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2021年9月28日

防げない駐在中の勘違い

誰でも陥る勘違い😱



日本人が多いからと言って、そこは日本ではない。

バンコクが日本人にとってあまりにも心地よくて、海外に居るということを忘れてしまい、ついつい日本のカルチャーを当てはめてしまう人が居ます。これは勘違いですので、気をつけた方が良いかと思います。

いや、気をつけていても、多分防げないです。気をつけようとするよりも、ある程度は勘違いを想定済みで行動を考えた方が良いかもしれません。

似ている感覚とすれば、リバウンドまでを想定したダイエット、、でしょうか?? リバウンドは良くないものの、防げないので、ある程度想定した上でダイエットをするみたいな?

勘違いも、ある程度想定しないと、防ごうと思っていたら苦しくなります。

駐在の方が勘違いしてしまう理由は、会社も日本企業だからかと思います。日本企業で働いているので上司も日本人で、大きな会社で複数の駐在、または現地採用の日本人が居るような企業あれば同僚も日本人。

街を歩けば、日本人だらけで、お昼ご飯は日本食。こんな環境であれば、勘違いしてしまうのも当然かと思います。

しかしながら、どんなに大きな会社でも、日本人だけではタイでの現地法人は成り立ちません。タイ人スタッフがたくさん働いっているかと思います。

タイに進出している日本企業で働くタイ人は、基本的にサポート業務が多いです。


勘違い日本人が抱くタイ人への固定観念

ここでまた勘違いになりますが、駐在の日本人が、タイ人に対してサポートする人々というイメージを抱いてしまうことです。

駐在の日本人の方々が目にするタイ人は、会社にいるサポートスタッフ、専属のドライバー、自宅のコンドミニアムの警備員、アヤさんと呼ばれるメイドさんなどなどかと思います。つまり全て日本人のために働いている人々というイメージが植え付けられてしまうのです。

タイ人でも例えば欧米の大学を卒業して、バンコクにあるグローバル企業で働いている人もたくさんいます。バンコクにあるグローバル企業とは、わかりやすい例で言えば、Google、ジョンソンアンドジョンソン、Microsoftなどなどでしょうか。タイにあるグローバル企業には、日本人はほぼほぼ居ません。

タイ人のウェブエンジニアもいれば、プログラマーも居れば、マーケターもグローバル企業では働いています。

こういう優秀な部類のタイ人とは、日本人駐在員は接点がないかと思います。これが日本人駐在員が抱く、タイ人へのイメージの勘違いの元です。

英語もタイ語もできない日本人駐在員よりも、よほど優秀なタイ人層がいるのですが、日本人駐在員はそのようなタイ人層とは、接点がないのです。ですので、駐在の日本人の方々の多くはタイ人=サポートスタッフと勘違いしてしまっています。

そのような方々は海外で勤務していても、全くグローバルな人材とは言えないかと思います。


グローバルどころか、日本国内よりもドメスティック

もう一つの勘違いは、これはタイに限らないのですが、海外現地法人の日本企業の中の組織は、本国である日本よりもドメスティックな雰囲気になりがちということです。

この雰囲気が生じる例としては、現地法人に日本人社長が居て、部下に日本人駐在員が数人いるような環境などかと思います。

場所だけは海外にあるけど、全くグローバルなカルチャーは育ちません。全くグローバルという環境ではないのです。

むしろ、決まった人同士の関係が濃くなる一方で、日本に居た方がまだ自由がある感じになっています。

日本よりも日本的な環境が、海外現地法人には生まれます。むしろ日本の方が風通しが良いです。

また、このような海外現地法人ですが、特にタイを例に取ると、日本企業のカルチャーをタイ人にも押し付ける傾向にあります。

大体の場合は、タイ人スタッフからは上から目線と批判されるのですが、日本企業のタイ人はそれにいつも従っています。

従うというか、意見してもしょうがないという感情かもしれません。

この感情が原因なのか、文化的な側面なのかは分かりませんが、タイ人の特徴でもあるのですが、言われたことにしか反応しないという場合も多く、これが日本人駐在員のストレスになったりするケースも非常に多いです。

わかりやすく例えるなら、例えば、レストランでお客さんがお皿を下げて欲しいとスタッフにお願いするとします。

スタッフは、そのお皿を下げに行きますが、そこで、日本みたいに「他に空いているお皿がありましたら、お下げします。」みたいな踏み込みはありません。

例えば、お茶がフリーの店で、お茶のおかわりが欲しい時に、スタッフにお茶のおかわりをお願いした時も同じです。頼んだ人のお茶はリフィルしますが、そのグループの他のお客さんの分まではケアしません。

これが、タイでのあるあるです。レストランを例に取りましたが、普通の企業の仕事においても、こういう感じが蔓延しております。仕事が進もうと、滞ろうと、タイ人には関係ないという感じが、カルチャーなのです。これは、覚えておかなければなりません。

タイ人は、言われていないことまで気を遣ってやるような文化は無く、日本人としては当然と期待していると、ことどく裏切られます。このカルチャーギャップも勘違いを生む元です。

もちろん、中には、優秀なタイ人も居るかもしれませんが、そういう対人は、日本企業ではなくて、タイの大手企業かあるいはグローバル企業で起業で就業しているかと思います。


ハニートラップはこうして起こる

日本人駐在員は対人美人女性のハニートラップにも気をつけた方が良いです。

タイ人女性は美人が多いです。

欧米人や日本人、韓国人が好きなタイ人女性もたくさん居ます。

カルチャーなのか、どうなのかはわかりませんが、タイ人女性の中には、ぐいぐい誘って来る人が居ます。その男性に奥さんがいたりしても、関係ありません。

もちろん、経済的な理由で、欧米人や日本人に取り入ろうとするのかもしれませんが、とにかく美人なので、日本人はついついちょっかいを出してしまったりします。

タイ人女性の全てがそういう方ではありませんが、日本人や欧米人に奥さんがいることなんて、あまり気にしません。とにかくアグレッシブに誘ってきたりするのです。タイあるあるです。

こうして、日本人、欧米人で、特に自分の国でモテた経験などのない男性ほど、タイでハニートラップにかかってしまいます。

同じ会社で毎日毎日会っていると、あるいは通っている店で毎回会っていると、感覚が麻痺してきて、まいっか、みたいになってくるのです。

これがタイのリセット感

この、「ま、いっか!」って、結構タイでのキーワードでないだろうか? と感じています。

タイに住んでいると、この「ま、いっか」みたいな空気感が漂っています。これがタイです。

この、なんというか、「リセット感」が、タイで生活していると、マジックのようにいつの間にか身につくのです。

この空気は、大きな勘違いをもたらします。

よほど自分を律しないと、この勘違いに流されます。

タイを支配する。浮気しても、まいっか、みたいな空気感。全く悪いとも思わず、女性がどんどん近づいてくる。駐在の奥さんは、何が起こっているのかなんて、全く気づきません。

結局最終的に本当に誘うのは、いつも男の方です。この空気感にコントロールを失った、男がいつもタイ人女性を誘ってしまうのです。


バーツマジック

駐在員の奥さん、よくいう「駐妻」はタイにいる間に金銭感覚が崩壊するケースがありますので気をつけた方が良いです。

日本のサラリーマンで例えば600万円の年収だったら、タイに駐在に来ると込み込みで1000万円を超えることは結構あるケースです。手当諸々が付くからです。

一気に給料が高くなっちゃった気分になります。

タイでは駐在妻は基本的にワークパーミットもないですし、働くことはできません。

タイ語も英語もできない人たちがほとんどですし、仮にタイ語や英語ができたとしても、現地の人々と交流なんていうのはなかなか非現実的です。

そうなると、どうなるかというと、毎日のように決まった日本人とつるむことになります。家事もアヤさんがやってくれたりしているからです。

日本人駐在妻同士でいつもつるんでランチをみんなで食べにいくと、軽く1食500バーツとかになっちゃったりする時もあります。

この金銭感覚は、だんだん麻痺してきます。ネイル行って、美容院行って、買い物行くのですが、これがどんどんエスカレートします。

せっかくタイにいるので、エステや、脱毛などと広がっていくのです。日本に居たときの、年収600万円の金銭感覚からどんどんかけ離れていくのです。

しかしながら、後で気付くのですが、500バーツのランチって、バーツ円が3.3だとしたら、1650円です。

これがバーツマジックです。この勘違いは、どんどん麻痺してきて、どんどん浪費するようになってきます。

こんな浪費しないで働きたいと思っても、Bビザでも持ってなければ、働くことはできません。最初の数ヶ月は、ああ、タイは楽しい、最高だ!と、満喫できるかもしれませんが、これが1年2年経つと苦痛になってきます。

ちょっとした苦痛ならまだ良いかもしれませんが、これが旦那さんの帰りが遅かったり、怪しい行動に感づいたりすると、どんどん孤独になってきます。そこにもし小さい子供の子育てが大変だったりすると、孤独だけでは済まなくなり、夫婦の危機というか、とてもシリアスな問題に発展しかねません。

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前述にも通じるところではありますが、タイでの生活は、夫も妻も、勘違いにだけは陥らないようにしなければ、後で取り返しのつかないようなシリアスな問題に発展しかねないので、注意が必要かと思います。

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2021年9月27日

移住は日本人コミュニティか、郊外に出るか?

バンコクの日本人コミュニティで生きていく




バンコクには非常に大きな日本人コミュニティがあります。この日本人コミュニティを活用すれば、それほど現地の人たちとの交流がなくても、生きていけます。

日本語で不動産を探して、日本語で医療保険でもなんでも加入して、現地で働きたければ、日本語で就職できます。

就職しなくても、3ヶ月の観光であれば、とりあえず日本人相手に慣れているところのアパートに住むとか、いくらでも日本語だけで生きていけるのがバンコクです。

いや、バンコクと言っても、ほんの一部です。駅でいえば、3駅くらいの地域です。駅で言えば、アソークからオンヌットあたりまででしょうか?

とりあえず、住むところは日本語だけでなんとかなります。買い物もBTSという電車の駅にはショッピングモールがあって、不自由ありません。日本食のフジスーパーもあります。

病気や怪我は、日本語通訳が常駐するサミティベート病院、バムルンラート病院などなどがあります。医療保険にも日本語で入れます。

バンコクの日本人が集中している地域、アソークからオンヌットであれば、日本語で生活ができるのです。自由に、とまでは言わずとも、日本語で大丈夫です。

日本語で生活できるのも、バンコクの魅力の一つではあるので、それはそれで良いかと思います。



日本人コミュニティから出てみる?

日本人がバンコクでとりあえず生活するだけであれば、日本語だけでも大丈夫です。でも郊外に出たいなら、タイ語や英語も必要ですし、何より現地で助けてくれる友達が必要かと思います。当然、英語タイ語は必要になってきます。

初めてのバンコクでの長期休暇などであれば、マンスリーのアパートを借りて、日本人コミュニティの中で生きていくというのは、賢い選択肢かと思います。

ただ、2回目、3回目のバンコク、長い長い生活をタイでするという風になってきた場合は、ある程度郊外の生活も良いかと思います。その頃には簡単なタイ語でのやりとりなんかもできるようになったりしているかと思います。

タイに慣れてきて、プチ海外移住ということであれば、少し離れてみても良いかもしれません。

プチ移住であれ、本格移住であれ、移住というの日本を出て、その国に住むことです。

移住には色々なものや事柄が必要になりますが、その一つが移動手段である車です。

車においては、日本人は海外で生きていく際に考えを変えなければならないと思います。

グローバルでは、新車をバンバン買い替えるなんていうことはあまりありません。そこは価値観の問題です。


車が欲しい

良い車が欲しい

車が必要である

車は移動手段である

車は走れば良い


田舎の日本人は、車の必要性については同感しやすいかと思います。例えば農家では自家用車とKトラックなど、一家に2台以上車があるのが普通という地域も珍しくありません。仕事に使い、移動手段に使います。

アメリカでもそうです。ニューヨーク郊外に住んでいたことがあるのですが、もう20年くらい走っている車が、個人個人で売買されたりしています。なぜかと言えば、移動手段として車が必要だからです。

僕もアメリカにいたときに、6000ドルでアコードの中古車を現地の韓国人から購入しました。個人個人の売買です。車の登記は、アメリカ人の友人の助けを借りました。

これって、日本人にはなかなかできないことです。日本人ならまず駐在員が多いでしょうから、車を買うのも会社を通じて買ったりするのです。ここが決定的な違いです。

日本に住んでいるアメリカ人の友人がいます。彼は金持ちではないけど、日本人と同じように新車で車を買う力はある人です。ところが、彼は、金があるのに、安い中古車を買うのです。なぜなら、彼はあまり車そのものに興味はなく、ただ移動手段としては必要だという考えを持っているからです。

この、考えを持つということが、この記事のポイントです。

考えを持ちましょう。

車が好きで経済的にOKな人は新車を買えば良いかと思います。

車が好きだけど、経済的にイマイチだったら、中古車で、なるべく状態の良いやつを買えば良いかと思います。

移動手段としか考えていない人は、まあ、中古でそこそこOKな状態のやつを買えば良いのです。

日本人はなぜかわかりませんが、中古だと抵抗がある人がたくさんいます。

もちろん、プロの眼や、詳しい人に見てもらう必要はあるかと思いますが、思い切って中古で、しかも現地の人から直接買えば良いのかと思います。

車が壊れるなんてことは、無くはないですけど、普通に日本車を買っておけば、あまりありません。

Facebookで売られている車(タイ)
しかも、タイではFacebookで売買をしています。これは凄いことです。Facebookの使い方は、タイ人と日本人では少し違います。タイ人はFacebook大好き、バンバン投稿します。プライバシーもセキュリティも何もあったものではありません。


アメリカなんかではよく、リアウィンドウにfor saleとか書かれて、電話番号があったりする車が走ったりしています。これって、個人での売買が当たり前ということですよね。

日本人は車の個人売買に慣れていません。

しかしながら、グローバルでは、一般的なことです。


移動が必要というのは、現地での生活に溶け込んでいるバロメータ

バンコクでもどこでも、日本人コミュニティの中で暮らしているのであれば、移動の必要も最小限で済みます。ところが、現地に溶け込んで、家賃の安い郊外のアパートを探して住んだりしていれば、移動が必要になります。

当然、日本人だけを頼りにはできないので、現地の友人が必要です。

現地の友人と信頼関係が必要になってくると、コミュニケーションが必要になってくるわけです。現地の人々とコミュニケーションが取れなかったり仲良く慣れなかったりする日本人は、現地に溶け込んでいるとは言えないかと思います。

よく海外移住と言いますけど、バンコクなら、そんなに現地の人との交流がなくても大丈夫ではあります。もしノマドワーカーであれば、1日中パソコンを触っていられれば仕事になるような生活で良いかと思います。それも全然悪くはありません。

しかしながら、タイにも慣れてきて、色々な体験をしていくうちに、バンコクの日本人コミュニティから離れたりすると、そこからが移住ということになってくるのかなと思っています。


僕もタイでできる限り生きていければと思っております。

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