2021年7月29日

ウナギと僕

最後に食べた鰻はいつか? 

土用の丑の日ですね。

我が家は意外とイベントに従順な課程で育ったので、土用の丑の日にはよくうなぎを食べました。鰻の表記ですけど、鰻、うなぎ、ウナギ、と漢字、ひらがな、カタカナを全て満遍なく使用するかと思います。ある意味珍しいです。僕の場合はどちらかと言えば、カタカナのウナギがしっくりきます、理由はありません。何故かはわかりません。


去年の初め頃、比較的新しいトンローの日航ホテルにたまたま散歩したときに、うなぎを食べたのが、もしかしたら最後かもしれません。ということは、1年以上食べていないのか? 店の名前を調べたら、「うなきち」でした。ここで奥さんとランチセットを食べました。ランチセットと言えど、さすがホテルの専門店なので、豪華でした。



いやいや、その後に、確か、トンローの誠屋かフジスーパー4号店で買った鰻のレトルトみたいなのを家で食べていますが、それがいつかは忘れました。おそらく、去年の今頃の土用の丑だったかと思いますが、定かではありません。


40年前と同じデザイン!

実家が魚屋だったのです。子供の頃、「紀文のうなぎや」というレトルトパックというか、真空パックの製品があり、温めれば食べられるウナギがあり、実家の店でも売っていました。値段は確か1パック500円でした。今でもあるのかと思って、検索したところ、ありました! ちょっと感動です。何故なら僕が食べていたのは、40年前だからです。しかも、全く同じパッケージデザイン!

https://www.kibun.co.jp/products/all_226660a/index.html

ちょっと鳥肌が立ってきました。今でもあるのは嬉しいのですが、考えてみたら、僕が食べていた頃は本当に40年前なのです。40年前と今と同じものがあるなんて、少し嬉しいを通り越して、言い方悪いですけど、気持ちわるくさえあります。

もしかしたら、自分の記憶が間違っているのかもしれない。。。とさえ思ってしまいます。

でも、確かに40年前です。

何故なら、僕が中学受験のために塾に通っていて、冬季講習では朝から夜まで塾に居て、お弁当を2食持参したのです。その時に、母親が店に陳列されている「紀文のうなぎや」をお弁当に入れてくれたのを鮮明に覚えているからです。母親としては、温めれば良いのですから、楽で美味しくて、優れた食材だったはずです。もちろん、値段は少し張ったでしょうが、共働きで店をやりながら子供の塾のお弁当作るなんて無理なので、最適なおかずだったのです。

ただ、オンラインショップを見ると、値段が昔とずいぶん違う気がします。これも記憶違いかもしれませんが、実家の店では、1パック500円で売っていたかと思います。40年前なので、値段が違うのは当たり前ですが、昔は安かったと思います。


コロナで、それどこじゃない

実際に患者さんにしてみたら不謹慎な表現かもしれませんが、残念ながら、今のバンコクは、毎日毎日、コロナの新規患者数がまさにうなぎ上りです。

しかも、今年から、トンロー、プロンポン周辺の日本村を離れて、ほぼ日本人の居ない場所に引っ越しております。フジスーパーも遠いですし、誠屋さんにおいては、なんと、スタッフの方にコロナ患者さんが出ていて、休業中です。デリバリーもありません。

コロナが増えているので、注意しながら今日はマクロに買い物に行きましたが、うなぎを探しても、ありませんでした。

従いまして、今年の鰻は、しばしお預けでございます。


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