2021年12月18日

独特としか思えないタイの日本人社会

海辺のテーブル
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なんだか最近、ブログの表紙の写真が、小さくなってしまっています。原因不明です。不明というか、究明をしていません。めんどくさくて笑

なので、このままで行きます。

後々、勝手に治らなければ、テンプレート変えようかなとも思っています。


タイにある日本

タイに住んでいる日本人は6万人とも7万人とも言われています。ほとんどが、駐在や現地採用という、日系の企業に勤めている人たちです。グローバルカンパニーに勤めていて、たまたまタイに辞令が出たという人も中には居ますが、ものすごく少数です。あと、起業した方はそれよりは少し多いです。それとリタイアしているロングステイの人々です。

駐在にしろ、現地採用にしろ、圧倒的マジョリティの日系企業関連の人々は、バンコクまたはシーラチャに固まっています。

日本人コミュニティには、日本語で全て暮らしていけるような社会が出来上がっています。衣食住全てです。

ですので、何をするにも、まず大前提に「日本人」というステイタスが前提にあります。これはタイ独特かもしれません。

例えば、バンコクよりも日本人が多いロスアンゼルスであれば、何も日本人という前提があったとしても、現地の人はただ「それで?」としかなりません。もちろん、現地で日本人向けのサービスを展開しているビジネスもたくさんありますが、バンコクみたいに日本語で全て完結するということではないかと思います。

それだけ、タイの中の日本というのは、独特です。病院も、スーパーマーケットも、不動産も、旅行に行くのも、食事に行くのも全て日本語で完結できる仕組みが、タイにはあるのです。欧米人とも違うし、タイ在住の外国人は、「日本人」と、「日本以外の外国人」というように分けても良いかもしれません。

さて、この、タイにおける日本人社会で何が起きているでしょうか?

僕はいつも、斜めから見ています。もしかして嫌なヤツ? かもしれません。笑

これは僕の経歴に理由があるかと思います。新卒で入社した会社を10年で辞めて、勝手にアメリカに行きました。会社とかではなく、自分で勝手に手続きして、勝手に行ったのです。そこでは州立大学に入学しました。それも、交換留学制度とかではなく、勝手に手続きました。

帰国後日本では、外国人比率が80%を超える環境の会社で仕事をしておりました。日本ですけど、外国人の方が多い組織でずっと仕事をしました。10年くらいやって、社長も経験しました。部下もオーナーもみんな外国人でした。アメリカ人を面接で何人も落としたりしました。

バンコクに来たのも、駐在でもなく、現地採用でもありません。アメリカ人がバンコクに作った会社の立ち上げとして来たのです。ですので、何から何まで、アメリカ人向けのサービスを経験しても、日本人向けのサービスはバンコクであまり経験しておりません。

何が言いたいかといえば、僕はタイに住む日本人ですけど、感覚は、タイに住む欧米人です。自慢でもなんでもありません。むしろ、駐在の日本人の方が羨ましく思います。なぜなら、バンコクで、日本人向けサービスほど至れり尽くせりの環境は無いからです。

例えば、家賃です、それに子供の学費です。僕は、会社からもちろん、一切の補助なんか出ません。自分で稼いでいるので、そもそも、自分のお金を使わなければなりません。

そのためにか、どうかわかりませんが、非常にシビヤな目で物事を観察しなければならなくなりました。

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駐在でも無いのに。。

バンコク初めて来た時には、右も左もわからず、サポートしてくれる人も居ないので、とりあえず、検索したら日系の不動産屋さんが出てきて、その会社のおせわになりました。最初の住まいは、トンローで、7万バーツの家賃でした。周りが日本人ばかりなので、多分、こんなもんなんだろうと、思っていました。

それが、間違いのもとでした。すっかりと、資金が減っていきました。

後々、多くの日本人の駐在で家族で来ている人は、会社から家賃の補助がほぼ全額出ているということを知りました。「マジか」と思いました。僕みたいに自腹で7万バーツの家賃払っている人、居ないよな。と、感じるよいうになり、契約満了で引っ越しました。

アヤさんサービスを利用していて、辞めてもらうときに退職金なるものを請求されました。訳のわからない制度だと思いました。なんじゃそりゃ? なんでメイドサービスに退職金払わないといけないのか? 意味不明でした。 

多分ですけど、昔々、日本の大手企業がタイ市場を開拓し始めた頃に来た駐在員は、会社の中でも偉い人で、そういう人にメイドがついて、さらにさらに、いつのまにか普通の平社員の日本人向けにも、アヤさんが良いビジネスとなって定着したのかと思います。

駐在員も、特段スキルも高い人ではありません。英語もできない人もたくさんいますし、タイ語ももっと難しいです。要するに、普通のサラリーマンが、タイに来たという感じの人が多いです。日本人の平均年収は、400万円くらいらしいですけど、まあ、普通にそこそこの会社に勤めていて、30歳代とかなら、500万円から700万円がアベレージかと思います。駐在すると、聞くところによると、諸々込み込みで倍くらいにはなるらしく、突然、1000万円以上の収入になり、さらに家賃も子供の学費もタダ、ドライバー付きの車、メイドさん。。みたいな慣れない生活にはしゃいでしまって、多分、最初にお金持ちになっちゃったと勘違いした誰かがアヤさんに退職金を払ったのかと思います。

僕はその辺りを斜めに見ていて、そもそも、メイドさん必要? と思っていたのです。とはいえ、なんか家事とかやってくれるなら奥さんも楽だし、タイではみんな使っているのなら、ちょっと利用してみようか。。と思って、アヤさんサービスを利用しました。そのアヤさんは中年のおばさん。すごく良い人でしたが、タイ人あるあるで、子供にハグしたりします。それだけならまだ良いですが。。。

出禁になったというアヤさん

ある日、そのアヤさんに相談されました。実は、ウチは週に3回、午前中だけ来てもらっていたのですが、別の時間に、別の日本人のご家庭に行っていて、そのご家庭での出来事についてです。実は、そのご家庭には赤ちゃんがいまして、目が離せない状況で、それもあって、そのご家庭ではアヤさんを頼んでいたのかと思います。ある日、そのアヤさんが、そのご家庭の奥さんにものすごく怒られて、もう2度と行けない状況、つまり出入り禁止状態になったとのことでした。

何をしたの?と、聞いたら、子供にキスをしたらしいです。

まあ、赤ちゃんの面倒も見てるし、あれかなあ、、、と思いながらも、でも日本人ならしないよなあ。。。とか、色々考えながら、よくよく聞いたら、チークキスみたいなハグの延長ではなく、口にしたらしいです。

ドヒャー! と、思いました。僕の奥さんは、そもそも実のおばあちゃんにさえ、そんなことをさせません。バイキンとか入るし。

それでどうなったの?

と、聞いたら、奥さんにその現場たまたま目撃されたらしく、突然、その奥さんが逆上した後に延々と泣き始めたということでした。

ただただ奥さんが泣いているだけで、そのアヤさんは意味がわからずにいましたが、とりあえず、そこのご家庭にはもう行けないということは悟ったそうです。

。。。

朧げながら、真価に気づき始める

そうこうしているうちに、僕もだんだんバンコクのことがわかるようになり、仲の良いタイ人友人もできて、色々とアドバイスをもらえるようになり、とにかく、その、バンコクの日本人が密集している地域を脱出しました。その時にアヤさんも解約しました。ちょうどコロナ禍ですし、コロナで財政状況が悪くなったので、という理由をつけました。払いたく無いけど、退職金なるものも支払いしました。

そして、日本人のほぼいない郊外に引っ越しました。

奥さんは、実はアヤさんが居なくなって、スッキリしていると言っています。調子に乗ってアヤさんを利用したものの、途中からなんかやだなーと思っていたらしいです。というのも、子供がインフルエンザを移されたりしたことが、2回くらいあったからです。それに、だんだん慣れてくると、タイ人あるあるですけど、ものすごく手抜きになるのです。僕も奥さんも、怒ったりしないので、これもタイ人あるあるで、大人でも、怒られないと仕事も手抜きになるのです。逆にいうと、怒ると仕事します。笑 

まあ、ですけど、相手も大人ですし、いちいち怒るのも、、、という思いで、そのままでした。そうこうしているうちに、全く仕事しなくなり、LINEでいつも誰かと喋りながら、適当に掃除していた感じです。

細かい話、ダイニングのテーブルも、トイレの床も同じ布巾で掃除したりしているので、それも、最初の頃は注意して、別に分けてもらっていましたが(当たり前ですが)、だんだん慣れてきて、こちらからも何も言われないし、怒られないということがわかると、すぐになーなーになります。

そのうちに、奥さんは、それがストレスになり、怒るのも嫌だし、お金払ってストレスなんて、本末転倒だと思い始めました。さらに、そもそも、僕らは、そんなメイドを雇うなんていう身分だろうか? という、素朴な疑問も持ち始めました。

タイに来て、200平米のコンドに住んで、ちょっと浮き足立っていたこともあるのです。たまたま最初に住んだ今度は、築年数は古く、その代わり、広々としていました。そのうちにコロナになり、実際に僕の商売も打撃を受け始めていたし、それもあって、思い切り郊外に引っ越したのです。

引っ越した先は、全く日本人の居ない(実際少しは居る)、そしてどちらか言えば、欧米人の多い地域です。欧米人が多いというのは、特別ではなく、バンコクでは、中心から少し離れた、家賃の安い地域には、欧米人が多いです。

そして、広さもそこそこの(ていうか広くない。狭くは無いけど。)物件に、今までの家賃の半分以下で借りることにしたのです。

住めば住むほど地に足がついている感じがします。

日本人学校に行っている子たちは、バスのエリアから離れているので、そもそも郊外に住むのは難しいです。さらに、日系企業のお父さんは、朝、子供を日本人学校に連れて行くのも、仕事があって難しいです。そういうこともあって、スクンビットエリアに固まっています。

ところが、幸いというかなんというか、僕は駐在では無いし、子供は日本人学校では無いので、朝は僕が送り迎えできるので、そういうこともあり、引っ越しができました。

ただ、ここでよく考えてみました。

これって、タイに家族で移住して来ている、日本以外の人々にとっては、当たり前のことなのです。自分たちで好きなところに住んで、自分でどうにかするって、当たり前です。

そういうこともあり、タイの日本人コミュニティは、独特な進化を遂げるのです。これからも多分そうです。

2021年12月15日

「なんちゃって海鮮丼」を食べてみたら…

海外によくある、外国人経営と思しき日本食レストランで、海鮮丼(と言っても乗っかってるのはマグロとサーモンだけですけど。そしてなんといくらも少し。。)を食べてみました。

海外によくあるなんちゃって日本

アメリカにいた時もそうでしたが、今バンコクに居て、とにかく日本食に溢れています。

そもそも日本人も圧倒的に多い都市なので、日本人経営、または日本人が運営に絡んでいる日本食レストランは、とても安心していただけます。

そしてお客さんも日本人が多いです。

ただし、そんな中でも、少し中心地から外れると、

名前からして怪しい寿司屋や、日本食レストランが頻出します。

日本人のお客さんは、ほとんど居ないです。もし、日本人がお客さんで居るとしたら、タイ人友人に連れてこられて間違えて入っちゃったとか、あるいは物好きなYouTuberとかかも知れません。

とにかく、タイは親日国ですから、

日本の食だけでなく、文化そのものが大好きなタイ人がとても多いのです。ですので、先日のKai wanもそうですが、なんちゃってだろうとなんだろうと、日本食レストランにタイ人のお客さんは多いです。

さらに最近は2年にも及ぶコロナ禍において、たとえ日本人が経営に絡んでいる日本食レストランであったとしても、客層ターゲットをタイ人にシフトしているケースが多く、この前ある日系居酒屋で日本人店員さんに聞いたら、最近は99%がタイ人のお客様、、ということでした。

タイ人顧客がたくさん訪れて、むしろコロナ以前と変わらず繁盛している店もあったりします。

そして最近は、コロナ対策よりも経済対策に舵を切ったタイです。たくさんの外国人観光客が戻りつつあります。

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経済に舵を切るタイ

現状は、日本人よりも欧米人観光客が圧倒的に多いです。なぜかといえば、多分、隔離が影響しているのかと思います。

現状においても1週間は隔離が必要で、そもそも必要書類も多いです。

この隔離期間を経て、なおかつその後も観光できる人々って、なかなか日本人には居ないのが現状ではないでしょうか。

日本人なら、仕事を休めてもせいぜい長くて1週間とかではないでしょうか? であれば隔離で終わってしまいますよね。

したがって、なぜかはよくわからないけど、長い休みのある欧米人の方が、現状圧倒的に、観光客としては多いです。

で、そのなんちゃって日本食レストランにも、タイ人に加えて、

欧米人も押し寄せております。


先日、なんちゃって日本食レストランの外のテラス席のテーブルに、アサヒの瓶ビールだけ飲んでいる白人のおっさんがいました。

日本食レストランですけど、とりあえず座って、とりあえずビールだけ注文したという感じかと思います。

タイでは、シンハかチャンとかレオがビールとしては主流の中、アサヒが飲みたかったのかも知れません、このおっさんは。

もしかしたら、日本のことをよく知っている人だったりするかも知れません。ちなみにですけど、タイに結構長いこと滞在している白人、欧米人の、日本滞在経験率は結構高いです。

つまり、タイが好きな欧米人って、ほぼほぼ日本も大好きで、過去に日本で暮らしたことがある。。という人がたくさん居たりします。

そうです、実はバンコクにある日本食レストランって、結構日本食が恋しい欧米人もターゲットだったりします。

ところで、そのなんちゃってレストランの一つで食べた海鮮丼ですけど、普通に美味しかったです!!

マグロとサーモン丼


これなら、また来ても良いかな? と思いました。

2021年12月14日

日本で起業してバンコクの郊外で日本向けに仕事する

屋台
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日本で起業して、あるいは個人事業主としてある程度のビジネスを固めた後に、タイに来て、バンコクの中心から離れたところに住んで、その日本でしていた仕事をリモートでするというのは、賢い生き方です。

日本において、起業まで行かなくても、個人事業主のままで良いかと思います。そのビジネスを、バンコクの郊外からリモートでやるのです。

しかるべき方法が、いくつかあります。ビザのことや、税云々は、適切に行います。いろいろなケースがありすぎて、一概にこの方法ということはできません。

そのステイタスを得た上で、実際にタイで住むなら、やはり中心地ではなく、郊外が良いのでは無いかと思います。

郊外が良い

仕事場所は、格安で借りた、マンスリーのアパートでも良いですし、カフェでも良いのです。

タイにいれば、バンコクでもどこでも、もう、無数のカフェがあります。タイに来るまでは、タイ人がこれほどまでにコーヒーが好きな人たちだとは思いませんでした。ただ、タイ人はコーヒーもそうですが、カフェメニューでその他のドリンクも大好きです。例えば、抹茶オレとか、タイティー、さらに種々のカフェドリンクメニューです。タイ人は、SNSに頻繁にそういったカフェを載せて、楽しんでいます。

タイにいて、ノマドワーク的な、つまり、パソコン一つで仕事するには、カフェが最適です。

cafe

さらに良いことに、通常、

カフェには高速Wi-Fiがブンブン飛んでいるのです。

もう、wi-fiが街中にビンビンです。これは、ノマドワーカーにとって好都合です。

ノマドワーカーといえば、最近はITノマドのことをさしますかね。パソコンひとつでコード書いたり、webを制作したりしている人ですよね。

こういう仕事なら、もう、バンコク、そしてタイはノマド天国とも言えるでしょう。

別に移住までしなくても、3ヶ月は観光ビザでもOKです。

ワンルームマンションのマンスリーレンタルも、1ヶ月5000バーツも出せば結構良い物件が借りられるのです。

最近はしかも、その3ヶ月のビザを2回まで延長できるタイプのビザが出ております。ということは、270日までいることができるのです。

これは朗報ですよね。ほぼほぼノマドビザと呼んで良いかも知れません。

PETOKOTO FOODS

何も、webエンジニアとか、コードを書いたりプログラミングをするとかいうクリエイティブな仕事ばかりとは限りません。

もし、日本である程度個人事業主としてでも仕事をしている状態であれば、タイからリモートワークが十分に可能です。

リモートで済む仕事は世の中にあるかと思います。

日本にいる間に、自分の仕事をある程度遠隔からも可能なように仕込んでおいて、その状態でタイに来れば、もう、ノマドワーカーとして生きていけるかと思います。

職種的には、コンサルなどのサービス業が良いのではと思います。

日本の携帯番号を、タイでゲットすることも可能です。

例えば、IPフォンの050から始まるブラステルなどであれば、タイで、というか、全世界でパケットやWi-Fi環境があれば、日本の携帯と携帯の電話が可能なのです。もちろん、LINEやメッセンジャー、WhatsAppなどがあれば可能ではありますが、なんとなく、仕事では日本の電話番号があると良いですよね。

タイにいながら、日本の携帯電話と同じなので、電話に出る、日本に居る相手の人によっては、タイからの電話であることさえ気づかれない可能性もあったりします。

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そしてうまいこと足がかりを掴んだら、

本格移住も夢でもなんでもありません。

自分の日本での事業を、タイから動かしながら、法人を作るなんていうことも、全然アリになってきます。

ただし現状は、コロナ禍で全てが遅くなったり、予定通りに進まなかったりすることも多く、フラストレーションも溜まりますが、もう少しかと思います。

なぜなら、タイは、経済中心の舵を切ったと思われることが最近多々あるからです。

来年、つまり2022年中には、だいぶ実現可能になってくるかと思います。

その一つのキーは、隔離無しのタイでの滞在なのでは無いかと思っています。

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現状、日本人は、どうしても2週間の隔離があるので、タイに来たくても来れない状況です。これも近いうちになくなると思います。タイの新型コロナの新規感染者数も、毎日のように下がっていること、それに前述しましたが、経済中心に舵を切ったかと思われることが多いからです。

今後、この手の情報は注目してこちらにも報告するようにいたします。