2021年10月1日金曜日

子供をインター校に通わせる英語ができない親

バンコクのインターナショナルスクールの迷惑な日本人


日本人にとって不都合な事実のオンパレード頻発

安易に子供をインターナショナルスクールに入学させる日本人がバンコクでは一定数います。

インターナショナルスクールへ子供を安易に入学させることは、子供がとっても可哀想になります。

たまたま駐在で配属になったバンコクで、普通なら日本人学校に入れますが、せっかくだから?みたいな理由で子供をインターナショナルスクールに入れる親がいます。

子供をインターナショナルスクールに入学させるのは、別に悪いことではありません、親がその意味を理解しているなら。

そこまで理解していなくても、別にそこまで悪いことではありません、迷惑をかけなければ。


勘違いは親

実際は、その日本人達ががインター校のあちこちで勘違いを起こしていて、ちょっとした迷惑な存在になているのも紛れもない事実です。

インスタはじめとして、SNSをリア充ツールとしてフル活用している駐在妻でも、もし自分が迷惑な存在だとしたら、それは都合の悪い事実なので、あまり発信しません。


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みんなのFX

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現実には、結構な確率で頻発していることではありますが、発信されません。


発信されないので、外からバンコクを見ている人には情報が届きません。


バンコク駐在妻が発信することって、小旅行、ネイル、エステ、グルメなどなどがメインですので、自分たちにとってマイナスなことなんて、発信しないですよね。これは誰でもそうです。

疑問なのは、駐在の方達は、実は気づきながらも無意識に自己都合でその事実を闇に葬り、リセットして、そんなことは無かったことにしているのか?

はたまた、そもそも迷惑な存在であることにマジで気づかずにいるのか??

それは分かりません。

もし、マジで気づかずにいるとしたら、もしもそんなお花畑だったら、日本人達の脳みそはマンゴースムージー、徒党を組む日本人グループはココナツマフィンです。

ですので、この際、頻発している事実を、このブログで取り上げようかと思いました。きっと外からタイ、そしてバンコクをウォッチングしている人の中には、不都合な事実も知りたい人々が一定数居るはず。そんなニーズを信じます。

刺さる人には刺さる記事というのは、アクセスアップのコツでもありますよね。であれば、これは取り上げてぜひ記事にしなければなりません。


バンコクのインターナショナルスクール事情

不都合な事実の前に、ここでまず、タイ全域、そしてバンコクのインターナショナルスクールって、そもそもどうなってんの? ということろから説明させていただきます。

バンコクは東南アジアの国際都市です。いろいろな国からタイに移住してきている人が居ます。タイは発展途上国です。

発展途上国って、まさに発展途中なので、もう発展するしかないのです。そんなエキサイティングな国際都市には、当然、諸外国からの人々が移り住んでいて、当然インターナショナルスクールが沢山存在しているのです。


タイには166校のインターナショナルスクールがあります。

バンコクには88校のインターンナショナルスクールがあります。
https://www.international-schools-database.com/in/bangkok

授業料ですが、もちろんピンキリです。

初年度の授業料は、グローリーインターナショナルスクールの67,000バーツから、インターナショナルスクール・バンコクの805,700バーツまで。

平均は320,000バーツです。

32万バーツということは、最近のレートで大体日本円で105万円になります。平均より少し高くても、まあ、年間130万円くらいで、充分なのです。

もちろん、高いっちゃ高いですが、そもそも駐在は会社から子供の教育手当が出ます。この金額はもちろん会社によるのですが、日本人学校の授業料が目安になっているとのことです。

日本人学校の授業料は、年間だいたい入学金16万バーツ(約53万円)と授業料(年間)13万バーツ(約43万円)の合計で初年度96万円です。

日本人学校にかかるお金は、駐在の場合大体会社が負担してくれることが多く、もしインター校に入学した場合は、オーバー分は自己負担になります。

そもそも、駐在の場合は、給与が日本にいる時よりも、だいぶ増えています。海外勤務に付随するいろいろな手当てなどによって、中には日本にいるときよりも、倍になっちゃう人も居ます。

また。日本人学校分のお金は会社から出るので、インター校が少し高くて差額があっても、全額払うわけではありません。

ま、この際、インターに入れてみようか〜! みたいになるわけです。

もちろん、兄弟がいるとまた負担も大きいので、それはその家庭次第ではありますけど。

諸外国の親との決定的な違い

日本人の場合は、
せっかくだから、
記念だから、
見栄をはりたい?

みたいな理由で、インター校を選んで、子供を通わせるという理由が多いです。

タイ、バンコクのインターナショナルスクールには、たくさんの国々の子供達が集まります。タイ人はもちろん、インド人、中東、欧米人、日本人、中国人、台湾人、香港人、韓国人などなどです。

日本人生徒とその他の国の生徒の根本的な違いは、こんな感じです。

諸外国の親が、子供をタイのインター校に入れている場合、

・インターで学ばせたいからタイに来ていたりする。

諸外国の生徒の親は、タイ、そしてバンコクのインター校に子供を入れるために、仕事を変えたりすることもザラです。

・駐在はほぼ居ない。タイでビジネスを起業したりしている。

日本人の親との違いは、日本人の親が、ただ会社の辞令でタイに来たことに対して、諸外国人の親は、そもそも自分のビジネスを持っていて、それをタイでやっていたりすることです。

もちろん、欧米の会社の駐在は居ますが、それは日本の会社の駐在と違って、本当のエキスパットです。エキスパットも駐在という意味っちゃ意味ですけど、例えば、欧米の会社は、大きな会社でも、本国からは社長だけしかきていなかったりします。それが日本のように、平社員も沢山きているという環境とは全然違います。

圧倒的に多いのは、自分でビジネスをしている外国人です。それも、バンコク、タイで子供をインター校に入れたいがために、仕事を変えてまできていたりするわけです。

中には、子供をタイのインター校に入れたいがために、母子だけタイに来て、お父さんは本国でそのまま働いているという家庭も結構います。日本人にとっては考えられないですよね。母子だけタイに送りますか?

このように、タイ、バンコクのインターナショナルスクールに集まっている子供のバックグランドは、日本人と、その他の国々と比べると、こんなにも違うのです。

言い方を変えると、

諸外国人は、子供のため

日本人は親の見栄のため

のような気もしたりするのです。

日本人は、たまたま駐在になり、たまたまインターがある事を知って、せっかくなので体験させたいので、入れる。 

駐在が終われば帰る。 高学年になれば、帰国後の日本の受験準備を優先させるので、インターは辞めさせる。せっかく収入が上がったので、記念で入学させる。ということですね。

ただ、ここまでならいいです。別にそんなの、各家庭の自由です。どんな理由でも、別に知ったこっちゃないです。自由で良いかと思います。

問題になるのは、インター校に子供を入学させると、どんなことが親に起こるか? が全くわからない親です。なぜなら、親は、英語がわからない場合です。

平均的な日本人の親はもともと英語がそれほどできない人が圧倒的です。そこで起こる現象としては、

・学校からの通達や、書類、決まり事が理解できない。

・日本人どうして固まって日本語でずっと話している子供達。

・宿題が何なのかがいまいち不安になり、確認し合う親たち。ちょっと英語がわかる親に頼り切ったりして、毎回毎回なので、頼られる側の英語がわかる親が実は迷惑している。

・教師との面談も、英語がわからないので、拒否する親。

・子供の宿題を、子供の代わりに辞書を引きながらでもしてしまう親。

・日本人同士でしょっちゅう誘ってくる親

・他の国の子供と一切コミュニケーションを取らない子供

・他の国の子供の親と、一切コミュニケーションを取らない日本人の親


親が英語ができなければ、本来はインター校に子供を通わせるべきではありません。


そして、大きな勘違いの極め付けは、

インターナショナルスクールを、子供の英語の勉強としか思っていない親です。

良い機会?みたいにしか思っていない親です。

せっかくタイにいるから? みたいにしか、考えられない親です。


インターナショナルスクールは、日本人の子供が英語を学ぶ良い機会を提供していません。

インターナショナルスクールは、英語を使って、勉強をする学校です。

英語を学ぶのではなくて、

英語で学ぶ場所なのです。

つまり、英語がわからない時点で、本来入学すべきではありません。


もう一つの、諸外国の子供達と違う店は、

日本人は、小学校高学年になると、日本に帰ります。

会社都合で帰国できない場合は、とりあえず日本人学校に転校して、帰国後の受験に備えます。


インターナショナルスクールはを単なる体験としか思っていない日本人が多すぎなのです。

そこまで海外思考ではないのです。

小さい時だけです。

高学年になれば、帰国後の受験勉強の方が大事です。バンコクでも塾通いしたりします。日本人向けの塾が、バンコクには沢山あります。


学校でいつも固まっている日本人は、諸外国からの子供達や、親達から見たら、変です。

評判は悪くなります。

ただし、そんな悪い評判を知っていたとしても、学校側としては、日本人生徒は良い収入源なので、日本人はウェルカムという感じもあったりします。

そもそもドメスティックな親が、タイに配属になっちゃって勘違いしたついでの、勘違いしっぱなしの、子供のインター通いは、上手くいきません。

可哀想なのは、突然英語の世界に放り込まれた英語のできない子供達なのです。

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2021年9月30日木曜日

バンコクから消える日本人

増えるタイ人客

先日顔馴染みのお兄さんにとあるショッピングモールでばったり会いました。彼はバンコクに数店舗ある日本式居酒屋の社員さんです。若くて、愛嬌がある、元気な好青年です。その日も、居酒屋の店を覗き込んだら彼がいたので、声かけました。

いろいろ話したら、現在はお酒が提供出来ないこともありますが、ほぼほぼ「ランチ営業」がメインとのこと。お客の減りを聞いたら、減っていることはなく、結構繁盛していて、

95%がタイ人客とのことでした。

居酒屋のランチは揚げ物の定食とかがメインです。例えば、鶏南蛮定食とかありますよね。あんな感じです。

タイ人の間でも、日本風の定食って結構浸透しています。タイ人のブロガーやタイ人がSNSでシェアすると、次の日に並んだりすることもあったりします。

去年は、プロンポンのお店、「新潟」で、タイ人がカニクリームコロッケか何かをSNSで紹介したら、たちまちタイ人の間で話題になり、数日間行列ができたということもありました。

そもそも、タイ人は日本食にとても興味があるのです。

それにしても、とは言え、地域的にも日本人が多いモール内の居酒屋のお客さんが、95%タイ人。。。

それだけ日本人が減ってるのかもしれません。


タイ人にとっては入店の敷居が下がった

これが郊外の店なら分かるのです。日本食レストランは、結構郊外にもあったりします。もちろん、クオリティは「なんちゃって」ですけど。郊外の日本食レストランは、タイ人だらけです。

ところが、アソーク、プロンポン、トンロー、エカマイあたりは、ターゲットも日本人ですし、内容も本格的です。今までは、タイ人には敷居が高くて入れなかったのかもしれません。

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タイ人にとって敷居が高いというのは、値段だけではありません。雰囲気です。

値段だけなら、金持ちタイ人はいくらでもいるので、むしろ日本人よりも金持ちなので、値段の敷居ではありません。

日本人だらけの店の、雰囲気の敷居です。

ところが、そんな日本に興味のあるタイ人にとっては、この日本人が減っている現象が、良いのかどうか、わかりませんが、日本人街にあった本格的な日本食レストランに次々と、人目を憚る事なく入店しているのです。

何しろ、ほとんどの客がタイ人なのですから。

ちょっと考えられない現象が、今、バンコクで起きています。これが現実です。


苦悩するYouTuber

日本人でタイ系ユーチューバーと言われる人達が、沢山居ます。コロナ前は彼らは、旅行や食レポ、夜の店、タイでの新しいトレンドなどを紹介するのがメインでした。

今では、それが散歩動画になっています。なぜかといえば、店は閉まっているし、旅行には行けないからです。夜の街もゴーストタウンですので。

散歩しながら、シャッターの店を映して「この店も閉まっちゃいましたねー」みたいなコメントしながら練り歩く動画です。

個人的に、散歩動画が好きで、結構チェックしていました。

ところが、その散歩でさえネタが尽きたのか、なかなか動画更新もまばらになってきたりしています。散歩動画好きなので、減るのは寂しいものです。散歩動画とっても、閉店した店を紹介するだけだから、寂しくなるという理由なのでしょうか?

だったら、僕が撮ろうかな? とはいえ、全く知識もないので、ちょっと色々と覚えないと、僕には出来ませんけど。

減ってるとはいえ、バンコクの現状の動画を見れば、もう様子は一目瞭然ですね。


日本人が長年かけて作ったカルチャーは?

タイ在住の日本人が長年、このバンコクで作り上げてきた文化は、この先どのように変貌していくのでしょうか。

ザ駐在にも批判があるかもしれませんが、一方で、このスクンビットエリア中心に、日本人が貢献してきたのも事実です。

この日本人たちが4割から5割も減っている今は、この先のタイ経済に影響があるかと思います。

何しろ、観光立国なのです。

観光客、そして移住者が居なければ、タイ経済は打撃です。現在はコロナ前では考えられない現象が起こっています。

日本人向けサービスを展開している、とあるエージェントの人と話しました。その人がやっている業務は様々で、例えば日本人とタイ人との結婚手続き、日本人がタイで起業する時の手続き、ビザ関連、などなど、日本人がタイで生きていくための一切の事柄をカバーしているエージェントさんなのです。

その人であれば日本人の動向はよく知っているはずですので、日本人の実際の減り具合はどうなのか聞いてみました。仕事にめっちゃ影響があるらしいです。

「日本人は45%くらい減りました。」とのことです。

バンコク在住の日本人は、その人の肌感覚で45%減っているらしいです。それにしても、ずいぶん減ったもんだなあ。と、思います。

日本人と言っても、駐在が多いのはスクンビット地区です。そして観光客が多いのは、タニヤ、ナナプラザ、ソイカウボーイ、タニヤ、パッポン、そしてゴルフ場ですよね。

日本人駐在はスクンビット
日本人観光客はタニヤ

と、分けることもできるかと思います。

タニヤ通りをメインにしたシーロム地区は観光客のメッカです。もちろん、現状では。観光客なんてほぼほぼゼロなので、タニヤはほぼ死んでおります。

200件くらいあっただろうカラオケ店はもう全店休業しているかと思います。

現在、タニヤを行き交う人で、もし日本人がいれば、このコロナ禍にもかかわらず周辺オフィスに出勤しなければならない残念な人だけかもしれません。

タニヤ通りで象徴的なのは、日本人向けの中華料理店、「桃太郎飯店」が閉業して、次の店がタイ人向けを意識してると思われるタイ料理が出店したといういうことです。

タニヤ通りといえば、もう日本人客を意識した店しか存在しない通りなのです。もちろん、ちょっと路地を入れば屋台もあるし、タイ人も沢山いるのですが、メイン通りに面した店は日本人向けしかないのです。

変わるタニヤ

その、メインどおりに店を構えていた「桃太郎飯店」が閉店ということよりも、その後に、タイ人客を意識した店が、タニヤのメイン通りに構えたと言うことが、驚きというか、時代の流れを感じてしまうのです。

タニヤはもう復活しないのでしょうか? 

そんなことはないと思うのですが。コロナが終われば、復活するはずだと思っています。

もし、復活しないのなら、当然のことながら、隣接するパッポンもスリウォンも終了だと思います。

フジスーパーも変わる?

実は、今日、日本人御用達のフジスーパーに行きました。フジスーパーはスクンビット地区に4店舗あります。もう、日本人駐在員には御用達のスーパーマーケットとしてあまりにも有名なのです。

平日の昼間ということもあるのか、お客さんの入りはまばらでした。

よく観察すると、タイ人客が半数を超えていました。フジスーパーといえば、もうその名の通り、日本向けというか、日本人しか相手にしていないスーパーマーケットです。

タイのローカルではなかなか見つけられない、野菜。タイのローカルでは、なぜか、レタスとかじゃがいもがありません。

ほうれん草も輸入のようですので、ローカルではなかなか売っていません。もちろん、タイ野菜はローカルには沢山あります。

以前は、コロナ前は、フジスーパーにはもちろんタイ人のお客さんも居ましたけど、日本人客率でいえば90%を超えていたかと思います。

それが今では半数以上がタイ人なので驚きました。もしかしたら、夕方行けば、日本人がもう少し多いのかもしれません。

が、事実、僕が見た時は半数以上がタイ人なのでした。

フジスーパーが不振に陥ると、関連する業者にも影響があるでしょう。

仕入れ先もそうです。それに、例えばフジスーパー2号店では、建物の2階、3階にレストランやマッサージ店が入っています。

そして周囲には日本人向けの店があったりします。こういう店にも客足が遠のくのかなと思っています。

すごい打撃ですよね。

このまま、バンコク、そしてタイ全域から日本人が減り続けるのでしょうか?

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2021年9月29日水曜日

薬で困る移住者

自分の薬くらい、覚えておこう



日本での処方薬を自分で薬局で買う?

いつも服用している薬を覚えておけば、自分で薬局で買えるようなります。

え、買う? と、思うかもしれませんが、タイでは日本では処方薬でも薬局で自由に買えたりします。

アメージングタイランド!!

もちろん、タイでも病院にかかることもできます。しかもかなり立派な病院がありまて、医療は進んでいます。

日本企業に勤めている日本人なら、会社が民間保険に加入してくれて、受診もキャッシュレスです。

しかしながら、自分で根を張って生きていく人々、は保険も選びますので、中には薬代は負担するタイプの保険も結構あります。

いや、企業ではいる保険にしても、上限が決まってたりして、薬代は自己負担とかも、結構あるのです。

そんな時、病院で薬を買うよりも、同じ薬を薬局で買えば、すごく安いですし、タイでの生活に置いてはかなりの節約になります。

タイでは、日本みたいにいちいちなんでも病院に行ったりしない人も沢山います。日本人はそれでも、比較的通院はするかと思います。習慣づいていますので。

もちろん、何か病気とか気になる時には必ず受診します。

けれども、毎回毎回高血圧の薬を貰うための受診とかは、日本みたいにしなくても良いのではと思っているのです。非常に個人的な見解と留めてください。


またまたここでもバーツマジック

海外生活に置いては、節約も必要です。特にタイでは、日本人はバーツマジックにかかり、ついついお金を使ってしまいます。

500バーツが1650円であることを肝に銘じる必要があります。

毎日毎日のことなので、慣れてくると、感覚が麻痺してしまい、「あ、100バーツ、安いなあ」とかいう感覚に陥りますが、実際は100バーツは日本円で330円です。これがバーツマジックです。

日本人は何も考えずに日本人向けの店に行ったりしますが、日本人向けの店は、同じ商品でも相場よりも高くふっかけています。

たまに他の店がないか、他の選択肢はないのか? ローカルでなんとかならないか?などと考える必要があるかと思います。節約の為には。

日本人向けの不動産屋、日本人向けのスーパーマーケット、日本人向けのマッサージ、日本人向けの床屋美容院、日本人向けの習い事、などなど、日本人向けとくればなんでも高くふっかけてくるのが、タイなのです。

そして、のこのこと、まるでレールの上を歩くかのように日本人社会で日本人向けサービスを受ける人々。ザ、駐在です。

それだけ日本人の頭の中がお花畑で、日本人がみんな行くような店で値段を言われれば、そのまま支払うという人種だからかもしれません。

ねぎったり文句を言う人なんて、たぶん、ゼロですので、タイでは日本人相手なら商売もしやすいし、日本人は客としてパーフェクトです。

これからの日本人は、そのような同じレールの上で行動するような人々ではなくなるかと思います。

なぜなら、これから、大移住時代が訪れると予想しているからです。

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日本民族の東南アジア大移動

海外移住がどんどん増えると、会社などに頼らずに、自分の力でなんとかして、自分で判断して行動する人も増えてくるかと思います。

これからの海外で暮らす日本人像とは、まさに、会社でもなんでもなく、自分から選んで移住しようとしている人達がマジョリティになるはずです。

そんな時には、もう、日本人日本人しなくて良いのです。しなくて良いというか、すべきではないのです。

今までだったら、海外といえば駐在と言う感じでだと思いますが、もうそんな時代が終わるのは目の前です。

例えば、タイにはたくさんの欧米人が住んでいます。特にロシア人や、スカンジナビア人がとても多いです。もちろんアメリカ人も。

彼ら白人は、タイではファランと呼ばれまして、タイにいる外国人の多くを占めています。ファランで、駐在なんて、見たことありません。

白人で本当のエキスパットはいますけど、日本人みたいにエンプロイーレベルで駐在が数万人いるのは、世界中どこを見ても日本企業だけです。

これから、日本人もタイにいるファランのように、好き好んで勝手に、会社に関係なくタイに来て、タイに限らず、海外で生きていくと言う人々がどんどん増えてくると思います。

そんな世代の方にとっては、ちょっとした薬の為にいちいち病院に行くことなく、薬を自分で調達することをお勧めしているのです。


自分の薬、言えますか?

慢性疾患のある方、メタボの方、自分の使っている薬の名前、わかりますか?

高血圧や糖尿病、痛風などの慢性疾患のある方は、ほぼ永久的に薬を飲んだりしていますよね。日本では長期処方であれば3ヶ月に1度受信して、薬をもらったりします。この時に、薬の名前って、覚えていますか?

薬の商品名
薬の一般名
薬のグループの名前

これらは、覚えておきましょう。

例えば、こんな感じです。

商品名 ミカルディス
一般名 テルミサルタン
グループの名前 ARB

このように、日本でいつも出される薬を覚えておくと、タイでは役に立ちます。なぜなら、自分で買えるからです。

そして受診した時にも例えばタイ人の先生が「うちの病院にはミカルディスはないけど、他のARBならあるよ」と言われた時に、なんとなく知っていれば納得できます。納得したら、その薬を自分で買うことも可能です。

タイにおいては、日本では処方箋が必要な医療用医薬品が自分で買えます。自分で買うと、病院で買うよりも安いことが多いです。ですので、薬の名前を覚えておいて、自分で購入できたら良いかと思います。

何度も言いますが、受診しなくて良いのではありません。そこは自分で判断することですから。

また、念のために言いますが、受診しないことを勧めているわけではありません。


医師の受診はします

医師を受診することは必要だと思いますが、僕の場合はもう何年も同じ薬を飲んでいるので、節目節目で病院に行きながらも、自分で買っています。

例えば病院を受診しても、薬は要らないと病院に言います。その代わり、必要な薬を先生に聞きます。そしてその薬を自分で買うのです。

薬まで全てカバーされている保険に会社負担で加入している人は、そんなこと必要ありません。しかしながら、現地で移住して根を張って生きていくには、そこまで高い保険を自分で加入することは無意味です。

薬によっては保険でカバーされない種類もあるので、自分で買うのです。自分で買うから病院からは出してもらわなくても良いのです。

日本人は、会社で健康保険に加入するので、基本的な疾患であれば病院に行っても全てキャッシュレスで保険会社が払うことが多いです。

タイのある程度の病院は、全て保険でキャッシュレスで受診できます。タイのシステムすごいですよね。

日本国内ではもちろん保険診療なので、慢性疾患の場合は、もう、何も考えずに受診して、薬をもらっているかと思いますが、タイでも同じような感覚に陥ります。

僕はローカルの薬局で買っていますので、かなり安く買えます。これも海外で生きていく一つの賢い選択なのです。

タイにいる欧米人は、自分で薬を買っている人がほとんどです。もちろん、病院にも行きますが、毎回毎回病院に行くのも嫌なので、自分で買うのです。


美人薬剤師現る

ローカルの薬局の薬剤師と知り合いになる

僕はいつも決まったローカルの薬局に行きます。薬剤師が必ずいます。しかも美人。タイの薬剤師は、もちろんタイで薬学部を出ていて、英語ができます。

実はタイの薬剤師の仕事は素晴らしいです。ほぼ医者みたいな役割もします。なぜなら、客が来ると、症状を言って、薬を出してくれたりするからです。しかもその薬は、日本なら処方薬です。

タイの薬剤師は、症状を聞いて、処方薬を出す。もうこれって、医者ですよね。

僕も自分のいつも服用している薬は大体知っていますが、ちょっと調子が悪い時にどんな薬が良いのかとか、専門家ではないので、わかりません。

そんな時には、僕はそのいつもいく薬局で美人薬剤師に話に行くのです。

こんな時には、とりあえず英語ができてよかったと思います。タイ人って、人の顔をすごく覚えています。特に日本人の顔を覚えているのかもしれません。

その美人薬剤師も、僕のことを覚えていて、僕がどんな薬を飲んでいるのか、知っているのです。

とても心強いです。

何かあると、相談に行くのです。多分、そんな日本人珍しいと思います。なぜなら、日本人はみんなすぐに病院に行くのが普通だからです。


セットアップからの卒業

ただ、結構欧米人も来ます。多分、ただ医者に行くのが面倒なのかもしれません。欧米人も薬局に来て、薬剤師は大体英語ができるので、英語で色々と相談して、薬を買って買える人を結構見かけます。

日本人も、こうやってある意味図太く生きていかなければならないのです。

こうして、なんとか、根を張って生きていければと思う毎日です。ローカルに順応したいと思っています。


日本人がタイでやっているビジネスの特徴として、「日本と同じような環境」をセットアップする傾向があります。

日本と同じような、水道水
日本と同じような医療サービス
日本と同じような食材のスーパーマーケット

日本人の客は、日本と同じように何かができることに価値を見出しがちです。もちろん、日本のサービスは世界一だと思っています。海外にいると、本当に日本の素晴らしさを痛感します。

しかしながら、海外移住をしたい日本人は、もう、このセットアップされた感覚からそろそろ脱却しなければいけないのです。

日本人は、海外移住を本格的に考えるなら、マインドセットから変えなければならないかと思います。

これでだいぶ安くなりますよ。

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2021年9月28日火曜日

防げない駐在中の勘違い

誰でも陥る勘違い😱



日本人が多いからと言って、そこは日本ではない。

バンコクが日本人にとってあまりにも心地よくて、海外に居るということを忘れてしまい、ついつい日本のカルチャーを当てはめてしまう人が居ます。これは勘違いですので、気をつけた方が良いかと思います。

いや、気をつけていても、多分防げないです。気をつけようとするよりも、ある程度は勘違いを想定済みで行動を考えた方が良いかもしれません。

似ている感覚とすれば、リバウンドまでを想定したダイエット、、でしょうか?? リバウンドは良くないものの、防げないので、ある程度想定した上でダイエットをするみたいな?

勘違いも、ある程度想定しないと、防ごうと思っていたら苦しくなります。

駐在の方が勘違いしてしまう理由は、会社も日本企業だからかと思います。日本企業で働いているので上司も日本人で、大きな会社で複数の駐在、または現地採用の日本人が居るような企業あれば同僚も日本人。

街を歩けば、日本人だらけで、お昼ご飯は日本食。こんな環境であれば、勘違いしてしまうのも当然かと思います。

しかしながら、どんなに大きな会社でも、日本人だけではタイでの現地法人は成り立ちません。タイ人スタッフがたくさん働いっているかと思います。

タイに進出している日本企業で働くタイ人は、基本的にサポート業務が多いです。


勘違い日本人が抱くタイ人への固定観念

ここでまた勘違いになりますが、駐在の日本人が、タイ人に対してサポートする人々というイメージを抱いてしまうことです。

駐在の日本人の方々が目にするタイ人は、会社にいるサポートスタッフ、専属のドライバー、自宅のコンドミニアムの警備員、アヤさんと呼ばれるメイドさんなどなどかと思います。つまり全て日本人のために働いている人々というイメージが植え付けられてしまうのです。

タイ人でも例えば欧米の大学を卒業して、バンコクにあるグローバル企業で働いている人もたくさんいます。バンコクにあるグローバル企業とは、わかりやすい例で言えば、Google、ジョンソンアンドジョンソン、Microsoftなどなどでしょうか。タイにあるグローバル企業には、日本人はほぼほぼ居ません。

タイ人のウェブエンジニアもいれば、プログラマーも居れば、マーケターもグローバル企業では働いています。

こういう優秀な部類のタイ人とは、日本人駐在員は接点がないかと思います。これが日本人駐在員が抱く、タイ人へのイメージの勘違いの元です。

英語もタイ語もできない日本人駐在員よりも、よほど優秀なタイ人層がいるのですが、日本人駐在員はそのようなタイ人層とは、接点がないのです。ですので、駐在の日本人の方々の多くはタイ人=サポートスタッフと勘違いしてしまっています。

そのような方々は海外で勤務していても、全くグローバルな人材とは言えないかと思います。


グローバルどころか、日本国内よりもドメスティック

もう一つの勘違いは、これはタイに限らないのですが、海外現地法人の日本企業の中の組織は、本国である日本よりもドメスティックな雰囲気になりがちということです。

この雰囲気が生じる例としては、現地法人に日本人社長が居て、部下に日本人駐在員が数人いるような環境などかと思います。

場所だけは海外にあるけど、全くグローバルなカルチャーは育ちません。全くグローバルという環境ではないのです。

むしろ、決まった人同士の関係が濃くなる一方で、日本に居た方がまだ自由がある感じになっています。

日本よりも日本的な環境が、海外現地法人には生まれます。むしろ日本の方が風通しが良いです。

また、このような海外現地法人ですが、特にタイを例に取ると、日本企業のカルチャーをタイ人にも押し付ける傾向にあります。

大体の場合は、タイ人スタッフからは上から目線と批判されるのですが、日本企業のタイ人はそれにいつも従っています。

従うというか、意見してもしょうがないという感情かもしれません。

この感情が原因なのか、文化的な側面なのかは分かりませんが、タイ人の特徴でもあるのですが、言われたことにしか反応しないという場合も多く、これが日本人駐在員のストレスになったりするケースも非常に多いです。

わかりやすく例えるなら、例えば、レストランでお客さんがお皿を下げて欲しいとスタッフにお願いするとします。

スタッフは、そのお皿を下げに行きますが、そこで、日本みたいに「他に空いているお皿がありましたら、お下げします。」みたいな踏み込みはありません。

例えば、お茶がフリーの店で、お茶のおかわりが欲しい時に、スタッフにお茶のおかわりをお願いした時も同じです。頼んだ人のお茶はリフィルしますが、そのグループの他のお客さんの分まではケアしません。

これが、タイでのあるあるです。レストランを例に取りましたが、普通の企業の仕事においても、こういう感じが蔓延しております。仕事が進もうと、滞ろうと、タイ人には関係ないという感じが、カルチャーなのです。これは、覚えておかなければなりません。

タイ人は、言われていないことまで気を遣ってやるような文化は無く、日本人としては当然と期待していると、ことどく裏切られます。このカルチャーギャップも勘違いを生む元です。

もちろん、中には、優秀なタイ人も居るかもしれませんが、そういう対人は、日本企業ではなくて、タイの大手企業かあるいはグローバル企業で起業で就業しているかと思います。


ハニートラップはこうして起こる

日本人駐在員は対人美人女性のハニートラップにも気をつけた方が良いです。

タイ人女性は美人が多いです。

欧米人や日本人、韓国人が好きなタイ人女性もたくさん居ます。

カルチャーなのか、どうなのかはわかりませんが、タイ人女性の中には、ぐいぐい誘って来る人が居ます。その男性に奥さんがいたりしても、関係ありません。

もちろん、経済的な理由で、欧米人や日本人に取り入ろうとするのかもしれませんが、とにかく美人なので、日本人はついついちょっかいを出してしまったりします。

タイ人女性の全てがそういう方ではありませんが、日本人や欧米人に奥さんがいることなんて、あまり気にしません。とにかくアグレッシブに誘ってきたりするのです。タイあるあるです。

こうして、日本人、欧米人で、特に自分の国でモテた経験などのない男性ほど、タイでハニートラップにかかってしまいます。

同じ会社で毎日毎日会っていると、あるいは通っている店で毎回会っていると、感覚が麻痺してきて、まいっか、みたいになってくるのです。

これがタイのリセット感

この、「ま、いっか!」って、結構タイでのキーワードでないだろうか? と感じています。

タイに住んでいると、この「ま、いっか」みたいな空気感が漂っています。これがタイです。

この、なんというか、「リセット感」が、タイで生活していると、マジックのようにいつの間にか身につくのです。

この空気は、大きな勘違いをもたらします。

よほど自分を律しないと、この勘違いに流されます。

タイを支配する。浮気しても、まいっか、みたいな空気感。全く悪いとも思わず、女性がどんどん近づいてくる。駐在の奥さんは、何が起こっているのかなんて、全く気づきません。

結局最終的に本当に誘うのは、いつも男の方です。この空気感にコントロールを失った、男がいつもタイ人女性を誘ってしまうのです。


バーツマジック

駐在員の奥さん、よくいう「駐妻」はタイにいる間に金銭感覚が崩壊するケースがありますので気をつけた方が良いです。

日本のサラリーマンで例えば600万円の年収だったら、タイに駐在に来ると込み込みで1000万円を超えることは結構あるケースです。手当諸々が付くからです。

一気に給料が高くなっちゃった気分になります。

タイでは駐在妻は基本的にワークパーミットもないですし、働くことはできません。

タイ語も英語もできない人たちがほとんどですし、仮にタイ語や英語ができたとしても、現地の人々と交流なんていうのはなかなか非現実的です。

そうなると、どうなるかというと、毎日のように決まった日本人とつるむことになります。家事もアヤさんがやってくれたりしているからです。

日本人駐在妻同士でいつもつるんでランチをみんなで食べにいくと、軽く1食500バーツとかになっちゃったりする時もあります。

この金銭感覚は、だんだん麻痺してきます。ネイル行って、美容院行って、買い物行くのですが、これがどんどんエスカレートします。

せっかくタイにいるので、エステや、脱毛などと広がっていくのです。日本に居たときの、年収600万円の金銭感覚からどんどんかけ離れていくのです。

しかしながら、後で気付くのですが、500バーツのランチって、バーツ円が3.3だとしたら、1650円です。

これがバーツマジックです。この勘違いは、どんどん麻痺してきて、どんどん浪費するようになってきます。

こんな浪費しないで働きたいと思っても、Bビザでも持ってなければ、働くことはできません。最初の数ヶ月は、ああ、タイは楽しい、最高だ!と、満喫できるかもしれませんが、これが1年2年経つと苦痛になってきます。

ちょっとした苦痛ならまだ良いかもしれませんが、これが旦那さんの帰りが遅かったり、怪しい行動に感づいたりすると、どんどん孤独になってきます。そこにもし小さい子供の子育てが大変だったりすると、孤独だけでは済まなくなり、夫婦の危機というか、とてもシリアスな問題に発展しかねません。

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前述にも通じるところではありますが、タイでの生活は、夫も妻も、勘違いにだけは陥らないようにしなければ、後で取り返しのつかないようなシリアスな問題に発展しかねないので、注意が必要かと思います。

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2021年9月27日月曜日

【仕組み化】継続してブログを書ける

継続してブログを書くコツ



世の中、大引きこもり時代の到来ですよね。もう引きこもりが始まって20ヶ月くらいです。もちろん、コロナのせいですけど。

この引きこもりの間に、たくさんの人がブログを意識するようになっていますよね。ブロガーがたくさん登場したのです。大ブロガー時代の到来でもあります。もちろん、ブログというのは、昔ブームがありました。芸能人が自分のことをブログで発信して発表したりとか、そういう事自体が新しい!みたいな風潮の時代がありましたよね。サッカーの中田英寿さんが新しい所属先を発表したり、眞鍋 かをりさんが一時期、ブログの女王的なポジションになったりしていました。

今はどちらかというと、なんでもインスタですかね? インスタも最初は写真のSNSでしたけど、今となっては写真はもちろん、中身の文章とか、さらにスナップ写真からビジネスから、これもなんでもインスタになっていたりしますね。

こんな中で、ブログはオワコンかもしれませんけど、依然としてやはりブログは人気があるかと思います。

ブログも、一時期、SEO対策とか、プログラミングとかすごい人が登場して、そういう人たちはもう、雲の上の存在です。

ブログですけど、SEO対策も重要ですが、何よりも継続させることがかなり重要です。継続して記事を書き続けなければ、そもそも対策も何もありません。

SEOとかその他のテクニックに凝る人は、まず継続ありきです。継続が前提になっちゃいますよね、それは昔も今も変わらないかと思います。

継続のヒントは、もうすでに色々な人が提唱しているかとおもおいますが、僕なりの継続のヒントを書いておきます。

質問です

今日良いことありましたか?
昨日良いことありましたか?

ブログの継続が得意な人って、こういう質問に秒速で答えられる人かと思います。迷いなく、間髪入れずにこの答えが出てくる。

それは常に、ハピネスの感覚を研ぎ澄ませている人なのです。毎日毎日自分の周りで起こる何かに、いつもアンテナを張っている人なのです。それが大体ブログのネタにつながっていくのですから。継続できるのですよね。まるで筋トレのように小さなハピネスについてアンテナを貼っておくと、ブログのネタに事欠かないです。

今日も昨日も、特段良いことってあったっけなあ?と、思う方は、まずその小さなハピネスに気づく筋トレからしてみましょう。



●繁華街でお腹が痛くなり、トイレが心配でとても焦ったけど、偶然にもすぐ近くにしかもとても綺麗なトイレがあって、しかも空いていた。

●完全に遅刻しそう。今日遅刻したら評価が1段階下がるのでダッシュしているけど、もう間に合わない! 学校に着いたら、先生が急用で休みだった。

●いつも混んでいる電車が空いていた。

こういう日常は実は、誰でも体験していることなのですが、気づく人しか気づきませんし、言語化できません。この日常の小さなハピネスに気づけるようになると、ブログの継続につながっていくのです。どんなテーマのブログでも小さなハピネスを見つけることはできるはずです。これができれば、ネタには困りません。


7つのスタイル

ブログって、結局南極、文章ですよね。

その日のブログのネタを探すことに関しては段々と慣れてはくるのですが、いざ書く段階でつまづくことが結構あります。書くことが決まっているなら、もう、テンプレートのように、スタイルを当てはめていきましょう。だいたいこのリストのどれかに当てはまると思いますし、決めてしまえば楽です。
  1. プロセスについての文章
  2. 議論する文章
  3. 説明する文章
  4. 定義する文章
  5. 分類する文章
  6. 因果関係についての文章
  7. 比較対照する文章

【苦しい時に助かる】動物ネタを持つ

とはいえ、継続は苦しいです。

そんな時には、動物ネタでとりあえず急場を凌ぎます。

どんな動物でも良いです。動物のネタは固定客が必ずつくのでおすすめです。僕はある野良猫一家を追いかけており、たまにネタにします。例えば、カラスでもスズメでも、飼い犬でも昆虫でも爬虫類でも良いのです。ただしコツとしては時々登場させることです。時々登場させることで、レギュラー化して、読者としては、「そういえばあの猫はどうなったんだろう?」と、気を引くことができるのです。


楽しく書く

読んでいて、負のオーラが出ていたら、誰も読みません。

そんなの読みたくありません。

いや、もしかしたら、この成熟した現代社会において、その筋の専門家とか、フェチとかの一定の読者を確保できるかもしれませんが、そういうマニアの方以外にはお勧めできないですよね。

ブログの雰囲気が苦しくなってきたりしたら、続きません。

ブログが苦しくなる理由としては、書いても書いてもアクセスが伸びなかったり、何を書いて良いのかわからなかったり、継続させることが強迫観念になったりすることなどが挙げられます。気をつけましょう。楽しくないと続かないので、まず楽しくです。


主観的に書く 

ブログは、取説ではありません。
ブログは、学術論文ではありません。

ブログは、作者がいて、作者のカラーが前面に出る物なのです。

役に立てば読者も増えると思って、ただためになるような情報を書いてしまう人が多いのですが、それだと、ブログではありません。なぜなら、作者のカラーが全く出ていないからです。

ぶっちゃけ、間違っていても良いのです。作者らしさが出ていれば。

客観的な説明や、客観的な情報の後に、自分のアイデアや感想を主観的に、自己流に書いて良いのです。

こうすることによって、読者は、そのブログに主人公的な人がいるように思ってくるのです。

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🐓 【実践】ゼロから3700字の記事(手順)

◆ 直前の出来事を書いてみましょう





何も書くことがなくなったら、どうしたらよいでしょうか。

ここ数回のブログでは、ブログの継続についての色々なコツについて書いてきました。

それはわかっていても、誰でもスランプというか、マジでネタが出てこなくてパソコンの前に座って10分経過、20分経過、みたいな経験、あるかと思います。

そんな時のために、小さなハピネスを提案しています。今日の小さなハピネスを書いてみましょう。

ただ、スランプの時には、今日1日のことでさえ、思い浮かばなくて悩むこともあるかと思います。そんな時には、もう、直前の、本当に直前のことを書いてみてはいかがでしょうか。

直前のことは、幾ら何でも覚えていますよね。そして、書き始めればこっちのものです。直前のことについて、無限に広がって行くのです。

では、実際に、僕の直前について、このあと記事を書いてみたいと思います。

実践します。


◆ スランプの時には、直前をインスピレーションしてみてください


僕は直前に、ガイヤーンを食べました。ガイヤーンというのは、タイ料理で、味のついたチキンを焼いたものです。

これでも、小さなハピネスの始まりです。この後に書くことを、いますぐブレインストーミングしてください。僕は今、下記の様なことがインスピレーションされました。

ガイヤーンとは 

ガイヤーンのレシピ 

ガイヤーンの美味しい店

ガイヤーンに使う鳥の種類

ガイヤーンに使っているスパイスの種類

鶏肉のタイでの消費量

ガイヤーン以外の鶏肉のレシピ

タイから鶏肉を輸出している国


直前のことを、すぐさまインスピレーションするだけで、ざっと8項目のタイトルができそうです。

このタイトルをディベロップすれば、多分、2000字はざっと超えます。もしかしたら、5,000字行けるかもです。

ここまできたら、この後、今日のブログの記事は、

「ガイヤーンについての8つのこと」

みたいな感じで、タイトル完成です。タイトルは、最後につけてもよいですよね。であれば、せっかく思いついたので、これはサブタイトルにします。で、タイトルは書きおわた後に考えようかと思います。


◆ ガイヤーンとは

ガイヤーンは、有名なタイ料理です。イーサン地方と言われる、タイの東北部を代表する料理で、タイの独特にタレに漬け込んだ鶏肉を、網焼きなどにしたものです。僕はこのガイヤーンが大好きで、色々な店で食べ比べて、自分の中でランキング化したりしています。

まず、ここまでは自分のオリジナルの、ガイヤーンについての文章です。ただ、一応ガイヤーンについての引用もこの後に乗せるとよいかと思います。


Wikipediaによる説明

ガイ・ヤーン (ไก่ย่าง) は、タイで食べられている焼き鳥。

主に屋台で餅米と共に売られている。日本の焼き鳥と同じように小さい串刺しのものから、ニワトリ1羽の半分をそのまま焼いて、大きめの2本の串で挟んだもの、手羽の部分だけを集めて串2本で挟んだものなど、さまざまな種類や大きさがあり、主に炭火で焼かれている。

ラーオ族の料理であるため、タイ国内では一般的にイーサーン料理として分類されている。

*この様に、引用しておきましょう。で、この引用について、この後少し触れるとよいです。

屋台では、よくこの串に刺さった焼き鳥、ガイヤーンと、もち米を一緒に食べるのが一般的です。もち米といっても、タイ米のもち米で、「カオニャオ」と言いますよね。

やっぱりこの屋台文化に支えられているのは、タイのソウルフードと言えるのではないでしょうか。あちこちの屋台で、この鳥を焼いていたりします。この光景にはだいぶ慣れましたけど、よく考えると、火事とか怖いですよね。それくらい、屋台でも結構火を使っております。火と言っても、炭火焼が多いです。またこの炭焼きが、ガイヤーンの味をクリスピーにするのです。

*ここまでで、1500字を超えてきました。まだ1項目めです。では進めて行きましょう。


◆ ガイヤーンのレシピ

ガイヤーンのちゃんとしたレシピは、ググればいくらでも出てくるとして、自分なりにみた感じでレシピを説明すると、タレに漬け込んだ鶏肉を炭焼きで焼いているだけです。

これが本当に美味しいのです。

実際のレシピを引用しても、だいたい同じです。ただ、この、タレが結構秘伝だと思います。このタレがポイントなのは、日本の焼き鳥でも同じですよね。

代々継ぎ足しながら使っているタレみたいな食レポ、よくテレビのグルメ番組でありますよね。このタレのレシピは、店にとっては門外不出なのでしょうね。タイにおいても同じかと思います。

この料理は作り方は簡単ですが、レシピがあったとしても、よほど料理好きではないと、家ではできないと思います。

もし家でやるとしたら、料理好きというか、それは料理研究家レベルかと思います。

日本の焼き鳥に使う様な肉と違って、鶏肉をほぼ丸ごと扱うわけですから、家庭で手軽に、という訳にはいきません。作り方は豪快で簡単なのですが、下記の点で、家庭料理向きではないかと思います。

・鶏肉を丸ごと使うこと

・秘伝のタレを家庭で簡単に再現できないこと

・家庭で炭焼きはちょっと大変だということ

そもそも、タイ料理って、あんまり家庭で作るものではなく、屋台とかで買ったりするのが普通の文化みたいです。タイだけではなくて、東南アジアあるあるですよね。そこに行くと、日本の家庭は結構家でご飯を作りますよね。比べるとすごくわかります。

おっと、なんとなく、アジアと日本の違いとかでも記事が書けそうな感じがしてきました。

*ここで2200字を超えてしまいました。とりあえずということであれば、一応、ブログの記事として字数的には、「アリ」というレベルに到達しました。さあ、続けます。


◆ ガイヤーンの美味しい店

このテーマだと、多分たくさん出てきます。僕よりも詳しい人がたくさんいるかと思います。が、僕なりには、こんな店が好きです。

・サバイジャイガイヤーン:前々からよく通っていますけど、本当に美味しいです。ただし、ここは観光客にあまりにも有名で、観光客用と言った方が良いかもしれません。ガイヤーンだけでなく、イーサン料理全般的にありまして、とにかく規模が大きい店です。数年前に以前の場所から今の場所に引っ越しました。今はエカマイ通りのソイ3にあります。ドンドンドンキの裏の方です。

・ノムジット:ここは前を通ったことはありますが、中に入ったことはありません。屋台の延長にも思えますが、日本人的にも入れるかな・・・という感じの店です。鶏は小さめですが、クリスピーで美味しいです。もしかしたら、地鶏なのかもしれません。場所はエカマイ通りの、サバイジャイよりももっと奥に入ったところにあります。ここからはいつもデリバリーを利用します。

・ニッタヤー ガイヤーン:ここはラマ4通りにあるモールの中に入っている店舗で、ファミレス的な店です。味は良いのですが、ファミレス的です。昼になると、ものすごい混みます。意外にも土日の方が空いています。理由としては、近所にオフィスが多くてランチ利用の客が多いからです。ここには何回か行って、あとはデリバリーも注文します。

行ってみたいところ

・オンヌット駅前の屋台:店の名前はわからないのですが、とにかく行ってみたいのです。大きな屋台です。なぜここに行きたいのかといえば、YouTuberが取り上げていて、とても美味しそうな食レポをしていたからです。チャンネルの名前は「TJチャンネル」と言いまして、タイの日本人社会では有名なYouTuber、TJさんがとても美味しそうに食べていたのが印象的だったからです。一度、行こうとしたのですが、実は夕方4時頃から開店するようで、ランチ営業していないという点では、少し他店とは雰囲気が違います。そのうちに行くこともあるかと思いますので、行ったらレポートさせていただきます。


*いかがでしょうか。


ここで、3200字を超えました。ブログの記事としては、この字数であれば、良いかと思います。後の項目については、次回に「つづき」という形で書いていこうと思います。


このように、直前のことについて、書こうと思っただけで、3200字を超えました。簡単です。

何も、食べ物にこだわることもないです。

例えば、直前に時計をみたなら、自分の時計についての記事を書けば良いという感じです。


直前のことなんて書いたって、誰も興味ないと思うかもしれませんが、そんなことないかと思います。実際にためになりそうなことを書けば良いわけですし、何よりも書き始めることが大事だからです。

最悪、誰も興味なくても、良いかと思います。

ある程度SEOなどができているブログであれば、内容はともかく、キーワードで引っかかるかと思います。

誰も興味ないなんて思わずに、せっかく与えられた、「ブログを書く」環境ですので、どんどん書いてください。

仮に、誰も興味ない記事でも、継続した方が良いです。継続していえば、Googleも認識し始めて、サーチ結果に上がれば、記事が面白くなくても、アドセンスにとっては良い状況になります。

グーグルの検索に引っかかれば良いのです。

記事は、もちろん、面白い方が良いに越したことありませんが、検索されてたくさんの人が見れば、それで良いことです。刺さる人には刺さりますので、気にせずにどんどん書いてください。

*字数は3700超えたので、これで記事にします。この後、アフィリエイトを適当に入れて、フィニッシュです。


何もアイデアが出てこない時には、とりあえず直前のことについて書き始めることをお勧めいたします。3700字くらいになります。


移住は日本人コミュニティか、郊外に出るか?

バンコクの日本人コミュニティで生きていく




バンコクには非常に大きな日本人コミュニティがあります。この日本人コミュニティを活用すれば、それほど現地の人たちとの交流がなくても、生きていけます。

日本語で不動産を探して、日本語で医療保険でもなんでも加入して、現地で働きたければ、日本語で就職できます。

就職しなくても、3ヶ月の観光であれば、とりあえず日本人相手に慣れているところのアパートに住むとか、いくらでも日本語だけで生きていけるのがバンコクです。

いや、バンコクと言っても、ほんの一部です。駅でいえば、3駅くらいの地域です。駅で言えば、アソークからオンヌットあたりまででしょうか?

とりあえず、住むところは日本語だけでなんとかなります。買い物もBTSという電車の駅にはショッピングモールがあって、不自由ありません。日本食のフジスーパーもあります。

病気や怪我は、日本語通訳が常駐するサミティベート病院、バムルンラート病院などなどがあります。医療保険にも日本語で入れます。

バンコクの日本人が集中している地域、アソークからオンヌットであれば、日本語で生活ができるのです。自由に、とまでは言わずとも、日本語で大丈夫です。

日本語で生活できるのも、バンコクの魅力の一つではあるので、それはそれで良いかと思います。



日本人コミュニティから出てみる?

日本人がバンコクでとりあえず生活するだけであれば、日本語だけでも大丈夫です。でも郊外に出たいなら、タイ語や英語も必要ですし、何より現地で助けてくれる友達が必要かと思います。当然、英語タイ語は必要になってきます。

初めてのバンコクでの長期休暇などであれば、マンスリーのアパートを借りて、日本人コミュニティの中で生きていくというのは、賢い選択肢かと思います。

ただ、2回目、3回目のバンコク、長い長い生活をタイでするという風になってきた場合は、ある程度郊外の生活も良いかと思います。その頃には簡単なタイ語でのやりとりなんかもできるようになったりしているかと思います。

タイに慣れてきて、プチ海外移住ということであれば、少し離れてみても良いかもしれません。

プチ移住であれ、本格移住であれ、移住というの日本を出て、その国に住むことです。

移住には色々なものや事柄が必要になりますが、その一つが移動手段である車です。

車においては、日本人は海外で生きていく際に考えを変えなければならないと思います。

グローバルでは、新車をバンバン買い替えるなんていうことはあまりありません。そこは価値観の問題です。


車が欲しい

良い車が欲しい

車が必要である

車は移動手段である

車は走れば良い


田舎の日本人は、車の必要性については同感しやすいかと思います。例えば農家では自家用車とKトラックなど、一家に2台以上車があるのが普通という地域も珍しくありません。仕事に使い、移動手段に使います。

アメリカでもそうです。ニューヨーク郊外に住んでいたことがあるのですが、もう20年くらい走っている車が、個人個人で売買されたりしています。なぜかと言えば、移動手段として車が必要だからです。

僕もアメリカにいたときに、6000ドルでアコードの中古車を現地の韓国人から購入しました。個人個人の売買です。車の登記は、アメリカ人の友人の助けを借りました。

これって、日本人にはなかなかできないことです。日本人ならまず駐在員が多いでしょうから、車を買うのも会社を通じて買ったりするのです。ここが決定的な違いです。

日本に住んでいるアメリカ人の友人がいます。彼は金持ちではないけど、日本人と同じように新車で車を買う力はある人です。ところが、彼は、金があるのに、安い中古車を買うのです。なぜなら、彼はあまり車そのものに興味はなく、ただ移動手段としては必要だという考えを持っているからです。

この、考えを持つということが、この記事のポイントです。

考えを持ちましょう。

車が好きで経済的にOKな人は新車を買えば良いかと思います。

車が好きだけど、経済的にイマイチだったら、中古車で、なるべく状態の良いやつを買えば良いかと思います。

移動手段としか考えていない人は、まあ、中古でそこそこOKな状態のやつを買えば良いのです。

日本人はなぜかわかりませんが、中古だと抵抗がある人がたくさんいます。

もちろん、プロの眼や、詳しい人に見てもらう必要はあるかと思いますが、思い切って中古で、しかも現地の人から直接買えば良いのかと思います。

車が壊れるなんてことは、無くはないですけど、普通に日本車を買っておけば、あまりありません。

Facebookで売られている車(タイ)
しかも、タイではFacebookで売買をしています。これは凄いことです。Facebookの使い方は、タイ人と日本人では少し違います。タイ人はFacebook大好き、バンバン投稿します。プライバシーもセキュリティも何もあったものではありません。


アメリカなんかではよく、リアウィンドウにfor saleとか書かれて、電話番号があったりする車が走ったりしています。これって、個人での売買が当たり前ということですよね。

日本人は車の個人売買に慣れていません。

しかしながら、グローバルでは、一般的なことです。


移動が必要というのは、現地での生活に溶け込んでいるバロメータ

バンコクでもどこでも、日本人コミュニティの中で暮らしているのであれば、移動の必要も最小限で済みます。ところが、現地に溶け込んで、家賃の安い郊外のアパートを探して住んだりしていれば、移動が必要になります。

当然、日本人だけを頼りにはできないので、現地の友人が必要です。

現地の友人と信頼関係が必要になってくると、コミュニケーションが必要になってくるわけです。現地の人々とコミュニケーションが取れなかったり仲良く慣れなかったりする日本人は、現地に溶け込んでいるとは言えないかと思います。

よく海外移住と言いますけど、バンコクなら、そんなに現地の人との交流がなくても大丈夫ではあります。もしノマドワーカーであれば、1日中パソコンを触っていられれば仕事になるような生活で良いかと思います。それも全然悪くはありません。

しかしながら、タイにも慣れてきて、色々な体験をしていくうちに、バンコクの日本人コミュニティから離れたりすると、そこからが移住ということになってくるのかなと思っています。


僕もタイでできる限り生きていければと思っております。

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2021年9月26日日曜日

3ヶ月のプチ移住は楽し過ぎる

タイでリモートは楽しすぎる



海外に住んでいながらリモートで日本向けにビジネスを回すのは楽しすぎます。自分史上最高の有意義な毎日かもしれません。

朝は誰にも邪魔されずに9時頃に徐に起きて、コーヒーを飲みます。タイのコーヒーは独自に進化したドイチャンコーヒーなんかもあったりして楽しいです。ただ個人的にはアメリカにいた時のフレーバーコーヒーが好きですが。

そのあと読書をしながら、今日1日の予定を立てます。

読書もすごく時間を取ります。タイのアパート、コンドミニアムには、プール月いる物件が多いので、プールサイドに本を持っていけば、至福の時が流れます。

本の購入に関しては、結局アマゾンです。以前に、タイの書店のオンラインを試みましたが、2ヶ月以上かかって届いたことがあり、オーダーしたことさえ忘れていました。そんなことがあっても、TIT、(This Is Thialand) ということを念頭において生活していれば大丈夫です。

そう、それがタイなのです。笑

タイの生活で重要なことは、受け入れること、そして期待しないことなのです。

Amazonは、海外発送としても、とりあえず届きます。もちろん少し割高になりますが、やはり高くても本だけは買うことにしています。まあ高いと言っても、飛び抜けて高いわけでもありません。

予定が立ったら、まず、ぼちぼち行動を始めます。僕の場合は、もう15年も続けているライフワークがあるので、それを粛々とこなしていくのです。分類すればサービス業ですね。全て日本で完結するものです。

今後も活動の幅を広げなければならないと思っているので、現在、新しいアクティビティができないか、模索中ではあります。

いずれにしても、日本国内で発生して、完結します。でもそれをタイでリモートでやっているとなんだか調子が良いのですよね。日本でやっているのと同じことをやっているのに、不思議な気分です。

なんだか、自分のビジネスセンスがあがっちゃったような気がするのです、タイにいるだけで。


ノマドワーカーにとって東南アジアは可能性しかない

東南アジアなら、時差は2時間程度で、日本向けのリモートには丁度いいです。日本円で3万円も出せば、ワンベッドルームのコンドミニアム、ジム、プール付きの部屋が借りられます。ベランダにテーブルを置いて、パソコンパチパチやっていれば、かなりクリエイティブな時間が訪れます。

その場に疲れたら、近所にはたくさんのおしゃれなカフェがあります。タイのカフェにはWi-Fiがビュンビュン飛んでいて、リモートワークにも支障なしです。お昼ご飯は、慣れてくるとタイの屋台でも全然平気になりますが、慣れなければ、日本食レストランがたくさんあるので、全く不自由しないかと思います。こんなに良い環境はありません。

やはり一番向いているノマドワーカーとしては、デザイン関係、ブログを書いている人、プログラマー、イラストレーターなんかにも最適な場所です。

東南アジアの風を感じながら、自由に活動できますね。

デザインや、プログラマーではなくても、今まで関わって来た業界の人脈があれば、それを日本に残したままで3ヶ月のタイプチ移住も良いかと思います。タイでは観光ビザで3ヶ月はOKらしいので、ノマドタイプの仕事ができる方であれば、3ヶ月試してみるのは、とても有意義かと思います。

マンスリーで借りられるアパートもありますし、しかも簡単に借りられます。借り方としては、もう直接行って、契約ですね。これが1番です。日系の不動産屋さんとかもありますが、これはもっと長期で借りる人向けと、あと、ファミリータイプの物件などの所謂ファミリーで駐在している方がメインで使う業者かと思います。

独りでフラットタイに来て、マンスリーの部屋を借りるなら、自分で契約に限るかと思います。できた方が良いのは、英語ですね。タイ語ができればもちろん言うことなしですが、そこはなかなかハードル高いので、英語はなんとかしなければならないかと思います。

もちろん、バンコクであれば大きな大きな日本人コミュニティがありますがから、そこを頼るのは良いかもしれませんが、個人的に、海外に来てまで日本人コミュニティを頼るのはどうかと思いますので、やっぱりできれば自分で探すことをお勧めします。

初めての時は誰かに助けてもらっても良いかもしれませんが、少なくとも2回目からは自力で大丈夫なようにしておきたいです。


独りの外国人としてのノマド

日本コミュニティを頼るのは、日本食レストランに行けることくらいですね。

常々言っていますが、日本人としてではなくて独りの外国人として生きていけたら良いのかと思っています。ノマドタイプの方々のそこが良いところかと思います。

本格的にガッツリと仕事をしたければ、部屋に篭るのも良いですが、コワーキングスペースを利用することはお勧めです。1ヶ月パックとかで爆安のパッケージがありますし、Wi-Fiはもちろん爆速、フリードリンクは当たり前です。

プログラマーや、ウェブデザイナー、イラストレーター、などクリエイティブな仕事をしている人には、バンコクでのノマドワークは本当にお勧めなのです。

クリエイティブでなくても、例えばサービス業などでフリーランスの方も、タイで十分仕事ができるかと思います。僕もその部類です。

例えばですけど、

8000バーツで部屋を借りる。3ヶ月で24000バーツ。

コワーキングスペース借りるなら、年間で借りても4千円か5千円です。もうタイにオフィスを持っているようなものですよね。ちなみに、僕が借りていたコワーキングスペースはとてもきれいで環境も良かったので少し高めでした。料金はこんな感じです。少し高めなのでもっと安いところを借りようかなと思っているところです。



銀行口座も、日本のパスポートだけで作れる銀行もありますので、お金を入れておけばATMでおろせるようになりますね。

プロンポンのエムクオーティエ内にあるアユタヤ銀行(krungsri bank)では、パスポートだけで銀行口座を作ることができました。タイの銀行のカードは、デビットがついているので、預金額があれば、そのカードで払うことができます。

また、タイは日本よりもモバイルバンクのフィンテックは進んでおります。日本ではPayPayみたいなのが進んでいますが、タイはもっと先を行っている感があります。

モバイルバンクから、QRコードをスキャンすると、口座から直接お金を払うことができます。これって画期的過ぎます。

タイでは、屋台の店主も使っていたりするのですごいです。10バーツとか20バーツの支払いを、モバイルでするのです。


食費は、慣れれば、もう屋台とかでOKですね。1食50バーツくらいで済みます。


1番大事なのは、マインドセット

海外移住は、遊びではありません。旅行でもありません。そこに住むのです。短期間にせよ、そこに住んで生きていきます。そのマインドセットはいつも重要かと思います。

どこをゴール設定にするかにもよりますが、本当に現地に溶け込みたいなら、まず言語です。そして食事にもなれなければなりません。さらにカルチャーにもなれる必要があるのです。そこまでのゴール設定をしている日本人はなかなか見当たりません。ちょっと来てプチ移住したいという程度かと思います。

それでも問題ないかと思います。タイにくる理由は人それぞれですから。タイは受け入れてくれるかと思います。


タイにずっと住む?

なぜタイにいるのでしょうか? 何年も住んでいると、日本に帰りたくなることがあります。まあ、それは誰でもあるかと思います。タイに数年住んで、タイに慣れてくると、ぶっちゃけ、タイのことがもう珍しくもなんともなくなって、結局日本人だし、日本のほうが便利だし、日本の方がきれいだし、日本の方がなんでもしっかりと整っているので、日本に帰りたくなります。

ここでいつも不思議な問いかけになってくるのですが、「じゃあ、日本に帰る?」と、いうと、一時帰国はしたいけど、結局タイに住むことを選択してしまうのです。

これは不思議な現象です。わかっているのに、タイに住んでいる方が楽に感じてしまう。

タイに住んでいる日本人にとって、タイは不思議な国です。

タイにずっと住むのか?と問われれば、答えはYesになります。できることなら、、ずっと住みたいと思っている人は多いのです。

そこまでタイの方が良いということでもないのですが、だからと言って日本に住むことが良いのかと思うと、じゃあタイの方がいいや。。となってしまいます。

この不便な感じ、この不自由なところもまた、タイの魅力の一つなのです。

では、プチ移住をしてみたらいかがでしょうか。

まずは3ヶ月の移住です。

どんなことが待ち受けているのか、どんな冒険がそこにあるのか?

楽しみしかないです。


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2021年9月25日土曜日

「一人の外国人として」生きていけるか

日本人のアイデンティティは「日本人である」ということと「会社」?


「日本から来た。」
日本人は、海外において、日本人であるということを強調しすぎです。自分のことを相手に伝えるときに、とりあえず日本人であるということを強調します。

日本人以外の人は、もちろん自分が何人であるかは言うと思いますが、自分自身はどんな人物なのかを強調するのかと思います。

日本人はだいたい、「日本人です」で終わらせてしまうことが多いと感じます。もちろん、日本人であることを告げるのは良いです。わかりやすいですし。

「日本人である。」ということだけで全てを済ませようとする日本人。

自分のことを相手に伝えるのが苦手な人が多いのです。

日本人は、海外において、

「日本人として」ではなくて、「一人の外国人として」生きていけるのでしょうか?


日本人としての誇りを持つことは大事ですが、海外に来ているというマインドセットをするべきかと思います。

なぜ海外で日本人が「日本人として」ということを強調したがるかといえば、日本というブランドを傘に着たいから、都合の良い時に使いたいからかと思います。

現地の住人たちも、「あー、日本人か。」ということになり、話が早くなります。

特に東南アジアなどの親日国においては、だいたいのケースで良くしてもらうことの方が多いかと思います。

例えば、アメリカでも東南アジアでもヨーロッパでもどこでも、海外から移住している人はたくさんいるでしょう。

諸外国から来た人から見れば、日本人が自己紹介するときに、「自分は日本人」といっておしまいだと、ただの面倒臭がりな人種か、ただ言語が苦手な人とみなされて終わるかと思います。

もう一点は、海外において、日本人と、その他の諸外国から来ている人々の違いは、日本人はほとんどの場合、必ず日本に帰ると言うことです。ここは意外と大きな違いです。

日本人に比べると、諸外国から来ている人は、実際、そこの国に完全に移住を試みている人が多いです。

いずれ日本に帰る


個人的な経験ですけど、僕がアメリカに住んでいた時に、沢山の外国人と友達になりました。台湾人、韓国人、ウクライナ人、タイ人、インド人、などなど。彼らはみんなまだアメリカに残っています。その時に居た日本人は、自分も含めて1人もそこには残っていません。

「いずれ日本に帰る。」と言う観念が、海外在住の日本人のメンタリティにあるかと思います。

諸外国人は、そこに根を張る。


例えば同じアジア人でも中国人や韓国人は、少し違います。韓国人にもいずれ韓国に帰ると思っている人ももちろん沢山居ますが、一方で、その国、今いる海外の国に骨を埋める覚悟という人も多いのも事実です。

アメリカにいた時にはネイルサロン経営や、クリーニング店経営の韓国人が沢山いて、その国に根を下ろして暮らしています。

マンハッタンのコリアンタウンの規模の大きさには、圧倒されます。スーパーマーケットもあります。あとタクシーもすごいですよね。マンハッタンには大型のアメ車の韓国のタクシーがたくさんいます。合法なのか、どうなのかは知りませんけど、とにかく多いのです。

マンハッタンによく韓国人と遊びに行ったのですが、日本人だけでは体験できない沢山のことを経験しました。

韓国スーパーマーケットで韓国食材を購入して、韓国人経営のホテルに泊まって、韓国タクシーでぐるぐる観光して、焼肉レストランで食事して、夜は、友達に韓国人ばかり集まる韓国キャバクラに連れて行ってもらいました。

常々、アメリカでキャバクラ的なものって、色々成立しないだろうと思っていたのですが、ミッドタウンのビルの中に、看板もなく、外から見てもわからないのですが、韓国キャバクラが存在していて、経営者も、ホステスも、客も、全員韓国人でした。そしてとても安全な場所でした。

ちょっと話題がずれますが、それだけアメリカに根をはって生きていこう、アメリカで骨を埋めようという覚悟の現れが、現地の韓国人にはあると言えます。大きなコリアンタウンは、その証でもあります。

ところが日本人はどうでしょうか?

日本人だけ特殊


日本人のメンタリティとして、海外では(日本でもそうですが)、まず自分の勤めている会社がアイデンティティの先頭に来ます。こんなの、本当に日本人だけです。

例えば、タイなら、「トヨタ自動車タイランドの高橋です。」とか、「伊藤忠タイの佐藤です。」というように、日本人には、自分のアイデンティティに会社がかぶさっているのです。

とてもじゃないけど、その現地で根を張って生きていくという雰囲気ではありません。

タイにおいても、日本人は、駐在先であるタイの現地法人の中のしきたりで生きています。

せっかくタイにいても、タイ人と友達になろうとかいう考えは、あまりありません。それどころか、現地で採用されたタイ人に対しての扱いは、「日本人をサポートする人たち」という位置付けが多いです。

なぜなら、日本人はタイに駐在できたとしても、タイ語はもちろん、英語もできないという人が多いので、タイの現地法人では、日本語堪能なタイ人を採用するのです。

そしてそのタイ人従業員たちが、日本人駐在員のサポート的な仕事をするという構図が出来上がっております。

こういうメンタリティは外国人が多いタイにおいても、日本人だけが特徴的に持っていると言えるかと思います。

例えば、タイ在住のアメリカ人やヨーロッパ人、中国人や韓国人は、タイ人がサポート要員だなんて思っていないのです。

日本人以外の外国人は、自らタイ語や英語でコミュニケーションを取ろうという人がほとんどです。

当たり前です。日本人だけが、日本語優秀なタイ人を雇って、その人を使って色々と手続きをさせようとしている状況です。

この風習は、本当に良くないと思っています。タイ人を見下すようなカルチャーは、やめた方が良いかと思っております。

日本人で、日本から来た。。ということを前面に出さずに、タイ(に限らず他の国でも)でビジネスをして成功しようなんて思っている人がいるでしょうか?

まず、日本の国力を傘に着ようとするのです。

日本人は、根を張って海外で生きていこうという人がもう少し現れても良いかと思います。

もちろん、そうならない理由も理解できます。

なぜかといえば、日本人にとって、別に海外で頑張らなくても、日本が素晴らしいから。ということです。

海外に出る必要が、そもそも日本人には無い。


政治的に、経済的に、文化的に、海外に出ざるを得ないというか、海外に出た方がメリットがたくさんるという諸外国の人々に比べれば、日本人は何も別に海外で暮らした方が良いなんてことはありません。

それだけ日本が素晴らしい国なので、海外に根を張る必要性もあまりないのです。

ですので、会社の辞令などで海外に出ても、いずれは日本に帰るのです。わざわざ自ら進んで日本を出て、海外で暮らすことに、それほどのメリットはないのです。それが日本人です。そこは理解できます。

ところが、この先は日本国はどうでしょうか?


日本人の給与はどんどん落ちています。OECDのデータではOECD諸国の平均よりも低く、韓国よりも実は低いのです。

高齢化は進みます。医療費は嵩みます。


日本は、国民皆保険です。それは素晴らしい制度です。どんなに高額な医療費がかかっても、ある程度の負担で済むのです日本人は。

ところが、逆説的に捉えれば、このような言い方もできます。
「日本人の医療費は、国が賄わなければならない」
「日本人は、自分で医療費を払うことはできない」

厳密にいえば、自由診療で自費で支払うことは可能ですが、普通に病気になって大きな病院に罹らなければならないという時には、現実問題として保険診療になります。

現実問題として、国が医療費を負担してくれる、いや、しなければならないのです。

言い方変ですけど。諸外国の人から見れば、素晴らしい制度かと思いますが、日本の若い人にっては、この日本という国はどうですか?

データによれば、数年後には、現役世代1人につき、老人1人以上を負担しなければならなくなります。つまり、自分がどんなに稼いでも、国に持っていかれます。

若手への負担だけがどんどん増えて、その上給与がどんどん下がってきます。日本人の平均給与は、この30年変わっていないのです。

日本が住みづらい国になるのがもう目の前です。


そろそろ、日本人の中にも、日本脱出しようとしている人が多くなっているのは、肌で感じます。有名人でも、どんどん海外に出ていますよね。

どこの国に移住しやすいのか?なんてことを考える人も多くなって来ています。

  • タイは移住しやすいです。今のところ。
  • マレーシアはハードルが上がりました。
  • シンガポールは元々物価が高いです。
  • インドネシアもハードルが上がりつつあります。
  • アメリカはそもそも、物価も高いしハードです。
  • オランダは、移住しやすいらしく今注目されています。
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などなど、ネットを開いて海外移住のキーワードサーチをすれば、情報に溢れているところです。それだけ、日本人にとって、移住というのは関心が高まって来ていることなのです。

1人の外国人として海外で生きていけるようなマインドセットを持った日本人が、居るかどうかかと思います。


もし、海外に出たいのなら、もし移住したいのなら、日本人は日本人としてではなくて、1人の海外から来た人として、海外で勝負した方が良いかと思います。すべきなのです。

日本は、若い世代にとって、将来もずっと住みたい国でしょうか?

それとも、移住を考えた方が良いのでしょうか?

すでにその時代は、もうとっくに来ています。



日本人激減のバンコクで聞こえる笑い声

もちろん、日本人は上顧客



タイは親日国です。タイに住んでいると、それはよくわかります。タイ人は日本人に対してとても優しいですし、タイ人は日本のものが大好きです。

その理由は単純に、世の中に日本製品が溢れていてしかもハイクオリティであるからかと思います。そして何より、日本人が丁寧で優しくて、良い人たちばかりかと思います。

日本人が良い人たちばかりと言う点で、異論がある方もいるかもしれません。が、結論言いますね、はい、日本人は良い人ばかりです。

良い人の基準は、「お金を払う」、「お金を騙さない」、「暴力振るわない」などなどです。

バンコクのような観光立国においては、世界中からいろいろな人たちが訪れている中ですから、日本人はとても良い人なのです。日本人の中にも、ずるい人も、悪い人もいるかと思いますが、その他の国の人たちの比較にはなりません。

相対的に他の国の人々に比べれば日本人は良い部類に入るのです。

その親日国タイの首都バンコクを中心に7万人とも10万人とも言われる日本人駐在員とその家族が、タイ経済に大きな利益をもたらしていております。また日本人はタイのビジネスにとってはとても大事な、上顧客なわけです。

バンコクは特に、東京都バンコ区と言われたほどに、まるで東京がそのまま移動してきているかと錯覚しそうな街です。

特に日本人が多いトンロー、プロンポン、アソークと呼ばれる地域は、街を歩けば日本人だらけ、街中に溢れる日本食レストランは日本人客で溢れ、日本人居住率100%のアパート、マンションが並んでおります。また、夜の街も当然、日本人駐在員相手のカラオケ、ゴーゴーバー、コヨーテなど、とにかく日本人で溢れている街なのです。

ただし、コロナ前までは。

コロナになってかれこれ20ヶ月くらいが過ぎようとしております。何が起こっているかといえば、バンコクにある日系企業の駐在員がどんどん日本に帰っているのです。

それは、一時帰国の場合もありますし、本帰国という、いわゆるもうタイには戻ってこないとい、駐在の終わり、という帰国も含めます。

また、駐在ではない、現地採用と呼ばれる、海外で働きたいという日本人がタイ現地で採用されている人々も、コロナの影響でどんどん帰国しております。

家族で来ていた人は、お父さんだけ残って、母子が帰国という例もあります。でもそれってどうなんでしょうね? お父さんがバンコクで単身赴任って、もう、危険な香りしかしません。

日本人が撤退しますと、例えば日本人学校の生徒も減って、モントレーというバス会社も大変かと思います。そもそも今現在はオンラインスクールですから、バス運転手をキープするのも大変です。

日本人が減れば、タイ人従業員は困る人が多い

日本人御用達のシーローと呼ばれるダイハツのKトラックを改造した簡易タクシー、日本人家庭に雇われていたアヤさんと呼ばれるメイドさん、専属のドライバー、全て、日本人相手の商売は衰退し、そこでの関係者や従業員は困ります。

タニヤという地域を中心とした夜のカラオケもそうです。カラオケといってもカラ館とかではなく、おねいちゃんが相手してくれるカラオケバーのことです。客は、100%日本人です。たまに、勘違いした欧米人や中国人も混じっていたりもしますが。。

日本人相手の店のタイ人店員さんも沢山職を失っております。駐在妻御用達のネイルサロン、美容院、エステなんか、もう火の車です。

日本人ターゲットの店はどんどん閉店し、タイを撤退する店も多くあります。個人的にはバンコクに数店舗あった生そばの店「あずま」が閉店したのはショックです。

日本人が街から減れば、日本人ターゲットの店が潰れるのは、当たり前のことです。

日本人相手のレストランに起こった大胆な戦略変更

ところが、そんなタイ、バンコクで、ある戦略、今までの路線から変更が成功して、繁盛している店もあるのです。

その路線変更とは、タイ人顧客ターゲットへの戦略変更です。

今までほぼほぼ100%日本人をターゲットにしてきた日本食店が、生き残るためにタイ人顧客ターゲットに変更して、それが成功した例です。

この顧客ターゲットのタイ人へのシフトがうまくいった店は、むしろ繁盛しております。

前述の通り、そもそもタイ人は親日なのです。そして日本のものが大好きなのです。だったら、コロナの前から、日本食レストランにも来ていたかと言うと、実はそうでもありません。

なぜ、日本に興味津々で日本のことが大好きなタイ人がせっかくバンコクに沢山ある日本食レストランに今まで来なかったのでしょうか?

なぜかといえば、これは想像ですけど、あまりにも客が日本人だらけで、

タイ人にとっては入りにくい雰囲気だった

のかもしれません。

例えば、東京でイタリアンやフレンチの店があったとします。そしてその店の客が仮にイタリア人、フランス人だらけだったら、日本人としてはその店に入る気になりますか?

行けるっちゃ行けるけど、なんか、肩身狭い感じがしますよね。こう言う感覚なのかと思います。

美味しいイタリアンレストランが東京にあって、とてもとても興味があるのだけど、そのレストランの客はほぼ東京在住のイタリア人100%、そんな店に、日本人が入りにくいですよね。

ある日、その店にイタリア人が居なくなった。そして、店主が日本人の方、ウェルカム!と言っている。そうなったら、日本人が退去して押し寄せますよね。

おそらくですが、バンコクの日本料理レストランで今起こっている現象は、その現象かと思います。

タイ人客、ウェルカム!

なのです。

かつて日本人相手だった日本食の店に、タイ人客だらけになった店が散在してきております。

もちろん、メニューそのものを変えるなどはなく、日本料理そのままです。タイ語のメニューは新しく作ったかもしれません。でもそんなの、翻訳会社に委託すればすぐにできますね。

タイ人は、よくグループで店に訪れます。そして、ゆっくりとわいわいガヤガヤしながら店で過ごすのです。彼らにとっては、もはや、周囲の日本人の目を気にすることもありません。

日本人がいないからです。日本料理を、彼らの方法で楽しみます。それが日本人から見れば変でも、タイ人同士なら平気というわけです。

彼らは、タイ人の店員さんに気兼ねなく、色々と注文します。そしてとても楽しそうに過ごすのです。

タイ人富裕層にとって、新しい遊び場

さらに、高級な店にも、タイの富裕層の若い人たちがどんどん訪れています。タイの富裕層は、とてつもなく富裕なので、お金はどんどん使います。むしろ、お金の使い道をいつも探しているのです。

トンローあたりでは、フェラーリなどの高級車とかをたまに見かけます。駐車場にフェラーリを停めて若い男女が降りて、ラーメン屋に入ったりするのを見ていると、滑稽ですが、タイ人富裕層にとっては、お金を使う使い道をいつも探している感じです。

日本に比べれば、バンコクではお金持ちにとってはお金の使い道が少ないです。

彼らは、日本人が沢山居るところに来るのは、今まで多分敬遠しておりました。多分居心地が悪かったのかと思います。ところが今は、彼らがメインの顧客ですので、自由です。とても居心地が良いのかと思います。

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むしろ、彼らにとっては、新しい遊ぶ場所が増えたと言えるのではないでしょうか?

日本人の目線を気にすることなく、彼らのやり方で、彼らだけで本格的な日本食を楽しむことができるようになったのです。

でもこれって、何かわかる気がしますよね。

タイ人にとっては、「なんか、あの寿司屋に行ってみたいと前から思っていたんだけど、今日本人が居なくなったから行ってみよう!」みたいになっているのかと。

その今まで存在はしていたけど、なかなか発掘できなかったタイ人潜在マーケットをうまくキャッチできた店は、繁盛しているのです。

そして、日本にとても興味があったけど、日本人だらけの店には行けなかったタイ人たちは、むしろ

日本人の激減を歓迎
しているかもしれません。