2023年4月29日

汚水に注意 踏むとお釣りがくる

Street Tile at Bangkok

バンコクと水

上から

バンコクのストリートを歩いていると、雨が止んでいるのに上から水がポタポタ落ちてくる時があります。

これは、ただ木々や建物に残っている水がたまたま水滴となって落ちてくるのであれば、まだ許せます。

しかしながら、たまに何やら屋根の上にそのまま露出しているホースの切れ目から、水がチョロチョロ流れ出ている所に遭遇することがあります。これは許せないというか、気持ち悪いです。どこから出てきた水なんだろう? と、考えるだけでキモいです。タイ人はたまに、そのまま歩いて通りますが、平気なのだろうか?と、思います。

下から

下からの水もあります。

雨上がりなどは、歩道の敷石に溜まった水がしばらくの間乾燥せずに溜まったままなのです。これも日本人の衛生観念としては、本当に汚いです。今では、まあ、慣れたかもしれないですが、タイに住み始めた頃は、本当に気持ち悪かったです。バンコクの結構都会にあるような路地でも、こんなのはザラです。敷石タイルの工事も適当にやっているので、タイルが浮いていたりして、そこを踏むと、水が上に向かってはねて、足首や脛に汚水がかかるのです。

タイに来た当時、同僚の日本人から、「歩道からお釣りが来るよ。」と、教えてもらったのですが、最初は何か分からなかったのです。しばらくしてわかるようになりました。

それから、住んでいるひとならまだ、色々と気をつけることもできるのですが、出張者で勝手がわからないと、大変かと思います。以前に若い女性が出張でバンコクに来て、ヒールの高い靴を履いていたのですが、挫いて病院に直行しました。バンコクは、ヒールの高い靴は気をつけないと、道は舗装はされているのですが、凸凹です。

タイ人は、大体サンダルを履いてこういうところを歩いて行きます。雨が降ると、水が溜まったりして、どうしてもその中を通らなければならない事態になったりしますが、そんな時も、タイ人はそのまま、履き物を履いたまま、足首まで水に浸かって躊躇なく歩いていくのです。

日本人としては、ちょっと考えられず、かなりのストレスになります。こんな小さなストレスを溜めていくと、日本人にとってはバンコクの生活がとてもつらくなります。バンコクで生きていくには、このようなストレスをスルーしながら生きていくのが良いかと思います。というか、必要です。