2021年12月11日

海外在住の日本人同士って、なぜか助け合わない

タイで情報通になるためには、英語が必須です。

タイ語よりも、英語です。

なぜなら、英語が話せれば、英語ができるタイ人、英語ができる中国人、英語ができる台湾人、英語ができる韓国人、そしてもちろん、アメリカ人、そしてフィリピン人、だいたいのヨーロッパ人とコミュニケーションが取れ流からです。

特にバンコクは国際都市。

当然、日本人もめっちゃ居ますけど、中国人、台湾人、韓国人、フィリピン人のコミュニティが物凄いです。彼らは、アジア系なので、なんとなく日本人とも通じるものがあります。

例えば、医療やその他の情報ですよね。

日本人は、サミティベート、バルムンラード、BNHなどなどを利用する場合が多いかと思います。もちろん、素晴らしい病院なので何の問題もありません。

ただ、結構、台湾人や中国人が、日本人が知らないような優れた病院や、医師の情報を持っていたりするのです。

日本人は基本的に、日本語での情報を得ようとします。

例えば、バンコクに居る日本人が得る情報って、日系のフリーペーパーや、日本語の掲示板、さらに日本語のブログなどなどによるものですよね。

日本語の情報は、バンコクに溢れています。

英語の情報は、もっと多いです。

それはそれで、良いのかと思いますが、意外と、日本人外知らない店や、日本人が知らない情報、つまり、日本語になっていない情報を、他の国籍のタイ在住者が持っています。

その情報を知るためには、彼ら、つまり他の国籍の人たちとお友達になることがとても良いかと思います。そして、コミュニケーションは当然、英語になる訳です。

そりゃもちろん、タイ人と仲良くなりたきゃタイ語、中国人と仲良くなりたきゃ中国語、韓国人と仲良くなりたきゃ韓国語は話せれば、それに越したことはないですが、タイ語、中国語、韓国語を突然学ぶのは、非現実的です。ですので、英語なのです。

欧米人と仲良くなるのも、もちろん、悪いことではありませんが、経験上、彼らは特段役に立つような情報を持ち合わせていません。

日本人的には、同じアジア人の方がカルチャーが近く、また、良い情報を持っている場合が多いからです。

🔸Lorespresso

実は昔、NYに住んでいました。

その時に、怪我をして、医者にかかりたいと思ったのです。

もちろん、英語の情報をもとにして、近くの病院にかかることはできます。しかしながら、どうですか? 異国の地で、自分の言葉ではない言葉を使って、白人の医師と心からコミュニケーションできますか? 人種どうこうというわけではなく、できればアジア系の人の方が、こういう時には、自分は落ち着きます。

そのことを友人の中国人に話したところ、その中国人がNYの中国語コミュニティを駆使して、台湾系アメリカ人の、とても親切なドクターの情報を得て、そのドクターにかかることができたのです。これは、英語でアメリカ人と接しているだけではできないことでした。もちろん、日本語で日本人コミュニティを探しても出てはきません。

NYには、中国語のコミュニテ、韓国語のコミュニティがとても巨大で、みんなそこで情報交換をして、生活の知恵を得ているのです。そこに行くと、日本人って、なぜか日本人って、海外では助け合わないので、あまり役に立ちません。

ところで、不思議ですよね。海外の日本人って、助け合わないんですよ。

僕の経験ですけど。表面的には仲良くしますけど、本当に困ったこととかって、相談したりできないです。何ですかね? 見栄なのでしょうか。

多分ですけど、バンコク在住の日本人は、結局会社ですよね。

駐在であれば、会社によっていろいろな衣食住が決定します。

現地採用も、会社ありきです。

特に駐在の場合は、何か、本当に困ることもないのかも知れません。別に誰かを頼って、タイで暮らしているわけでも無いですし。

僕は、駐在では無いので、結局、友達を頼って生きているのですが、もちろん、日本人に完全に頼ることって難しいです。

NYにいた時は、台湾人に、衣食住、とても助けてもらって、とても助かりました。今でも恩人です。また、その友人の中国人に、彼の家を貸してくれるというオファーももらいましたが、その時は気持ちだけ受け取りました。すごいですよね。その中国人は、NYに家を家を何軒がもっていて、そのうちの1つを貸してくれるというのですよ。彼にとっても、NY在住の日本人の友達は、僕が初めてだと言っていました。

またある時に、池でボートに乗っていたのですが、急流にはまって、流されそうになり、転覆しました。僕とガールフレンド(今の奥さん)と乗っていたのですが、池に放り出されました。その時に、岸から飛び込んできて、とりあえず、奥さんを岸にあげてくれたのは、韓国人です。韓国人は、本当に恩人です。

日本人は日本語の情報だけで生きていることが多い

また、NYでは、日本食を調達するのに、ニュージャージーのミツワか、あるいはシティにある日本食の店に行かなければならなかったのですが、その話を韓国人にした時に、その韓国人は、僕を近くの韓国スーパーマーケットに連れて行ってくれました。なんと、そこには、日本食がたくさん売っていて、納豆も、なんでも売っていました。聞いたら、日本好きなアジア人が結構いるので、日本食が置いてあるとのことでした。ただ、日本人客は滅多位にいないらしいです。なぜなら、情報がないからです。

日本人は、本当に情弱なのです。

バンコクに駐在できている日本人は、おそらく、日本語からしか情報を得ていないような気がします。

日本語のメディア、日本語のネット、日本語のブログなどなど、情報源は日本語だけだと思います。それは語弊があるとしても、そういう人が多いと思います。

ところが、これが、バンコク在住の中国人、韓国人のネットワークに触れてみてください。思わぬ情報がすごくよく手に入ります。

もちろん、コミュニケーションは英語になりますが、中国人、韓国人にとっても、英語はネイティブではないので、話しやすいです。自分と同じように、下手な英語でも、彼らも同じなので、どんどん間違いながら、臆することなく話せます。これが良いのです。

例えば、それまではずっと日系スーパーや、欧米系のヴィラやトップスなどで購入していた、高い高い野菜ですが、あるルートを中国人に教えてもらって、とても安く買うことができたり。

日本人御用達の病院しか知らなかったけど、中国人が行っている病院を紹介してもらったり。

パタヤの一軒家をとても安く借りることができたり。

日本語と日本人からの情報だけでは得られないような情報に触れることができるのです。

このように、異国の地では、多分、英語で中国人、韓国人と繋がっていると、とても助けられます。

このように、生活の知恵を求めるには、まず英語、そして同じアジア人の中国人、台湾人、韓国人などなどと交流すると、良いことがあります。もちろんタイ人も、ということはいうまでもありません。 


2021年12月8日

Googleの広告トライしたけど、犯罪者の気分にされて終わり


広告を出してくれ、クーポンもあるからみたいな勧誘がメールがよく来ます。

興味はありますけど、そもそも、僕なんかとは違う世界のことかと思っていました。

インターネットとか、デジタルとか、ブログとなんかに詳しい人たちの世界のことで、僕みたいなおっさんには、縁のないことだろうと、思っていました。

ただ、興味はあります。

そもそも、何で僕に勧誘メールが来るのかも、不思議といえば、不思議でした。このブログの広告を出せるのかな?

でも、ブログの広告って何? 笑


よくわからないけど、物は試しです。何かしないと、何も始まらないじゃないですか!

ということで、興味あるのでトライしました。



そもそもブログを広告で出すって、良く意味がわからず。

それでも僕に対して勧誘があるということは、僕のこのブログを出せるのだろうと思ってました。そうでなければ、Googleは適当にランダムに送りつけていることになってしまうので、まさかそんなことはないだろうと思うのです。

クーポンまでついているというので、せっかくなので、広告というものを出そうと思いました。

それにしても、僕のやってるこのただのブログでも広告が出せるのか、と思った次第です。

で、手順に従って、広告を申請したのは良いのですが、、、


よくわかりませんけど、掲載されないとのことです。

何か問題があるらしいのです。

で、何が問題なのか? よくわかりませんが、修正方法というところをクリックすると、


何やらよくわかりませんが、ソフトウェアがどうのこうのと。

「不正なソフトウェア」が原因で不承認になりました。

とのことです。

は? 不正?

僕のやったことが、不正?

誘われたので、出したら、不正らしいです。よくお客様に対して、不正とか言いますよね。

よくわからないまま、まるで犯罪者にされた気分です。

しかも、前から思っているのですが、こういう誘いのメールとかのアドレスですけど、

*****-noreply@google.com

なんか、こういうのって、当たり前すぎて見過ごしていますけど、noreplyって、お客様に対して、使える言葉でしょうか?

僕なら、

pls-noreply

とかにして、pleaseをつけますね。

VCローション





まあ、電話とかで、修正できるみたいですけど、僕みたいな一般人が電話なんかしても、多分よくわからないだろうなあ、という想像しかできないです。

一瞬、クーポン使って、Googleに広告でも出してみようかな、、と、夢というと大袈裟ですけど、僕みたいな人間にもできるのかな? なんて、思ってしまいましたが、やはり取り越し苦労でした。

時間の無駄でした。

2021年12月7日

居場所無くすアテンド要員

nana
https://www.flickr.com/photos/wry2010/


アテンド要員不要論

バンコク駐在の日本人で、特に取り柄もなく、ただ本社から誰かが出張できた時にその人たちをお世話するだけの役割の人は、もういい加減要らなくなっています。

今までは必要でした。必要というか、むしろ重要でした。

タイに出張、、、というだけで、食事、ゴルフ、そして夜のおねいちゃんというのがセットになっています。ただ仕事だけしにタイに出張に来るおっさんは居ません。

その日本人観光客が訪れる、タニヤ、ナナ、ソイカウボーイがもはやゴーストタウンという時点で、もう、出張者をアテンドするだけの要因は要らないのです。

アテンド要員に、奥さん、お子さんが居る場合は、なおさら朗報です。

何しろ、日本から誰かが出張してくる時には、アテンド要員の夫はもう毎晩毎晩、明け方に帰ってくるようなことも珍しくないからです。

まず、空港に迎えに行くところから始まります。

そして、ホテルまでチェックインして、そのあとは1週間くらい、出張が終わるまで、朝から夜までずっとつきっきりという生活をしなければなりません。

当然、奥さんのイライラは募ります。

奥さんも、別に、タイ語はもちろん、英語もできるわけではない方が多いですから、バンコクに居ても、情報源は日本語のみという方が多く、行動範囲も狭いので、ストレスの発散も難しい毎日です。これが駐在です。

最近になって、コロナが落ち着きつつあるということで、タイは観光客を入れ始めましたが、まだまだタニヤ、パッポン、ナナ、ソイカウボーイなどなどは閑散としております。

したがって、日本のおっさんもわざわざタイに出張する意味も無いのです。

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バンコクにコロナ前までに存在した日本人向けマーケット

かつて、バンコクには、日本人向けのマーケットがたくさん存在しました。かつて・・というのは、コロナ前です。

つい最近では? と思うかもしれませんが、かれこれ丸々2年、消滅したままです。仮にコロナが終わっても、もう2019年の時のようには戻らないかと思います。

ですので、2年前ではありますが、「かつて存在した」で良いかと思います。寂しい話ではありますが。

バンコクの日本人向け市場というのは、大体2通りに分かれるかと思います。

1つは駐在員などの在住者向け、そしてもう一つは旅行者向けの市場です。

さらに旅行者向けは、いくつかのパターンに分かれます。観光客と、ビジネストリップでのビジターです。まあ、細かく言えば留学生などもいるかもしれませんが。

バンコクの日本人向けの市場

  • 在住者
    • スクンビット、トンロー、プロンポン、アソーク
      • 駐在員
      • 現地採用の日本人
      • 留学生
      • ロングステイなど
  • 旅行客
    • タニヤ、シーロム、パッポン
      • 観光客
      • 出張者

上のチャートで補足しますと、在住者はやはり、スクンビットエリアでの消費活動が多いかと思います。トンロー、プロンポン、アソークエリアが中心になるかと思います。

出張含め、旅行者はやはり、シーロム、タニヤ、スリウォン、パッポンなどのエリアが中心になるかと思います。


どちらのマーケットが大きいかと言えば、圧倒的に旅行者向けのマーケットの方が大きくて、観光客を受け入れる規模も、タニヤ、パッポンの方が、多いのです。

その観光客向けの圧倒的なマーケットが、もはや死んでおります。

タニヤ通りはもう、ゴーストタウンです。

この11月、12月にかけて、タイはだいぶ観光客も増えました。ただ、現状の観光客は欧米人がメインで、パタヤとかプーケットに流れております。

あの、タニヤの、圧倒的な日本人マーケット、日本人向けのカラオケ店は、軒並み厳しい状況に追い込まれて、はや数ヶ月経過しております。

もう、厳しい状況というか、その状況もとっくに超えてしまっておりまして、どんどん閉店する店が多くなってきております。

象徴的なのは、タニヤ通りの桃太郎飯店の後に、タイ料理の店が出たことでしょうか。

タニヤ通りに、タイ人相手の店が開店。

もう、日本人をあてにしたビジネスの終焉なのでしょうか。

寂しい限りです。涙が出てきます。

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さて、そもそも、出張者にとっても、タイに現地法人があってのことというケースが多いです。タイでは、商社やIT企業、サービス業、それに製造業のマニファクチャー部門が多く進出しているのは、周知のことです。

都市で言えば、バンコクはLAに次いで日本人の多い都市なのです。しかもごく狭い地域に集中しております。

ここで、どんな人がタイに駐在しているのかという、根本的なことを考えていきます。

現地法人であれば、社長だけ日本人で、あとはタイ人従業員という構成の企業も多いです。

また、一応バンコクにオフィスはあるものの、生産現場が地方の工業団地にあり、工場勤務が多いという職種の企業もあります。

何が言いたいかと言えば、今まで、嵐のようにバンコクを訪れていた日本人出張者って、必要だったのでしょうか?

出張してくるのは、当然、タイの観光ありきです。

もちろん、タイについて知りすぎていて、自分で全て行動できるようなエキスパートの日本人もいるでしょうが、経験上、多くの場合は、タイでのゴルフ、食事、そして夜の街を楽しみにしてくる人々がほとんどです。もし、仕事以外のことが無ければ、来ないと思います。

今まさに、バンコクに出張者が来たとしても、仕事以外のことは難しいです。

タニヤのカラオケには行けません。

ゴルフに行くのも、バンコク近郊はまだレッドゾーンだったりして、怖いです。

タイ料理の有名レストランも、いまいち活気がありません。


こうなってくると、仕事があったとしてもほとんど出張までして来ない、、という形になりがちです。

逆にいうと、元々、来なくてもよかった仕事がほとんどだったという証明になります。以前、タイに来ていた最大の理由は、仕事以外の部分ということになります。

ぶっちゃけ、夜カラオケ行けないなら、タイに行かない。。という日本人ビジネスマンが多すぎるのです。


では、駐在員はどうでしょうか?

もちろん、出張者ではない、もう、在住している日本人であっても、好きな人は、勝手に何も言われなくても、1人で夜の街に繰り出して楽しんでいる人も居るかと思います。

家族がいる場合は、好き勝手にできないかもしれませんが、このバンコクの環境が、だんだんとそいうモラルも壊していくのです。

相変わらず、毎日毎日夜が遅いというお父さんもたくさんいると聞いています。

結構な数の日本人が、このコロナ禍で本帰国で日本に帰ったらしいですが、まだ一定数の日本人はバンコクに残っています。

実は、そもそも、駐在員って、アテンド要員の人が多かったりします。

アテンドというのは、日本企業独特で、出張者を空港を降りてから、また帰国の途に着くまで、毎日毎日面倒を見る人のことをいいます。

本社から出張者が来ると、結局飲み屋に詳しかったり、レストランに詳しかったり、一緒にゴルフ行ったり、食事しに行ったりして、お世話をする人、これがアテンド要員です。

バンコクからは、アテンド要因はどんどん本帰国しております。