今我が家にコガネメキシコインコがいます。メスで、本名はパパイですが、我が家での名前はぴーちゃんです。
なぜ本名と、我が家での名前が別々にあるかというと、ぴーちゃんの本当の飼い主は、お友達の香港人で、飼い主はパパイと名付けているからです。パパイとは呼びにくい名前なので、我が家では、一時的にぴーちゃんです。
なぜ、ぴーちゃんが本当の飼い主の元を離れて我が家にいるのか? それは、飼い主の香港人のお友達のアパートでは、本当はペットは飼えない決まりになっているとのことで、ある日、大家さんにぴーちゃんが見つかってしまったらしく、追い出されることになったのです。
香港人は、ペットOKのアパートに引っ越すことにしたのですが、現在のアパートとの契約が今年の6月まで残っています。違約金を支払えば引っ越すことも可能ですが、その前に、6月まで誰かに預かってもらおう、と考えたのです。
そこで、ぴーちゃんは我が家に居候することになったのです。
コガネメキシコインコのぴーちゃんはタイで生まれました。実は、絶滅危惧種らしく、自然繁殖はタイではほぼしていないかと思います。ブリーダーにより生まれて、しばらくペットショップで過ごして大きくなりました。
通販で、香港人のお友達がぴーちゃんを見つけた時のぴーちゃんの年齢は3ヶ月です。まだ、強制給餌といって、ドロドロの餌を管を通して無理やり口の中に突っ込むやり方で餌をやっている状態でした。
その後、前述のように、大家さんに見つかって、とりあえず、ウチにきたのが、去年の暮くらいでしょうか。実はこの3ヶ月くらいの間に、ぴーちゃんはじぶんで餌を食べられるようになりました。そして、羽の色が、徐々に変わってきました。
コガネメキシコインコの羽は、子供の時には緑色で、大人になると黄色くなります。
ぴーちゃんの羽は、徐々に黄色くなっています。
さて、ここからが少し問題です。
実は、我が家は前から決まっていたことではありますが、今月末で引越しをするのです。引っ越す先は、ペット不可のアパートです。ぴーちゃんを連れて行くことはできません。
香港人の飼い主も、6月まで今のアパートに居なきゃいけないので、4月と5月の2ヶ月をどうしようかという問題があります。
香港人も、我々日本人も、タイでは外国人。どんなにタイに慣れていると言っても、まだまだ勝手がわからないことがたくさんあります。
2ヶ月か、まあ、3ヶ月の間、つまり香港人のお友達が新しいアパートに引っ越すまでの間、ぴーちゃんを預かってくれる人を探さなければならないのです。
そうこうしている間に、タイ人のお友達が、預かってくれることが決まりました!
ただ、それは良いのですが、こんな事を言ったらあれですけど、そのタイ人のお友達、ちゃんとぴーちゃんの世話をしてくれるだろうか? という疑問が実はあるのです。