テキトーな生活を目指している。
テキトーが良いと色々な本とかメディアで知った。テキトーになれるものなら、なりたい。自分は、適当ではないと思うところが節々にあるので、この際テキトーを目指す。ところで、自分はテキトーではないとすれば、なんなのだろうか? テキトーではない自分をどう表現すれば良いのか、テキトー(適当)の対義語を調べてみたら、それはなんと「不適当」だった。ちょっとその対義語こそ、テキトー過ぎないか?と、思ってみたりするのである。ググったサイトはこちら
https://thesaurus.weblio.jp/antonym/content/%E9%81%A9%E5%BD%93
ていうか、テキトーの対義語をググる時点で、自分はもうすでにテキトーではないことがわかってしまう。そんなの、どうだっていいじゃん! と思うべきなのである。
これもテキトーにポジティブに考えれば、好奇心旺盛というふうにしたらどうだろうか? そうか、自分は好奇心旺盛なんだ。と、思えば少し楽になる。
で、もう少ししっくりくる対義語はなんだろうと思って、別のサイトに行ってみたら、まあまあ、我が意を得たりと言いたくなるようなサイトがあった。そのサイトには、1つだけではなくて、色々なケースがケースごとに説明してあった。
https://worddrow.net/searchReverse?keyword=%E9%81%A9%E5%BD%93
意味って、一つだけではないよね。それも納得できる。なぜなら、「適当」と言っても、ポジティブな意味もあれば、ネガティブの意味もあるかと思う。例えば、適当な量と言えば、それはちょうど良い量という意味にもとれるので、別になんらネガティブな印象はないけど、「いい加減」であることと捉えれば、少しネガティブな意味になって、対義語も変わってくる。
あれ? ちょっと待てよ?
適当 = 「適切なこと」 ポジティブだよね ↔︎ 「不適切」 ネガティブ
適当 = 「いい加減なこと」 ネガティブ ↔︎ 「入念」 ポジティブ
これは難しいよね。外国人はこの日本語をどうやって学ぶのだろう??
言い方とか、前後の文脈とかコンテクストで、全く逆の意味になっちゃうんだ。これは気が付かなかった。
いい加減を目指す
これも言いたいことはわかるけど、気づいちゃったけど、目指している時点ですでにいい加減じゃないんだよね。、、、。
ただ、ぶっちゃけ、元々いい加減ではあるので、目指す必要もないかなと思う。
いい加減の持って行くこと路を変えれば良いのかと思う。昔、近藤真彦、マッチの歌で、「いい加減が好きさ、、」と歌っているのがあったけど、この歌の作者は、すごいと思う。今自分が目指しているものを表現してくれているではないか!?
♪いい加減が好きさ、いい加減じゃダメさ あれ? ダメなの
自分はぐうたらである。努力すべきところを努力せずに、その癖、気にしなくて良いことを気にする。ああ、醜い人間だ。
ていうか、こんなことを言っている時点で、自分は本当にテキトーになれるのだろうか?なんか、自分で書いた文章を自分で読んでて、めんどくせーと思ってきた。
自分なりに、テキトーの持って行くところは、心配しないことこれに尽きると思う。
なんか、心配しちゃうんだよね、変なところで。
これを克服するには、やっぱり努力するしかないかなと思う。人一倍の努力をすれば、心配することもなくなるだろう。
おっと、努力とか言って、またすでにテキトーな生活から離れ始めているではないか????
テキトーって難しいな
テキトーにしよう、テキトーにしようと思えば思うほど、テキトーでなくなるこの現象はどうしたら良いのだろうか? もうこの時点でテキトーではない 笑
ググるな! 危険
コロナ禍で2年以上WFHだったりハイブリッドだったり、とにかく出かけることが少ない。少なくなった。
家にいると、悶々として鬱々としてこないか?
自宅にいると、とにかくググる。
おそらく、ゲームか何かをやらない限りは、ググっている。
そんなにググらない人ではあっても明かにコロナ前よりはググる回数が増えているに違いない。
でも、ググるのは良くない。
別にGoogleは悪くない。ググりすぎるのが良くないのである。Googleは悪くないのに、なぜググりすぎると良くないのか?
それは、Googleには、いろいろな情報が載っていて、網羅されているからだ。その網羅されているがゆえに、簡単な情報から詳細な情報まで、漏れがないように記載されているのがGoogleだ。
例えば、ストレスで胃が痛いと思ってググった時に、「太田胃酸」とか「キャベジン」でも飲んでりゃ、治りますよ。という情報と、「胃がんかもしれません。」気づかないということも多いのです。。みたいな情報まで網羅されているからだ。
心配性の人が、この情報に触れたら、どうなるだろうか?
穏やかではなくなるのだ。
これが、ググり過ぎの悪影響である。
自分がテキトーではないと思うことがある。テキトーではないからといって、入念ではない。ただ、物事を必要以上に心配したりする。悪いことだけが起こるのではないだろうか?みたいなこの性格が良くない。これは今すぐ変えたい。
例えば、どこかが痛い時とかに発動する。
- お腹が痛いとする。
- ググる
- 最悪なケースが必ず出てくる
- 心配する
- 心配が、色々と広がる。家族とか。
- 悩む
- 多分、このまま突き進めば鬱になるだろう。
この無限悪ループから脱却しなければならない。
こんな繰り返しをしている人は、多いはず。お腹が痛いだけではなくて、血圧が高いとか血糖値が高いとか、そういうものを調べれば調べるほど、最悪なケースばかり出てくるのだ。そして悩む。
でももしかしてこれって、製薬会社とかも一緒になった、ステマ的なものだったら? と、考えることがある。
なぜなら自分は新卒で製薬会社に勤めていたから。MRという営業職をしていたことがあって、高血圧の薬を先生に売っていた。直接売るわけではなくて、先生と話すのが専らの仕事。
で、よく先生が言っていた。
「例えばさー、今日プールで適当に30分くらいでも泳いだらさあ、この薬飲まなくてもいいよね。。」
みたいなことを。
へー、そんなもんなのか。
であれば、薬が売れなくなるじゃないか? と、思った。薬なんか飲まないでみんな泳いだり歩いたりしていれば、それで良いのか? みたいなことを素人ながらに思っていたことがある。なぜなら、自分はたまたま製薬会社に勤めたものの、全くの文系人間なので、特段医学とか薬とかにそれほど詳しかったわけでもない。もちろん、会社の研修などでは教わったし、営業するにあたっての認定試験などもあったので、それなりには勉強はしたのだけど、如何せんど文系であるので、お医者さんの発言は、新鮮だった。
で、それから25年以上経って、自分が降圧薬とか血糖値の薬とかを必要とする立場になると、なんだか、その時のその先生の言っていたことを思い出したりする。
話は戻って自分がどうやってテキトーになれば良いかと考えていた時に、ある先生の本を読んだ。
奥村康先生の、『健康常識はウソだらけ』
いやー、この本は目から鱗。悩みやすい人には超おすすめ。
・喫煙者はコロナウイルスの免疫力を持っている?
・血圧もコレステロールも高くても大丈夫!
・ダイエットも粗食もジョギングも体に悪い!
・クスリを飲むほど病気が治りにくくなる!
・タバコと肺ガンには因果関係はありません!
・ちょい太めの人の方が長生きします!
血圧が高いけど、どれだけ血圧が高くても大丈夫なのか、前々から気になっていたりしたことがあるのだけど、なるほどと思った。
もちろん、自分では気をつけなければいけないとは思っているけど、自分はこの本に本当に救われた気持ちになっている。だからと言って、調子に乗らずに、、とは思うけど。
そういえば、高血圧のガイドラインというのがあって、昔は180以上を高血圧と呼んでいたよな。それが、ファイザーとかから降圧剤が出てくると、なんか学会のガイドラインが改訂になったりしたよな。もしかして、ガイドラインが低すぎなのでは? と、素人ながらに思ってしまうことがたまにあった。何しろ、それが例えば、100年も200年も前の話だったら、流石に昔の医学ではそういうことになってたんだなあ、と思ったりするけど、たかだか30年とか40年前のガイドラインが違いすぎるので、何か、誰かが得するような仕組みを作ったのではないかという疑義の念は、前から持っていた。
何かがおかしいのは間違いないとは、素人ながらに思っている。
国民皆保険で日本国民なら誰しもが世界的レベルの高い標準医療を受けられるのに、人工透析導入数が世界的に高かったりとか。
まー、とにかく。この慢性疾患のガイドラインは、怪しいと前々から思っていた。
そんな中で、出会った奥村先生の本である。賛否あっても、この本が自分にとってとても大切な出会いであることは間違いない。
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