2022年9月8日

コロナが終わりつつあっても、更なる試練のバンコク

 和幸と言えば、日本によくあるトンカツ屋さん。東京では本当にたくさんの店舗がある。ちょっとしたオフィスビルのレストランフロアによく入居している。そもそも本店は川崎市ということで、自分も地元でもあったので馴染みはある。

バンコクにあるトンカツ屋は色々とあるけど、チェーン系ではまい泉、かつやなどなどがある。まい泉は少し高級で、かつやはリーズナブル。個人的には意外とリンガーハットのトンカツが良かったのだけど、最近メニュー削除した店もちらほら。まい泉に至っては、店舗にもよるのかわからないけど、たまにすごくハズレの店があっていただけない。かつやは、それはそれでアリという気がする。その中では、和幸が一番美味いと思う。

ロースカツカレー curry with loin katsu
とんかつ和幸のロースカツカレー@アソークターミナル21

ただ、バンコクの和幸が在住日本人を魅了する理由の一つに、お釜で炊いている白いご飯があるのだけど、糖質制限をしている身としては、ちょっと抵抗があったりもする。

ちなみに、個人商店のような、トンカツ屋、つまりチェーン展開していない店もバンコクにはちらほらあったりするけど、そういうところにはあまり行ったことはない。

コロナ禍において、と言っても、もう終わりつつあるが、コロナ前に戻っているわけでもない。さらに、コロナ中よりも、ひどい状況、つまり全く客足が途絶えたりしている店も多い。そんな中で、バンコクにある日本食の店の、現在の共通の課題は、いかにしてタイ人客を取り込むかにかかっている。

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和幸は、うまくタイ人客を取り込んでいるようにも思える。

でも本当に、この先バンコクはどうなるんだろうか? コロナが終わったとかではなくて、むしろこれからの試練が本番なのではないか?

コロナが終わりつつあり、空港での手続きも緩和されているのにも関わらず、エアチケットのあり得ない高騰、原油サーチャージのあり得ない高騰、さらにタイの物価高と、あり得ない円安が、待っていた。コロナが終わって、コロナ前に戻るなんていうことは、もう、無いのだ。

しかも、円だけが安いような気がして、つまり日本だけが弱くなっているような気がする。

なんとか、以前の日本、そして以前の活気あるバンコクに戻ることを期待するばかりである。

スタバのコーヒーのトールサイズは日本円で。。。?

 バンコクにはスタバがとにかく多い。

他のカフェに比べるとメニューは割高な気がする。そしてお客さんもピーク時にはそこそこ入っているけど、日本に比べれば少ない。特に朝なんて、本当にガラガラの店舗がある。コロナだからだろうか? きっとそれもあるだろう。

他のカフェ、例えばタイによくあるのはカフェアマゾン、インタニン、ワールドコーヒー、ブラックキャニオン、などなどが挙げられると思うけど、やっぱりスタバは少し高い。日本でいうドリップは、タイではアメリカーノで、トールサイズで110バーツする。今まさに円安が進んでいるので、日本円で本日でなんと434円!!

110バーツという値段は、タイ人にとっては、例えば屋台でご飯を食べようと思えば高くても50バーツなので、日本人の感覚では、安いランチ2回分よりも高い。吉牛の並とか、立ち食いそばに2回行くよりも、スタバの小さいサイズのコーヒーが高いという感覚だろうか。

バンコクでは、本当に中心地では例えば、BTSの駅で言えば、1駅1駅毎にある。大きなオフィスビルには必ずあって、モールにも絶対にある。病院にもある。そんなスタバだ。

タイのスタバは、広々としている。

この空間は、素晴らしい。他のカフェより高い理由は、この空間に価値があると思うことにしている。 

そもそも初期のスタバのコンセプトは空間の提供だったのでは無いだろうか。日本に上陸した当時も、スタバ店内は広々としていて、それまでに日本にあったカフェとは格段の違いを示していた。

ところが、最近のスタバはいただけない。何がと言えば、すごく狭くレイアウトしているところだ。スタバのドトール化が日本では進んでいるように思う。

それが、バンコクでは、まだまだ初期のスタバのコンセプトに忠実と言えるのかもしれない。なぜなら、こんなに広々とした空間を提供しているからだ。しかもWi-Fiは普通に飛び交っている。

バンコクにいるノマドワーカーは、スタバに集結しているのだ。この空間、そして居心地の良さからであろう。

2022年9月7日

ソイ33/1のらあめん亭は独特な雰囲気、それはモロに日本人の集まる通りにあるからである。

 ソイ33/1のらあめん亭は独特な雰囲気、それはモロに日本人の集まる通りにあるからである。らあめん亭自体は他の店舗とそんなに変わるところはなく、特徴的なオープンキッチンもそのままである。

何が独特な雰囲気を作るのかといえば、そもそも33/1の通りの入り口からその雰囲気は始まるのだ。角のバーの隣はもう日本語のオンパレード。生そばあずまに、坦々麺、反対側には東京メガネ。日本のパン屋、日本語OKな薬局、フジスーパー1号店、などなど、まさに日本人の多いバンコクの、その聖地のような通りに構える店が、らあめん亭なのだ。本店かと思いきや、本店はスラウォンの店舗ということである。

前回は杏仁豆腐を紹介したけど、今回はメニューに無いメニュー、肉ニラ炒めをお勧めしたいと思う。これはしかしながら、わかる人にしかわからないかともおう。タイ人のウェイトレスさんでも、大体わかってくれう。なぜなら、レバニラ炒めはあって、なおかつ肉野菜炒めもあるから、その辺がわかっている店員さんなら、肉ニラ炒めは、肉野菜の肉と、レバニラのニラか!と、わかるのである。

メニューに無いものとして、もう一つ挙げるとすれば、野菜スープがある。一度、糖質を気にしているときに、麺が食えないと思って、野菜スープはできるか聞いたら、あっさりと、できますよということだったので、注文した。普通の野菜スープが出てきた。

そんなわけで、らあめん亭のお勧めは、前回の杏仁豆腐に続いて、今回は肉ニラ炒めと、野菜スープということで。

2022年9月6日

らあめん亭で美味しい意外なメニュー

 それは杏仁豆腐

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ソイ49。プレミアム。
らあめん亭はバンコクに現在5店舗を展開している。ソイ49はファミリー客も多い、らあめん亭プレミアムである。現在はタイ人客がおそらく70%を超えているかもしれない。入り口を入ると右にカウンターとテーブル、キッチンが見える。カウンターはおすすめである。家族3人とかで行っても、横に並べば良い。何がおすすめって、座りやすいから。ただそれだけである。あと、食べるラー油が置いてあり、取りやすい。もちろん、テーブルにいて、食べるラー油が卓上になかったとしても、催促すれば良いだけの話かもしれないが、なんとなくそれも億劫だったりするのでカウンターの方が良い。また、テーブルはなぜかはわからないが、テーブルの脚が、自分の脚と結構ぶつかる寸法でできている。正方形のテーブルが2つくっつけてあるような感じなので、脚の数が多いのかもしれない。脚と脚の間隔が少し狭くて、うまく収まりきれなかったりする。カウンターに座ると、コックさんたちの姿が横向きに見える。そして何やら白衣の帽子に色付きのバッジをつけている。これはもしかしたら、コックさんのレベルというか、等級に関わるものを示しているのではないか?と思う。が、定かではない。


4階には座敷の席がある。ところでプレミアムは1棟丸々らあめん亭なのだ。トンローエリアでこの店構えはとても大掛かりだ。一体賃料はいくらなんだろう?なんて思ってしまう。で、4階の座席は、コロナ以前は日本人駐在の特に家族連れ客で、土日はとても混んでいた。座敷なので、子供が走り回ったりする。しかも畳が敷いてあって、タイでこんなに畳が広く敷いてある空間も珍しいかもしれない。
最近は、おそらく、半分以上がタイ人のお客さんで、同じようにタイ人家族の子連れが結構多く居るのだ。でもタイ人はらあめんの食べ方が少し違う。なんか、なべかなんかみたいにラーメンをシェアしたりしている。これはいただけない。でもそんなこと言えない。コロナ禍では、タイ人客を大切にしなければ、日本食レストランはやっていけないのだ。
ラーメンも餃子も色々な料理も美味しいのだけど、この杏仁豆腐を是非お試しいただきたい。バンコクでこんなに美味しい杏仁豆腐は、他にないかもしれない。

ソイ33/1、ソイ39、タニヤ、スラウォンは次回に。