フジスーパーは安閑としていた?
だって、どうせ日本人ターゲットだし、日本人は高くても買うから。。みたいな?
と言うか、余っていたと言った方が良い。
近所には、焼肉ヤマトと肉匠と言う店が、このコロナの間に肉の販売に乗り出したから、その影響なのだろうか? しかもどちらの店も安くて美味い。
フジスーパーは元々もう、コロナ前から「高くないか?」 と思っていた。結局日本人が肉を買うときにはもうフジスーパーしかないのだ。
トップスやヴィラや、エムクオーティエとかエンポリのグローセリーもあるかもしれないけど、この、日本人の好む肉は少ない。
日本人の好む肉とは、薄くスライスしてあって新鮮な肉。調理しやすい肉である。これはアメリカにいるときにもそうだったけど、日本人好みの肉を探すのは難しいのだ。
このような日本人がほぼ一択でフジスーパーで買っていたので、高くなっていたのだろうか? それはわからない。
ただし、このフジスーパーに関わらず、タイ語も英語もできない日本人をターゲットにした商売が、タイの日本人が多く住む地域にはある。
タイ語も英語もできない日本人ターゲットの店は、色々と値段が高くなりがちである。そもそも駐在の奥さん、いわゆる駐妻が集まって食べるランチは、下手したら500バーツ。なんだそれ?
こういう生活に慣れると、いざ日本に帰国の辞令が出たときに、日本で暮らすのが窮屈になってしまう現象に見舞われる。
あなたの周りのサワディーさん
すぐにタクシーを拾い、1500円以上(500バーツ)のランチを毎日食べていたら、どうなる? 無理でしょ?
この現象をサワディーさんと言うらしい。
駐在日本人は、そりゃ、中には元々日本でもエリートの部類の人たちもいるかもしれないけど、マジョリティは所謂普通のサラリーマンだ。その普通のサラリーマンがタイに来て、会社負担の家賃や子供の教育費、運転手付きの車、そして何より駐在手当で、かなりお金が増えている。その間に、金銭感覚が少しおかしくなる。
ただし、突然の辞令により日本に帰国すれば、手当はなくなるし、運転手付きの車なんてもちろんないし、一気に現実に戻されるのである。この現実に適合できなくなる現象が、サワディーさんである。
サワディクラップ!!!