

とはいえ、最初はどうしても、日本人の多い中心地に住むということは、仕方がないかと思います。

2年くらいして、タイに慣れてきたら、絶対に日本人の少ない郊外がおすすめです。

色々と心配なことはあるかと思います。例えば病院とか。でも、それも全部体当たりでやっていくしかないのです。体当たりで、自分で覚えていくしかありません。

そのほうが、実りあるタイでの暮らしになるかと思います。


2021年10月4日月曜日

【駐在】メンタルの爆落ちを防ぎたい

メンタル爆落ちの駐在員、駐在妻が頻出


タイでの駐在中は、メンタルヘルスに気を使うことは、とても重要です。たくさんの人が駐在中にメンタルバランスを崩し、本人も気づかないうちに鬱状態や適応障害を発症する事があります。

気をつけなければなりません。

時が緩やかに流れている、このタイで暮らしているにも関わらず、メンタル爆落ちの日本人が続出しております。この現象はもう、在タイ日本人の間では、ずっと昔から続いていることで、当然、コロナなんか関係なく、数年前からあることです。

当然のことながら、このコロナの20ヶ月以上においては、普段メンタルに関してそれほど心配の無かったような人々までが、鬱状態や適応障害に陥っているケースが頻発しております。

これは日本人に限ったことではなく、欧米から移住している人々には一定数あることと聞いております。

ときには、不幸な事件も起こったりします。

よくあるのは、地上から吹き抜けになっているショッピングモールとか、あるいはコンドミニアムやアパートの高層階などなどです。

リゾート地のショッピングモールでの事件で多いのは、タイに移り住んでいる欧米人によるものです。

タイに移住している欧米人は、様々な人たちがいますので、一概に鬱状態とも言えないかもしれません。

日本人に関しては、つい先月、エカマイソイ12でも、日本人の不幸な事件がございました。この記事では詳しくは触れないことにしますので、ググってみてください。

また、3年くらい前には、子育て中の母親が。。。。

この事件は、大きくは、報道されませんでしたが、日本人なら誰でも知っています。当然、当時の在タイ日本人にとってはあまりにも衝撃でした。

原因は、その人本人にしかわかりません。

推測しても、全く無駄なことです。

ただ、こちらのローカルの新聞では、推測の段階でのことを、まるで断定したかのような論調で流したりしています。その時の、ローカルの新聞の記事は、覚えています。

その記事はさておき、今まで見聞きしてきた日本人の実態を総合すると、こんな感じになるのかなあと思います。


駐在妻の場合

  • 夫の帰宅が毎日深夜から明け方で、全く会話がない。
    • これは、タイあるあるです。今はコロナで夜間外出禁止ですし、店でお酒も出せないので起こり得ませんが、コロナ前は、バンコクで日本人駐在員といえば、夜はもう帰ってこないと言う人はザラです。
    • バンコクはご承知の通り、夜はいくらでも遊ぶところがありますので、また、駐在中は、ついつい日本とは違ったカルチャーなので、ハメを外してしまう人々もたくさん居ます。
    • 例えば、日本本国から出張で上司などがくると、空港に迎えに行って、そのまま休日ものゴルフも平日のランチも夜も、ずっとつきっきりでアテンドしなければならなかったりします。
    • 奥さんにとっては、家でただ子育てをしているだけで、ご主人と全く話す機会がなかったりします。
    • 海外では本当に孤独感が増してきたりするのです。
  • 夫はバンコクを拠点に、ASEANをフル出張なので、物理的に家に居ない。
    • 実際問題、家にご主人がいないケースです。ベトナムやインドネシアの拠点として、タイのバンコクに赴任しているようなケースもあります。月曜日から金曜日まで、フル出張で、アセアン近隣諸国を行ったり来たりしている人がいます。
    • 奥さんは、バンコクに子供と残されて、ほぼ母子家庭です。これではメンタルもきついですよね。
  • 本人は、タイ語も英語も喋れ無いので、話す人がいない。
    • 何度か言っていますが、タイ語も英語もできない人は、そもそも話し相手がいないし、とても辛い状況に置かれます。
    • タイ語、英語ができたとしても、子育てもあるし、そんなに行動を共にできるような人がいるわけではありません。相談する人も居ません。
  • 日本人の知り合いには、あまりシリアスな困り事とかを相談できない。
    • 日本人がいるだろう、と、思うかもしれませんが、これは日本人の良く無いところでもあるのですが、日本人同士って、結構相談が苦手です。自分が本当に困っていると言うことは、なかなか言えない人が多いです。
  • 2人の子育てが忙しく、子供に熱が出ても、一方の子を置いて病院に行けない。
    • まだ子供が小さくてしかも2人とかいると、実際問題として大変です。ほぼ全ての子供が風邪をひきますので、熱なんか出たときには、病院に行くことだけでも大変なことになります。その状態で、若いお母さん1人でハンドリンしなければならないのは、本当に大変なことです。そんな状況にも関わらず、旦那さんが外で飲んで歩いたりしていると、もはや、夫婦関係はとてもシリアスな問題に発展したりします。


夫(駐在本人)の場合

  • 現地法人の中身は日本本社よりもドメスティック。
    • 海外現地法人への赴任って、聞こえは良いです。まるでグローバルな環境で仕事をしているビジネスマンになっちゃったみたいに思うかもしれません。実際は、海外現地法人では、何も決められない会社が結構多いです。一個一個、日本の本社に報告して、何かを決定するときには、会議をしなければならないという雰囲気が多いのです。そうなると現地法人の社長という日本人が、いちいち日本本社にお伺いを立てながら物事を進める形になり、グローバルでもなんでもありません。さらに、その現地法人の社長以下の従業員にとっては、本当にただの頭数を揃えた人たちみたいな位置付けになっちゃったりしていることが多いです。最も重要な仕事は、本社から来る人を空港に迎えに行き、ランチも夜もアテンドして、休日にゴルフに行くことだったりします。逆に日本に居る時の方が、自由だったりします。なぜなら、流石に休日の強制アテンドなんか、日本では無いからです。タイでは、日本から来る側にとっては、「せっかく来たから」みたいな理由で、なんでもありみたいになっちゃうのです。これが、日本に居るよりもドメスティックな環境が、海外にあるという理由です。
  • ゴルフ、飲み会は強制的に参加。
    • 日本に居るときには、結構自由参加でも許されたりしましたが、これがタイにいると、そうでもありません。何かこう、非日常的な毎日を送っている感がみんなの中に、漠然とあって、「せっかくタイにいるんだから、行こうよ!」みたいな上司の呼びかけに、半ば強制的に参加することになるのです。
    • とは言え、本当に参加したくなければ、不参加でもいいっちゃいいのですが、これが他に、特段重要な役目もあるわけでもなく、駐在員の存在意義といえば、美味しい店や楽しい店を案内できることくらいになってしまっていることもあったりします。この、なんというか、使えない人、要らない人みたいなレッテルを貼られたくない一心で、日本から来た偉い人をアテンドしたりする悲しい駐在員も存在します。
  • 関係ない部署の人のアテンドまでしなければならない。
    • 存在意義が、アテンドになっっちゃっている人は、その存在意義の幅を広げるために、関係ない部署の人のアテンドにまで進んで協力したりするのです。「彼はよく知っている。彼が居ないと、始まらないな。」みたいなポジションになって嬉しくなっちゃっている駐在員です。これは悲しいことです。身体も持ちません。
  • 辞令でタイに来たが、そもそも英語もできない。
    • そもそも、海外志向でもなんでもなかった人が沢山タイで駐在しています。そもそも希望もしていないし、特に英語ができるわけではないという人です。こういう人は、タイでどんどんストレスを溜めていきます。最初のうちは、物珍しいことばかりの連続でエキサイティングですが、だんだんと慣れてくると、ストレスの方が大きくなってきたりするのです。ある日、ある時点からストレスの方が逆転してくると、その後ずっと日本に帰国できないでただ駐在しているのはほぼ地獄です。
  • とはいえ、夜のバンコクは楽しい事がたくさんあり、誘惑に負けてしまう。
    • とは言え、タイ人は美人ばかり。日本人は良いお客さんです。元々、そういうことが好きな日本人ももちろん沢山いるので、そういう人はタイでは誘惑がありすぎます。気をつけていても、どんどんと堕ちていくのです。何人もそういう人を見ています。後々、取り返しのつかにことになったりします。なぜかといえば、そもそも、遊んだことの無いような人が結構多くて、変な風にハマっていってしまう人が多いからです。タイ駐在って、例えば製造拠点などの工場、それに伴う品質関連の部署なんかが多く、あまり営業部門の人が居なかったりします。製造部門や品質部門の人って、そもそも豪快な遊びとかって、日本でも縁が無かった人が多く、どうやってこなせば良いのか分からずに、ハマっていってしまうパターンに陥る人が多いのです。
  • 大企業の場合、タイへの駐在はどちらかというと、出世から外れちゃっている事も。
    • そもそも大企業の場合、タイ拠点もありますけど、華々しいのはやはり欧米だったりします。そういう大企業は、むしろタイってそこまで期待されている人が行く場所ではなかったりするのです。そもそも、タイ駐在の辞令そのものに、最初から不満がある人にとっては、このタイでの毎日は、とてもストレスフルになってしまうか、あるいは、楽しくて開き直って弾けちゃうかどちらかです。どちらにしても、悪いことになります。
  • 家では、奥さんのストレスがすごくて、帰りたくない。
    • 前述の、駐在妻の置かれている状況のように、家には、ストレスMaxの奥さんが待ち受けております。帰宅するや否や、全てのストレスをサンドバックのように叩きつけられる毎日。これでは、きれいなタイ人の誘惑に尚更負けてしまったりする悪循環、負のスパイラルに陥っていくのです。


解決策

主に、夫側、つまり、駐在本人が解決すべきかと思います。

「解決策なんか、ねえよ。」「そんなことが出来たら、苦労しねえんだよ。」というようなツッコミが聞こえてきますが、ただ、出来ます。そんなこと、できるんです。簡単なことです。これが出来ずにいるか、家庭が崩壊するのか、選びましょう。

  • 寝る
    • とにかく、早く帰って寝ましょう。これは奥さんもそうです。もちろん、子育てがあって大変かもしれませんが、夫が早く帰宅すれば、出来ますよね。とにかく寝ましょう。夫も、奥さんも、とにかく寝るのです。
  • 外で運動する
    • 散歩で良いです。公園でも良いです。ショッピングモールの中を歩くだけでも良いのです。ベビーカーを押してなら、ショッピングモールの中が良いかもしれません。歩きましょう。コンドミニアムにはジムもついていると思いますが、それでも良いです。とにかく、運動するのです。
  • 食べる
    • 食べましょう。肉、野菜とバランスの取れた食事をしましょう。子育てが大変なら、スーパーのオンラインもあるし、また、タイ人が利用している野菜の通販もあります。Freshketと言いますが。最近は、Topsも、Freshketも、配送が1週間待ちとかありますが、コロナも落ち着いてきているので、少しは緩和されているかと思います。とにかく、食べましょう。自炊が良いのですが、難しければ、フードパンダ、グラブ、LINEマンでデリバリーでも良いかと思います。
  • 受け入れる、期待しない。
    • これは結構、個人的に一番大切なことかもしれません。タイでの生活を切り抜けるには、受け入れること、そして期待しないことです。この意味は、タイでの生活が長くなればなるほど、わかるかと思います。受け入れましょう。なぜなら、日本ではないのですから、日本と同じようには事が進まないのは当たり前のことなのです。アメージングタイランド!!
  • 相談する。
    • 日本人は見栄っ張りです。リア充ツールで見栄をはります。ただ、一度、日本人の知り合いに、心から相談してみたらいかがでしょうか? 結構驚くかもしれませんが、同時に、意外にも親身に相談に乗ってくれたりすると思います。なぜなら、その人だって、駐在妻として悩み事を抱えているからです。親身になってくれるはずなのです。切り出すことが、ポイントかと思います。もしかしたら、本当に友達になれるかもしれません。
  • 夫婦で楽しい時間を過ごす。
    • これはとにかく、夫側の協力が不可欠です。協力というか、夫次第とも言えるかと思います。早く帰って、家事を手伝いましょう。夫は、駐在中は、お皿を洗ったり、トイレ掃除をしましょう。アヤさんなんかに頼っていてはダメです。上司には、もう、正直にいったら良いかと思います。「早く帰ります。飲みには行きません!」「アテンドも無理です!」こんな感じで、言いましょう。それが無理なら、もう、そんな会社、辞めましょう。

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■衰えに抗えるサプリとは?

少しずつ体の衰えを感じていました。スポーツをやっているとそういうのを顕著に感じるんです。持久力が減ったり、ケガをしやすくなったりと少し落ち込んでいました。

でも、まだあきらめたくない、つまり俗にいう年齢に負けたくないというやつです。そして、ガッツリもう一回筋肉を付け直して、輝きたい、そう思ったんです。

そこで、今まではBCAA(分岐アミノ酸)だけをサプリで摂っていましたが、それプラスで、男性ホルモンのテストステロンを刺激して、心身ともに健康になりながら鍛えられるサプリを摂ろうと思ったのです。

元々、筋肉系のサプリは詳しくて幾つかすでに候補がありました。そして、テストステロンを増やして筋肉を増やすサプリに的を絞りました。理由としては、テストステロンは、筋力増強、性欲、やる気などの精神面もサポートすることを知っていたからです。


■ファーミアマッスルを注文しようと思った矢先に・・・

丁度、テストステロンを刺激することで筋力サポートをするファーミアマッスルを注文しようと思ったとき、メガマックスマッスルの存在を知ったのです。あのファーミアマッスル配合の成分に加え、今まで摂っていたBCAAのほか、クレアチンなどの筋力サポート成分も網羅しているではないですか。まさに自分自身が求めていた成分が同時に配合されているサプリでした。

早速、メガマックスマッスルを注文することに決めました。心身ともに健康になりながら、トレーニングやスポーツに励んでいこうと思ったのです。

メガマックスマッスルを摂り始めてからまず気づいたのは、衰えに対するストレスが減少してきたということです。肉体的な衰えを感じ始めてから、ストレスは増える一方でしたが、徐々に自信がみなぎってきたのです。

そして筋肉への効果は徐々に顕著にわかるようになりました。BCAAだけを使用していたときよりもはるかに筋肉の成長が早くなりました。そして、なにより私にとって感動的だったのが持久力がかなり回復したことでした。まさに年齢に抗える結果となったのです。


■衰えに抗う精神でトレーニングやスポーツに励む!

もちろん、これからも1日1日歳を取っていくわけだし、筋力や持久力も衰えていくことは間違いありません。それでも、自分の現時点で持つポテンシャルを最大限に引き出していきたいと思っています。

メガマックスマッスルは、そうした思いを実現する最強のパートナー。これからも共に闘っていきます。




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2021年10月3日日曜日

移住して油断していたら不用意な発言で大失敗

国際都市バンコク
Bangkok


油断が招く国際問題

日本人は油断すると平気で色々な誹謗中傷などをポロッと行ってしまうことが多いので、諸外国で移住して暮らすときには注意が必要かと思います。

日本みたいに、ほぼほぼ単一民族という国は少ないのです。日本が珍しい部類なのです。

バンコクでは、日本語だけで生活が完結する毎日を過ごしている人も多いです。

友達もほぼほぼ日本人で固まって行動し、子供は日本人学校でもちろん日本語だったりします。タイ人とはなかなかお友達がいなかったりする日本人が多いです。

ましては、欧米人などとはなかなかお友達になったりはしません。

バンコクの、特に駐在の日本人は、毎日の生活をほぼほぼ日本人だけの交流で完結できる生活をしているのです。

まるで日本に住んでいるのと同じような錯覚に陥り、バンコクを東京都バンコ区みたいに言っている人も居るくらいです。

タイ人との交流は、せいぜい、アヤさん、ドライバー、コンドミニアムのスタッフ程度です。もちろんタイ語も英語もできないので、交流といっても、挨拶程度で、あとは意味のないスマイルとかで過ごしていたりしている人が多いです。


交流するのは良いが

ただし、それではいけない、せっかく海外にいるのだから、こちらの人ともっと交流をしなきゃ。。みたいな意識高めのことを考える日本人も、当然のことながら一定数います。

タイ語教室でタイ人の先生と仲良くなったり、子供をインター校に通わせている親なら、子供のクラスメートのタイ人や外国人の親などなど、日本人以外の人との交流を持っている人もいます。

一度打ち解けあえば、外国人も仲良くなれます。そして彼ら、タイ人や外国人の立場で考えると、日本人で打ち解け合っている人ってなかなか貴重なので、結構よくしてくれたりして、さらに仲の良い関係になったりもするのです。

日本人駐在や、駐在妻の中には、留学経験もあったりする人とかもいますので、英語ができる人もいたりして、そうなると、タイ人や外国人と更に打ち解けたりするのです。

打ち解けると、慣れてきます。

慣れてくると、ついつい、日本にいるような錯覚に陥って、発言も無防備になったりするのです。ふとした瞬間です。

例えば、日本では、中国製品とかって粗悪品の代名詞ですよね。

わざわざ中国製品を使う日本人なんて、なかなか居ません。もちろん、電化製品やその他のデジタルデバイスとか、海外メーカーや日本メーカーの製品だけど、made in Chinaとかはあるでしょうけど、わざわざ中国やそして韓国の既製品を選んで買うなんていうことはなかなか無いですよね。

「あ、なんかこれ壊れた。やっぱり中国製だからな。。」

みたいな発言は、日本人だったら日本でしてしまいます。

ところが、海外では、気をつけた方が良いです。

なぜなら、タイ人とばっかり思っていた友人が、実は中国人の可能性もあるからです!

実は中国人だったら、もし日本人が中国の悪口を無防備で言っていたら、嫌な気持ちになりますよね。

タイ人には、人種的にピュアな中国人って、とても多いのです。

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[Exafit]メガマックスマッスル

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政治家もたくさん居る中国系タイ人

詳しくは、Wikipediaでも見れば載っていますが、タイには、中国系のタイ人がたくさんいるのです。

https://en.wikipedia.org/wiki/Thai_Chinese#Prime_Ministers_of_Chinese_descent

中国系タイ人は、元々中国大陸からタイに移り住んできた人です。

彼らは大体今、四世くらいの人が30歳代、40祭代が多く、彼らのおじいちゃんやおばあちゃんは、「昔中国語も喋れた」みたいな感じの人たちです。

中国系タイ人は、中国から来て、しかも中国系同士で結婚する人も多いので、実際には、人種的にそのまま、ピュアな中国人とも言える人が多いです。

ただ、もちろん、タイで生まれ育っているので、カルチャーがタイですので、顔も、仕草も、雰囲気も中国人中国人していないです。言われて、よく見ると、ああ、そういえば中国人ぽいねえ、と感じる程度です。

中国系が多くすむタイなので、タイ人にとっては中国は特別な存在です。

というか、中国は、彼らそのものだとも言える場合もあります。なぜなら、そのまま人種的にピュアな中国人なのですから。

もし、友人が、中国系タイ人とはつゆ知らず、「中国ダセー」みたいな感じで日本人がまるで日本にいて、日本人どうして話している時のように無防備でポロッと言ってしまうと、その友人はきっと微妙になりますよね。当たり前です。

バンコクは、まるで日本なので、もともと国際感覚に乏しい日本人にとっては、タイ人と仲良くなればなるほど、無防備な発言などに気を遣わなければならないのです。

バンコクには日本人がたくさんいて、日本のスーパーマーケットがあって、会社も日本企業で、食事も日本食なので、ついつい気が緩んでしまったりしますが、そんなバンコクであっても、「今は海外で暮らしているんだ」という気持ちをしっかりと持つ必要があるのです。

その感覚に乏しいと、失敗します。


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ちなみにですが、中華系タイ人の有名人が結構居まして、これもWikipediaですが、例えば、


21世紀の首相

  • タクシン・シナワット
  • サマック・スンダラヴェイ
  • インラック・シナワトラ
  • アピシット・ウェチャジバ
  • プラユット・チャンオチャ

タクシンは聞いたことあある方もいますね。インラックさんは妹さんでしたっけ。今のプラユット首相も中華系なんですね。


副大臣や主要な政治家もこれだけ居ます

  • ブーンチュ・ロジャナスティエン、銀行家、タイ副首相、財務大臣。
  • Chitchai Wannasathit、タイの首相代理。
  • パオサラザン、副首相兼内務大臣。
  • チャワラット・チャーンビラクル、タイ首相代理、副首相、社会開発・人間安全保障大臣、内務大臣。
  • アヌティン・チャーンビラクル、副首相兼公衆衛生大臣。


ビジネスマンはたくさん居ます。まあ、華僑というくらいですからね。超大企業のCPも、世界的に有名なレッドブルも、中華系タイ人が作った会社ですね。しかも、そのほとんどがファミリービジネス、つまり、同属企業です。つまり、家族みんなその会社の重役だったりします。

  • チン・ソポンパニック、銀行家、バンコク銀行とバンコク保険の創設者。
  • Chaleo Yoovidhya、RedBullのビリオネア発明者。
  • ビリオネアであり、タイで2番目に大きい生命保険会社であるThai LifeInsuranceの会長であるVanichChaiyawan氏。
  • ダニン・チャラワノン、ビリオネア、CPグループのシニアチェアマン。
  • クリット・ラタナラック、ビリオネア、バンコク放送テレビ会社の会長。
  • チャルーン・シリバダナバクディ、ビリオネアの実業家であり投資家。
  • チャルーム・ユーウィディア、ビリオネアのビジネスマン、そしてレッドブルの財産の相続人。
  • キングパワーのビリオネア創設者、オーナー、会長、ヴィチャイ・スリヴァダナプラ
  • Aiyawatt Srivaddhanaprabha、アジアで最年少の億万長者。
  • パントンテシナワット、ビリオネア。

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海外で暮らしていることを忘れちゃうと大変


このように、タイでは中国の影響がものすごく色濃いです。日本人はこの辺りを普段から認識しておいた方が良いかと思います。
不意に中国の悪口なんか言うと、よく無いと思いますよ。

個人的にですが、最近特に中国の影響を色濃く感じるのは、コロナのワクチンです。

タイにも、ファイザーやモデルナ、アストラゼネカのワクチンが入っております。同時に、シノバックやシノファームなど、中国製ワクチンが一定量入ってきています。中国製ワクチンの効き目がどうのこうのと言うこととは、あまり関係なく、中国製ワクチンが入ってきています。

まあ、政治家や財界にこれだけ中華系がいれば、中国製入ってきますよね。日本で暮らしていたら、まず中国製ワクチンはなかなか打つチャンスは無いですよね。

そんなことからも、タイと中国との関係が強いことが肌で感じ取れます。

日本人は海外に移住するときには、まずその国の成り立ちやカルチャーをある程度知る必要があります。

バンコクでは、なまじ日本人が多くて浸透しているので、英語もタイ語もできない駐在の人たちにとっては、ついつい日本にいるのと勘違いしてしまって、そのあたりの感覚に乏しくなってしまったりするのです。

実は、タイには、中国からだけではなくて、たくさんのインド系の人たちも住んでいますし、イスラム教徒もたくさん居ます。

友人にも、本当に顔、姿形が全くインド人なタイ人が居ます。顔はインド人でもタイ語しかしゃべれない友人です。

ロシア人、欧米人もたくさん居ますが、彼らはだいたい移住者で、タイ国籍ではないですね。特にホアヒンやパタヤなどにはロシア人が物凄く多いです。

あと、ハーフがものすごく多いです。欧米人はタイ国籍は少ないですが、タイと欧米のハーフの人たちはタイ国籍の人も居ます。まあ、パスポート複数持ってるかもですが。そして、特に女性は物凄く美人だったりして、有名人も多いです。

欧米人とのハーフ、日本人とのハーフもたくさん居ます。


ということで、バンコクの日本人は国際都市で暮らしているという自覚が、もう少し強めに持った方が良いかもしれません。

もちろん、国際感覚を持ち合わせている日本人もたくさん居ますが、海外にあまり今まで接点がなくて、たまたま会社の辞令でタイに赴任することになった、、、みたいな日本人も多いことは事実です。

そう言う方々は、この辺りを気をつけた方が良い場合もありますね。

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2021年10月2日土曜日

海外移住してから思い知る事に

by mari.francille
by mari.francille

捨てなければいけないマインドは、「セットアップ感」

セットアップ感とは、僕が勝手につけた名称です。

意味は、何事もセットアップされていることを当然のように思う感覚のことです。


海外では、誰もセットアップしてくれません。

例えば、日本で地下鉄の駅に着く時の車内アナウンスです。

「次は、北千住、北千住。日比谷線、東武伊勢崎線、常磐快速線、つくばエクスプレス、…は乗り換えです。日比谷線は前の階段を、、、つくばエクスプレスの次の電車は○時○分、、、」

という感じのアナウンスは、日本だけです。日本で暮らしていれば、それが日本だけのものということには気づかずに、当たり前なことなのかと思ってしまいます。

全ての乗り換えの電車、そこに行くために使うべきエスカレーターや階段、次の電車が来る時間、どちらが早くつくか? など、そんなこと、海外では全くありません。

全くありませんので、自分で知っておかなければなりません。


例えば、役所での手続き関連です。免許証の書き換えとか、色々ありますよね。

日本では全てを把握しなくても、行けばなんとかなります。なぜなら親切なダイレクション(説明など)があるし、また、その役所で働いている人に聞いても親切に教えてくれるし、その人がしっかりとした知識を持っていて、間違えるなんて事はあり得ません。

日本人は役所で役所の人に聞いたらその人の言うことを疑うなんていう習慣はありません。当然のように信じきります。

海外では、役所関連は、人によって言うことが違います。また、知らないことを知らないと言えば良いのに、役所の人が間違ったことを答えたりします。そんなの日常です。

実際にアメリカで体験しましたが、差別です。アジア人だと思って、敢えて手続きができないようなことをしたりする人が居ました。免許証の件でです。

日本ではあり得ないのです。

でも、海外ではあり得るのです。

海外では、人のために全てわかりやすくしてくれるなんていうことは、一切ありません。

海外では、お客さんなんて、どうでも良いと思ってる人が一定数居るのです。

従業員は、勤務時間が終わるまでそこに立っているだけで、その間はなるべく仕事を最小限に抑えようとします。お客が来たら、逃げる感じの人もいます。

日本では、あり得ないのです。

そこを覚えておきましょう。


海外移住がブームです。

いろいろな意味で日本がオワコンだという人が多く、未来を憂いている若い人たちが多すぎます。そんな人たちが、移住したくなるわけです。

分からんでもないです。

日本での生活はとても窮屈です。なぜでしょうか。理由は数え切れません。

もちろん、日本の素晴らしいところもたくさんあります。ただ、もう、窮屈な方が勝っています。


細かい話というか、つまらない話かも知れませんが、上司との関係とかも疲れます。また、会社の仕組みとか。

1日中会議とか、なんなんでしょうか?

その後の強制的な飲み会とか。そんなの日本だけです。

給料も安すぎます。生活できません。

日本人の給料は具体的には、30年間変わっていません。

海外移住について、もうすでにたくさんのブログやSNSで発信する人がいて、情報が飛び交っており、どこの国が移住先として良いのか? ということを考えている人も多いです。


リアリスティックな海外移住

さらに、若い人に影響力のありそうな芸能人とかが移住していますよね。その芸能人の移住についても、例えば90年代頃のメインは、「LAに拠点を置く、、、」とか、イギリスに住んでいるとか、そんな感じの、なんか、まだ、夢のあるというか、雲の上の存在的な感がある移住でした。

ところが、最近の芸能人というか、有名人の移住はとても等身大でとても現実的で、とてもリアリスティックです。

シンガポールとか、マレーシアなどなど。

以前は、日本を踏み台にして、ステップアップした場所を拠点にするような移住でした。

ところが、今の移住は、何か日本が窮屈でデメリットばかりなので、日本を捨てる的な移住が多くなったような気がします。日本、オワコンという感じの移住です。



人による日本がオワコンな理由

いくつか羅列したり、リストを作ることも可能ですが、総合すると、若い人にとってはこれからの日本での生活は、苦しいだけになることではないでしょうか。

  • 所得税は高くなります。消費税も高くなります。タバコを吸う人は、ちょっとした息抜きのタバコも高いです。
  • 給料が30年間変わっていません。先進国でそんな国ありません。
  • 老人の医療費負担が多くなります。生産年齢1人で、1人以上の高齢者を支えることになりそうです。負担がとても大きいです。
  • 企業の国際競争力が低下しています。東南アジアに比べて人材も貧弱です。東南アジアのエリートの方が、余程優秀です。英語においても、デジタルリテラシーにおいても全てにおいて上です。
  • この成熟した世の中において、子供の教育は年々複雑化します。いじめ問題が日本全国で後を断ちません。そんな日本で子供を育てることが不安です。


いっそのこと、海外に出ちまおうか? という気になります。当然のことです。

海外移住すると、何が良いのでしょうか? 人によって価値観も違うし、細かいことも大まかなこともあるのですが、羅列してみましょう。

  • 語学ができるようになる。努力必要です。勝手にはなりません。
  • 人目を気にしなくなる。まあ、なりますね。
  • 物価が安い国であれば、コストが安い。
  • ゆったりとした時間が流れている。
  • ビジネスチャンスがある。
  • 税金のこと。
  • 異性にモテる

ほんとに人の価値観によりますので、あてはまらないこともありますが、個人的に一番大きいのはやはり、人目を気にせずに生きられることではないでしょうか?

日本での生活ほど周囲に気を配らなければならない環境はありません。

もちろん、相応にデメリットもたくさんあるかと思いますが、海外移住を決定する決め手としては個人的には、もう、日本が窮屈になって、海外に出るしかないと思ったからです。

実際にタイに来て5年経ちますが、色々ありますが、やはりこのままタイにしばらく住みたいと思っています。

では、海外が良いのか、日本が良いのか?ということは置いておいて、海外に移住しよう! と、決意したとします。

海外移住を決断したら、日本人に必要なことは、たくさんあります。物質的なこと、事務的なこと、何より心構えについても同様です。

今回は、心構えについて書いていきたいと思います。

色々ありますが、1つにフォーカスします。


セットアップ感からの脱却

日本はガラパゴスと言われる理由は、まるでガラパゴスに生息する動物たちのように、独自の進化を遂げているということの例えです。

日本は、実際に独自の進化を遂げています。

数年前、安倍元総理大臣が言いました。オリンピック招致に奔走する中での演説でした。

「東京では、財布を落としても、自分の元に帰ってきます。」

確かに、そんな国は日本だけです。

海外では、当然のことながら、そんなことを期待してはいけません。


地下鉄に乗って、次の駅にもうすぐ着く時のことを思い浮かべてください。乗り換え案内のアナウンスがあるなんて、日本だけです。

「次は、北千住、北千住、日比谷線、東武伊勢崎線、常磐快速線、筑波エクスレスはお乗り換えです。常磐線は進行方向前の階段、エスカレーターを、東武線は、、、、」

などなどと言ってくれるのは、日本だけです。

こういうのがあるので、日本人はいちいち行き先や乗り換えなどを事前に確認することを怠りがちです。なぜなら、来た電車に乗ればなんとかなると思っているからです。

アメリカにいたときは、アナウンスなしで、電車が別のホームに来ることになり、元のホームで待っていた客が全員ダッシュで移動するなんて事はしょっちゅうでした。

また、駅員に聞いてもわかりません。分からないことを、「わからない」と言ってくれれば、まだ親切です。たくさんの人が適当な答えを言うので、それを信じていると大変なことになります。駅員さんが普通に教えてくれるなんて、日本だけです。


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加瀬倉庫

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駅員さんが適当なことを答えるなんて、全く思っていないですよね?

海外では、普通にありますので、このマインドセットをしなければなりません。


ちょっとした役所や、手続き関係もそうです。

日本の市役所などで、手続きをするときは、きっちりとしっかりと用事が済みます。こんなの、日本だけです。

また、駅員さんの話と同じで、何かあれば教えてくれると思ったら大間違いです。役所も、人によっていうことが違います。

海外では、自分で調べて、自分で理解しなければなりません。

日本では、手取り足取り教えてくれますが、これも日本だけです。このマインドをセットしなければ、海外ではきついです。


海外移住してから思い知る

たくさんのブログやSNSで発信されていて、海外移住を考える人も多くなっています。

海外移住で必要なのは、この日本独特のセットアップ間からの脱出です。

  • 自分で調べて、自分で確認しなければなりません。
  • 聞いても、教えてくれません。
日本人のセットアップ感を脱却するためには、それ相応の努力が必要かと思います。日本人は人を疑うことがとても苦手です。

しかしながら、海外では、残念ながら、人を疑わなければならないのです。

そして人を疑うときの匙加減も、日本人は慣れていません。

例えば、人を疑うと言っても、何も本当にその人物を心底疑う必要はなく、例えば駅で駅員さんに何かを聞いたときに、鵜呑みにしないで。
「本当かな?」
と、思うマインドのことを言っています。

それだけなのです。が、とても大事です。

なぜなら、海外では、セットアップされていることなんて、ひとつもないからです。


衣食住において、全てにおいてそうです。

好きな服を着るためには、自分で探さなければなりません。それもどの店が安いか、どの店にどんなものが置いてあるのか、自分で覚えなければなりません。

好きなものを食べるには、自分の好き嫌いを知らなければなりません。たまたま入った店で良い人で美味しかった、なんていうのは、日本だけです。

海外においてはなおさらです。日本人の好みに合うような食べ物を把握しておかなければなりません。

本気で移住するなら、食費の節約もしなければならないこともあるかと思います。そのためには、自炊するとか、自炊するにしても、何から揃えれば良いのか、それはどこにあるのか??

すでにその地に住んでいる日本人を頼れば良いとか、誰かが描いているブログとかを読めば良いとか思おうかもしれませんが、なかなかそれも頼りにならないものです、実際は。

海外生活を経験したことのある方ならわかるかも知れませんが、現地の日本人って、意外と頼りにならないし、変な人多いし、意外と冷たいです。

ですので、自分で知っておいた方が良いのです。ていうか、自分で知らなければならないのです。

海外移住をお考えの方は、セットアップされた感を捨てて、自ら切り開いて行くようなマインドセットが必要かと思います。

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2021年10月1日金曜日

子供をインター校に通わせる英語ができない親

バンコクのインターナショナルスクールの迷惑な日本人


日本人にとって不都合な事実のオンパレード頻発

安易に子供をインターナショナルスクールに入学させる日本人がバンコクでは一定数います。

インターナショナルスクールへ子供を安易に入学させることは、子供がとっても可哀想になります。

たまたま駐在で配属になったバンコクで、普通なら日本人学校に入れますが、せっかくだから?みたいな理由で子供をインターナショナルスクールに入れる親がいます。

子供をインターナショナルスクールに入学させるのは、別に悪いことではありません、親がその意味を理解しているなら。

そこまで理解していなくても、別にそこまで悪いことではありません、迷惑をかけなければ。


勘違いは親

実際は、その日本人達ががインター校のあちこちで勘違いを起こしていて、ちょっとした迷惑な存在になているのも紛れもない事実です。

インスタはじめとして、SNSをリア充ツールとしてフル活用している駐在妻でも、もし自分が迷惑な存在だとしたら、それは都合の悪い事実なので、あまり発信しません。


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みんなのFX

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現実には、結構な確率で頻発していることではありますが、発信されません。


発信されないので、外からバンコクを見ている人には情報が届きません。


バンコク駐在妻が発信することって、小旅行、ネイル、エステ、グルメなどなどがメインですので、自分たちにとってマイナスなことなんて、発信しないですよね。これは誰でもそうです。

疑問なのは、駐在の方達は、実は気づきながらも無意識に自己都合でその事実を闇に葬り、リセットして、そんなことは無かったことにしているのか?

はたまた、そもそも迷惑な存在であることにマジで気づかずにいるのか??

それは分かりません。

もし、マジで気づかずにいるとしたら、もしもそんなお花畑だったら、日本人達の脳みそはマンゴースムージー、徒党を組む日本人グループはココナツマフィンです。

ですので、この際、頻発している事実を、このブログで取り上げようかと思いました。きっと外からタイ、そしてバンコクをウォッチングしている人の中には、不都合な事実も知りたい人々が一定数居るはず。そんなニーズを信じます。

刺さる人には刺さる記事というのは、アクセスアップのコツでもありますよね。であれば、これは取り上げてぜひ記事にしなければなりません。


バンコクのインターナショナルスクール事情

不都合な事実の前に、ここでまず、タイ全域、そしてバンコクのインターナショナルスクールって、そもそもどうなってんの? ということろから説明させていただきます。

バンコクは東南アジアの国際都市です。いろいろな国からタイに移住してきている人が居ます。タイは発展途上国です。

発展途上国って、まさに発展途中なので、もう発展するしかないのです。そんなエキサイティングな国際都市には、当然、諸外国からの人々が移り住んでいて、当然インターナショナルスクールが沢山存在しているのです。


タイには166校のインターナショナルスクールがあります。

バンコクには88校のインターンナショナルスクールがあります。
https://www.international-schools-database.com/in/bangkok

授業料ですが、もちろんピンキリです。

初年度の授業料は、グローリーインターナショナルスクールの67,000バーツから、インターナショナルスクール・バンコクの805,700バーツまで。

平均は320,000バーツです。

32万バーツということは、最近のレートで大体日本円で105万円になります。平均より少し高くても、まあ、年間130万円くらいで、充分なのです。

もちろん、高いっちゃ高いですが、そもそも駐在は会社から子供の教育手当が出ます。この金額はもちろん会社によるのですが、日本人学校の授業料が目安になっているとのことです。

日本人学校の授業料は、年間だいたい入学金16万バーツ(約53万円)と授業料(年間)13万バーツ(約43万円)の合計で初年度96万円です。

日本人学校にかかるお金は、駐在の場合大体会社が負担してくれることが多く、もしインター校に入学した場合は、オーバー分は自己負担になります。

そもそも、駐在の場合は、給与が日本にいる時よりも、だいぶ増えています。海外勤務に付随するいろいろな手当てなどによって、中には日本にいるときよりも、倍になっちゃう人も居ます。

また。日本人学校分のお金は会社から出るので、インター校が少し高くて差額があっても、全額払うわけではありません。

ま、この際、インターに入れてみようか〜! みたいになるわけです。

もちろん、兄弟がいるとまた負担も大きいので、それはその家庭次第ではありますけど。

諸外国の親との決定的な違い

日本人の場合は、
せっかくだから、
記念だから、
見栄をはりたい?

みたいな理由で、インター校を選んで、子供を通わせるという理由が多いです。

タイ、バンコクのインターナショナルスクールには、たくさんの国々の子供達が集まります。タイ人はもちろん、インド人、中東、欧米人、日本人、中国人、台湾人、香港人、韓国人などなどです。

日本人生徒とその他の国の生徒の根本的な違いは、こんな感じです。

諸外国の親が、子供をタイのインター校に入れている場合、

・インターで学ばせたいからタイに来ていたりする。

諸外国の生徒の親は、タイ、そしてバンコクのインター校に子供を入れるために、仕事を変えたりすることもザラです。

・駐在はほぼ居ない。タイでビジネスを起業したりしている。

日本人の親との違いは、日本人の親が、ただ会社の辞令でタイに来たことに対して、諸外国人の親は、そもそも自分のビジネスを持っていて、それをタイでやっていたりすることです。

もちろん、欧米の会社の駐在は居ますが、それは日本の会社の駐在と違って、本当のエキスパットです。エキスパットも駐在という意味っちゃ意味ですけど、例えば、欧米の会社は、大きな会社でも、本国からは社長だけしかきていなかったりします。それが日本のように、平社員も沢山きているという環境とは全然違います。

圧倒的に多いのは、自分でビジネスをしている外国人です。それも、バンコク、タイで子供をインター校に入れたいがために、仕事を変えてまできていたりするわけです。

中には、子供をタイのインター校に入れたいがために、母子だけタイに来て、お父さんは本国でそのまま働いているという家庭も結構います。日本人にとっては考えられないですよね。母子だけタイに送りますか?

このように、タイ、バンコクのインターナショナルスクールに集まっている子供のバックグランドは、日本人と、その他の国々と比べると、こんなにも違うのです。

言い方を変えると、

諸外国人は、子供のため

日本人は親の見栄のため

のような気もしたりするのです。

日本人は、たまたま駐在になり、たまたまインターがある事を知って、せっかくなので体験させたいので、入れる。 

駐在が終われば帰る。 高学年になれば、帰国後の日本の受験準備を優先させるので、インターは辞めさせる。せっかく収入が上がったので、記念で入学させる。ということですね。

ただ、ここまでならいいです。別にそんなの、各家庭の自由です。どんな理由でも、別に知ったこっちゃないです。自由で良いかと思います。

問題になるのは、インター校に子供を入学させると、どんなことが親に起こるか? が全くわからない親です。なぜなら、親は、英語がわからない場合です。

平均的な日本人の親はもともと英語がそれほどできない人が圧倒的です。そこで起こる現象としては、

・学校からの通達や、書類、決まり事が理解できない。

・日本人どうして固まって日本語でずっと話している子供達。

・宿題が何なのかがいまいち不安になり、確認し合う親たち。ちょっと英語がわかる親に頼り切ったりして、毎回毎回なので、頼られる側の英語がわかる親が実は迷惑している。

・教師との面談も、英語がわからないので、拒否する親。

・子供の宿題を、子供の代わりに辞書を引きながらでもしてしまう親。

・日本人同士でしょっちゅう誘ってくる親

・他の国の子供と一切コミュニケーションを取らない子供

・他の国の子供の親と、一切コミュニケーションを取らない日本人の親


親が英語ができなければ、本来はインター校に子供を通わせるべきではありません。


そして、大きな勘違いの極め付けは、

インターナショナルスクールを、子供の英語の勉強としか思っていない親です。

良い機会?みたいにしか思っていない親です。

せっかくタイにいるから? みたいにしか、考えられない親です。


インターナショナルスクールは、日本人の子供が英語を学ぶ良い機会を提供していません。

インターナショナルスクールは、英語を使って、勉強をする学校です。

英語を学ぶのではなくて、

英語で学ぶ場所なのです。

つまり、英語がわからない時点で、本来入学すべきではありません。


もう一つの、諸外国の子供達と違う店は、

日本人は、小学校高学年になると、日本に帰ります。

会社都合で帰国できない場合は、とりあえず日本人学校に転校して、帰国後の受験に備えます。


インターナショナルスクールはを単なる体験としか思っていない日本人が多すぎなのです。

そこまで海外思考ではないのです。

小さい時だけです。

高学年になれば、帰国後の受験勉強の方が大事です。バンコクでも塾通いしたりします。日本人向けの塾が、バンコクには沢山あります。


学校でいつも固まっている日本人は、諸外国からの子供達や、親達から見たら、変です。

評判は悪くなります。

ただし、そんな悪い評判を知っていたとしても、学校側としては、日本人生徒は良い収入源なので、日本人はウェルカムという感じもあったりします。

そもそもドメスティックな親が、タイに配属になっちゃって勘違いしたついでの、勘違いしっぱなしの、子供のインター通いは、上手くいきません。

可哀想なのは、突然英語の世界に放り込まれた英語のできない子供達なのです。

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2021年9月30日木曜日

バンコクから消える日本人

増えるタイ人客

先日顔馴染みのお兄さんにとあるショッピングモールでばったり会いました。彼はバンコクに数店舗ある日本式居酒屋の社員さんです。若くて、愛嬌がある、元気な好青年です。その日も、居酒屋の店を覗き込んだら彼がいたので、声かけました。

いろいろ話したら、現在はお酒が提供出来ないこともありますが、ほぼほぼ「ランチ営業」がメインとのこと。お客の減りを聞いたら、減っていることはなく、結構繁盛していて、

95%がタイ人客とのことでした。

居酒屋のランチは揚げ物の定食とかがメインです。例えば、鶏南蛮定食とかありますよね。あんな感じです。

タイ人の間でも、日本風の定食って結構浸透しています。タイ人のブロガーやタイ人がSNSでシェアすると、次の日に並んだりすることもあったりします。

去年は、プロンポンのお店、「新潟」で、タイ人がカニクリームコロッケか何かをSNSで紹介したら、たちまちタイ人の間で話題になり、数日間行列ができたということもありました。

そもそも、タイ人は日本食にとても興味があるのです。

それにしても、とは言え、地域的にも日本人が多いモール内の居酒屋のお客さんが、95%タイ人。。。

それだけ日本人が減ってるのかもしれません。


タイ人にとっては入店の敷居が下がった

これが郊外の店なら分かるのです。日本食レストランは、結構郊外にもあったりします。もちろん、クオリティは「なんちゃって」ですけど。郊外の日本食レストランは、タイ人だらけです。

ところが、アソーク、プロンポン、トンロー、エカマイあたりは、ターゲットも日本人ですし、内容も本格的です。今までは、タイ人には敷居が高くて入れなかったのかもしれません。

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タイ人にとって敷居が高いというのは、値段だけではありません。雰囲気です。

値段だけなら、金持ちタイ人はいくらでもいるので、むしろ日本人よりも金持ちなので、値段の敷居ではありません。

日本人だらけの店の、雰囲気の敷居です。

ところが、そんな日本に興味のあるタイ人にとっては、この日本人が減っている現象が、良いのかどうか、わかりませんが、日本人街にあった本格的な日本食レストランに次々と、人目を憚る事なく入店しているのです。

何しろ、ほとんどの客がタイ人なのですから。

ちょっと考えられない現象が、今、バンコクで起きています。これが現実です。


苦悩するYouTuber

日本人でタイ系ユーチューバーと言われる人達が、沢山居ます。コロナ前は彼らは、旅行や食レポ、夜の店、タイでの新しいトレンドなどを紹介するのがメインでした。

今では、それが散歩動画になっています。なぜかといえば、店は閉まっているし、旅行には行けないからです。夜の街もゴーストタウンですので。

散歩しながら、シャッターの店を映して「この店も閉まっちゃいましたねー」みたいなコメントしながら練り歩く動画です。

個人的に、散歩動画が好きで、結構チェックしていました。

ところが、その散歩でさえネタが尽きたのか、なかなか動画更新もまばらになってきたりしています。散歩動画好きなので、減るのは寂しいものです。散歩動画とっても、閉店した店を紹介するだけだから、寂しくなるという理由なのでしょうか?

だったら、僕が撮ろうかな? とはいえ、全く知識もないので、ちょっと色々と覚えないと、僕には出来ませんけど。

減ってるとはいえ、バンコクの現状の動画を見れば、もう様子は一目瞭然ですね。


日本人が長年かけて作ったカルチャーは?

タイ在住の日本人が長年、このバンコクで作り上げてきた文化は、この先どのように変貌していくのでしょうか。

ザ駐在にも批判があるかもしれませんが、一方で、このスクンビットエリア中心に、日本人が貢献してきたのも事実です。

この日本人たちが4割から5割も減っている今は、この先のタイ経済に影響があるかと思います。

何しろ、観光立国なのです。

観光客、そして移住者が居なければ、タイ経済は打撃です。現在はコロナ前では考えられない現象が起こっています。

日本人向けサービスを展開している、とあるエージェントの人と話しました。その人がやっている業務は様々で、例えば日本人とタイ人との結婚手続き、日本人がタイで起業する時の手続き、ビザ関連、などなど、日本人がタイで生きていくための一切の事柄をカバーしているエージェントさんなのです。

その人であれば日本人の動向はよく知っているはずですので、日本人の実際の減り具合はどうなのか聞いてみました。仕事にめっちゃ影響があるらしいです。

「日本人は45%くらい減りました。」とのことです。

バンコク在住の日本人は、その人の肌感覚で45%減っているらしいです。それにしても、ずいぶん減ったもんだなあ。と、思います。

日本人と言っても、駐在が多いのはスクンビット地区です。そして観光客が多いのは、タニヤ、ナナプラザ、ソイカウボーイ、タニヤ、パッポン、そしてゴルフ場ですよね。

日本人駐在はスクンビット
日本人観光客はタニヤ

と、分けることもできるかと思います。

タニヤ通りをメインにしたシーロム地区は観光客のメッカです。もちろん、現状では。観光客なんてほぼほぼゼロなので、タニヤはほぼ死んでおります。

200件くらいあっただろうカラオケ店はもう全店休業しているかと思います。

現在、タニヤを行き交う人で、もし日本人がいれば、このコロナ禍にもかかわらず周辺オフィスに出勤しなければならない残念な人だけかもしれません。

タニヤ通りで象徴的なのは、日本人向けの中華料理店、「桃太郎飯店」が閉業して、次の店がタイ人向けを意識してると思われるタイ料理が出店したといういうことです。

タニヤ通りといえば、もう日本人客を意識した店しか存在しない通りなのです。もちろん、ちょっと路地を入れば屋台もあるし、タイ人も沢山いるのですが、メイン通りに面した店は日本人向けしかないのです。

変わるタニヤ

その、メインどおりに店を構えていた「桃太郎飯店」が閉店ということよりも、その後に、タイ人客を意識した店が、タニヤのメイン通りに構えたと言うことが、驚きというか、時代の流れを感じてしまうのです。

タニヤはもう復活しないのでしょうか? 

そんなことはないと思うのですが。コロナが終われば、復活するはずだと思っています。

もし、復活しないのなら、当然のことながら、隣接するパッポンもスリウォンも終了だと思います。

フジスーパーも変わる?

実は、今日、日本人御用達のフジスーパーに行きました。フジスーパーはスクンビット地区に4店舗あります。もう、日本人駐在員には御用達のスーパーマーケットとしてあまりにも有名なのです。

平日の昼間ということもあるのか、お客さんの入りはまばらでした。

よく観察すると、タイ人客が半数を超えていました。フジスーパーといえば、もうその名の通り、日本向けというか、日本人しか相手にしていないスーパーマーケットです。

タイのローカルではなかなか見つけられない、野菜。タイのローカルでは、なぜか、レタスとかじゃがいもがありません。

ほうれん草も輸入のようですので、ローカルではなかなか売っていません。もちろん、タイ野菜はローカルには沢山あります。

以前は、コロナ前は、フジスーパーにはもちろんタイ人のお客さんも居ましたけど、日本人客率でいえば90%を超えていたかと思います。

それが今では半数以上がタイ人なので驚きました。もしかしたら、夕方行けば、日本人がもう少し多いのかもしれません。

が、事実、僕が見た時は半数以上がタイ人なのでした。

フジスーパーが不振に陥ると、関連する業者にも影響があるでしょう。

仕入れ先もそうです。それに、例えばフジスーパー2号店では、建物の2階、3階にレストランやマッサージ店が入っています。

そして周囲には日本人向けの店があったりします。こういう店にも客足が遠のくのかなと思っています。

すごい打撃ですよね。

このまま、バンコク、そしてタイ全域から日本人が減り続けるのでしょうか?

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2021年9月29日水曜日

薬で困る移住者

自分の薬くらい、覚えておこう



日本での処方薬を自分で薬局で買う?

いつも服用している薬を覚えておけば、自分で薬局で買えるようなります。

え、買う? と、思うかもしれませんが、タイでは日本では処方薬でも薬局で自由に買えたりします。

アメージングタイランド!!

もちろん、タイでも病院にかかることもできます。しかもかなり立派な病院がありまて、医療は進んでいます。

日本企業に勤めている日本人なら、会社が民間保険に加入してくれて、受診もキャッシュレスです。

しかしながら、自分で根を張って生きていく人々、は保険も選びますので、中には薬代は負担するタイプの保険も結構あります。

いや、企業ではいる保険にしても、上限が決まってたりして、薬代は自己負担とかも、結構あるのです。

そんな時、病院で薬を買うよりも、同じ薬を薬局で買えば、すごく安いですし、タイでの生活に置いてはかなりの節約になります。

タイでは、日本みたいにいちいちなんでも病院に行ったりしない人も沢山います。日本人はそれでも、比較的通院はするかと思います。習慣づいていますので。

もちろん、何か病気とか気になる時には必ず受診します。

けれども、毎回毎回高血圧の薬を貰うための受診とかは、日本みたいにしなくても良いのではと思っているのです。非常に個人的な見解と留めてください。


またまたここでもバーツマジック

海外生活に置いては、節約も必要です。特にタイでは、日本人はバーツマジックにかかり、ついついお金を使ってしまいます。

500バーツが1650円であることを肝に銘じる必要があります。

毎日毎日のことなので、慣れてくると、感覚が麻痺してしまい、「あ、100バーツ、安いなあ」とかいう感覚に陥りますが、実際は100バーツは日本円で330円です。これがバーツマジックです。

日本人は何も考えずに日本人向けの店に行ったりしますが、日本人向けの店は、同じ商品でも相場よりも高くふっかけています。

たまに他の店がないか、他の選択肢はないのか? ローカルでなんとかならないか?などと考える必要があるかと思います。節約の為には。

日本人向けの不動産屋、日本人向けのスーパーマーケット、日本人向けのマッサージ、日本人向けの床屋美容院、日本人向けの習い事、などなど、日本人向けとくればなんでも高くふっかけてくるのが、タイなのです。

そして、のこのこと、まるでレールの上を歩くかのように日本人社会で日本人向けサービスを受ける人々。ザ、駐在です。

それだけ日本人の頭の中がお花畑で、日本人がみんな行くような店で値段を言われれば、そのまま支払うという人種だからかもしれません。

ねぎったり文句を言う人なんて、たぶん、ゼロですので、タイでは日本人相手なら商売もしやすいし、日本人は客としてパーフェクトです。

これからの日本人は、そのような同じレールの上で行動するような人々ではなくなるかと思います。

なぜなら、これから、大移住時代が訪れると予想しているからです。

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日本民族の東南アジア大移動

海外移住がどんどん増えると、会社などに頼らずに、自分の力でなんとかして、自分で判断して行動する人も増えてくるかと思います。

これからの海外で暮らす日本人像とは、まさに、会社でもなんでもなく、自分から選んで移住しようとしている人達がマジョリティになるはずです。

そんな時には、もう、日本人日本人しなくて良いのです。しなくて良いというか、すべきではないのです。

今までだったら、海外といえば駐在と言う感じでだと思いますが、もうそんな時代が終わるのは目の前です。

例えば、タイにはたくさんの欧米人が住んでいます。特にロシア人や、スカンジナビア人がとても多いです。もちろんアメリカ人も。

彼ら白人は、タイではファランと呼ばれまして、タイにいる外国人の多くを占めています。ファランで、駐在なんて、見たことありません。

白人で本当のエキスパットはいますけど、日本人みたいにエンプロイーレベルで駐在が数万人いるのは、世界中どこを見ても日本企業だけです。

これから、日本人もタイにいるファランのように、好き好んで勝手に、会社に関係なくタイに来て、タイに限らず、海外で生きていくと言う人々がどんどん増えてくると思います。

そんな世代の方にとっては、ちょっとした薬の為にいちいち病院に行くことなく、薬を自分で調達することをお勧めしているのです。


自分の薬、言えますか?

慢性疾患のある方、メタボの方、自分の使っている薬の名前、わかりますか?

高血圧や糖尿病、痛風などの慢性疾患のある方は、ほぼ永久的に薬を飲んだりしていますよね。日本では長期処方であれば3ヶ月に1度受信して、薬をもらったりします。この時に、薬の名前って、覚えていますか?

薬の商品名
薬の一般名
薬のグループの名前

これらは、覚えておきましょう。

例えば、こんな感じです。

商品名 ミカルディス
一般名 テルミサルタン
グループの名前 ARB

このように、日本でいつも出される薬を覚えておくと、タイでは役に立ちます。なぜなら、自分で買えるからです。

そして受診した時にも例えばタイ人の先生が「うちの病院にはミカルディスはないけど、他のARBならあるよ」と言われた時に、なんとなく知っていれば納得できます。納得したら、その薬を自分で買うことも可能です。

タイにおいては、日本では処方箋が必要な医療用医薬品が自分で買えます。自分で買うと、病院で買うよりも安いことが多いです。ですので、薬の名前を覚えておいて、自分で購入できたら良いかと思います。

何度も言いますが、受診しなくて良いのではありません。そこは自分で判断することですから。

また、念のために言いますが、受診しないことを勧めているわけではありません。


医師の受診はします

医師を受診することは必要だと思いますが、僕の場合はもう何年も同じ薬を飲んでいるので、節目節目で病院に行きながらも、自分で買っています。

例えば病院を受診しても、薬は要らないと病院に言います。その代わり、必要な薬を先生に聞きます。そしてその薬を自分で買うのです。

薬まで全てカバーされている保険に会社負担で加入している人は、そんなこと必要ありません。しかしながら、現地で移住して根を張って生きていくには、そこまで高い保険を自分で加入することは無意味です。

薬によっては保険でカバーされない種類もあるので、自分で買うのです。自分で買うから病院からは出してもらわなくても良いのです。

日本人は、会社で健康保険に加入するので、基本的な疾患であれば病院に行っても全てキャッシュレスで保険会社が払うことが多いです。

タイのある程度の病院は、全て保険でキャッシュレスで受診できます。タイのシステムすごいですよね。

日本国内ではもちろん保険診療なので、慢性疾患の場合は、もう、何も考えずに受診して、薬をもらっているかと思いますが、タイでも同じような感覚に陥ります。

僕はローカルの薬局で買っていますので、かなり安く買えます。これも海外で生きていく一つの賢い選択なのです。

タイにいる欧米人は、自分で薬を買っている人がほとんどです。もちろん、病院にも行きますが、毎回毎回病院に行くのも嫌なので、自分で買うのです。


美人薬剤師現る

ローカルの薬局の薬剤師と知り合いになる

僕はいつも決まったローカルの薬局に行きます。薬剤師が必ずいます。しかも美人。タイの薬剤師は、もちろんタイで薬学部を出ていて、英語ができます。

実はタイの薬剤師の仕事は素晴らしいです。ほぼ医者みたいな役割もします。なぜなら、客が来ると、症状を言って、薬を出してくれたりするからです。しかもその薬は、日本なら処方薬です。

タイの薬剤師は、症状を聞いて、処方薬を出す。もうこれって、医者ですよね。

僕も自分のいつも服用している薬は大体知っていますが、ちょっと調子が悪い時にどんな薬が良いのかとか、専門家ではないので、わかりません。

そんな時には、僕はそのいつもいく薬局で美人薬剤師に話に行くのです。

こんな時には、とりあえず英語ができてよかったと思います。タイ人って、人の顔をすごく覚えています。特に日本人の顔を覚えているのかもしれません。

その美人薬剤師も、僕のことを覚えていて、僕がどんな薬を飲んでいるのか、知っているのです。

とても心強いです。

何かあると、相談に行くのです。多分、そんな日本人珍しいと思います。なぜなら、日本人はみんなすぐに病院に行くのが普通だからです。


セットアップからの卒業

ただ、結構欧米人も来ます。多分、ただ医者に行くのが面倒なのかもしれません。欧米人も薬局に来て、薬剤師は大体英語ができるので、英語で色々と相談して、薬を買って買える人を結構見かけます。

日本人も、こうやってある意味図太く生きていかなければならないのです。

こうして、なんとか、根を張って生きていければと思う毎日です。ローカルに順応したいと思っています。


日本人がタイでやっているビジネスの特徴として、「日本と同じような環境」をセットアップする傾向があります。

日本と同じような、水道水
日本と同じような医療サービス
日本と同じような食材のスーパーマーケット

日本人の客は、日本と同じように何かができることに価値を見出しがちです。もちろん、日本のサービスは世界一だと思っています。海外にいると、本当に日本の素晴らしさを痛感します。

しかしながら、海外移住をしたい日本人は、もう、このセットアップされた感覚からそろそろ脱却しなければいけないのです。

日本人は、海外移住を本格的に考えるなら、マインドセットから変えなければならないかと思います。

これでだいぶ安くなりますよ。

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2021年9月28日火曜日

防げない駐在中の勘違い

誰でも陥る勘違い😱



日本人が多いからと言って、そこは日本ではない。

バンコクが日本人にとってあまりにも心地よくて、海外に居るということを忘れてしまい、ついつい日本のカルチャーを当てはめてしまう人が居ます。これは勘違いですので、気をつけた方が良いかと思います。

いや、気をつけていても、多分防げないです。気をつけようとするよりも、ある程度は勘違いを想定済みで行動を考えた方が良いかもしれません。

似ている感覚とすれば、リバウンドまでを想定したダイエット、、でしょうか?? リバウンドは良くないものの、防げないので、ある程度想定した上でダイエットをするみたいな?

勘違いも、ある程度想定しないと、防ごうと思っていたら苦しくなります。

駐在の方が勘違いしてしまう理由は、会社も日本企業だからかと思います。日本企業で働いているので上司も日本人で、大きな会社で複数の駐在、または現地採用の日本人が居るような企業あれば同僚も日本人。

街を歩けば、日本人だらけで、お昼ご飯は日本食。こんな環境であれば、勘違いしてしまうのも当然かと思います。

しかしながら、どんなに大きな会社でも、日本人だけではタイでの現地法人は成り立ちません。タイ人スタッフがたくさん働いっているかと思います。

タイに進出している日本企業で働くタイ人は、基本的にサポート業務が多いです。


勘違い日本人が抱くタイ人への固定観念

ここでまた勘違いになりますが、駐在の日本人が、タイ人に対してサポートする人々というイメージを抱いてしまうことです。

駐在の日本人の方々が目にするタイ人は、会社にいるサポートスタッフ、専属のドライバー、自宅のコンドミニアムの警備員、アヤさんと呼ばれるメイドさんなどなどかと思います。つまり全て日本人のために働いている人々というイメージが植え付けられてしまうのです。

タイ人でも例えば欧米の大学を卒業して、バンコクにあるグローバル企業で働いている人もたくさんいます。バンコクにあるグローバル企業とは、わかりやすい例で言えば、Google、ジョンソンアンドジョンソン、Microsoftなどなどでしょうか。タイにあるグローバル企業には、日本人はほぼほぼ居ません。

タイ人のウェブエンジニアもいれば、プログラマーも居れば、マーケターもグローバル企業では働いています。

こういう優秀な部類のタイ人とは、日本人駐在員は接点がないかと思います。これが日本人駐在員が抱く、タイ人へのイメージの勘違いの元です。

英語もタイ語もできない日本人駐在員よりも、よほど優秀なタイ人層がいるのですが、日本人駐在員はそのようなタイ人層とは、接点がないのです。ですので、駐在の日本人の方々の多くはタイ人=サポートスタッフと勘違いしてしまっています。

そのような方々は海外で勤務していても、全くグローバルな人材とは言えないかと思います。


グローバルどころか、日本国内よりもドメスティック

もう一つの勘違いは、これはタイに限らないのですが、海外現地法人の日本企業の中の組織は、本国である日本よりもドメスティックな雰囲気になりがちということです。

この雰囲気が生じる例としては、現地法人に日本人社長が居て、部下に日本人駐在員が数人いるような環境などかと思います。

場所だけは海外にあるけど、全くグローバルなカルチャーは育ちません。全くグローバルという環境ではないのです。

むしろ、決まった人同士の関係が濃くなる一方で、日本に居た方がまだ自由がある感じになっています。

日本よりも日本的な環境が、海外現地法人には生まれます。むしろ日本の方が風通しが良いです。

また、このような海外現地法人ですが、特にタイを例に取ると、日本企業のカルチャーをタイ人にも押し付ける傾向にあります。

大体の場合は、タイ人スタッフからは上から目線と批判されるのですが、日本企業のタイ人はそれにいつも従っています。

従うというか、意見してもしょうがないという感情かもしれません。

この感情が原因なのか、文化的な側面なのかは分かりませんが、タイ人の特徴でもあるのですが、言われたことにしか反応しないという場合も多く、これが日本人駐在員のストレスになったりするケースも非常に多いです。

わかりやすく例えるなら、例えば、レストランでお客さんがお皿を下げて欲しいとスタッフにお願いするとします。

スタッフは、そのお皿を下げに行きますが、そこで、日本みたいに「他に空いているお皿がありましたら、お下げします。」みたいな踏み込みはありません。

例えば、お茶がフリーの店で、お茶のおかわりが欲しい時に、スタッフにお茶のおかわりをお願いした時も同じです。頼んだ人のお茶はリフィルしますが、そのグループの他のお客さんの分まではケアしません。

これが、タイでのあるあるです。レストランを例に取りましたが、普通の企業の仕事においても、こういう感じが蔓延しております。仕事が進もうと、滞ろうと、タイ人には関係ないという感じが、カルチャーなのです。これは、覚えておかなければなりません。

タイ人は、言われていないことまで気を遣ってやるような文化は無く、日本人としては当然と期待していると、ことどく裏切られます。このカルチャーギャップも勘違いを生む元です。

もちろん、中には、優秀なタイ人も居るかもしれませんが、そういう対人は、日本企業ではなくて、タイの大手企業かあるいはグローバル企業で起業で就業しているかと思います。


ハニートラップはこうして起こる

日本人駐在員は対人美人女性のハニートラップにも気をつけた方が良いです。

タイ人女性は美人が多いです。

欧米人や日本人、韓国人が好きなタイ人女性もたくさん居ます。

カルチャーなのか、どうなのかはわかりませんが、タイ人女性の中には、ぐいぐい誘って来る人が居ます。その男性に奥さんがいたりしても、関係ありません。

もちろん、経済的な理由で、欧米人や日本人に取り入ろうとするのかもしれませんが、とにかく美人なので、日本人はついついちょっかいを出してしまったりします。

タイ人女性の全てがそういう方ではありませんが、日本人や欧米人に奥さんがいることなんて、あまり気にしません。とにかくアグレッシブに誘ってきたりするのです。タイあるあるです。

こうして、日本人、欧米人で、特に自分の国でモテた経験などのない男性ほど、タイでハニートラップにかかってしまいます。

同じ会社で毎日毎日会っていると、あるいは通っている店で毎回会っていると、感覚が麻痺してきて、まいっか、みたいになってくるのです。

これがタイのリセット感

この、「ま、いっか!」って、結構タイでのキーワードでないだろうか? と感じています。

タイに住んでいると、この「ま、いっか」みたいな空気感が漂っています。これがタイです。

この、なんというか、「リセット感」が、タイで生活していると、マジックのようにいつの間にか身につくのです。

この空気は、大きな勘違いをもたらします。

よほど自分を律しないと、この勘違いに流されます。

タイを支配する。浮気しても、まいっか、みたいな空気感。全く悪いとも思わず、女性がどんどん近づいてくる。駐在の奥さんは、何が起こっているのかなんて、全く気づきません。

結局最終的に本当に誘うのは、いつも男の方です。この空気感にコントロールを失った、男がいつもタイ人女性を誘ってしまうのです。


バーツマジック

駐在員の奥さん、よくいう「駐妻」はタイにいる間に金銭感覚が崩壊するケースがありますので気をつけた方が良いです。

日本のサラリーマンで例えば600万円の年収だったら、タイに駐在に来ると込み込みで1000万円を超えることは結構あるケースです。手当諸々が付くからです。

一気に給料が高くなっちゃった気分になります。

タイでは駐在妻は基本的にワークパーミットもないですし、働くことはできません。

タイ語も英語もできない人たちがほとんどですし、仮にタイ語や英語ができたとしても、現地の人々と交流なんていうのはなかなか非現実的です。

そうなると、どうなるかというと、毎日のように決まった日本人とつるむことになります。家事もアヤさんがやってくれたりしているからです。

日本人駐在妻同士でいつもつるんでランチをみんなで食べにいくと、軽く1食500バーツとかになっちゃったりする時もあります。

この金銭感覚は、だんだん麻痺してきます。ネイル行って、美容院行って、買い物行くのですが、これがどんどんエスカレートします。

せっかくタイにいるので、エステや、脱毛などと広がっていくのです。日本に居たときの、年収600万円の金銭感覚からどんどんかけ離れていくのです。

しかしながら、後で気付くのですが、500バーツのランチって、バーツ円が3.3だとしたら、1650円です。

これがバーツマジックです。この勘違いは、どんどん麻痺してきて、どんどん浪費するようになってきます。

こんな浪費しないで働きたいと思っても、Bビザでも持ってなければ、働くことはできません。最初の数ヶ月は、ああ、タイは楽しい、最高だ!と、満喫できるかもしれませんが、これが1年2年経つと苦痛になってきます。

ちょっとした苦痛ならまだ良いかもしれませんが、これが旦那さんの帰りが遅かったり、怪しい行動に感づいたりすると、どんどん孤独になってきます。そこにもし小さい子供の子育てが大変だったりすると、孤独だけでは済まなくなり、夫婦の危機というか、とてもシリアスな問題に発展しかねません。

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前述にも通じるところではありますが、タイでの生活は、夫も妻も、勘違いにだけは陥らないようにしなければ、後で取り返しのつかないようなシリアスな問題に発展しかねないので、注意が必要かと思います。

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2021年9月27日月曜日

【仕組み化】継続してブログを書ける

継続してブログを書くコツ



世の中、大引きこもり時代の到来ですよね。もう引きこもりが始まって20ヶ月くらいです。もちろん、コロナのせいですけど。

この引きこもりの間に、たくさんの人がブログを意識するようになっていますよね。ブロガーがたくさん登場したのです。大ブロガー時代の到来でもあります。もちろん、ブログというのは、昔ブームがありました。芸能人が自分のことをブログで発信して発表したりとか、そういう事自体が新しい!みたいな風潮の時代がありましたよね。サッカーの中田英寿さんが新しい所属先を発表したり、眞鍋 かをりさんが一時期、ブログの女王的なポジションになったりしていました。

今はどちらかというと、なんでもインスタですかね? インスタも最初は写真のSNSでしたけど、今となっては写真はもちろん、中身の文章とか、さらにスナップ写真からビジネスから、これもなんでもインスタになっていたりしますね。

こんな中で、ブログはオワコンかもしれませんけど、依然としてやはりブログは人気があるかと思います。

ブログも、一時期、SEO対策とか、プログラミングとかすごい人が登場して、そういう人たちはもう、雲の上の存在です。

ブログですけど、SEO対策も重要ですが、何よりも継続させることがかなり重要です。継続して記事を書き続けなければ、そもそも対策も何もありません。

SEOとかその他のテクニックに凝る人は、まず継続ありきです。継続が前提になっちゃいますよね、それは昔も今も変わらないかと思います。

継続のヒントは、もうすでに色々な人が提唱しているかとおもおいますが、僕なりの継続のヒントを書いておきます。

質問です

今日良いことありましたか?
昨日良いことありましたか?

ブログの継続が得意な人って、こういう質問に秒速で答えられる人かと思います。迷いなく、間髪入れずにこの答えが出てくる。

それは常に、ハピネスの感覚を研ぎ澄ませている人なのです。毎日毎日自分の周りで起こる何かに、いつもアンテナを張っている人なのです。それが大体ブログのネタにつながっていくのですから。継続できるのですよね。まるで筋トレのように小さなハピネスについてアンテナを貼っておくと、ブログのネタに事欠かないです。

今日も昨日も、特段良いことってあったっけなあ?と、思う方は、まずその小さなハピネスに気づく筋トレからしてみましょう。



●繁華街でお腹が痛くなり、トイレが心配でとても焦ったけど、偶然にもすぐ近くにしかもとても綺麗なトイレがあって、しかも空いていた。

●完全に遅刻しそう。今日遅刻したら評価が1段階下がるのでダッシュしているけど、もう間に合わない! 学校に着いたら、先生が急用で休みだった。

●いつも混んでいる電車が空いていた。

こういう日常は実は、誰でも体験していることなのですが、気づく人しか気づきませんし、言語化できません。この日常の小さなハピネスに気づけるようになると、ブログの継続につながっていくのです。どんなテーマのブログでも小さなハピネスを見つけることはできるはずです。これができれば、ネタには困りません。


7つのスタイル

ブログって、結局南極、文章ですよね。

その日のブログのネタを探すことに関しては段々と慣れてはくるのですが、いざ書く段階でつまづくことが結構あります。書くことが決まっているなら、もう、テンプレートのように、スタイルを当てはめていきましょう。だいたいこのリストのどれかに当てはまると思いますし、決めてしまえば楽です。
  1. プロセスについての文章
  2. 議論する文章
  3. 説明する文章
  4. 定義する文章
  5. 分類する文章
  6. 因果関係についての文章
  7. 比較対照する文章

【苦しい時に助かる】動物ネタを持つ

とはいえ、継続は苦しいです。

そんな時には、動物ネタでとりあえず急場を凌ぎます。

どんな動物でも良いです。動物のネタは固定客が必ずつくのでおすすめです。僕はある野良猫一家を追いかけており、たまにネタにします。例えば、カラスでもスズメでも、飼い犬でも昆虫でも爬虫類でも良いのです。ただしコツとしては時々登場させることです。時々登場させることで、レギュラー化して、読者としては、「そういえばあの猫はどうなったんだろう?」と、気を引くことができるのです。


楽しく書く

読んでいて、負のオーラが出ていたら、誰も読みません。

そんなの読みたくありません。

いや、もしかしたら、この成熟した現代社会において、その筋の専門家とか、フェチとかの一定の読者を確保できるかもしれませんが、そういうマニアの方以外にはお勧めできないですよね。

ブログの雰囲気が苦しくなってきたりしたら、続きません。

ブログが苦しくなる理由としては、書いても書いてもアクセスが伸びなかったり、何を書いて良いのかわからなかったり、継続させることが強迫観念になったりすることなどが挙げられます。気をつけましょう。楽しくないと続かないので、まず楽しくです。


主観的に書く 

ブログは、取説ではありません。
ブログは、学術論文ではありません。

ブログは、作者がいて、作者のカラーが前面に出る物なのです。

役に立てば読者も増えると思って、ただためになるような情報を書いてしまう人が多いのですが、それだと、ブログではありません。なぜなら、作者のカラーが全く出ていないからです。

ぶっちゃけ、間違っていても良いのです。作者らしさが出ていれば。

客観的な説明や、客観的な情報の後に、自分のアイデアや感想を主観的に、自己流に書いて良いのです。

こうすることによって、読者は、そのブログに主人公的な人がいるように思ってくるのです。

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