鳩は世界中に居る。
別に学者ではないので、断言できないけど、アメリカにもヨーロッパにもハワイにも居た。
もちろん日本にも居る。
そして今住んでいるタイにも居る。
6階の窓の外には、ちょうど隣の建物の屋上がある。ちなみに隣の建物は廃墟で、 少し薄気味悪い。この辺りは、スクンビットのソイの奥なので、スクンビット通りやBTS駅の近くの雰囲気から比べるとだいぶ違いがある。
通りには一軒家も多く、個人商店も散見される。
鳩にとっては、て言うか他のスズメとかの野鳥にとってもそうだろうけど、まあまあ居心地の良い場所なのだろうか。
鳩なんてどうでも良いもので、むしろ糞とかされたり、羽根が飛んだり、ましてや病気やアレルギーの媒介になったりするので、どちらかと言えばありがたくない存在である。
そのどうでも良いはずの鳩を、このコロナステイホームの状況で眺めることになってしまった。在宅勤務していて、窓を見ると隣の建物にいつも鳩が。
そして見ると、柄が全然違うことに気づいたのである。同じ家族かもしれないのに何であんなに柄が違うのか。今まで鳩の柄なんて考えたこともなかった。おそらく自分の生涯で鳩の柄について考えたのは初めてであり、もしコロナが収束して長いこと経てば、そんなこと記憶の片隅にも残らないレベルのことである。
なので、記念にここに書いておくことに決めた。
コロナ在宅がもたらしたものの一つ、鳩の柄に気づく。
ついでに少し調べると鳩はやっぱり世界中に分布しているらしい。さらに何と砂漠にもいると言うことだ。一体何を食べているのだろう。
砂漠の鳩は豆類を食べているらしい。
https://www.flickr.com/photos/isherwoodchris/ [Pigeon in the desert!] |
バンコクに居ながら砂漠の鳩を考えた日。