2020年8月30日

🔆 コロナでも、タイ人は明るくて元気な理由を勝手に考えてみて、自分もそうあるべきだと決意する内容の記事

とある空き家のビルの屋上に、ペンキか何かの缶が捨ててあったのです。

雨風に晒されて、熱帯の太陽を浴びて、スコールに見舞われて、いつしか草が生えました。

そしてそこにハトとかスズメが来るようになりました。



なんだか、タイを象徴しているように感じます。

タイに居るだけで、恵まれた生命力を感じるのです。


タイの食料自給率は156パーセントで、日本の28パーセントとは段違い平行棒なのです。比べてなならない。


多分、こういうのが、タイ人のメンタリティを形成しているように感じます。

マイペンライ

そう、大丈夫大丈夫。

経済が破綻しても、ココナツとかバナナとかそこらへんに勝手に生えているし、外で寝ても、冬が訪れるわけではないので、凍死したりしないのです。

そしてまた、いつしか、状況がよくなれば、経済も戻るでしょう。

だったら、毎日を、楽しく暮らしませんか?


そんな、メッセージを感じて暮らしている、今日この頃です。


日本は、そうはいきません。経済が、戦略が、仕事が失敗したら、食べ物を買うことができません。そのうちに冬が来て、餓死してしまいます。テクノロジーを開発して、外に出さなければ、食料や石油を買うことができない。食料や石油を買うことができなければ、餓死してしまう。

だから、危機が訪れると、悲壮感が漂うのです。

このメンタリティが、失敗を恐れ、失敗すると、取り返しのつかないことになったと落ち込んでしまうのではないでしょうか。

その強迫観念を利用したのが、マスコミのような気がしてなりません。毎日のように煽れば、視聴率も上がるのです。


タイから学ぶことがたくさんあります。

コロナの中でタイはずっとロックダウンをしておりました。ロックダウンが功を奏して、タイの市中感染は、もう80日くらいゼロを更新しております。

ただ、飛行機は来ない、観光客は来ない、駐在員は本帰国する感じがずっと続き、経済的には大打撃を受けているのです。

店は閉まり、売り上げは落ち、一部の街はゴーストタウンに。特に観光客相手の街は惨状が見て取れます。

でもタイ人はみんな明るくて元気に見えるのは何故だろうと思っていたのです。


このタイの大地が、タイそのものが、住む人を明るくしているのだと思っております

人生というのは、苦しいことがあっても、明るく過ごさないと、そのうちに時間がなくなります。


日本社会がどれほど、不必要な暗澹たる雰囲気の中での生活を強いられているのかと、タイに居ると思ってしまいます。


コロナに関しては、マスコミのせいでしょう。マスコミのせいは、スポンサーのせいですよね。スポンサーのせい、これはまさに日本社会の仕組みです。

パラダイムシフトって言います。それは、ニューノーマルと言いながら、リモートワークとか、バーチャルへのシフトへの推奨という趣旨で使われている言葉です。

実は、もっと大きな意味があるのではないでしょうか。

社会や生き方そのもの、もう、人間としての活動根本からのシフトのような気がしております。

僕は、厳しいことに対峙しながら、向き合いながらも、楽しく生きようと思います。



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